二次創作小説(紙ほか)
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- ハッピーエンド・エージェント。感想&オリキャラ募集中!
- 日時: 2017/03/20 18:56
- 名前: カシスオレンジ (ID: n1ZeCGPc)
科学者によればこの世界には大きく分けて4つの強大な力があるとされている。
・科学
文字通り、科学による力や能力。
単純な機械化による能力はもちろん、生体科学によって作られた能力なども含まれている。端的に言えばアンドロイド、遺伝子操作による生物兵器、サイボーグ、クローン。
・超能力
人間の潜在的な能力。通常の物理法則を超越した力があり、能力の形は持つものそれぞれにより異なる。
また薬品を作用させる事で素質のあるものから後天的に引き出すこともできる。
ただし、能力が阻害される装置が開発された為、欠点もある。
・具現化
人の想いが具現化した存在。妄想が現実に現れる等。この世界では妄想の具現化が発生する事がある。
また幽霊なども、科学者によれば「死んだ人間の思いが具現化したもの」であるため、具現化に含まれる。
人ならざる能力を持つものが多いが、彼らの能力は超能力ではない別の力である。
また、想いの具現化としては祈りや人間の復元など、存在だけでなく様々な事象も含まれる。
たとえ効果が科学・超能力・オカルトと区別がつかずとも、その根源が想いによるものならそれは具現化である。
・オカルト
上記のどれにも当てはまらない力。
代表的な物は魔法や呪いの類であるが、基本的に何でもありな力である。
ちなみに一般的な意味合いと違い、霊や神は具現化であってオカルトの分野ではない。
また、科学との融合によるオカルトテクノロジーという分野もある。
各系統ごとに何かしらの共通点があるというわけでもないため、発現された超常能力だけ見てもそれがどの分野に属するのか区別するのは難しい。
そして今数々の勢力がこの四つの強大な力を使い経済戦争を行っている。
ここから前書き。
作者のカシスオレンジです。まずはご説明を。
何の二次創作かと言うとパワプロクンポケットと言う作品です。見た事が無い方でも気楽に見れる様に書く予定です。物語完結後の世界ですのでネタバレしてます。見た事がある方は正直、私の実力では満足できないかもしれませんが温かく見守ってくれれば幸いです。
ちなみに元ネタは野球が主体ですので、基本的に主人公は野球に関わっています。ただし、この小説では野球の描写はほぼありません。
さらに、マルチエンディングです。ハッピーもありビターもバッドも書き込む予定です。
小説を書く事に関しては未熟ですので誤字脱字、表現等に違和感を感じたら是非ご指摘願います。
オリキャラを募集しています。
オリキャラシート
名前:(漢字表記の場合は振り仮名を振って下さい)
性別:(アンドロイド等の場合でも見た目の性別で)
年齢:(アンドロイド等、非人間の場合は見た目の年齢で)
容姿:(詳しくなくても構いません)
性格:(一言でも構いません)
能力:(普通の人間、未来人か宇宙人か単純なロボットか怪人の様に遺伝子レベルで結合された化け物かアンデッドか巨大な怪獣か人型の生物兵器かサイボーグ、改造人間。超能力者の場合は能力の内容を。具現化、オカルトの場合はどういう存在なのかを。色々書きましたが、とにかくどんな存在でも受け入れます)
備考:(オリキャラの過去、特徴、何でも構いません)
一人称、二人称:(例:オレ、お前)
キャラボイス:(四つ以上でお願いします)
展開により死んでしまう可能性がありますが宜しいでしょうか:(はいか、いいえで)
展開により死ぬより辛い出来事が起こる可能性がありますが宜しいでしょうか:(はいか、いいえで。ただし露骨にグロ描写等はいたしません)
展開により主人公、及び他のキャラ、オリキャラとの恋愛は宜しいでしょうか:(はいか、いいえで)
主人公の関係:(仲間、ヒロイン、敵等関係もある程度自由。どれでも構わない場合は無記名で)
