二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

NARUTO ナルトと九尾は仲良し
日時: 2012/04/12 22:30
名前: 陽菜 (ID: ia9Umcvq)

初めまして、陽菜(はるな)と申します。

まだ12歳の頃のNARUTOから始めます。
ふざけんな!!って言ってる人はどうぞ回れ右を。

注意
・ナルトが女です。
・荒しはおやめ下さい。
・更新が結構遅いです。
・駄文です。


それでもいいよと言う方、よろしくお願いします。

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11



Re: NARUTO ナルトと九尾は仲良し ( No.41 )
日時: 2012/05/04 12:32
名前: 陽菜 (ID: ia9Umcvq)

いつの間にか参照が200を突破してました。

皆さんありがとうございます。
こんな駄文を見てくださって・・・
なんて心の広い方たちでしょうね。

これからも、更新頑張りますんでよろしくお願いします。

Re: NARUTO ナルトと九尾は仲良し ( No.42 )
日時: 2012/05/04 18:21
名前: ARISA ◆05Q6suVuis (ID: I.8LRP4y)

ナルト(九尾)かっこいい!!
こっちの九尾優しいしかっこいいしいいですよねぇ☆
原作でもやさしかったらいいのにww
がんばってくださいね!

Re: NARUTO ナルトと九尾は仲良し ( No.43 )
日時: 2012/05/04 19:49
名前: 陽菜 (ID: ia9Umcvq)

第十二話

再「お前が、破壊兵器だと?」

再不斬はナルトの言葉を繰り返した。
何を考えているのかは知らないが、ナルトの言葉が信じられないようだ。

再「もし仮にそれが事実だとして、何故お前下忍のままなんだ?それだけの実力があれば、もうとっくに上忍まで行ってるはずだ。」
ナ「俺が望んだ事だ。火影のジジィに無理を聞いてもらった。それだけだ。」
カ「ナルト、お前まさか・・・」
ナ「カカシ!それ以上は言うな。ここにいるのは、下忍と一般人だ。それに・・・倒す相手はコイツじゃなさそうだぞ。」
全「!!?」

ナルトが指を指した方を見ると、ガトーとその子分供がぞろぞろと歩いてきた。

再「ガト—、どうしてお前がここに来る・・・それに何だ、その部下供は!?」
ガ「ククク、少々作戦が変わってねェ・・・・と言うよりは始めからこうするつもりだったんだが・・・再不斬、お前にはここで死んでもらうんだ。」
再「何だと?」
部「今のお前等ならすぐぶち殺せるぜェ!!」
ナ「俺を?殺す?出来るもんならやってみろ。返り討ちにしてやる。」

ナルトはまた螺旋丸を作り、構えた。
しかし、今度はカカシに止められた。

カ「やめろ、ナルト。死人はあまり出したくない。この任務は〝Cランク任務〟なんだ。死人なんか出したらおかしいだろ。」
ナ「脅かすだけか?だが・・あのガト—くらいは殺しておかね—と気が済まねェ。」
再「小娘、その役目は俺がやろう。クナイを貸せ。」
ナ「大刀があるじゃねーか。」
再「あいにく、カカシに両腕をやられちまったんだね。」
ナ「チッ!わーたよ。」

ナルトはクナイを投げ、再不斬は口にクナイを銜え切りかかった。
ガト—は人ごみの中へ逃げたが、再不斬の執念により首をはねられた。

ナ「目、逸らすんじゃねーぞ。」

ナルトは下を向こうとしていたサクラに言った。
これが忍の最後だと見せたかったのだ。

カ「必死に生きた男の最後だ。しっかり、目に焼き付けておけ。」
サ「はい・・・」

ナルトはサクラの下に行き、コートを頭からかぶせた。
涙が見えるからだ。

タ「ワシの前だからって気にすることはない。こういう時は、素直に泣かしてやれば・・・」
ナ「忍の心得第25項、忍はどのような状況においても感情を表に出すべからず。任務を第一とし、何事にも涙を見せぬ心を持つべし。」
サ「それが護衛の任務ならなおさらだ。サクラ、お前は精神力を強くした方がいいな。」
サ「・・・分かってる。もう・・・大丈夫。」

