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NARUTO疾風伝 —第四幕 誰も見ずに— 
日時: 2012/02/12 11:19
名前: おぷゥ (ID: /kFpnDhT)

初めまして、おぷゥです


NARUTO小説…えっとオリキャラでますね。
あと、あまりNARUTOも把握できてないので、いろいろ崩壊しそうです;

そんなgdgdでもいいよ。心オーップンだよ。って人はどうぞ付いてきてやってください
とにかくこのアホな主をよろしくお願いします。((ペコリ





 第一幕 鉛の国

一. 鬼の存在

>>1 >>2 >>3 >>4 >>5 >>8

二. 咎

>>9 >>12 >>13 >>14 >>15 >>16 >>17 >>18

 第二幕 常闇の蝶共(上)


一. 其れは唐突に

>>19 >>20 >>21 >>22 >>26

二.  霞

>>29 >>30 >>31 >>32 >>35

三. 威圧

>>36 >>37 >>38 >>41 >>44

四. 安堵

>>45 >>47 >>48 >>50 >>51

 

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Re: NARUTO疾風伝 第一幕—鉄の国— ( No.11 )
日時: 2011/05/20 15:22
名前: おぷゥ (ID: R4l9RSpR)

ムウs>>コメントありがとうございます^^
  NARUTOで好きなキャラクターは・・・パックンですw
あっ初めてのコメントですね!!わ〜すっごい嬉しいです!
 前まで更新してても中々、コメントが貰えなかったので挫折しそうでした(汗)
 だから、すっごい嬉しいです!どうもありがとうございます!!

Re: NARUTO疾風伝 第一幕—鉄の国— ( No.12 )
日時: 2011/05/20 15:54
名前: おぷゥ (ID: R4l9RSpR)


  「くれぐれも・・・・・・気をつけてくだされよ」
 長は、とても真剣な眼差しで言った。
  ナルト達はその意味をすぐに理解していた。
 鬼もあるが、それだけではなくて長の横に設置されている銅でできた扉・・・・・・それは、ナルト達の何倍も大きい。

  長はすぐに、南京錠を取り外した。
 重い、重い扉が ガタッ という音と共に動き出す。




   ギッギギギギ・・・・・・——




 「・・・・・・・・・暗いですから・・・お気をつけて」
扉が全開になると、その中は真っ暗だった。
 どうやら、かなり広いようだ。とても奥が暗い。


 長は、少し躊躇しながらコツリコツリとナルト達の先頭を歩いていった。



     コツッコツコツ・・・


4人の足音が室内をこだました。
 ナルトは立ち止まりキョロキョロと辺りを見回すが、何かの気配もそれらしいものも見つからない。


  長は、あまりにもあたりが暗いので「火を持ってこよう」と言って出口の小さな光に向かう。


 



       


       ズサササササササササッ






  

  
  何か、物を刺すような・・・独特の音が聞こえた。
 ナルトはすぐに、長の向かった出口に視線を向ける。
   「・・・・・・じーちゃん・・・!?」
何が起こったのか、暗くて確認ができない。
「どうしたんだってばよ!」




   「・・・・・・・・・ぁ・・・・・・ぐ・・・・」
 




  長の苦しそうな嗚咽が聞こえた。
 








   次の瞬間、





 
  ビチッ  ビチチッ!!!  ギチギチ・・・・



 何かが裂ける音、千切れる音・・・

    「・・・何の・・・音・・・よ」
   サクラは震えた声そう呟いていた。サイはすぐに巻物を広げ攻撃姿勢を整えている。 不快音が反響する室内に、今度は生暖かい感覚がした。







             血。





           ボトンッ
       「・・・え」

   ナルトの足元に長の首が転がった。
ナルトは目を見開き、その場に立ちつくしていた。
 「・・・・・・・・・・・・な・・・・」




   ブアアアアアアアアアアッ


  赤々とした炎がナルト達を中心に円を描いた。


  「・・・・・・!!!!」


                
 3人は炎に囲まれていた。
  





 



Re: NARUTO疾風伝 第一幕—鉄の国— ( No.13 )
日時: 2011/05/21 09:00
名前: おぷゥ (ID: R4l9RSpR)



    ギチギチギチ・・・—






 ナルトは声を失った。目の前に居る形の保たれていない化け物に

それは、泥のような少し透明感のある球体に(といっても少し長く、形はくずれている)紫色と緑色の輪が刻まれた、ひとつだけの大きな瞳をもっっている。

  炎も長を殺したのも・・・コイツだろうな・・・・・・







    となれば・・・・






      鬼。






思考よりも体が先に動いていた。

    「螺旋丸!!」
 
 手にチャクラを練ると、鬼へと螺旋丸をつきつけた!
だが、鬼の体をナルト通り抜けてしまった。

    「・・・!?」

 鬼の体は透けていた。
  不安定に体が傾き、そのまま地面に叩きつけられそうになる


 


  ヤバッ・・・・・・


 「ナルト!!」

     思わず目を瞑った瞬間、パシっと空中で何かに腕をつかまれた。

 ナルトは、ぱっと目を開けると、サイがナルトの腕を掴んでいる。
墨で出来た鳥にのって、サクラも居た。


  「ここは一旦、退きましょう!先生達に伝えないと・・・!」


 サクラは声を荒げながら、そう叫んだ。
ナルトが、こくりと頷くとサイは両手でナルトを引き上げる。そして



       フワッ!!




