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【ダンボール戦機W】バン×ヒロと怨炎の幻想 ☆番外編☆
日時: 2012/10/09 21:02
名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: hSo8a19A)

ダンボール戦機Wでお馴染みのレッドです!
第1作、第2作に続き、新たな小説を書くことになりました。

第3作のタイトルは・・・【バン×ヒロと怨炎の幻想(ミラージュ)】!
ダンボール戦機Wでお馴染みの山野バン、大空ヒロを中心としたオリジナルストーリーになります。

この小説はバン、ヒロたちが大学生になった時の物語になる予定ですので、オリキャラも登場させるぞ!
ワンピースでお馴染みのゴトリック&フォークスの凸凹コンビも登場!

バンの実弟となる山野健太、山野直太(なおた)の兄弟が初登場!
なお、健太は中学2年生、直太は小学3年生の設定となります。
また、バンたちは大学2年生、ヒロたちは大学1年生となります。

大長編小説になりそうです・・・もしかしたら、第40章まで行くかもしれませんので、ご了承ください。

【本編:ストーリー原案・構成】

第1章〜第8章:廃墟ホテル探検編
第9章〜第15章:謎かけ編
第16章〜第40章:謎解き編

本編は第40章で完結しました。
今までありがとうございました!

【番外編:ストーリー原案・構成】

第1章〜第5章:LBXバトル編
第6章〜第10章:
第15章〜   :

10月3日から番外編スタート!!
ストーリー進行具合により変更になる場合があります。
読者の皆様、ご了承ください。

【短編:バンハル編】

第1編:大学生になってから変わったこと >>601 >>602 >>604 >>609 >>610
第2編:バンに対する恋心とは? >>617 >>619 >>621 >>633 >>637
第3編:幼馴染としての距離 >>681 >>683 >>688 >>697 >>704 >>707
第4編:成人式 >>977 >>982 >>988 >>995

この物語は事件が起きる前のエピソードというか、バンハルに纏わるエピソードを描いてみました♪

【短編:バンヒロ編】

第1編:大学進学した後の思い出 >>651 >>652 >>653 >>654 >>655

前から描いてみたいと思っていたバンヒロ編です。
先輩×後輩によるオリジナルストーリーを描きながら、息のあったコンビネーションを繰り広げます。
バンヒロの活躍に注目してください!!

【短編:バンケン編】

第1編:兄という存在とは何か? >>816 >>819 >>824 >>826 >>828 >>829 >>832


バンの弟・山野健太との共演を果たしました。
バンと言う兄の存在が自分に何をもたらしてくれるのかというところを描いてみたくて、こんなタイトルになりました(笑)
バンケンによる短編オリジナルストーリーを楽しんでください!!


【短編:バンナオ編】

第1編:蘇る恐怖によるトラウマとは? >>835 >>836 >>837


バンの弟・山野直太との共演を果たしました。
直太から見て、どのように捉えていくのかというような感じで、バンを捉えるのか。
直太とバンの兄弟による絆と友情を深めていけたらと思い、この短編を描くことになりました。

ストーリーの進行具合により変更になる場合があります。ご了承ください。
これからも応援よろしくお願いします!

【原作:完結している作品】

第1作:バン×ヒロと黒影の亡霊

本編は全20章で完結、番外編は全16章で完結しているぞ!
ダンボール戦機Wの小説を描くにあたり、記念すべき第1作はホラー×ミステリーを交えた本格的な謎解きアクションアドベンチャー!!

第2作:バン×ヒロと過去の追憶

前作の【黒影の亡霊】の続編となった待望の第2作!
本編は全30章で完結、番外編は第25章で完結しました。
全30章にわたる大長編オリジナルストーリーを展開させることで感動あり、迫力ありの描写を表現しながら、展開が読めないようなオリジナルストーリーを手掛ける。

ポイント:ナオが記憶喪失していることだけではなく、ハルの過去に隠されたエピソードも収録している。
番外編では初登場した聴覚障害を持つ少年・船津直紀を取り巻く展開を中心にストーリーを進めていく。
これまでにないオリジナルストーリーを展開させることで前にも増して、文章力を上げることでクオリティをパワーアップさせた。

【お客様】

聖:この小説に初コメしてくれた人。前作【黒影の亡霊】の番外編で出会った友達。ダン戦が大好きで気が合い、一番の友達。イナイレの小説を書いてるけど、桃香ちゃんが可愛い!!

姫佳:この小説の展開が読めなくて、ハラハラドキドキしていると言った人・・・この子もイナゴの小説を書いてて、結構面白い! ティアラ&ラティア、ここちゃん、輝姫の主役4人・・・かわいいぜ!!