サクラは涙を強引に拭いながら、コートをナルトに返そうとした。
ナルトはコートを受け取り、サクラの顔を見た。
涙をこらえているものの、いつものサクラだ。


それから二週間———

ナルト達は、白と再不斬の墓を建てた。

サ「でもさァ、カカシ先生・・・」
カ「ん———?」
サ「忍者のあり方ってやっぱ、この2人が言ってた通りなのかなぁ・・・」
カ「忍ってのか自分の存在理由を求めちゃいけない。それは木ノ葉でも同じだよ。」
ナ「ただ・・国の道具として存在する事が大切なんだ。私みたいに強い者は、国の破壊兵器として存在するだけ。」
カ「お前そんなこと言っていいのか?また火影様が傷つくぞ。」

ナルトはカカシに痛いトコを付かれ、苦笑いしたが気を取り直して里へ帰った。
カカシに、「今の話は言うなよ?」と念を押しながら。

Re: NARUTO ナルトと九尾は仲良し ( No.44 )
日時: 2012/05/05 06:30
名前: 陽菜 (ID: ia9Umcvq)

第十三話

ドカ——ン!!!

木ノ葉の北の森、町中から遠く離れた場所で大きな爆発音がした。
それは街の中枢にある火影の家にも届くような音だった。
その根源はもちろん、ナルトだ。

ナ「はぁ、はぁ、はぁ・・・風遁!螺旋手裏剣!!」

ドカ——ン!!バキバキバキ!!!

ナ「はぁ、はぁ、はぁ・・」
火「騒がしいと思って来てみれば、やはりお前だったか、ナルト。」
ナ「!・・火影様。」

ナルトは修行を中断し、火影と近くの丸太に座った。

火「あの爆発音、何をしておったのだ?この頃頻繁にやっておるようだが・・」
ナ「新術の修行ですよ。形態変化の螺旋丸に性質変化の風遁を加えてみたんです。全部失敗してるんですけどね。」
火「螺旋丸はあれで完成品ではなかったのか?」

ナルトは手帳をバックから出して火影に、螺旋丸のページを見せた。

ナ「とう・・じゃない、四代目様の手帳を見てたら自分の性質変化を加える為の第一段階らしいですよ。」
火「そうか・・・のうナルト。」
ナ「はい?」
火「ワシと二人だけの時は、呼んでもよいのだぞ?」
ナ「いや・・・その・・・なかなか慣れなくて・・・」

ナルトは頭を掻きながら苦笑いして言った。
その時、九尾が人間の姿で出てきた。

九「慣れないんじゃなくて、躊躇してるんだよ。こいつ、まだ〝差〟の事を気にしてやがるんだ。」
火「まだ気にしとったのか。」
ナ「も、もういいじゃないか!火影様も、戻られてはどうです?忙しいのでしょ?」
火「おお、そうじゃったの。ナルト、後で木ノ葉丸と遊んでくれるか。最近暇そうにしとっての。」
ナ「分かりました。公園で待ってますね。」

ナルトは火影様を見送った後、九尾に乗って公園に向かった。

ナ「やっぱりまだ来てないか。」
九「ナルト。」
ナ「ん?」

ナルトが振り向くと、九尾が拳を前に突き出していた。
尾獣達の表現で、友情の証とでも言っておこうか。
ナルトはよくわからなかったが、笑顔で拳をあてた。

九【下忍になった祝いとして、俺の名前を教えてやる。】
ナ【ホント!!】
九【ああ、俺の名前は九喇嘛(クラマ)だ。ちゃんと覚えとけよ。】
ナ【大丈夫!ありがと、九喇嘛。】

