二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 妖狐×僕SS【第一章完結ですが息抜き小説を☆】
- 日時: 2012/05/06 08:30
- 名前: LEO (ID: L11BZFL.)
こんばんわー。LEOでっす。
今回は、僕の大好きな『いぬぼく』です!!!
ちよたんと残夏たんが中心だよ〜☆
注意
・単行本6巻までのキャラで行かせてもらいます。
・姿やらなんやらは第一章の方です。(そっちの残夏たんの方が好き)
・バトルシーン多数です。
・スイマセンが、御狐神は出てきません。(使いにくいキャラなんで・・・)
・でもでもッ!御狐神君の出番も多数です!!!
・あ、一番出さなきゃいけないのに・・・。↑
こんなところです。
もう残夏たんが好きすぎて死んでしまッ!!!!(バタン
ではでは、よろしくお願いしまーす。
妖館・常連さん(?)
一号室 椿様
二号室 凛々蝶様
三号室 莉恵様
ラウンジ(一度でもコメくれた人)
影空様 SS LEO
妖館ラウンジ〜目次〜
第一章 『無数の目の見抜く心』3〜82
一話 『僕と目』 No、3
二話 『感謝の悪態』 No、10
三話 『妖館宝探しゲーム』 No、16
四話 『視える心と痛み』 No、25
五話 『不死の鳥と死の神』 No、29
六話 『夏目。』 No、37
七話 『ここに居て?』 No、44
八話 『血の涙』 No、58
九話 『不死の鳥と死を告げる神と』No、61
十話 『闇と光の境界線』 No、71
十一話『夜桜・百鬼夜行前夜』 No、77
最終話『僕の思いよ届け』 No、82
第二章 『また、巡る』
new!!
漫画「妖館ウォークラリー」小説版
現在はここまでです♪
そして、第一章が終わりました!
長かったですね〜。
第二章も応援よろしくお願いします!
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- Re: 妖狐×僕SS【残夏と凛々蝶】第一章完結! ( No.87 )
- 日時: 2012/05/03 20:38
- 名前: 恵莉♪ (ID: CnBgMNSf)
LEOた〜ん☆
質問が!!
小説のコラボの事なんだけど、どういう感じのお話にする?
それと、キャラは誰メインでいく?
俺は原作のキャラでもオリキャラでも、なんでもおkだよ〜♪
- Re: 妖狐×僕SS【残夏と凛々蝶】第一章完結! ( No.88 )
- 日時: 2012/05/05 07:21
- 名前: LEO (ID: L11BZFL.)
恵莉へ
第二章でお返事書くね☆
- Re: 妖狐×僕SS【残夏と凛々蝶】ちょっと、息抜き☆ ( No.89 )
- 日時: 2012/05/05 22:49
- 名前: LEO (ID: L11BZFL.)
どうも、LEOです!
今回は、漫画の『第四話 妖館ウォークラリー』を小説版に
してみようと思います!あまり、文才力がないんで期待はしないでください・・・(笑)あでも、ちょっとは期待してーな
第三話の終わりの方から書きますね!ところどころ、オリジナルがあったりもするよ!温かい目で見ておくれよ!
では、行きまーっす!
妖狐×僕SS 漫画 藤原ここあ 小説 LEO
第四話 『妖館ウォークラリー』
ある、車の中で・・・。
「<じゃ・・・気をつけて帰ってきてね・・・>」
プツっと電話は切れた。
少年は、携帯を耳から離し携帯の画面を見つめる。
「留守電カルタちゃん?なんだって?」
隣に座る、青年は少年に問いかける。
「・・・、今日修行式だったとよ。」
「おやおや、何してんのさ君は」
クスクスと青年は、笑う。少年は、携帯をかばんへ戻す。
「いんだよ。俺はだって不・・・「あ、運転手さんここでーす☆」
少年の言葉を遮って、青年は運転手に話しかける隣で少年が、「さえぎるなッ!」と、青年に向かって苛立ち混じりで叫ぶ。
「他には、なんて?」
車から、出ながら青年は、少年に問う。
ここは・・・・、妖館のようだ。
「新しい入居者だってよ」
「へーえ・・・。」
靴をとっと鳴らしながら、少年は車から出る。
「オモシロイ子だといいね——☆」
「けっ、くだんね」
「おはようございます。凛々蝶様。」
凛々蝶の部屋の前、御狐神はいつも通り立ち挨拶をする。
「おはようございます、御狐神君・・・。」
顔を赤らめながら、凛々蝶は御狐神の前へと立つ。
「(昨日は色々あった。妖館へは一人になる為に来たはずなのに、自分から彼にSSをお願いしたのだ)」
『なんか、気恥ずかしい。』
凛々蝶は、心の中で呟きながら顔を下に向ける。
「昨日は嬉しかったです・・・、凛々蝶様から契約していただけるなんて」
御狐神は、凛々蝶の前で呟く。
「!」
顔をパッと、あげる凛々蝶。
「こうしてまたお仕えすることができるのですね」
いったん切るよ!