不採用の可能性もあります。また世界観に合わない場合、変更部分を指摘します。
世界観。ネタバレ注意。
この世界は上記の四つの力と五つ目の力、時間移動と言う装置を中心に動いている。タイムマシンの使用目的は未来に起こる破滅(内容については不明)を危惧した者達がこの破滅の未来を変える為に、過去へ向かう。過去へ行った者達は未来の技術をある科学者に発明させ、未来の破滅の問題を解決させた。だが、それにより新たな問題が発生し破滅はしていないが、自由が無い世界へと変貌。
過去へ行った者達の希望は絶望へ変わり、過去へ行った者達はもう一度、この世界を変える為にタイムマシンを使う。
その後過去へ行った者達の失敗や暴走した後の世界が生まれる。その暴走したタイムトラベラーを協力、利用した現代の人間達が破滅を引き起こそうとしていた。
そしてその破滅を止めた世界のその後の様子をこの小説で書き込みます。
用語解説。
ジャジメント。かつて破滅を企んでいた企業。会長が行方不明になり日本支部の社長がジャジメントの解体を始める。現在は宇宙開発と野球チームの運営に尽力し、ジャジメント崩壊による世界の大混乱を切り抜けようとしている。
もう一つのジャジメント。こちらは企業と言うより破滅を企んでいた会長派の生き残り。破滅と言う名のパンドラの箱をもう一度開け、会長の意思を継ぐ。
大神ナマーズ。主人公が所属するジャジメントが所有する球団。
舞台はプロ野球なのですが他の球団の名称は控えさせていただきます。
登場人物。
主人公、市古。市古と言う珍しい苗字。主人公のみ名前無し。野球大好き。一人称はオレ。常に野球のユニフォーム。ビビらない。大卒でドラフト6位で大神ナマーズに入団。家族関係は祖母のみ。
実は市古には重大な秘密がある。本人も意識はしているが調べる必要はないと判断している。
その他のキャラクターは本編にて書き込み予定。オリキャラは投稿者様と共に記載させて頂きます。
オリキャラは何度でも投稿可能です。是非、気楽に投稿して下さい。
自分の作品にコメントをくださったお客様。
ルイージさん。
てるてる522さん。
本当にありがとうございます!
オリキャラ紹介。
>>12
- Re: ハッピーエンド・エージェント。感想&オリキャラ募集中! ( No.26 )
- 日時: 2017/03/29 19:25
- 名前: カシスオレンジ (ID: n1ZeCGPc)
市古は有村がいる食堂へ行く。有村は市古が一人で食堂へ来るのを珍しがった。
「お一人!?」
「べ、別に良くないか?」
「そうだけど.....」
市古は有村と談笑をする。
「あれ?野球と水泳ってどっちが難しいの?」
「え〜野球やった事無いから分かんないよ。あ、今度教えて」
「大丈夫だけど出来るか?やるからには全力でやって欲しいんだけど」
「ふふふ。今、水泳はブームが来るはずなのよ!」
「推定かよ.....」
「私はまだまだだけど、練習をいっぱいして世界大会で優勝する!」
「んー、水泳ってどうなんだ?」
「水泳は筋力トレーニングになるよ。ほら、市古って新人じゃん?筋肉無いから水泳お勧め!でも、水泳も本気と書いてマジにならないと駄目だから」
「ああ......ちょっと興味出て来たかもしれないな」
「ちょっと......駄目駄目。もっと興味出して!」
「水泳.....学校の授業以来だな」
市古は有村と野球の指導の約束をする。そして練習中餅田は市古をネチネチ僻む。
「最近、女と会い過ぎでやんすね...」
「そんな事無いだろ。皆、友達だよ」
「嘘でやんす!どうしてオイラには縁が無いでやんすか!」
「知らんよ.....」
すると松村が市古の元へ行く。餅田は怒りながら市古の元を離れトイレへ行く。
「餅田......」
「......」
「どうした?」
「え?いや?何か話したい事でもあるの?」
「え〜と......そう言えばさ、宇宙開発の仕事ってどんな事するの?」
「ちょっと......普通プライベートな話題を振るでしょ。どうして仕事の話をしないと駄目なのよ」
「面倒臭いな.....」
