二次創作小説(紙ほか)
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- ナンバカ。チートキャラが来た!完結。コメント募集中!!
- 日時: 2017/06/26 06:44
- 名前: 桐谷 (ID: PITau1mw)
はじめまして桐谷です
今回はナンバカの夢小説を書かせてもらいます
設定
名前 神崎 神子人 (カンザキ ミコト)
姿 185cm
??kg
黒髪、まだらに赤毛
つり目
好きなもの 鎖 猫 モフモフしたもの 甘い物
嫌いなもの 虫 ネチャネチャしたもの
猫被り 超能力の持ち主
アイタイプ 青紫
- Re: ナンバカ。チートキャラが来た! ( No.14 )
- 日時: 2017/04/22 18:06
- 名前: 桐谷 (ID: lFU56UAk)
本編
「一ぇ!神崎見なか...あっ」
重い沈黙。神崎は恥ずかしそうに一の胸元に顔を埋めた。一も神崎が見えないように覆い被さった。15番はというと、
ジューゴ「なっ!ななっ!何やってんだよ!一ぇ!抜け駆けずりぃぞ!そ、そんな。やらしい...こ...と」
どうやら15番はピュアなのだろう。顔を赤くし、小学生のように騒いだ。耐えきれなくなり、目を背けると「ずりぃ」と呟いた。先を越されたことがよほど悔しいのだろう、彼の綺麗な瞳には涙がうっすらと浮かんでいる。一はそんな15番にため息をつき、神崎から体を離した。
双六「神崎、いきなり抱き締めて悪かったな」
ぶがわるそうに頭を掻くと、書類を持って部屋を後にした。
ジューゴ「神崎は...一と、その......そーゆー仲なのか?」
気まずさからか、いまだに目を合わせようとしない。神崎の中で、罪悪感が生まれた。ソレはじわじわと胸の中で広がり、ある行動へ神崎を突き動かした。
ふわりと神崎の香りがしたかと思ったら、自分の体を何かが包んでいた。神崎と分かると体の熱が上がり、さっきまで自分が持っていた"嫉妬感"が離れていった。
ジューゴ「!?か、かかか、神崎!?」
神崎「ご、ごめんなさい。私、こういう時にどうしていいか分からなくて。でも!主任とは、そういう関係じゃないから」
神崎の心臓の音が嫌でも伝わってくる。いや、まぁ正しくは嫌ではないんだけど。そろっと神崎の体に触れてみた。神崎は俺の事、どう思ってるんだろ。一人の男として見てくれているのだろうか。
ジューゴ「わ、分かったよ。神崎、もういいから」
そう言うと、神崎はゆっくり神崎を離した。
正直、離れてほしくないけど、誰かの足音が聞こえる。聞き覚えの無い足音は、俺達の居るここ、主任室の前で止まった。
コンコンと扉を叩き、ガチャ と扉を開けたのは、13舎の看守の一人である、星太郎が顔を出した。
星太郎「あれっ?誰ですか?って15番君!?また脱獄して!主任に怒られるのは僕なんですよ!?」
星太郎が15番を連れていこうとすると、神崎がそれを止めた。
星太郎「え、じゃあ主任が言ってた"個人看守"って貴女の事だったんですか」
神崎「神崎、で良いですよ。そうなんです、だから15番にここの案内を頼んでいて、主任には悪くて頼めませんから」
星太郎「そうなんですか。あ、じゃあ敬悟じゃなくて良いですよ。僕のほうが年下ですし」
神崎「じゃあ星太郎って呼ばせてもらうわね」
ジューゴ「じゃあ俺達は戻るわ、じゃあな星太郎」
そうして二人も部屋を後にした。神崎の部屋に戻ると、待ちに待っていたようにタンスを開け、部屋着を取り出した。
わ、わぁーーー、ドキドキするぅ〜!誰にも見せる訳無いのに〜!と、とりあえず、ここをこうして......