優騎那:イナイレ、ワンピースの小説を書いてる人です! 私の友達で仲良くさせてもらってるぜ!!
ゴトリック&フォークスの凸凹コンビ、オリビア&シュリの姉妹コンビをオリキャラとして出させてもらってるぜ!!!

未熟な探偵シャーリー:友達ですが、仲良くしていただいています。名探偵コナンの小説を描いている人だけど、文章力がなかなかありそうで凄く上手い! アイリちゃん可愛いぜ♪

シエル:この小説に初めて来た人。友達ですが、仲良くさせていただいています。ポケモン小説を描いておりますぜ♪ レイちゃん、可愛いぜ!

凛々:凛と呼ばせてもらってるぜ・・・この子はイナイレの小説を書いておりまする! 亜夢たん可愛いぜ!♪

茅:楓が描いている黒子のバスケ小説で知り合って仲良くなった人です。友達だけど、サトミちゃんに関する小説を描いておりますぜ♪ 凛太君カッコイイ!

赤獅子エンザ:この人もダン戦の小説を描いてますぜ♪ しかもヒロとアスカが悪役になるっていう話・・・何かストーリーが気になるぜ!

伊莉寿:姫佳の小説で知り合って仲良くなった人。友達だけど、ダン戦好きで気が合って話しやすい! この人もイナイレの小説を描いてますぜ♪ 美咲ちゃん、可愛いぜ!!

黒:初めて、この小説にコメしてくれた人です。サリーさんの小説で知り合いましたが、今はシリアス・ダークで小説を書いてるぜ!! 文章が上手いと言ってくれたのでありがたいです♪

霜歌:3年前にここで知り合って仲良くなった友達。以前、レイトンの小説を描いていた時にコメしてくれた人です。2年ぶりに戻ってきたぜ! 今は二次(映像)でポケモン小説の短編集を描いているぞ!! 

yumi:シエルが描いているポケモン小説で知り合って仲良くなった人です。友達だけど、この小説に初めて来た人で仲良くさせていただいています♪

シグレ:この小説に初コメしてくれた人です。友達だけど、ダン戦好きな人で気が合う! 2次(映像)でポケモン小説を描いておりますぜ♪ キョウヘイ君、カッコイイ!!

風風:この小説に初コメしてくれた人です。友達だけど、仲良くさせていただいてます。
イナイレの小説を描いておりますぜ♪

碧:リク依頼・相談掲示板で知り合った人。この小説に初コメをくれました。コメライで小説描いてますぜ♪ 私の小説を読んで凄いとか言ってくれたので、本当にありがたいです!

タク:私の小説に初コメしてくれた人です。ダン戦シリーズの小説を読んでいて、凄く面白いと言ってくれました。本当にありがたいです♪ デュエマの小説を描いておりますぜ♪


【本編:キャラクター原案】

ゴトリック&フォークスの登場人物設定 >>34
優騎那が出してくれたオリキャラです。
前作と異なっている部分がいくつかあるので、それを参考にして見てください。
私自身、2人を上手く描けるかどうか分かりませんが・・・頑張って描いていくつもりです。

登場予定:最終回の第40章で登場しました。
そこで再会するシーンを中心に描かれる予定です。
バンたちがどのように再会していくのか・・・そこに注目してください!!

本編の登場人物設定 >>45
バンたちの登場人物が設定されているぞ!
この小説に初めて来た人は読む前に目を通しておいてください。
健太&直太の登場人物設定も収録されているので、それも含めて確認しておいてください。

イナイレの登場人物設定 >>134
立向居勇気と月島楓の幼馴染コンビが参戦決定!
2人がどのようにして演じるのかというところにも注目してください!
今後は2人にも活躍させる予定ですので、これからも応援よろしくお願いします!!

姫佳のオリキャラ:輝姫&ティアラ >>238
白炎輝姫&ティアラ・クルーガーの従姉妹コンビの登場人物設定です。
前作の【過去の追憶】では番外編で登場いたしましたが、今作は本編で登場させる予定です。
輝姫&ティアラの従姉妹コンビによる追いかけっこシーンにも注目してください♪

登場予定:第25章で登場しました!
輝姫&ティアラの活躍に期待してください!!

春風エンカの登場人物設定 >>427
yumiが出してくれたオリキャラです。バンたちと共演したいとのことでキャラ応募してくださいました。
今作では初登場となりますが、エンカがどのようにして演じていくのかというところに注目してくだされば幸いです。

登場予定:第26章に登場しました!
レイとの絶妙なコンビネーションに注目してください。
ポケモン小説に出演しているということで、Wの主人公コンビに引けを取らない役割をを演じていただくことになりました。

レイの登場人物設定 >>436
シエルが出してくれたオリキャラです。こちらもバンたちと共演させたいという理由で応募してくださいました。
急遽、エンカと一緒に出演させることに決めました。
私なりに頑張って仕上げていくので、レイの活躍をお楽しみに!!