「ほらほらそんな事言わないでさ♪結構暇なの。暇つぶしに何か面白い事話してって。例えば一発ギャグとか」
「何でだよ...こっち結構真面目に練習してるから。邪魔しないで」
「.....ふう、邪魔って言われると傷つくよ......?」
松村は泣く素振りを見せる。
「ご、ごめん......そんなつもりは無かった...」
「アハハ......!まあ良いけどね。冗談だし」
「....」
「ほらもうちょっと笑ってよ......」
「ん?どうした?」
「いや、市古って時々何考えてるか分からない時があるの」
「会うの二回目でそんな事言われる筋合いはないんだけど...」
松村は動揺する。
「.....」
「意外とガラスのハートなんだな...情緒不安定?大丈夫か?疲れてるなら...」
「疲れてるよ。だからちょっと休ませて.....」
市古は松村と医療室へ行く。松村はベッドで休む。
「私さ、誰かが頑張ってる姿を見るのが好きなんだよね。そうすると自分も頑張ろうって思うから」
「...そうか。ただ無理はするなよ......お互いに頑張ろうな」
「......うん。あ、ほら一発ギャグしたら元気出るかも」
「そんな訳あるか!」
市古は寮に帰った後ハムちゃんを見つける。
「おお、ハムちゃんじゃないか」
「全く...そんなに騒がなくても逃げないから。もしかして試合の帰り?ユニフォームが泥まみれだから」
「まあそんな所だな...」
「あたし大正解。やったね。御褒美は?」
「何でそんな話になるんだよ!」
「ホレホレ、プロ野球選手は儲かるんだよね?そんなケチ臭い事言ってたら一生モテないぞ」
「ケチ臭くないし、そもそも儲かって無いんだよ。二軍だから!」
「モテないのは否定しないんだね」
「まあ...頑張って一軍に上がれたら良いな...多分」
「自信無さ過ぎだね。どうかしたの?」
「いや......オレって野球が好きなのかなって」
「野球が好きだから野球が上手くなるのは違うと思うね。そんなに甘い世界じゃ無いと思うよ」
「そ、そうだな.....」
「ハハハ.....野球をやった事無いあたしが言う台詞じゃないね。ごめん」
「いや、ちょっと目が覚めたよ。オレ.....頑張ってみる。野球が好きなのかはそれから考える」
「おっ、市古君、覚醒の時?それとも進化?」
「オレを何か別の生命体と見てないか?」
「あれ?バレちゃった?」
「本当にそう思ってたのか.....」
「まあファン一号としてはこれから活躍してくれると自慢出来るんだけどなー」
「ああ......」
「ほら、バットで素振り。頭で考えるより身体鍛えるべし!」
市古は寮へ帰る。ハムちゃんは悲しそうに市古の方を向く。
「また治療してもらわないと.....」
市古は練習中に餅田と語る。
「なあ?何でハムちゃんって言うんだ?」
「は?何の話でやんすか」
「彼女の本名は雨崎千羽矢だろ?何で「ハム」ちゃん何だ?ハムの意味が分からないんだが」
「そんなあだ名聞いた事無いでやんすよ。それに千羽矢ちゃんは...」
市古は諸星に呼ばれる。
「あ、それじゃ」
「忙しい人でやんすね〜」
市古は諸星と小料理店で酒を飲む。
「まだ先ですけど、シーズンが終わったら引退ですよね?」
「何度も聞くなよ。酒飲む度にその話題ばかり。飽き飽きだ」
「すみません...」
「最後の晴れ舞台がこんなんじゃ不服って言いたいんだろ」
「ええ。ナマーズは落ちこぼれ球団と呼ばれ試合に出ればブーイング。企業のジャジメントの方も今やリストラを待って失業手当の計算してる奴までいるんですよ」
「そうかもな。まあ応援してくれる奴だっているだろ?」
「.....ええ、でもこのままで良いんですか。諸星さん程の野球選手の最後が.....」
「最後の舞台で文句を言われようとオレには構わねえ。心残りはナマーズを...もう一度優勝に導きさせたかったんだけどな」
すると、一軍監督の古沢が諸星の隣に行く。
「ああ、お前が市古だな?」
「どうも、初めまして市古です」
「古沢だ。まあ...ハハ...駄目監督だよ」
「......いえ、良い評判は沢山聞いてますよ」
