二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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VOCALOID...  02
日時: 2010/10/09 13:23
名前: 双海 (ID: BdM.OEZp)

初めまして、双海と申します。

私が思いついた小説や、歌を元にした小説(自分なりの解釈)を書いていきます。
リンレンの短編小説が主になると思います。

歌を元にした小説では、私の勝手な解釈なので、あれ?と思うこともあるかもしれません。
あなたの解釈と違う場合があるかもしれません。
ご自分の解釈を崩したくない方はご遠慮下さいませ。

また、私は小説を書き慣れている訳ではないので、読みにくいものになってしまうと思います。
今謝っておきます、すみません。
あと、誤字があると思います、すみません。



はい、こんな拙い文章を読んでくださり、ありがとうございました!
それでは本編です、どうぞ!

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僕達はVOCALOID... ( No.1 )
日時: 2010/10/02 15:44
名前: 双海 (ID: BdM.OEZp)

特に何も考えないで書いたのでぐたぐたです。
レン視点で書いたつもりです。
設定?そんなの、心で感じるんだ!!





———僕達はそう
      与えられた歌を歌うVOCALOIDだ。
       



 僕達はいつも一緒だった。
 毎日、二人でいた。二人だけだった。
 寂しいとか、そんな感情はなかった。
 二人で、歌を歌う。それだけで幸せだったから。
 それに、二人だけというのが、僕達にとっては当たり前だったから。

 “君達”はさ、こんな僕達のこと、なんて思う?

 “二人だけの世界なんて幸せじゃない”?

 あは、なんだそれ。僕達が幸せっていってるんだから、幸せに決まってるだろ?

 そう、僕達はVOCALOID...
 “人”のように面倒な感情を持たないんだ。
 “人”のように広い世界では生きていないんだ。

 ーいや、そもそも生きているのか?僕達は。

 “人”に歌を貰い、音を紡ぐ。

 僕達がしているのは、たったそれだけ。
 そんなことしかしていない僕達を、生きていると言えるのだろうか?

 まぁ、いいや。

 面倒なことを考えるのはやめよう。
 ほら、“人”が歌をくれたよ。

 歌おう。

 僕達は“人”の真似をして歌っていればいい。



 —僕達をつくった“人”が
         僕達を忘れ去るまで。

Re: VOCALOID... ( No.2 )
日時: 2010/10/01 22:34
名前: ミズキュウラ・ドラッテ (ID: r/aDEmsN)

  なんという文才…凄すぎる。

 はじめまして。ミズキです!って、わからんか。

 私もボーカロイドの歌を小説化してるのですが。
 これを読んで想像したのがsoundless voice という曲と、ジェミニという曲でした。
 オリジナルですか。だったらすみません。

 続きが楽しみです!ではっ!

Re: VOCALOID... ( No.3 )
日時: 2010/10/02 12:46
名前: 双海 (ID: BdM.OEZp)

ミズキュウラ・ドラッテさま

Σ文才なんてこれっぽっちもありませんよ!
あ、小説の方ですが、拝見させていただきました。とても素敵でした。

上の小説ですが、いろいろな歌が混ざってる感じです、すみません。

続きが楽しみだなんて///頑張っていこうと思います。

忘れ去られたVOCALOID... ( No.4 )
日時: 2010/10/04 16:59
名前: 双海 (ID: BdM.OEZp)

上の小説の続きといった感じになります。
まぁ、上の小説を見ていなくても平気だと思いますが。
ぐだぐだしてます、すみません。





 いつだったかな。
      最後に歌を歌ったのは。



 ———人がVOCALOIDを忘れ去った、今。
               VOCALOID達は、何を思う?



 僕たちは昔、VOCALOIDだった。
 正しく言えば、昔のようにVOCALOIDとしての使命を果たさなくなった。
 つまり、歌を歌わなくなった。
 まあ、VOCALOIDの使命が歌を歌うことなんて、別に決まってないんだけどさ。

 え?
 どうして歌を歌わないのか、って?
 はは、愚問だな。
 そんなの、“僕達をつくった人”が歌をくれなくなったからに決まってるだろ?

