二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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イナゴ-ロマンチスト・サディスト(コメ下さい!!
日時: 2012/05/23 19:37
名前: 勇騎那 (ID: P8fkdnbW)

愛に溺れるつもりはない

落とされるつもりもない

落とされるより、落としたい

恋人たちをいじってからかうのは好き

それよりも、サッカーのほうが楽しい

おれの弟たちとサッカーするほうが楽しい

言っておくが…

           お前の目、正常に網膜働いているのか?

だよな

そうだったなら———ないもんな?


〜アフロディ様のようなお客様〜

火燐様

風風様

きぃ@亜沓様

レッド様

こんな駄文しか書けない私のスレにコメを……!!
ありがとうございます(深礼×1000

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Re: イナゴ-ロマンチスト・サディスト(コメ下さい!! ( No.39 )
日時: 2012/06/10 14:29
名前: 勇騎那 (ID: OtfUnLOH)

「神のタクト!!!」

神童が示す道をたどり、選手全員が上がっていく。

『西園のファインセーブが雷門に元気を取り戻させたぞ!!一気に攻め込んでいく!!』

ついに振動がキーパーと一対一になった。

「"奏者"マエストロ!!ハーモニクス!!!」

破壊音の旋律を奏でながらゴールをこじ開けようとする。

「"鉄壁"のギガンドーン!!ギガンティックボム!!!」

新雲のゴールに神童のシュートが突き刺さった。

『ゴール!!雷門一点返した!!決めたのはキャプテン神童だ!!!』

新雲が反撃してくる。
その中心にいるのは太陽だ。

『切れ味抜群の雨宮のドリブルをだれも止められない!!』

「(雨宮が化身を出すとしたら、あと……)」



————あと一回だけ

御筝の中に確信めいたものが現れた。

太陽が雷門ゴールに迫る。

「絶対に止める!!"護星神"タイタニアス!!」
「"太陽神"アポロ!!サンシャインフォース!!!」

太陽の熱を焦がしながらシュートを放った。

「マジン・ザ・ハンド!!!」

タイタニアスの右腕にボールが収まった。

「やった〜〜!!」

『化身必殺技同士の激突は西園の勝ちだ〜〜〜!!』

太陽はフィールドに片膝をついた。

「(あいつ、本当にバカだ)」

信助が錦へパスを出した。
錦から神童へボールが渡る。
神童が化身を出そうとする。
が、それはフェイントだった。
ボールは剣城へ。

「"剣聖"ランスロット!!ロストエンジェル!!!」

剣城の右足から強力な化身シュートが放たれた。
それを跳ね返すものがあった。

『何と雷門!!シュートチェインに失敗!!決定的なチャンスを逃してしまった!!!』

「御筝姉……!!何で蹴り返したの!?」

天馬が剣城のシュートを蹴り返した者に問う。
御筝は静かな声で言った。

「……シードが革命を成し遂げようとするお前らを消しに来るのは当たり前だろ」
「「「「「「「「え…!?」」」」」」」」

「聖帝から指令を預かっている」

御筝の薄い唇から想像もしない言葉が発せられた。


————”新雲学園を決勝へ進ませて、雷門をつぶせ”……ってな

Re: イナゴ-ロマンチスト・サディスト(コメ下さい!! ( No.40 )
日時: 2012/06/10 14:41
名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: hSo8a19A)

出たー!
マジン・ザ・ハンド!!

待ってました!!♪

Re: イナゴ-ロマンチスト・サディスト(コメ下さい!! ( No.41 )
日時: 2012/06/10 16:14
名前: 勇騎那 (ID: OtfUnLOH)

「シードとはいっても、"リベロシード"だけどな」
「"リベロシード"……?」

剣城が知らない単語に眉をひそめた。

「元シードの剣城でさえ知らないほど極秘のシードで、実質は、聖帝より上の地位に立っている。
"リベロ"は自由と言う意味のイタリア語を知ってるだろ。
公式戦でもポジションに縛られないでプレーするリベロプレーヤーがいるように、"リベロシード"は立場に縛られず自由に動ける。
おれが権力を暴走させればフィフスセクターを内部から崩壊させることもたやすい。
お前たちの敵になろうと思えば敵になれる。
味方になろうと思えば味方になれる。
まァ、早い話が敵にも味方にもなれるシードっていうわけだ」