- Re: 妖狐×僕SS【残夏と凛々蝶】第一章完結! ( No.90 )
- 日時: 2012/05/05 23:33
- 名前: LEO (ID: L11BZFL.)
妖館ウォークラリー続き
「ふ、ふん!もしもの時の為、やはりSSは居た方が便利だと思っただけだ」
凛々蝶は、恥ずかしさをはぐらかすために悪態をついてしまった。
「はい・・・、それでもとても嬉しかったです。また、御側に居る事ができて・・・。」
御狐神は、凛々蝶の悪態を気にせずに言葉を紡ぎ続ける。
「なのに、学校にお送りするのが淋しいなんてバチが当たりますね」
「学校どころかどこへ行くのも淋しがってたじゃないか。」
凛々蝶は、顔を上げはあ・・・とばかりに御狐神に言葉をかける。
「はい。」
ふふっと、御狐神は笑った。
「前より、一層淋しくなった気がします・・・。」
御狐神は、そう言いながら凛々蝶の手をすっと優しく握る。
「せめて、お引きして行っても良いですか?」
凛々蝶は、顔を一層赤らめて、「・・・良い。」と呟いた。
「ありがとうございます。」
御狐神は、爽やかに笑うと凛々蝶の手を引き歩き出した。
その、御狐神に見とれながら凛々蝶は思っていた。
その夜・・・。風呂上がりの凛々蝶は・・・。
『なんだろう・・・、今朝からのあの動悸・・・。何だか、落ち着かないし・・・』
凛々蝶は、ベンチに座りながら携帯を開く。パカッと言う音が少し響く。
『!、返信・・・』
画面に映し出されたのは、御狐神からの返信メールだった。
その時、また「ドキッ」と動悸が・・・。
『また動悸・・・?これは、まさか世に言う・・・。』
不整脈・・・!!
『引っ越しや何やらで、忙しかったからな・・・、体調管理に気をつけないと・・・』
と、凛々蝶が思っていた時自動販売機から『がたっ』と音がした。
どうやら、ある少年がジュースを買っていたらしい。
「!」「!」
お互いがお互いに気づく。
『ここの住人か?初めて見る顔だ・・・。』
少年は、見事な金髪で片手に何か持っている。
凛々蝶は、じっと相手の顔を見つめる。それが、不満だったのか、
「おいお前、何見てんだよ。」
と上から目線で少年も見つめ返してきた。
「『しゃべった。』君が見てるからだろう。」
「ガンつけてんじゃねーよ、逸らせよ。」
「じゃあ、君が逸らせ。」
お互い、一歩も譲らない。そのまま、一分間相手を見続けた結果・・・。
「・・・・・・っ」
「ふん、口ほどにもないやつだ・・・!」
お互いに目が乾いてしまった。
「さすがあの狐ヤローの、パートナーだな!性格悪いぜ!!」
少年は、そう叫びながらビッと凛々蝶を指差す。
「俺は、一号室の住人 渡狸卍里(わたぬきばんり)! 不良(ワル)だぜ!」
少年・渡狸は、びしっと自分を凛々蝶にアピールする。
「はっ、不良って自己申告するものなのか、随分ご親切だな。
4号室の白鬼院凛々蝶です。」
悪態をつきながらも、自己紹介する凛々蝶。
渡狸は、かーっとなって言葉を紡ぎだす。
「おまえも、俺を馬鹿にしてんな・・・っ、俺が・・・」
と、呟いた後、どろんと渡狸は豆狸に変化した。
「豆狸だからってー!!!」
そこに、可愛く小さい狸がいるのを見て凛々蝶はすっとしゃがみ話しかける。
「わざわざ、変化してくれたのか本当にご親切なことだ・・・。」
「うるせ——!安定感なくて変わっちゃうだけだ悪りーか!!」
きーっとなりながら渡狸は、叫び続ける。
「こんなナリだからって甘く見てるとケガすんぜ!俺は不・・・。ってなんだ、その手は!」
その、可愛さについ手が伸びてしまう凛々蝶。それに、きーっとなる渡狸。
「ヤキ入れんぞこの・・・。「女の子に乱暴な言葉使わなーい☆」
むきーっと、なる渡狸の言葉を遮り、ついでに尻尾をぎゅむっと握る青年。
「ハロー☆初めましてっ」
渡狸は、ぴくぴくと失神してしまっている。
目の前に居るのは、おそらく彼のSSだろうか?
