二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ポケスペ ALL COLOR‘z
- 日時: 2010/01/19 16:29
- 名前: 妃女癒 ◆Z6wPqy6LAk (ID: bL5odoON)
- 参照: あれ…なんか戻ってきてる…
なんか戻ってきてる\(^o^)/ やった!!
とりあえず続きはこれで書いてみる!!
カラーの絵↓
1、http://www.kaki-kaki.com/bbs_test/view.html?300596
2、http://www.kaki-kaki.com/bbs_test/view.html?300759
3、http://www.kaki-kaki.com/bbs_test/view.html?301316
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- Re: ポケスペ ALL COLOR‘z ( No.15 )
- 日時: 2009/12/25 15:24
- 名前: 妃女癒 ◆Z6wPqy6LAk (ID: bL5odoON)
- 参照: 只今修正中…
白地に赤い線の入っているノースリーブ。裾には、下に着ているキャミソールがひらひらとはみ出ていた。
黒いタイトスカートに、赤のハイソックス。靴は服と同じ色合いで、シルバーの靴に似ている。
首に髪と同じ虹色のチョーカーをし、手にはグレーとピンクの手袋をはめていた。
「ピッタリだったわね。」
「うん! ね、シルバー、どーお?」
「え、あ、……」
無邪気に笑いかけるカラーに、何と言えばよいのか分からないシルバー。
それほどまでにカラーは可愛かった。
「(似合ってるよぐらい、言いなさいよ!)」
クリスの助言のおかげで、どうにか言葉が浮かんできたシルバー。
「あ、ああ。可愛い。」
「ホント!?嬉しー♪」
キャッキャッと喜ぶカラー。背後に気配があるのににも気づかずに。
「なんか、巨乳ギャル発見!!」
ガバッ、とカラーに抱きつこうとした者がいた。間一髪でクリスが蹴りを入れたから、未遂に終わったが。
「ってえぇ!!何すんだよ!!」
「こっちの台詞よ!町に入るまでは一緒だったのに、いつの間にかいないんだから!!」
蹴られた腹と、耳を押さえていたのは—
「…ゴールド…。」
「よっ、シルバー。んで、そっちの巨乳ギャル誰?」
歩く変t「ちがう!!俺様のファンに失礼だろ!!」図鑑所有者であり
シルバー、クリスの『友達』(?)のゴールドだった。
「カラーだよー。あなただぁれ?」
「俺はゴールド!よろしくなっ!」
「うん!」
あっという間に仲良くなった二人。残る二名はかやの外だった。
「ってなわけで、じゃーなー!!」
…前フリ取り消し。すぐさま去って行った。
「待ちなさいゴールド!!あ、シルバー、カラーまたね!!」
そう言い残すと、ゴールドを追ってクリスも行ってしまった。
「またねー♪」
「…あいつは何をしに来たんだ…。」
- Re: ポケスペ ALL COLOR‘z ( No.16 )
- 日時: 2009/12/25 15:26
- 名前: 妃女癒 ◆Z6wPqy6LAk (ID: bL5odoON)
- 参照: 只今修正中…
つっきー
シアは♂でーフィアは♀なんだー
最初そのつもりなかったから、書いてないんだけど←
- Re: ポケスペ ALL COLOR‘z ( No.17 )
- 日時: 2009/12/25 15:27
- 名前: 妃女癒 ◆Z6wPqy6LAk (ID: bL5odoON)
- 参照: 只今修正中…
「ま、いいか。あ…忘れてたな。」
「?」
シルバーが、紙袋からもう一つ袋を出して、カラーに渡す。
「開けてみろ。」
「??? うん… !」
不思議に思いながら袋を開けると、中には2つのものが入っていた。
1つは『プレミアボール×10』。モンスターボールの一つで、数の少ない貴重品だった。
もう1つは—
「これって…、なぁに?」
「カチューシャ。髪を留める道具だ。」
そう言って、カラーの手からそれを取り、顔を隠している長い前髪だけを後ろに撫でつけ、はめてやった。
色とりどりの髪に、真っ黒なカチューシャはよく映えた。
【リボンついてるー。】
【裏ピンクー。】
それまで黙っていたシアとフィアも、カチューシャが珍しいのか、じっと見つめる。
「ん、よく似合うな。」
「かわいー…」
鏡でカチューシャを見つめていたカラー。次の瞬間
「ありがとシルバー、大好き!!」
っと言って、シルバーに勢いよく抱きついた。
「な、ななな、何をっ!!」
「ホントのことだもん。」
平然な顔でいうカラー。シアフィアは怒りをこらえていた。