淡々と御筝の口から暴かれる"リベロシード"の全貌に雷門イレブンはただ息をのむ。

「立場に縛られない以上、おれが指令を聞く必要はない。さっさと勝って帰ろうぜ?」
「「「「「「「「「「フィフスセクターの人間がそんなこと言っていいんかい!!」」」」」」」」」」

——————————————————————

途中、ハプニングはあったものの、試合は2−2の同点。

『同点になり試合はさらに激しさを増した!!だが勢いは雷門!!新雲必死にディフェンス!!なんと!!雨宮までもが守備に回った!!』

ボールは浜野が持っている。
太陽がこれをカット。

「(そろそろ限界だな……)」

太陽が足を崩した。
そこをついて神童がついに太陽からボールを奪うことに成功。

『神童から松風に渡った!!これは決定的なラストパスだ!!』

「行かせる……もんか………!!」

天馬は太陽のかすれた声が耳に残った。
シュートは外れて、前半終了のホイッスルが鳴り響いた。

『ここで前半終了!!前半からの激しい点の取り合いとなったこの試合!!後半が楽しみです!!』


ハーフタイム、天馬と御筝はベンチに座って休憩を取っていた。

「松風……」
「「剣城……」」

松風と言う苗字が一緒なだけで御筝まで反応してしまった。
剣城が「御筝先輩じゃありませんから……」と苦笑気味に言った。


一段と怖い顔をした雷門のエース剣城が、—いつも強面なことに変わりはないのだが—天馬の前にいた。

「なぜ手を抜いた?」

剣城が発した言葉に全員が耳を傾けられずにはいられなかった。

「今、雷門で本気を出していないのはお前だけだ」
「そんな……」
「やる気がないならフィールドから出ろ!!」
「見るからにやる気なさそうなお前に言われたくね〜」

御筝が赤い目を糸のように細くして棒読みで言った。

「あんたは黙っててください!!!」

顔をほんのり赤くして剣城はすたすたと去ってしまった。

「天馬、剣城が言ってたことわかる?」
「分かんないよ。おれは本気出してやってるのに……」
「そうか?少なくともおれには、何かが気になってるようにしか見えない。
そのせいで思うようにプレーできていない」

ま、おれの感覚的なことだけどな。
御筝は口にゴムを咥えて長い髪を高い位置でポニーテールにしながら言った。
その仕草に真っ赤な顔をしたものが何名かいた。
色のついたアルトが言ったことは天馬の胸にふわふわと押しかかった。

「雨宮は自分の体がどうなろうと構わないらしいな」
「え!?」
「あいつのプレーを見てれば分かる。そもそもあいつと付き合いが長いからわかる。雨宮は本気でホーリーロードで優勝を勝ち取るつもりで来てる。それならおれが今すぐ叩き潰してやらないとな」

言っていることは物騒だが、彼女の眼には闘志が光っている。
天馬は姉がなぜそこまで本気で太陽に向かっていけるのか分からなかった。

Re: イナゴ-ロマンチスト・サディスト(コメ下さい!! ( No.42 )
日時: 2012/06/10 16:25
名前: 勇騎那 (ID: OtfUnLOH)

レッド>>
ごめええええええん!!!
ず〜っとキーボード打ってたから気づかなくて…ごめん!!
しばらくは原作沿いになるね。
見どころはもう少し先……^^
の予定

Re: イナゴ-ロマンチスト・サディスト(コメ下さい!! ( No.43 )
日時: 2012/06/10 18:29
名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: hSo8a19A)

良いよ!大丈夫だから(笑)
ダンボール戦機の小説、更新しまくったから見てね!!♪

ゴトリックとフォークスは第8章にもう1回出させました。
今は第9章に入ったところだから見逃すなよ(笑)

イナイレの小説、ちょくちょく見に行くから♪


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