神崎「よし、なんとか着方覚えた。それより、この真ん中のリボン、ほどけるとは思わなかったな」
ちょっとウキウキする、な。
コンコン
猿門「おーい、神崎。開けるぞ」
神崎「え!!?」
ガチャ
猿門「...............なんて格好してんだ、誘ってんのか」
み、見られた。見られてしまった。
神崎「違っ、違います!」
顔が赤くなっていく神崎をまじまじと見るとちっと舌打ちした。神崎に近づいて行った。
続く
- Re: ナンバカ。チートキャラが来た! ( No.15 )
- 日時: 2017/05/03 12:17
- 名前: 桐谷 (ID: 6PL6dW6J)
カツカツカツ
鋭い足音が、神崎に近づいて行く。はんば修羅場化としている中、神崎の目の前に居る猿門は舌打ちをして自分の上着を被せた。
猿門「ったく、神崎おめぇ、来たのが俺だったから良いが、女なんだからしっかり鍵閉めとけ」
半分照れながら、半分怒りながら、猿門は言った。ポカンとしている神崎を見て猿門は「だーかーらー!」と声を張り上げ
猿門「そういう格好、俺以外の奴が見たら大変な事になんだろ!?」
あぁ、なーんだそんなことか。この人には悪いが、少し遊ばせてもらおう。
神崎「…大変な事って、なんですか?」
猿門「え、えっ、だ、だから大変な事は大変な事なんだよ…」
神崎「………例えば?」
神崎は猿門の焦りように、ニヤけそうになりながらそれを飲み込んだ。
猿門「っ〜〜〜!あ"ーもう!」
頭を乱暴に掻くと、帽子を取って神崎の手を掴むとこれまた乱暴にベッドに押し倒した。布とが擦れ合う音と二人の吐息しか聞こえない部屋で、猿門は自分のやっていることに顔を赤らめさせた。
神崎「………それで?」
わざとニヤリと笑い、猿門の羞恥心を煽る。端から見れば、猿門が有利に見える。だが神崎の中では立場は逆なのだ。
さて、どうしようか。この人はある意味純粋らしい。一ならば首を狙うだろうが……………は?何で一?今あいつは関係無いだろう。
そんなことを考えていると、固まっていた猿門が動いた。
猿門「後悔してもしんねーぞ」
さっきまでの赤面はどこへやら悪そうな怪しい笑みを浮かべた。猿門は、神崎の弱点を知って知らずか、首に顔を埋めたやらしく舐めた。
神崎「あっ…!?」
耳元で水音を聞くというものはなんとも恥ずかしい事で、思わず声を上げた神崎は身を捩った。それでも構わず舌を滑らす猿門は、吐息を漏らした。
ゾクゾクッ
なんとも言えぬ快楽が神崎を襲う。いつの間にか肩紐はずれ落ち、神崎の白く透き通った肌が顔を出した。
猿門「はっ………ん、神崎……」
喘ぎの混じったイヤらしい声は、あるものに妨げられた。
九「ニャーン」
神崎/猿門「「!?」」
続く
- Re: ナンバカ。チートキャラが来た! ( No.16 )
- 日時: 2017/05/05 19:58
- 名前: 桐谷 (ID: Lp.K.rHL)
神崎「え………九?」
猿門「な、んで猫が?まさかあいつの?」
ドタドタドタ バンッ!!