「それでも結果が出なきゃ意味が無いんだよな......水木と変わって欲しいと思っている奴等なんて大勢いるだろうに」
「......」
「でもやるからにはオレも頑張らせて貰うよ。優勝って言う景色を見せてやりたい」
「同感です.....」
明日試合がある為に古沢と諸星は早めに切り上げ市古と別れる。市古は二人に憧れる。こんなにボロボロになっても球団を愛せる事に。酔狂と呼ばれても阿呆と呼ばれても、決して折れる事の無いその芯は寒空の中逞しかった。
その頃、ジョーカーは自身の本拠地へ帰る。其処には二人の男女がいた。
「ジョーカー、他人を襲うのはやめなよ」
「テイルか。俺様はこれでも主を探す為に行動しているつもりだ。口出し無用」
「も、もう.....ほらメンテナンスするから。僕に接続して」
テイル。緑色の髪で人型サイボーグ。ジョーカーが寂しい思いをしないように主に作られた。
人工知能のある機械生命体。ジョーカーの弟的存在。彼女がいる。二人にとても大事に扱われてる。男なのにゴキブリ等の虫類が嫌い(蜘蛛や百足、おもちゃの虫なら平気)。ジョーカーとピンキーは守ると言っているが毎回ジョーカーかピンキーに守られている。
「カリオペは死んだかどうかわからないんでしょ?そんなに無茶したら僕は君を守れないよ」
「守られる筋合いは無い。それに守られる程弱くない」
女性の方は、魔球騒動で捕まっている子供達と遊んでいた。
「おい、ピンキー。餓鬼と遊ぶな。俺様に懐いてしょうがないだろ」
「もう、しょうがないじゃない!まずこんな可哀想な事しないでよ!」
「俺様が所属している組織からの命令だ。俺様がきっちり働けばカリオペの場所を教えてくれる。それまでの我慢だ。まあ、餓鬼がどうなろうが知った事では無いがな」
「ひどーい!ちょっと冷徹なのよ!ジョーカーは!テイル!思考回路を変えてよ!」
「む、無理だよ。メンテナンスは出来るけどプログラムの変更はカリオペさんしか出来ない......」
ピンキー。サイボーグでテイルの彼女。明るくて陽気、そして勇敢かもしれない。ウィングを出して飛べたりスクリューを出して水中も移動できる。ジョーカー、テイルを創った人物とは違う人物が創った(その人物もジョーカー、テイルの主同様何者かに殺された)。人工知能のある機械生命体。なぜかテイル以外の大事なことを忘れやすい。テイルより虫は平気。
テイルは気まずい表情をする。
「.....あの、エースについてだけど」
ジョーカーはテイルを睨む。
「二度とその名前を呼ぶな」
ジョーカーはいらだちながらその場を去る。
「テイル.....」
「ごめん....今でも十分楽しいんだ。だけど、やっぱりエースとカリオペがいないと駄目だって。ジョーカーには......」
「......」
エース。ピンキーを創った発明家。黒髪で機能を発動させると真っ黒なオーラを醸し出す。ジョーカーと仲が良かった。現在死亡している。
「でも、ジョーカーは知っているはずだ。エースが生きている事を」
- Re: ハッピーエンド・エージェント。感想&オリキャラ募集中! ( No.27 )
- 日時: 2017/03/29 19:26
- 名前: カシスオレンジ (ID: n1ZeCGPc)
数年前。カリオペはジョーカーとエースを創る。カリオペは音声のみで生きているのかどうかも分からなかった。エースはジョーカーと同じ冷酷だったがジョーカーには優しかった。ジョーカーとエースは決まってカリオペの声が聞こえる研究所に住みこんでいた。自由に行動しながらもほとんどの毎日は研究所で過ごしていた。
「ジョーカー.....今日は確かカリオペがジャジメントって言う企業に就職した日だったはずだ。歓迎しようぜ」
「......くだらないな」
そう言いながらもジョーカーとエースは大きな音の出るクラッカーの準備をした。ジョーカーはエースにプレゼントを買う所を見せたく無かったので秘密裏にプレゼントを買いに行く。
「何で俺様がこんな事を......」
しかしジョーカーが研究所に戻った時、カリオペの断末魔が聞こえる。
「......!」