 鳥は一気に上昇をはじめた!
鬼が地上から追ってきたのだ、「あいつ浮かべんの!?」そう言ったナルト。



    ちょっとまって・・・上昇って・・・







  「サイ!この先、天井だぞ!?」



ナルトはサイに向かって叫んだ、さすがにこんな不安定なところでチャクラは練れない。
 「大丈夫だよナルト」
まるで手は打ってあるとでもいうようにサイはにこりと笑った。
 

   ボキ・・・ボキッ
 サクラはスクッとたちあがり拳をならしはじめる。


   「さぁ、もうひと仕事ね・・・・・・」
 「ま・・・まさか・・・サクラちゃ」











   天井とサクラの距離が縮んだ!












  「しゃーーーーんなろーーーォォォォォ!!!!」


  

   「やっぱ、そうなるってばーーー!?」
 サクラの拳が天井の岩をえぐる!!!
ナルトは、あわあわとしゃがみこみ、サイは無表情で鳥を操作した。



 
  
  瓦礫を通り抜け、空へと飛び出る!



  ガアアアアアアアアアアアア


 鬼もナルト達を追いかけてきていた!

Re: NARUTO疾風伝 第一幕—鉄の国— ( No.14 )
日時: 2011/05/21 16:44
名前: おぷゥ (ID: R4l9RSpR)


 瓦礫を突破すれば、青々とした空が広がっていた。
嫌味なくらい平和な空だ。


 ナルト達は鬼から逃れるため、とにかく空高くを目指す。
すると・・・


 
   ビュンッ





   「・・・あれは・・・?」
そんな空から・・・黒い物がサイの横を通り過ぎた。
 
  今の・・・クナイ?


だが、誰がなげたのかはわからない。
 それに、何故あんなところから・・・・・・



 サイは首をかしげていた。

  「「サイッサイ!!」」
途端、サクラとナルトがサイを呼んだ。
 ふっと振り返ると、







    鬼がすぐそこまで来ているではないか







 「何で!?さっきまで、あんなに離れてたのに!!!」

 「知らないわよ!!」


 「・・・・・・・」
ナルトとサクラのケンカをよそにサイは呆然としていた。
 仕方なくサイは巻物に絵を描き、獣をつくりだす。



 びゅっと墨から狛犬が出て行けば、鬼へと向かった。


 「時間稼ぎにしかならないよ」

 「うわッ」「きゃ!」
そう呟いて、すぐに鳥を急降下させた。

 とにかく逃げなければ、それかあの二人に合流しなければならない



   
 「・・・・・・お困りかい?」

    「!?」


 声が聞こえた。

サイは天空を見上げれば、小さくなった狐面がこちらを見て笑っている
  「夜が・・・ッ!!!」

 珍しく声を荒げたサイだが、すぐに言葉はつまった。
術が解けたからだ。


  ・・・気を抜きすぎたみたい。


 ナルトは目を丸くする。
サクラも同様、そんな二人をみながら、にこりと笑い「ゴメンネ」と言い仲良く3人で急降下していった。


 「「ゴメンネじゃ、ねええええええええええ!!!」」

      「ごっめーん」

 



  ドサッザザザー!!


 地面に叩きつけられ滑る。
多少の擦り傷をおいながら、サイは何事も無かったように、むくりと起き上がるのだった。
 
 ナルトは不服そうにたちあがり、サクラに手を貸して起き上がらせた。

 サイは、まだ空を見上げている。

「すごい・・・」

「何がだってば」

「・・・・・・あの人、あんなの相手にクナイ一本だなんて」




     

Re: NARUTO疾風伝 第一幕—鉄の国— ( No.15 )
日時: 2011/05/28 11:15
名前: おぷゥ (ID: R4l9RSpR)


 また・・・すっげぇキモいのが相手だなぁ・・・


ぼりぼりと、頭をかきながら夜鐘は鬼を見据える。彼の手にはクナイ一本。空中戦だから、といい口寄せの鴉達を足場にしていた


対して鬼は、その液状のような体から自分を支える足(触手?)のようなものを地面につきさしている。

  「・・・ギ・・・ギュ・・・・・・」

相変わらずの不快音を大きな目玉から響かせる。

 相手は、どうやらこちらの動きを伺っているようだ。


    とは言っても・・・・・・別に策なんて無いんだけど・・・・



 夜鐘は、ぼんやりと心の中で呟いた、そして夜鐘は空高く飛び上がると、宙を舞った。


   鬼がこちらを見上げている。


 夜鐘は隙を見せぬよう鬼の頭上を捕らえる、そしてクナイを構えてなげおとした。



  一本だったクナイは鬼の近くまで落ちると無数に何重もの円を描いて鬼の目前で止まった。


       「・・・!?」



 鬼は何が起きたのかと、さらに目を見開く。
夜鐘は、その様子を確認すると声をあげた。



  「爆!!」







   ドォオオオオオオオオオオオンン!!




  鬼の目の前で爆発した。

「ゴ・・・・ギ」
 鬼はひゅううううと地面へと落ちていく。
目は閉じて、少し体の体質が透明ではなくなったていた。




   ドサッ







  地面に落ちた途端、空にあったクナイは鬼目掛けて降り注ぎ、鬼の体に突き刺さっていた。

 それは円を描き、深く深く肉を抉る。


   「大仙火輪・・・」

 夜鐘は小さな声で呟き、地面へと降り立った。
鬼は夜鐘の姿を見つけると、暴れだした。

 逃げたいと言わんばかりに、恐怖をあらわにしている。


 「 ギィ!!・・・ギガァ!!!!」

バタッバタッと体の機能を失った鬼は魚のように跳ね上がっている。

 夜鐘は、ふっと足をとめる。彼の足元で地が裂けたからだ



  そして・・・—







      ぼこッ





  地面から現れたのは、はたけカカシだった。右手は青白い光を放ちながら左目は赤い目をあらわにしながら。


     「雷切!」



 カカシの声と共に雷は鬼の体内へと入っていった。


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