二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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〝D.gray-man〟二人の杜
日時: 2012/07/10 19:09
名前: 幸永 (ID: qs8LIt7f)


 おおきに〜。初の小説やさかい、自信も余裕もあらへんのやが、宜しくお願いするわ!

  〝用心〟

①駄文やねん
②誤字脱字あるんや
③アドバイスお願いするわ
④更新速くやるって思うで
⑤即行ため口でどうぞ

 よろしゅうたのんまっせ

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Re: 〝D.gray-man〟二人の杜 ( No.12 )
日時: 2012/07/12 23:20
名前: 快李 (ID: qs8LIt7f)


 ルィィイィイイィィヌァルィイイイイイイッ!!(殴

   神文イイナァ゜(゜´Д`゜)゜

Re: 〝D.gray-man〟二人の杜 ( No.13 )
日時: 2012/07/13 23:23
名前: 幸永 (ID: qs8LIt7f)

      ・第五夜・・・流星

 黄狐がレベル2のアクマへと化していき、もうジンの知っている黄狐ではなくなった。あの杜の長は狐ではない。正真正銘のアクマだった。
「アクマ・・・?黄狐様が・・・?」
「・・・ええ。あの姿はきっと・・・いえ。絶対に」
 信じられなかった。物心ついた時から、黄狐様にはお世話になってきた。迷惑をかけてきた。それが・・・その人が。世界を壊す人の部下・・・アクマだなんて。
「・・・そっか」
「アクマはイノセンスじゃないと破壊出来ないの。だから・・・下がってて」
「黄狐様を殺すのか!?」
「・・・お願い。破壊することは、黄狐のためでもあるの」
「・・・・・・・・・わかった」
 命を救ってくれた人に、恩返しが出来なかった。
 リナリーがアクマの元へ向かう。綺麗に宙を舞い、左足を振り上げた。その足をアクマが尻尾で掴み取り、リナリーを遠くの方へと投げる。
「リナリー!ギン。行こう」
 急に、リナリーの言葉が蘇ってきた。「下がってて」俺が行っても無力だなんてわかってる。倒れているリナリーに、手を差し伸べられない事だってわかってる。頭を撫でてあげられない事だってわかってる。それでも俺は・・・リナリーの側にいたい。
 力が・・・欲しい。
 そう強く願った時。夜空に流星が流れ、その星が・・・ジンの願いを叶えた。

Re: 〝D.gray-man〟二人の杜 ( No.14 )
日時: 2012/07/14 10:29
名前: 幸永 (ID: qs8LIt7f)

      ・第六夜・・・始動

 ギンが銀白に光り、ジンを乗せたままリナリーの方へと加速した。いつもとは違う速さだった。
「!?お前・・・こんな速かったか?」
 あっという間にリナリーの元に着いて、間違えて手を差し伸べてしまった。リナリーもビックリして訪ねた。
「・・・触れたら駄目なんでしょ?」
「え。あ・・・うん」
 何やってるんだ俺は。触れたらいけないのに。そんな事はわかっているのに・・・無意識にやってしまった。
「リナリー。俺も行くよ」
「・・・・・・わかったわ」
 アクマの方へと走り出す。アクマはまだ暴れていて、苦しんでいる。助けてあげられる方法はただ一つ。・・・・・・・・・破壊せよ。
 ふっと急に身体が重くなり、どうしたかと思うと・・・ギンに振り落とされた。
「・・・え?」
「ジン!」

Re: 〝D.gray-man〟二人の杜 ( No.15 )
日時: 2012/07/14 22:09
名前: 幸永 (ID: qs8LIt7f)

      ・第七夜・・・ギンが

 リナリーが側に駆け寄ってきてくれた。でも、やはり手を差し伸べては来なかった。リナリーは段々と大きく見えてきて、ギンは段々と小さく見えてきた。
「大丈夫・・・?」
「まぁ・・・それよりギンが」
「どうしたのかしら・・・」
 アクマが、ギンの体当たりを喰らって・・・爆発と共に煙の中へと姿を消した。
「ギン!」
「行きましょう」
 煙が消え去るまで、外の方で待っていた。煙の向こうから、大きな狐の陰が近寄ってくる。アクマかギンかは断定出来ない。リナリーは構えて、出てくるのを待った。
 出てきたのはまぎれもなく、緑色のオーロラを放ったギンだった。リナリーは構えるのをやめて、ジンと一緒にギンの元へと駆け寄った。
「良かった・・・ギン。心配したんだぞ」
「・・・」
 リナリーは疑問を抱いていた。どこを探しても、アクマの姿は見当たらなかった。もしかしたら・・・ギンが破壊したのではないかと。
 もう一度任務の資料を見る。「イノセンスが関係している可能性も考えられる」このイノセンスとは、ギンではないかと。

Re: 〝D.gray-man〟二人の杜 ( No.16 )
日時: 2012/07/16 22:13
名前: 幸永 (ID: qs8LIt7f)

      ・第八夜・・・適合者

「適合者?」
「うん。もしかしたらギンがイノセンスで・・・ジンが適合者かもしれない」
「・・・黒の教団に行こうと?」
「エクソシストの決まりなの」
「・・・・・・・・・」
 流石に急だった。人間に触れてはいけない。
 教団に行くにしても、自分一人で判断してはいけないし。
「他の狐達に聞いてみる」
「そうね。その方がいいわ」
 急いで杜に戻って、黄狐の事。今世界に起こっている危機について。全て悟った。
「ジンが・・・いなくなるのか?」
「嫌だ嫌だ・・・残ってくれジン」
 次々狐達が泣きわめいた。悲しいし、嬉しかった。こんなに自分は愛されていたんだと実感できたから。
「なぁ皆。覚えてる?」
「?」
「俺と初めて会った日の事」
「それは・・・覚えているよ」
「俺はみんながいたから今まで生きてこれた。それはわかってるよ。でも・・・外の世界にも行ってみたい」
 みんなが俺を見つめた。中にはポカーンと口を開けて見ている奴もいた。
 今まで俺は、人を怖がって外を嫌ってた。でも今は違うんだ。
 人が好きだという気持ちをくれたのはリナリー。君だった。
 だから俺は行きたい。人間と・・・もっといたい。知りたい。


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