星太郎「わぁぁぁ!だ、駄目ですよ!ここは神崎さんの…………………………」
…
…
…
ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああ!!!お、終わった……見られた。色んなモノを純粋で一番まともな星太郎に…!上の猿門さんは……うん。察してあげよう。ヤバい、泣きそう。
星太郎「あっ………えっと…お邪魔しました。ツヅケテクダサイ」
そう言うと星太郎は九を抱え扉をゆっくり閉めた。
猿門「待て待て待て待て!!んおい!星太郎!誤解……ではねぇけど………とにかくちげぇんだって!」
神崎「猿門さん!否定するならしっかり否定して下さい!星太郎!違うの!これには事情が!」
必死に誤解を解こうと二人は声を張り上げた。キィと少し扉を開け顔を出した星太郎は、なんとも言えぬ顔をしていた。「良いですよ。見なかったことにするんで」と、異様なオーラを出して星太郎は言ったが、逆に二人の声を大きくさせた。
猿門「だからちげぇんだって!」
神崎「だから違うの!」
そこで猿門は事情を星太郎に話した。
猿門「___っていう事なんだよ」
星太郎「でもそれって猿門主任が悪いですよね」
猿門はそれを聞くと、それを言われたく無かったのか「うぐっ」と詰まらせた。そんな二人を他所に神崎は
神崎「え、猿門さんは主任看守部長だったの?」
猿門「あ?言ってなかったか?」
神崎は聞いてないと言いたそうにつり目を細めた。
猿門「そうか…悪かったな。じゃあ改めて、鍛練の5舎の主任看守部長。悟空猿門だ。さっきは押し倒して悪かったな」
神崎「まぁ煽った私も悪かったので良いですよ」
丸く収まった?ところで、猿門を呼ぶ声が聞こえてきた。
続く
- Re: ナンバカ。チートキャラが来た! ( No.17 )
- 日時: 2017/05/07 15:08
- 名前: 桐谷 (ID: jFu2moab)
九力「主任ーー!」
声の主は俺の部下である九力大仙。5舎の看守の一人である。神崎は目を細めて九力を見ている。誰か分からないんだな。……かわいい……………は、馬鹿か。今日会ったばかりの奴を可愛いとか、死ね。
神崎「………………猿門さん?」
え、口に出てたか?それじゃ………
神崎「猿門さん!」
猿門「はっ、え…何………」
しまった、ボーっとしてたか。
九力「六力が倉庫整理してたら、棚の角に足ぶつけて転んでしまって、その拍子に棚が倒れて下敷きになって。今八力が医務室に運んで行ったので、主任に知らせようと!」
一気に話したのと、走って来たのとで、息を切らして居る九力を横目に、神崎は目の前の九力と会話に出てきた二人について星太郎に聞いた。
星太郎「えっと…まず目の前の人は、九力大仙といって、猿門主任と同じ5舎の看守です。次に棚に下敷きになったのは六力大仙。5舎の看守です。最後に六力君を運んで行ったのは、八力大仙。二人と同じ5舎の看守です。三人はとても仲良しでよく一緒に居ます」
三人の紹介を聞き終わり、「ふーん」と興味無さげに反応した神崎は、部屋に戻ろうとドアノブに手をかけた。その時、
九力「猿門主任。アイツ誰ですか?」
九力は余裕を取り戻したのか、初めて見た神崎について神崎に聞こえるように猿門に聞いた。
猿門「あーアイツは神崎って言って、13舎13房の個人看守だ。神崎、一回着替えてこい」
神崎「………分かりました」
神崎が着替え終わると、星太郎は帰ったのか姿が見えず、九力と猿門、そして13房の四人が様子を伺っていた。
神崎「……お待たせしました」
猿門「おぉ…………ッ!!か、神崎!首!」
神崎の声を聞いて振り返った猿門は、神崎の首を見て驚いた様子を見せた。九力も首を見て「あーぁ」と呟いた。
神崎「?どうかしましたか?首に何かついて…?」
猿門「し、知らなくて良い!」
ハテナを残した神崎をほっといて猿門が二人の紹介を始めた。
猿門「___だ。仲良くしろよな。じゃあ俺は六力の様子を見に行って来る」
二人が反応したのを見届けて猿門は去っていった。しばらく沈黙が続いたが、九力が神崎に話し掛けた。
九力「なぁ、神崎だっけ?お前、もしかして猿門主任の彼女?」
神崎はそんな九力の質問を聞いて、吹き出してしまった。何が可笑しいと言いたげな九力を見て神崎は
神崎「プククッ。何で?…どうしてそう思ったの?」
九力「猿門主任の服とお前の服見たら、さっきまで何かしらやってたって事だろ?」
神崎「まぁ何かしらあったことはあってるわね。…………で?それを知って、私になんの得が?」
九力「別に?気になっただけだし?………でもさ、主任に付け入ろうとしてんなら、それは俺が許さねぇからな」
神崎「ふっ、ご親切な忠告どうも」
続く
- Re: ナンバカ。チートキャラが来た! ( No.18 )
- 日時: 2017/05/11 19:58
- 名前: ういろう (ID: JzVAb9Bh)
神崎さんかわゆす