そう言ってナルトは拳を離した。
丁度ナイスタイミングで木ノ葉丸達がやって来た。
まるで、見計らっていたかのように。

木「姉ちゃん!今日は・・・」

木ノ葉丸は来るやいなや、ナルトのリボンを取った。
ナルトは一瞬固まり、木ノ葉丸を見た。

木「これの奪い合いだコレ!」
ナ「なっ!ま、待ちなさい、木ノ葉丸!!」

ナルトは額当てを外し、リボンのように縛った。
ナルトの額当ては少し特別で、他のよりよく曲がるのだ。

ナ「あいつ何処に行ったんだよ・・・」

ナルトが街中を走っていると、モエギの叫び声が聞こえた。
その方向へ走ってみると、砂の忍が2人、その一人は木ノ葉丸を掴んでいる。

木「ね、姉ちゃん!」

Re: NARUTO ナルトと九尾は仲良し ( No.45 )
日時: 2012/05/05 17:18
名前: 陽菜 (ID: ia9Umcvq)

第十四話

木「ナルト姉ちゃん・・・」
ナ「その子達が何をしたのかよく分かりませんが、謝りますので放して下さい。」
?「うるせーのが来る前に、ちょっと遊んでみたいじゃん・・・」
木「ぐ・・・うっ・・・」

ナルトは瞬身の術で木ノ葉丸を助けた。
そいつは多少驚いてはいるものの、すぐに気持ち悪い笑みを浮かべた。

ナ「すみませんでした。それでは。」
?「待てよ、俺はお前みたいに利口ぶったガキが一番嫌いなんだよ・・・」
ナ「だから?」
?「おい、カラスまで使う気かよ。」
?「カンクロウ、やめろ。」

近くの木から声が聞こえてきた。
見ると、さっきからナルトが感じていたチャクラの持ち主が逆さまの状態でそこにいた。
カンクロウと呼ばれたその人と、隣にいた女の人はかなり脅えている。

カ「ガ・・・我愛羅。」
我「喧嘩で己を見失うとは呆れ果てる・・・何しに木ノ葉くんだりまで来たと思っているんだ・・・」
カ「聞いてくれ・・・我愛羅。こいつ等が先に突っ掛かってきたんだ・・・!」
我「黙れ・・・殺すぞ。」

我愛羅と呼ばれたその子は、カンクロウを睨みつけた。
それは本気で殺そうとしている者の目だ。

カ「わ・・・分かった。俺が悪かった。」
我「君達、悪かったな。」
ナ“あの子があいつ等の頭か・・・あの子の中にも〝居るね〟”
我「どうやら早く着き過ぎたよだが、俺達は遊びに来たわけじゃないんだからな。」
カ「分かってるって・・・」

その子は瞬身の術で二人の下へ降り立ち、そのまま去って行こうとした。

ナ「・・あの。」
我「何だ?」
ナ「額当てから見て、砂隠れの忍者ですよね・・・通行証を見せてください。
?「フン!灯台下暗しとはこの事だな。何も知らないのか?」
ナ「中忍選抜試験を受けに来たんですよね。お止してすみませんでした。もう結構ですよ。」

ナルトは一礼をし、笑顔で言った。
すると、ひょうたんを背に担いだ子が出てきた。

我「お前、名はなんて言う?」
ナ「・・波風ナルト。あなたは?」
我「・・・砂漠の我愛羅だ。」

我愛羅は名前を言うとすぐに仲間と一緒に消えた。
ナルトは1分ほど木ノ葉丸に説教した後、リボンを返すように言った。

ナ「ほら、リボン返して。」
モ「そ、それが・・・」
ナ「?」
木「な、無くしちゃったんだなコレ。」
ナ「な・・・無くした!?ざけんなよアンタ達。こればっかりはさすがの私も本気で怒るぞ。」
モ「ご、ごめんなさい。木ノ葉丸ちゃんがぶつかるまではあったんだけど・・・」

ナルトはすぐにこの辺り一帯をくまなく探したが、結局見つからなかった。
仕方ないので、諦めて三人を家まで送り届けた。

ナ「どうしよう・・・」
九「俺の鼻で追いたいところだが、今は火影のジジィに止められてるからな。力を貸すことはできん。」
ナ「・・まあ、しょうがないから明日探すか。」

ナルトはそう言って家に帰った。


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11



この掲示板は過去ログ化されています。