登場予定:第26章に登場しました!
エンカとの絶妙なコンビネーションを演じさせていただくことにより起用を決定しました。
ポケモン小説で互いに出演しているということもあり、Wの主人公に引けをとらないほどの役割を演じてほしいと思っています。

飛雲 白花&星空 輝の登場人物設定 >>656
yumiが出してくれたオリキャラです。バンたちと共演したいということもあり、エンカたちの後を追うという感じで出してほしいという要望を承りました。

ポケモン小説でお馴染みの2人によるコンビネーションに期待してもらえれば嬉しいです。
エンカたちの親友or幼馴染ということで出演させていただきます。
登場予定:第37章に登場しました!!



【番外編:キャラクター原案】

タイトル:Regain lost past memory!(失われた過去の記憶を取り戻せ!)

青峰太陽の登場人物設定 >>228
茅が描いている黒子のバスケ小説で出ている青峰大輝の兄・太陽の登場人物設定が載っているぞ!
太陽君を登場させる予定はまだ未定です。

キョウヘイの登場人物設定 >>453
シグレが出してくれたオリキャラです。今作では番外編に登場させることにしました。
キョウヘイの運動神経、バンたちとの共演に注目してくだされば幸いです。
ポケモンBW2主人公・キョウヘイの活躍に期待してください!!

優騎那のオリキャラ >>615
オリビア&シュリの姉妹コンビが前作の【過去の追憶】に続き、番外編で再登場決定!!
急遽、2人を起用することにしましたので活躍に期待してくれたら嬉しいです!!

ヒュウ&メイの登場人物設定 >>671
シグレが出してくれたオリキャラです。バンたちと共演したいという理由でキャラ応募してくれました。
キョウヘイとのコンビネーションを披露するので、大迫力のLBXバトルにも注目してください!!

番外編の登場人物設定 >>883
バンたちの登場人物が設定されているぞ!
この小説に初めて来た人は読む前に目を通しておいてください。
健太&直太、姉のリン、イナイレの登場人物設定も収録されているので、それも含めて確認しておいてください。

無類シント&星目テツヤ&武闘フジの登場人物設定 >>931
タクが出してくれたオリキャラです。番外編でバンたちと共演させたいという理由でキャラ応募してくれました。
シントたちの活躍に期待してください。タクのイメージに近づけるよう頑張って描いていきたいと思います。
登場予定はまだ未定ですが、ストーリーの進行具合により判断します。

シントたち専用LBXの登場人物設定 >>934
プロキオン・ボルケイア・レヴィアタンというオリジナルのLBXについて載っています。
バンたちとのLBXバトルを実現させる予定ですが、現段階では、いつ登場するか決まっていません。
登場予定はストーリー進行具合により判断します。

本編は第40章で完結しました。
10月3日より番外編の連載スタート!!
これからもよろしくお願いします!!

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Re: 【ダンボール戦機W】バン×ヒロと怨炎の幻想(ミラージュ) ( No.606 )
日時: 2012/09/25 18:45
名前: 姫佳(スマホ) (ID: QSkxs3GM)
参照: 今週は部活が休み☆

えっ、ちょ、なんか可愛い短編が更新されてるんだけど!!
バンハルかっわいい〜!!

見てて超癒される〜(*´∀`*)

Re: 【ダンボール戦機W】バン×ヒロと怨炎の幻想(ミラージ ( No.607 )
日時: 2012/09/25 18:47
名前: シグレ (ID: FAqUo8YJ)

ヒューヒューラブラブですか?レレレのr(((殴り×3 キョウヘイ・ヒュウ・メイ「shutup!!!(黙れ)」

Re: 【ダンボール戦機W】バン×ヒロと怨炎の幻想(ミラージュ) ( No.608 )
日時: 2012/09/25 18:53
名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: hSo8a19A)

>>606 姫佳
可愛いバンハルを描いてみました♪
まだ短編は続きます♪

>>607 シグレ
来てくれてありがとう!!
おぉ、メインキャラの3人・・・・・ナイスツッコミ!!