その後、ジョーカーに沢山のサイボーグ達が襲いかかる。
「貴様等は......何者だ」
「ジャジメント下部組織、機械軍だ。カリオペの始末と創造した生命体の処分に参った。では死ね」
ジョーカーはサイボーグ達を返り撃ちにしたがジャジメント全体に狙われる事になる。
「......俺様でもカリオペを倒した様な組織に追われちゃ壊されてしまうんだろうな」
その時、エースも研究所に帰って来た。エースもまたプレゼントを秘密裏に買っていた。
「......どうなってるんだ?」
「貴様には関係ない。ただ、カリオペは死んだよ。ジャジメントによってな」
すると、エースは単身ジャジメントに乗り込もうとする。ジョーカーは止めるがエースは二つの装置を見る。
「テイルはカリオペの最期の生命体だ。隣は俺が創ったピンキーって言うんだ。どれもお前の為に......」
「貴様......まさか」
エースはジャジメントに自首する。ジャジメント会長はエースに問い正す。
「やあ、ボクの名前は......自己紹介はする必要無いみたいだね」
「......悪魔に相応しいな。お前は」
「ボクも初対面の人間に悪魔と認知される様になったんだね。でも君の様な悪魔も知らない様なロボットに悪魔と言われても論外だよ?」
「......俺をどうするつもりだ」
「どうしようかな?少なくとも死ねると思わない方が良いよ。君の様な生命体は貴重でね。色々壊したくなるんだ。生きている事が辛くなるほどボクは君に八つ当たりをするから」
会長はエースに大量の情報データを流し込む。
「ぐあああああああああああ!!!!」
「パソコンと同じさ。容量が大量に入るとおかしくなる。君達は感情のあるパソコンと何も変わらない。さて、こんなもので終わると思うかな?今度は君の大切な......」
エースはその後行方不明になる。ジョーカーはその事を後悔し、エースの事を考えない様にしている。
- Re: ハッピーエンド・エージェント。感想&オリキャラ募集中! ( No.28 )
- 日時: 2017/03/30 20:04
- 名前: ルイージ (ID: xoJWIaF4)
相変わらず面白いです!(戻りました)
会長の名前は後に明らかになるんですか?
ではまたリクエストします(今回少し多めです)
ガットン
性別:男
年齢:不明(自分は計測できない為)
容姿:体の色は赤くて右手がスコープで左手が少し大きめ
性格:脳天気だがやるべきことはきちんと果たす 誰にでも敬語
能力:右手のスコープで敵の名前、年齢、能力(サイボーグの場合は製作者も)を計測できる(計測不能の時は「計測不能、計測不能 ナンダコレハ、意味ガワカラン」と言う) 計測後はターボエンジンを全開にして相手に襲い掛かる 左手はロケットの如く飛ばすのも可能 右手のスコープはボタンを押すとレーザーキャノン、またはガドリングになる
過去:ピンキーを作った人と同じ人に作られた人型サイボーグ しかし正体不明のコンピュータウィルスに感染して記憶がショートし、機械軍側に着いた
特徴:しゃべる時は必ず最初に「ピピ」と言う 普通のロボットっぽく、充電残量がある(バーニアとピンキー曰く「そういうところ治したら?」) ジョーカーより強く、機械軍の四天王にされるほど 後にジョーカーの仲間に戻った時、桜子に惚れて初めて恋というものを知る
一人称:私
二人称:〇〇サン(例:ジョーカーサン)
三人称〇〇サン達(例:テイルサン達)
ボイス:「コレヨリ、戦闘ヲ開始シマス」 「充電残量ガ、残リ少ナクナリマシタ、シャットダウンシマス」 「(50%以下の時)体ノ〇%大破、自然修復の為、再起動シマス」 「(50%以上の時)体ノ〇%大破、機能停止、機能停止、シャットダウンシマス」
死ぬ可能性:いいえ
辛い出来事:はい
恋愛:はい、桜子に惚れるということで
関係:最初は敵
リボル
性別:男
年齢:不明(ガットンの計測によると、25歳くらい)
容姿:紫と水色で右手にレーザーキャノン、左手にガドリングを装備している
性格:とても勇敢でリーダーシップが高く、ガットン、バーニア、モータスと中がいい 勇敢なのに高所恐怖症