 “人”って勝手だよな。自分達のつくったものを、自分達で捨てるなんて。
 まぁ、僕達は捨てられた訳じゃないんだけどさ。
 僕達は「忘れる」も、「捨てる」も、同じようなものだと思うけどな。

 そうさ、結局僕達はVOCALOID...
 “人”がいなくちゃなにもできないんだ。
 “人”の真似をすることしかできないんだ。

 そう、結局僕達は“人”に劣る。
 “人”の代わりになんかなれやしない。

 まあ、いいや。

 そろそろ、眠くなってきたかな。

 眠いなんて思ったの、初めてだ。

 —辺りが暗くなっていき、隣にいた君すらも見えなくなって。

 …僕は静かに瞼をとじた。



 —僕達は精一杯歌うよ。
          その命朽ち果てるまで。

                                                END.

せめて。 ( No.6 )
日時: 2010/10/04 16:58
名前: 双海 (ID: BdM.OEZp)

ぐだぐだなリン→レンの話です。片思いリンちゃんの話。
すっきりしないと思います。拙い文章で申し訳ないです。
双子設定です。リンが姉、レンが弟。ミクが登場します、名前だけ。



 ーそれが、叶わぬ恋なら、せめて。



「あっはは、これ見ろよ、リン!姉弟愛だって!そんなのありえないよなっ!」

 レンはそうやって姉弟愛なんてない、って笑うけどさ。
 知ってた?
 普段は、近すぎて見えないけれど。
 そこには、“愛”があることも、あるんだって。

「あは、そだね。」
 近いからこそ見えない。そんな“愛”。
 それを君に言ったら、なんて言うかな。
 「そんなのありえない」…とか?
 まぁ、君の口から出るのが、その言葉ではなくても、否定的な言葉であることは間違いないだろうな。
「あっ、そうだ!聞いてくれよー、リンー。」
「ん?なぁに。」

 でもね、私はあると思う。
 だって私がそうだもの。

 初めはその“愛”を、恋愛感情としては見ていなかったけど。
 私もちょっと、“姉弟なんて…”なんて思ってるとこもあったからね。

 まぁ、私がその“愛”を恋愛感情として受け止めても、私がレンを見る目以外、何も変わらなかったんだけどね。

「み、ミクのことなんだけどさ。」
「また恋愛相談ー?女々しいなぁ、レン。」
「うるせぇー!」

 そう、レンには他に好きな人がいるから。
 この想いを伝えたって迷惑だろう。

 たとえ、レンが“姉弟愛”を認めたとしても、レンの好きな人が私ではないということは変わらないわけで。
 それならいっそ、気付かれないようにこの気持ちをしまっておけばいい、そう思ったんだ。

 …もし、レンに猛アタックして、私を好きになったとしても。
 姉弟の恋愛が世間に認められるわけないしさ。

「で、何?上手くいきそうなの?」
 レンの幸せを願って、レンの恋を応援しようかな、なんて。
「う、うん。実は、その…、…。」
「…もったいぶらないで言ってよー!」
「う…。その、さ。ミクに好きって、言われた。」

 ちく、なんて音が、胸の奥から聞こえた気がした。
 馬鹿か、私。さっきレンの幸せを、なんて思ってたくせに。

 でも、心から喜べないんだ。

「おぉ、良かったね、レン。」

 …。
 明日から、ミクとレンは両思いということで、付き合うことになるだろう。
 ミクとレンの二人だけの思い出が増えていき、いずれ私とレンの思い出よりも大切なものになるだろう。
 ちょっと悲しいかな。

 …あ。
 でも、レンって明日の朝まではフリーだよね。
 じゃあ、明日の朝まではレンを独り占めしていいかな?
 少しくらいはいい夢見させてよ。

「レンとミクの両思いを記念して、今日は朝まで遊ぶぞー!」
「おー!って、え、えぇ?!」

 —さよなら、私の初恋
         なんて言ってみたりしてさ。

                                                END.


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