Re: 【ダンボール戦機W】バン×ヒロと怨炎の幻想(ミラージュ) ( No.609 )
日時: 2012/09/25 19:33
名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: hSo8a19A)

短編の続き(ハル視点)

翌日の夜、部活を終えて部室に戻って着替えた。
私服に着替え終えた私はCCMの着信音を聞いて取り出した。

「もしもし?」
『今、部室前に居るからさ』

バンが待っていてくれたので、そこに居るよう話しておいたのだ。
もちろん、ヒロも一緒だ・・・・・・帰り道が一緒なので、仲良く話せる友達の1人だった。

「うん、分かった」

そう言った後、楓と別れて部室を出た。
部室前に佇んでいた2人の青年を見つけ、ゆっくり駆け寄った。

「バン、ヒロ!!」
「おぉ、やっと終わったか」

バンはゆっくり立ち上がり、ヒロを見て頷いた。
後輩であるヒロもバンから事情を聞いたらしく、サポートしてくれると言ってくれた。

「バンさんから聞きましたよ。何かつけられてるって・・・・・・・」
「うん、そういうわけだからよろしくね」
「はい!!」

ヒロも頷いて、満足そうに納得できた。
バンも苦笑しながら、私に向かって問いかけた。

「まぁ、ヤツらが来たら・・・・・・叩きのめそうか」
「叩きのめすって・・・・・・」

どうやって戦うんだよ!!
ヒロと一緒に居るなら、叩きのめせるかもしれない。
でも、バンはどうなんだろうか・・・・・・運動神経は良くても戦うことはできないんじゃないかと思う。

「どうした?」
「なんでもない!」

バンに悟られたくないので、レストランで夕飯を食べてから帰った方が良いんじゃないのとか話しながら歩く。
ヒロは居酒屋のほうが良いんじゃないですかって言うし、結局は居酒屋で夕飯を食べることになった。




居酒屋で酒を飲みながら、夕飯を食べるのは久しぶりだった。
バンは焼き鳥を食べながら、酒を飲んでいる。
一方、ヒロは未成年ということもあってか、ミネラルウォーターと焼き鳥セットを食べて話していた。

「でも、ハルさんがストーカーに合ったのは数日前のことですよね」
「ああ・・・・・・でも、ヤツらがそこまでついてきてるわけじゃないから大丈夫だと思うんだけどな」

バンは焼き鳥を食べ終えて、酒を注ぎながら飲んで話している。
確かに一理あるかもしれないと思って、バンを見ていた。

「バンが酔い潰れたらどうするか・・・・・・だよね」
「いや、酔い潰れやしないって---------------」

ケラケラ笑いながら答えるバンを見て思わず苦笑した。
そこはヒロもまったく同感だった・・・・・・バンは酒を飲むことが大好きだから、その気持ちが分からなくもない。





2時間後、既に10時になっていた。
バンはテーブルに突っ伏したまま寝ていて、両腕を枕にして爆睡中。
ヒロはバンを見て呆れていたが、仕方なく起こすことにした。

「バン、起きて!」

酔っ払いの幼馴染を起こすのはどうかと思ったが、仕方がないので起こした。
バンは眠そうに身じろいだ後、顔を上げて起きた。

「ぅん-----------?」
「バン、帰ろうよ」
「今、何時?」
「10時だよ」

バンに言いながら、CCMの画面に映っている時計を見せた。
眠そうにCCMの画面を見たバンは納得したのか、ゆっくり立ち上がる。

「こんな時間か・・・・・・気付けば、寝ちまってたんだな」

そう言って呟いたその時、スウッと影が現れたことに気付いた。
それを見上げると、数日前に会った男たちがいたのだ。

「ここで会ったな、お嬢ちゃん--------------」

その言葉を聞いた瞬間、顔を青ざめた。
こいつらがここにいるとは想像していなかった。
バンが私の前に立ち塞がって、ゆっくり話しかける。

「おまえらかぁ------------・・・・・・・ハルの後をつけまわってるのは?」
「そうだ・・・・・・・」
「ケンカなら、外でやっても良いぜ?」

バンは訝しげに相手の男たちを見つめながら、トロンとした目つきで睨みつける。
そんなバンの様子を見たヒロも前に出た。

「ハルさんの邪魔をするっていうんなら、僕も相手してやりますよ」
「なんだとォ!!」

大柄な体格に恵まれたリーダー格の男がキレたので、外で決着をつけようということになった。
勘定はバンが代わりに払ってくれたので、何とかなったが・・・・・・目の前にいる男たちを相手にしてどうするつもりなんだろうか。

Re: 【ダンボール戦機W】バン×ヒロと怨炎の幻想(ミラージュ) ( No.610 )
日時: 2012/09/25 20:14
名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: hSo8a19A)

短編はあと1話で終わらせます!!
それが終わり次第、第32章の続きに突入します!!