能力:右目にある装着タイプの小型望遠鏡を装備しており、半径1000KMまで見える
過去:人型サイボーグで前は北部のジャジメント抵抗軍隊の軍曹だったがガットンと同じく正体不明のコンピュータウィルスに感染しして記憶がショートし、機械軍側に着いた
特徴:語尾に必ず「〜である!」と付ける ジョーカーより強く、機械軍の四天王で一番強い 後にジョーカーの仲間に戻った時、変わらず高所恐怖症
一人称:我輩
二人称:お主
三人称:お主ら
ボイス:「我輩の力、とくと見よ!」 「残念ながら、我輩は恋愛など興味なくてな」 「我輩、実は高いところが・・・」 「我が隊員は、我輩が守る!」
死ぬ可能性:いいえ
辛い出来事:はい
恋愛:いいえ
関係:最初は敵
バーニア
性別:男
年齢:不明(ガットンの計測によると、15歳くらい)
容姿:オレンジ色で両肩にガドリング、右手にミサイル発射機(装備できる程の大きさ)、左手に戦闘用のジェットエンジンを武装している
性格:明るくて陽気、そして好奇心旺盛でちょっぴり小悪魔(憎めない)
能力:背中にある飛行用のジェットエンジンで飛べる
過去:リボルと同じく人型サイボーグで北部のジャジメント抵抗軍隊の飛行部隊の隊長だったがリボル、ガットンと同じく正体不明のコンピュータウィルスに感染して記憶がショートし、機械軍側に着いた
特徴:ジョーカーより強く、機械軍の四天王にされるほど 後にジョーカーの仲間に戻った時、変わらず好奇心旺盛
一人称:ボク
二人称:君
三人称:君達
ボイス:「わぁー!何だろう、あれ!」 「飛行戦は任せて!」 「リボル、勇敢なら高所恐怖症を克服しないと」 「やっちゃうよ!」
死ぬ可能性:いいえ
辛い出来事:はい
恋愛:いいえ
関係:最初は敵
モータス
性別:男
年齢:不明(ガットンの計測によると、19歳くらい)
容姿:金色と青色で、背中にバイクのマフラーのような物がある
性格:つねにバイク好きで、一日に10回バイク十台を洗う その日の気分に合わせて気分と同じ色のバイクを選ぶ 一台でもどっかいったら何年かかっても探す(バイク店以外を)
能力:どんな魔改造したバイクでも乗りこなすことができ、バイクに乗って戦う(そもそもバイクに乗らなくても強い)
過去:ピンキー、ガットンを作った人と同じ人に作られた人型サイボーグ しかしリボル、ガットン、バーニアと同じく正体不明のコンピュータウィルスに感染して記憶がショートし、機械軍側に着いた
特徴:機械軍側に着いてもバイクに乗って戦う バイク如きに名前を付けている(一番のお気に入りは金色のスティーブン)ジョーカーより強く、機械軍の四天王にされるほど 後にジョーカーの仲間に戻った時、ガットンが恋をしたときうまくいく秘訣を教える
一人称:俺
二人称:お前
三人称:お前ら
ボイス:「オラオラ!モータス様のお通りだ!」 「どこだあああああああ!?俺のバイクううううううううううううう!」 「なあガットンにピンキー、俺らの製作者いつまで出かけてるんだろな」 「どうだ!俺のバイク!かっけーだろ!?」
死ぬ可能性:いいえ
辛い出来事:いいえ
恋愛:いいえ
関係:最初は敵
長文失礼しました(これだけで1800文字超えたw)
- Re: ハッピーエンド・エージェント。感想&オリキャラ募集中! ( No.29 )
- 日時: 2017/03/30 16:44
- 名前: ルイージ (ID: xSFqyKL7)
今、僕の小説にていろいろ募集中です
- Re: ハッピーエンド・エージェント。感想&オリキャラ募集中! ( No.30 )
- 日時: 2017/03/30 19:32
- 名前: カシスオレンジ (ID: n1ZeCGPc)
ルイージさん、オリキャラ投稿感謝です。
会長の名前は原作で出てます。正直、原作の方が面白いので拝見して頂けると幸いです。ただ、今回は物語にあまり関わらないので名前はあえて出しません。知りたい場合は不親切ですが調べてくれると助かります。これからも応援宜しくお願いします!