「(! 殺気…)カ、カラー、シアとフィアをボールに入れろ。」
「わかった—、シア、フィア、入ってー。」
カラーがそう言うと、露骨にいやな顔をしながら、渋々ボールに入っていった。
「(助かった…?)よし、行くぞ。」
「次どこー?」
「エンジュ。」
買い物を終え、次の町へと歩く二人。
次の物語へのシナリオは、すでに書きあがっていた—
1章 fin →2章 早き別れ
- Re: ポケスペ ALL COLOR‘z ( No.18 )
- 日時: 2009/12/25 15:30
- 名前: 妃女癒 ◆Z6wPqy6LAk (ID: bL5odoON)
- 参照: 只今修正中…
2章 早き別れ
永遠に変わらない緑がある町、トキワ。
かつてそこは、数々の戦いの舞台となってきた。
そして今回もこの場所で、舞台の幕が上がろうとしていた—
「…念だけど、また来ようよ。たぶんオーキド博士のところで…」
トキワシティのジムの前で、少女がピカチュウと話していた。
どうやら何か、用があったらしい。少女はふと顔を上げた。
「誰か来た。ジムのちょうせ…」
「キャアぁああ!!止まってぇええ!!」
「え」
坂の上から、自分と年頃の変わらない女の子が、 滑ってきた。
「わわわわわ!!?」
「ヤミカラス!」
女の子がぶつかる一歩手前で、赤い髪の少年が腕をつかみ、何とか止めた。
「! いひゃい…。」
「あれだけ坂では走るなといったのに…。」
「ごめんなさい…でも、早く行きたくて…」
止めてもらった女の子は、ずれた黒いカチューシャをはめ直しながら、少年に謝っていた。
「(この人、ブルーさんと小さいころに一緒に修行時代を過ごしたという、シルバーさん?)」
「(こいつは確かカントーの図鑑所有者で、名は…イエロー! ブルー姉さんが2枚の羽を預けた…)」
「ピカチュウだー!」
二人が思考を巡らせている最中に、パァァ! とした声が響いた。
「かわいー♪」
【こ、こ、こないでくだちゃぁぁい!!】
少女がピカチュウに触れようとすると、逃げて行ってしまった。
「あ、待って—。」
少女はそれを追ってどこかへ行ってしまった。
「(!? いま、チュチュの声が聞こえたような…気のせい?)」
「…なぜここにいる?」
シルバーは、かのあの子を目のはしで追いつつも、イエローに問う。
「なぜ…って、もともとトキワ出身ですから…。」
「!!」
サッ、とポケギアを取り出し、以前ブルーがくれた図鑑所有者の個人データを見る。
「(そうだった。出身地はトキワ。通称【トキワの森のイエロー】。そして…)」
「シルバー!その子だぁれー?」
- Re: ポケスペ ALL COLOR‘z ( No.19 )
- 日時: 2009/12/25 15:32
- 名前: 妃女癒 ◆Z6wPqy6LAk (ID: bL5odoON)
- 参照: 只今修正中…
ピョコン、と頭にピカチュウを乗せて会話に割り込んできた少女。
「カラー…、そいつ一応…」
シルバーがポケギアの画面を、カラーに見せる。
「イエロー…トキワの…14歳…14歳!!?」
「な、なんですか?」
自分と同じくらい(か、それ以下か)と思っていた少女が、自分より年上だったことに驚いたカラー。
案の定、お約束な反応をしてしまった。
「ほぇぇ…、わたしカラー!イエロー…さん、こんにちは♪」
「こ、こんにちは。」
やっと挨拶したかと思えば、またどこかへと行ってしまったカラー。
呆気にとられながらも、イエローはシルバーに訪ねた。
「シルバーさんたちは、どうしてここへ?」
「…俺たちがここへ来た理由か?」
シルバーがどこか彼方を見つめる。 サァ、草原から風が吹いてきて、二人の髪を揺らした。
「自分のルーツ探し…さ。俺は自分がどこで生まれたのか、親が誰なのかもまったく知らない。
それを突き止めるヒントがここ、トキワにあるのでは…と考え、来た。」
「自分のルーツ探し?」
「ああ。」
シルバーは振り返らずに言った。
「俺とこのニューラは幼い頃連れ去られ、修行の地で数年間を過ごした。
ブルー姉さんも同じだった、…だが……。」
シルバーは言ったん言葉を区切り、また話を続けた。
「今、姉さんは両親と連絡がつき、今頃ナナシマという場所で再会を果たしているはずだ。
本当に…よかった。姉さんの幸せは見届けることができた。次は俺も……。」
少し愁いた顔でそう呟くシルバー。それを聞いていたイエローは、
「わかりました!ここトキワで出生の手がかりを探そうというんですね?
だったら、お手伝いできるかもしれません!!」
と言った。
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