「ボクが誰かって?ボクは 夏目残夏(なつめざんげ)。渡狸のSSさっ」
に〜んと笑いながらしゃべる青年・残夏は、なぜだろうかウサ耳を付けている。
髪は長く赤胴色。右肩の方で縛っている。そして、右目を隠す様に包帯が巻かれている。
「え、あ、いや・・・。」
凛々蝶は、残夏を見たり失神している渡狸を見たり・・・。
「聖マリア病院にて23年前に生誕。3020gの男の子!すくすくとおちゃめに育ったおとめ座B型彼女はいませ〜ん☆」
早口でしゃべりながら、紙芝居を何処からか取り出し言葉を紡ぐ。
「だけど、『百目』という妖怪の先祖返りであるボクはその目で見たくない物まで見えてしまう・・・そういう悲しい性をも背負っているの・・・。人間不信や孤独と戦いながら西へ東へ」
途中途中、紙芝居を変えながら話し続ける残夏。そこを遮り凛々蝶が勇気を持って、
「あの」
と話しかけてみるも・・・。
「おっとボクの事がもっと知りたいって!?ダ〜メ☆ちょっとミステリアスな方がそそるでしょ・・・☆」
残夏は、ふふんと笑いながら紙芝居をしまい真面目な話に入った。
「でーも、君の事は全部知ってるよ、白鬼院凛々蝶ちゃん☆その不整脈の理由もね・・・☆」
残夏はしゃがんで、ニヤニヤとしながら話し続ける。
「過去未来、そして前世来世・・・、今日の下着の色まで何でも見えたり見えなかったりってね♪」
残夏は、少しばかり右手で包帯を上にあげるがすぐに辞めてしまった。
後半へ続く♪
- Re: 妖狐×僕SS【第一章完結ですが息抜き小説を☆】 ( No.91 )
- 日時: 2012/05/06 09:24
- 名前: LEO (ID: L11BZFL.)
〜妖館ウォークラリー〜
「・・・君は・・・」
凛々蝶は、真面目な顔で残夏の顔を見つめる。
「そーだ、明日の勝負に君らが勝ったら知りたいこと何でも教えてアゲル♪」
「勝負?」
残夏は、『勝負』という言葉を凛々蝶に放る。
勝負とは一体何なのかと、頭の中で考える凛々蝶。
「俺はあの狐ヤローに決闘を挑みに帰ってきたんだ・・・。」
ヨロヨロとよろめきながら渡狸は、言葉を発する。
「そーいう事♪明日は、楽しみにしててよ」
そんな、渡狸尻尾をつかみひょいっと片手で持ち上げ自分も立ち上がる残夏。
「行くよ〜ラスカルー♪」
残夏は、そんなことを言いながら歩き出す。渡狸は、力を振り絞りながら「ラスカルじゃ・・・ねえ・・・。」と呟く。
『狐って御狐神君の事か・・・?「勝負」って・・・。』
そんな二人を静かに見送る凛々蝶だった・・・。
『何者なんだ彼らは・・・』
「おはようございます。凛々蝶さま。」
次の日の朝は、ラウンジであいさつを交わす。
「本日はお召し物が良くお似合いで、日曜日とは素晴らしいですねこれほど、お美しい凛々蝶様を一日中眺めていられるのですから。」
そんな、彼に対して凛々蝶は、
「君、それどころじゃないだろう今日は。」
と、言いながら眼鏡をかけ何やら作戦をかいたノートを持ち、キリっとする凛々蝶。
「勝負の内容はなんだ?作戦は練ってあるのか?」
「勝負と申しますと?」
ニコニコと笑う御狐神。
ただ、沈黙が過ぎてゆく。
「君・・・、聞いていないのか?」
凛々蝶は御狐神に問うが御狐神はニコニコと笑うまま。
その時——
「そーたぁん!」
何処からかやってきた残夏ががばっと御狐神の肩に抱きつく。
凛々蝶は、驚いてビクッとする。
「あぁん、そーたんと一緒に働けるなんて思わなかった〜声かけてくれればよかったのに〜。あ、ちよたん昨夜ぶり〜♪」
一度、御狐神に挨拶(?)をした後、凛々蝶にも目を回す残夏。