市古は最上とまた偶然に公園で再会する。最上は嫌そうな顔をする。
「ちょっと......ストーカー?」
「多分あれだ。オレがたまに来る公園の素振りの時間と桜子が公園を通る時間が同じなんだよ。だからこうも何回も会うんだ......」
「は?何で私が悪いみたいな感じなのよ!」
「そんな事一言も言ってないけど!」
「ニートと三回も運命の出会いをするなんて...私も堕ちたモノよ」
「二軍の野球選手だよ!」
「二軍なの?」
「一軍スターになる予定の二軍選手だ!」
「そんなの口だけなら何でもありよ」
「口だけなら二軍選手なんて言わないだろ。なんで中途半端な嘘付くんだよ」
「...確かに。え?本当に二軍選手なの?」
「大神ナマーズの市古。市場のいちで古いのご。で、市古。珍しいし、正直あんまりカッコ良い苗字じゃないから馬鹿にされてたけど」
「果物のイチゴと同じだもんね」
「何回その言葉を言われたか....」
すると、最上の元に会社の同僚が現れる。
「最上.....昼休みは過ぎてるぞ。戻れ」
「分かってるわよ。片瀬 智之(かたせ ともゆき)」
片瀬智之。最上の同僚。性格は嫌味。容姿は見た目がやけに綺麗なグレースーツで黒髪、ツーブロック。
市古は秋空の下で落ち葉が風になびくのを感じながら素振りを続ける。秋になってもナマーズは最下位。ペナントレースも終盤。そして数日後、ナマーズの最下位は決定的な物となりニュースで古沢監督は自身の責任として謝罪をする。
食堂で食事をしていた水木は食堂のテレビの電源を消す。
「嫌な予感しかしないんだけどな......これ以上の不幸って言えば.....移籍か...」
水木の予感はしばらくぼやけたままだったがそれが的中する事になる。そんな事はどうでもいいと言わんばかりに市古は静かに自分の部屋で野球観戦をテレビで見る。今日は諸星の引退試合。
「バッターは今日で引退、諸星。これまでの累計の成績は」
実況の声が市古の部屋の中を隅々まで駆けて行く。試合の内容なんて気にしない程に市古は諸星の事を気にしていた。
「大神モグラーズ時代から活躍し、何度も優勝へ導いたバッターの」
観客からのブーイングの波が諸星を襲う。今田達モグラーズファンはブーイングの波に負けずに声援を送る。
「俺達の意地を見せてやるんだぁ!諸星ー!」
諸星は打つ気等無かった。最後の晴れ舞台に十分満足していたからである。諸星は全ての打球に思いっきりバットを振った。今までの恩、恥、罪、感謝をバットに込めて。ブーイングは次第に減って行く。聞こえるのはファンの声援だった。
「......三振です。諸星、最後の打席は三振です」
諸星はほぼ誰もいないナマーズのファンの席の方を見て、ベンチへ戻る。古沢は諸星に肩に手を叩く。
引退インタビューも注目もされない、新聞にも載らない。むしろブーイングが残る中、諸星はプロ野球を引退する。誰もが口にする。「ナマーズじゃなかったら名選手として刻まれていただろう」と。
その後シーズンは終わりを迎え人々が優勝争いに燃えている時、早速ナマーズの選手達は辞めたり移籍したり、年棒の急激な低下に激怒した選手等は少なくともボロボロになった船から降り始めた。
そして、数週間後市古は社長室にいる大神社長に呼ばれる。
「な、何でしょうか?」
「君の年棒は少しアップさせて一軍に来て欲しいんだ」
「.....こういうのって社長がやるんですか?」
「いや、少しでも野球に触れたいだけだ。ボクの個人的思想だから気にしなくて良い」
「はい...」
「さっき言った事だけど了承してくれるかな?」
「勿論ですよ」
大神社長は安心したかのように少しだけ笑顔を見せる。市古は一礼をし社長室を後にする。その後、餅田、下山が一軍へ上がる。柿元は二軍のままだった。
餅田は市古の部屋で深刻そうな顔で考え込む。市古は餅田に聞く。
「どうした?一軍だぞ?」
「でも一軍レベルの選手達が皆、辞めて人数合わせで一軍に上がっただけでやんす。オイラは実力で上がりたかったでやんすよ」
「いやいや、そんな事無いだろ.....と言うか本当にナマーズ大変そうだったな。社長がオレみたいな奴に下から話していたぞ」
「悲しい末路でやんすね。ナマーズはどうなっちゃうでやんすか...」
オフ・シーズンへ変わる時、市古はもう一度夢を見る。暗い部屋の中、目の前にはランプを持った化け物。身体が裂かれた様な姿に市古は落ち着く事が出来ない。