(バン視点)

場所は打って変わって、河川敷になった。
そこで決着をつけておいた方が良いだろうということで、ヒロと連携して戦うことにした。

「山野バンだな?」
「そうだけど・・・・・・俺に何か用?」

そう言い放つと、そいつらは俺を見て突っかかった。
リアルファイトくらいでビビってんのかと言いながらからかっている。
そのからかいを気にせず、冷静に状況を把握する。

「おまえら、俺のことが気に入らないって・・・・・・どういうつもりだ?」
「俺たちにとっちゃあ、目障りなんだよ!」

目障りねぇ・・・・・・アルテミスのチャンピオンになったからって調子に乗るなと言いたいところなのか。
まぁ、調子に乗っちゃいないけど・・・・・・ヤツらが懲りないのは分かっていたし、せっかくだから叩きのめしてやるか。

「目障りなのは、おまえらの方だよ」
「何だと!!」

挑発に乗せられてくるとはなぁ・・・・・・おまけに調子に乗りやがるから叩きのめそうかと思っていた。
ヒロとアイコンタクトをとり、目の前にいる相手を見据える。

「ケンカで勝てると思うなよ?」

そう言いながら、ボキボキと腕を鳴らす。
ヒロはファイティングポーズの構えをしながら、いつでも行けるように準備できていた。

「ヒロ、おまえはあっちのヤツを頼む。俺は大柄なヤツを叩きのめす」
「はい、分かりました!」

ヒロに的確な指示を与えた後、俺は相手の大柄な男をキッと見据えた。
こいつらをどうにかしないといけないから、早いとこ決着をつけるつもりだ。




戦いの火蓋は切って落とされた。
大柄な男は俺に襲いかかって、殴りかかろうとする。
そのタイミングを取りながら、余裕でかわしていく・・・・・・冷静に対応しながら、大柄な男の猛追を凌いだ。

「テメェ、ノコノコと逃げてんじゃねェよ!!」
「それはどうかな?」

ジャンプして交わしたのと同時に、右足でブレイズキックをぶちかました。
相手の頬に命中し、そいつの身体が宙に舞ったのを見つめる。
ドサッと派手な音をして、仰向けに倒れ込んだ。

「はぁ、いい加減にして懲りろよな・・・・・・・ったく、面倒なことに巻き込ませんな」

仰向けに気絶して倒れ込んでいる、大柄な男を見下すかのような目で睨みつけながら呟いた。
ヒロは少し小柄な男を相手にして戦っていた・・・・・・持ち前の反射神経で猛追をかわしながら、淡々と冷静に状況を把握している。

「ノコノコ逃げるんじゃねぇ、テメェが!!」

その男が繰り出した最後の攻撃をかわした後、ヒロはスラリと避けた。
同時に右ストレートで強烈な攻撃をぶちかまし、そのパンチは相手の頬に命中させた。

「がっ!」

そいつも気絶して倒れ込んだ。
2人が気絶したのを見て確認した後、ハルが駆け寄った。

「バン、ヒロォ---------------!!」

ハルが俺に向かって走り出してきたので、すぐに抱きとめた。
ストーカーから守りきったので、どうにかなったから良かった。
後は警察に連絡するだけだと思い、ヒロに頼んで連絡してもらった。




数分後、警視庁のパトカーが駆けつけてきた。
2人のストーカーは直井さんと奈良警部によって逮捕された。

「ハルが無事でよかったな」
「はい、そうですね!!」

ヒロも満足そうに頷いて、お互いにハイタッチした。
こいつもボクシングやっていたから、タイミングを合わせることができたと思う。

「バン、ヒロもカッコ良かったよ!!」

ハルも満足そうに頷いて、俺たちを見つめた。
ヒロと顔を見合わせたのと同時に、俺はハルの肩を優しく叩いた。

「とにかく、俺らで守りきったようなもんだしな」
「そうだね!!」

確かに俺らで守りきってこれたものだ。
ヒロには協力してもらえるかどうか分からなかったけど、ハルのことで相談したら協力してくれると言ってくれた。

「僕だって、ヒーローですもんね」

あはは・・・・・と言って笑いながらも照れるヒロ。
そんな彼を見て、頼もしく思えたのか・・・・・・俺もハルも周りに信頼できる仲間ができてよかったと思えた。

「じゃあ、そろそろ帰るか--------------」

俺はゆっくり歩き出しながら、帰り道を進む。
その後を追ったハルとヒロも満足そうに頷いた。

「うん!!」

闇の舞う夜、帰り道を歩いていたバンたちは帰路についた。
こうして、ストーカー事件は解決したのだった。


The End------------------------------


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