「な・・・、友人か?『ちよたん・・・?』」
なんだ、そのあだ名はと思いつつそれは置いといて残夏に対して問う。
「旧友だよ☆ねっ♪」
「お久しぶりです。ご無沙汰しております夏目さん。」
御狐神は、ペコリと一礼。残夏は、手を左右に広げ軽めに。
そんな彼らを見ながら凛々蝶は、
「随分な温度差だな・・・。」
と、呟いた。
「そーたんて相変わらず、ドライ・・・でもボクそーたんになら抱かれてもいい・・・。」
残夏は、少し顔を赤くして恥ずかしいとばかりに少し後ろを向く。
「ありがとうございます。光栄です。」と残夏に対して御狐神は返す。それを、見ながら「光栄なのか・・・。」と少し、引き気味に呟く
凛々蝶。
「何アレ。男同士とかキモっ。ありえなくない?」
その、後ろの方の席で野ばらが女性雑誌を見ながら呟く。
「まぁ・・・食指も人それぞれだからなぁ・・・。」
反ノ塚は、そんな野ばらに言葉を返しつつ野ばらの見ている女性雑誌の中身を見る。
「夏目さんは以前の主の友人で親しくしていただいております、旧友と言っていただけたように古くからお付き合いさせていただいております。」
御狐神は、簡単に残夏との関係を話した。後ろで「じゃあ、抱いてぇ!そーたぁん」と残夏が呟く。
「幼馴染みみたいなものか・・・。」
と、凛々蝶は簡単に理解する。その時「おい!」と声が響き渡る。
「敵となれ合うんじゃねーよ!どっちの味方だ!今日こそケリつくてやんぜ狐のヤロー!」
声の主は渡狸。渡狸の服には『悪そうな奴は大体友達』と刺繍してある。
「久しぶりだな、九尾の妖狐。ここで会ったのが百年目ってやつだ。」
と、真面目で苛立ち混じりな顔で呟く渡狸。
「首洗って待ってたか宿敵!!」
ムキーっとなりながら、御狐神に近づいて叫ぶ渡狸。
「お久しぶりです。ご無沙汰しております。渡狸さん。」
御狐神は、そんなのも気にせずにペコリと一礼。
「随分な温度差だな。」
凛々蝶は、そんな彼らを見ながらつぶやく。
「彼も幼馴染みーズの一員だよ。」
と、残夏が説明するが、
「幼馴染みなんかじゃねーよ!仲良しにすんな!」
と、渡狸は叫ぶ。
「俺はお前らにイジられ倒されただけだ・・・。」
『さんぽだ、さんぽ。』『ラスカルおーいでっ!』と、昔はこんな感じだったようだ。
「でもそれ自体はいい。ガキの頃だ弱肉強食で当然だ・・・、俺が許せねーのは・・・。」
—回想—
「主人の命とはいえ、お助けできず申し訳ございません。」
「俺・・・自分が情けねえ・・・。」
メソメソと泣きながら呟く渡狸。
「そんな事はありませんよ。とても・・・『可愛らしかった』です」
ニコリと笑いながら御狐神は呟いた。
「あの時俺のプライドは、粉砕されたんだーッ!!」
苛立ちが最高に達したのか、渡狸は全身全霊で叫び続ける。
「言葉が適切ではなかったのですね。申し訳ございません。」
御狐神は、ペコリと一礼。そんな、御狐神に渡狸は
「簡単に謝るなっ!!!」
と、叫ぶ。
「今日は決闘だ!もう可愛いなんて言わせねーからな!昔の俺と思うなよ!今の俺は不「ハイハーイ、ではルール説明をしまーす♪」
そんなときに、いつも通り渡狸を遮りひょいっと現れる残夏。
「勝負方法は、妖館ウォークラリー。現在、妖館に居る全ての住人従業員からサインをもらって早くここに戻ったチームも勝ち♪」
残夏は、簡単に手早くルールを説明した。
「では、不戦敗という事で。」
御狐神は、ニコッと笑う。
「空気を読めえぇえ!!!」
次に続く♪
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