「選んで...結末を」
「何を言っている。オレは......」
「どの選択も秘密に会える。貴方と世界の。だから、選んで、貴方の望むエンドと人生を」
化け物は色んな女性に変え続ける。どれも最近会った女性ばかり。
「最上かナンシーか有村か松村かハムちゃんか武内か。選んで」
「......すぐには無理だ」
「貴方に自由意思は無い。全ては秘密に導かれる」
「お前は......何者だ」
化け物は最上に姿を変えた途端に市古は夢から覚める。
「......」
目の前には外国人がいた。
「ハァ〜イ!私アルベルト言いまぁ〜す。大リーガーでアスリートでぇ〜す」
「......誰だよ!」
「オーノー。私の事知らないなんてぇ〜。やっぱり時代の流れは早いですねぇ〜」
「と言うか大リーガーなのか?凄い選手じゃないか!」
「ええ、見て下さぁ〜い。私のフォ〜......」
アルベルトは身体中の骨をバキバキ折れながら倒れる。
「アルベルトさん!?」
「私まだまだいけるでしょぉ〜。私まだまだだいじょうぶですねぇ〜」
「いやいや......身体中の骨と言う骨が折れまくってますよ。救急車!救急車呼ばないと!」
アルベルトは救急車に運ばれる。
「何だったんだ...?」
市古と餅田達は一軍メンバーとしてキャンプに合流する。球場で市古は自己紹介をする。
「よし、一軍に入った奴の自己紹介は終わったか。次はお前達だ」
一軍監督の古沢は継続。疑問の声がかなりあったらしいが。
「どうも、芦沼だ。新人上がりは覚悟しとけよ。特に餅田」
「な、何ででやんすか!」
そう言って芦沼は場を和ませる。
「......オレの名前は柿元晃平.....」
柿元はプロに復帰。だが周りは誰も期待していなかった。
「輝......何で此処にいるんだろ......あっ」
「官取だ。ビシバシ鬼鮫さんと一緒に心も体も鍛えてやるからな!フフフ」
一軍コーチ、鬼鮫は市古に向かう。
「うむ、体つきはまだまだだが素質はあるな.....君、これから時間あるかい?」
「えっ?」
「自己紹介より練習!食事より練習!恋人より練習!うああああああああ!!!」
天道は相変わらず叫ぶ。成績は落ち続け自身の目標を越えられずさらに情緒不安定になっている。
また、二年目になり後輩やトレードされた選手達がナマーズに入団する。市古はトレードされた選手達と話そうとする。
「あの......」
市古が話しかけたのは海老原 新一(えびはら しんいち)。髪をカラフルに染めており、前の球団で揉めていて最終的に戦力外通告を下されナマーズに入団。いきなり一軍に入れる為実力は確か。高校時代に殺人未遂を起こしている。ただし自己防衛と判断している。
「......ん?オレに話しかけるなんて珍しい奴もいたもんだ。何?どうした?」
「どうしてナマーズに入ったんですか?」
「何?球団に入るのに理由がいるの?面白いな〜」
「い、いや......」
市古は強面の諸星で耐性が出来ていたが、海老原はまるでスタイリッシュな殺人犯の様な顔付きだった。
「あんまり舐めるなよ.....お前みたいな馴れ馴れしい奴嫌いだから」
さらに大ベテランの選手も現れる。
「良いか、小僧。私は昔ホームラン王に輝いた事があるんだ!」
「え、ああ、はい!」
「この私、風霧 友三(かざきり ともぞう)はな、その昔あの投手からホームランを打ちあげて!」
風霧 友三。一言で言うと老害。さらに言っている過去の栄光すら嘘。実際はただの妄言。自分を一軍スターを勘違いしている。さらに自分のファンすら自分で創り上げ、ファンレターを自分自身に書いたりしている等、ある意味イカれてる。自分が絶対に正しく偉いと思っている。前の球団に切られても懲りていない。
また二軍の後輩が市古に話しかける。
「どうも、俺の名前は原田 庫太郎(はらだ こたろう)って言います」
原田庫太郎。坊主。ドラフト一位に選ばれたかなり運が悪い投手。実力はかなりのモノで二年の時甲子園準優勝している。三年の時も三振を大量に奪い話題に。多くの球団が彼を欲しがったがドラフトで選ばれたのはナマーズ。この事は多くの記事に載せられ、同情の声が日本中に聞こえて来た。
ただ、本人は何故か喜んでいたと言う。
「ああ......オレ、プロ二年目になったんだな」
彼の本当の勝負が今、始まろうとしていた。