二次創作小説(紙ほか)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 東方善悪記
- 日時: 2017/08/02 18:24
- 名前: ウェンズ (ID: 59nFPquI)
新たな主人公
幻想郷の希望
加恵 珠美(かえ たまみ)
幻想郷に認められた存在。
幻想郷と話すことができ、みんなと仲がいい。
時に強者たちに注目されているらしい。
明るく、優しい。
________________________________
氷鉋 真斗(ひがの さなと)
人間と吸血鬼の混血。
主に使う能力は見抜く程度の能力。
本来は恐怖を操る程度の能力。
気が利き、どんなことでも折れない。
豪風 珊瑚(たけかぜ さんご)
人里を守る神。
普段から仮面をつけていて素顔は見たことない。
強さに関しては申し分ないほどの強さ。
- Re: 東方善悪記 ( No.22 )
- 日時: 2017/08/05 09:00
- 名前: ウェンズ (ID: 59nFPquI)
第21話 1対3
雪兎「郁海と似ている能力?珠美ちゃん、詳しく教えてくれる?」
珠美「は、はぁ。えっと人妖の能力を扱う程度の能力で、
霊夢さんや紫さんとか幻想郷に1歩でも足を踏み入れている
人物全員の能力を扱えます。余談ですがあとはあらゆるものを
創造する程度の能力で私なりの能力やスペルなんかを使えます。」
中々のチートだと3人は思った。
急に後ろを振り向きコソコソと相談し始めた。
雪兎「どうしたの?郁海。」
郁海「いやな?俺たちは協力しようと思ってここに来たわけだろ?
なら霊夢たちのことはいいとして珠美の力を知っておきたいと
思ってよ。」
碧斗「でも3人でかかるのはどうなんだ?見た感じ年下のようだが?」
郁海「そのあたりは選ばせるぜ。」
3人がまた振り返り、紫に提案する。
紫は承諾した。
郁海「珠美、俺たちはお前らに協力するために力を知っておきたい。
だから戦ってくれるか?
お前が1対1の方が良いならそうするぜ?」
珠美は少し考えてしまう。
ふと腰に手を当てると刀があった。
神楽だ。
妖魔『驚いたか?』
珠美(うわっ、な、なんで?さっきまでいなかったよね?)
妖魔『まぁ、ドッキリってやつさ。それよりどうするんだ?
あいつら全員、相当な実力者だが?』
珠美「1対3でも構わない。確かに実力が分かった方がいいかも。
お願いします!」
霊夢たちは微笑む。
こういったからには頑張るしかない!
- Re: 東方善悪記 ( No.23 )
- 日時: 2017/08/05 09:52
- 名前: ウェンズ (ID: 59nFPquI)
第22話 弾幕使い、珠美
霊夢「じゃあ私が審判させてもらうわ。
相手に降参を言わせる、もしくは気絶させた方が勝ち。
殺しは失格よ。
そして郁海たちは3人いるから平等にするために
貴方たちのだれか1人でも気絶した時点で貴方たちの
負けということになるわ。これでいい?」
全員がうなずく。
霊夢「じゃあ・・・はじめ!」
霊夢がそういうと先に動いたのは珠美。
目をつぶると周りに魔方陣が展開し大きな火柱が上がる。
魔理沙「ちょっ!あれ大丈夫なのかッ!?」
咲夜「大丈夫よ魔理沙。珠美が自殺行為なんてするわけないじゃな い。」
見ている霊夢も少し驚く。
段々と火柱が消え、ある異変に気が付く。
珠美は少し背丈が高くなり赤く長い髪、炎の羽衣をまとい、
その姿は炎そのもの。
珠美「火を司る神、カグツチ!」
珠美が片手を前に出すと炎をまとった羽衣が竜の姿になり
3人を襲った。
雪兎『反射「リフレクション」』
その炎は珠美の方へと返ってくる。
大きな爆音と爆風、煙が立ち込める中、どうにか結界を張り
重傷を逃れた。
でもそう長くはもたずすぐに元の姿に戻ってしまった。
珠美『剣伎「桜花閃々」』
神剣神楽を抜刀し、雪兎に突進する。
能力を使い、拘束してあるため身動きはできない。
そのまま斬ると桜の花びらのような弾幕が弾けた。
- Re: 東方善悪記 ( No.24 )
- 日時: 2017/08/05 10:30
- 名前: ウェンズ (ID: 59nFPquI)
第23話 勝利、有力な情報?
郁海は紫の能力を使い、珠美の背後に回る。
三方向を塞がれた。
おそらくまっすぐ駆け抜けても無理。
郁海「俺らの勝ちだな。」
大きな爆音がする。
霊夢「・・・いいえ珠美の勝ちね。」
霊夢が小さくつぶやく。
珠美『「殺意の百合」』
『月「ルナティックインパクト」』
2つの弾幕は隙をつかれた3人を同時に気絶させた。
あの珠美はニセモノ。
________________________________
郁海「クッソー!勝てたと思ったんだがな・・・。」
悔しそうに言う。
雪兎「勝負は勝負でしょ?それにしてもあの状況から
脱出するなんてすごいね。」
珠美「あ、いやそれほどでもないです・・・///」
少し照れ気味だった。
雪兎「協力って言っても情報を伝えに来ただけなんだ。
今回の敵に有効なのは神力と霊力が有効だ。
じゃあ用も済んだから帰らせてもらうね。」
郁海がスキマを開き中に入る。
2人も後に続き、すぐにスキマは閉じられた。
霊夢「あの3人、どうやってそんな情報を入手したのかしら?」
魔理沙「まぁ弱点も分かってある意味、よかったんじゃね?」
珠美「戦う意味、あったんですかね?」
- Re: 東方善悪記 ( No.25 )
- 日時: 2017/08/05 12:32
- 名前: ウェンズ (ID: 59nFPquI)
話数が1こずつずれていました。
誠に申し訳ございません。
なので今回は25話となります。( TДT)ゴメンヨー
第25話 千真の異変
珠美を貫いた剣。
珠美が俺の前でバタンと倒れた。
そのまま珠美を抱き、ゆっくりと顔を上げた。
俺とはちがう真っ赤な目をした俺が珠美の血がべっとりと
ついた剣を握っている。
嘘だ・・・。
千真「・・・なんで、誰なんだよっ!!」
千真?『誰?お前も俺も同じ。お前の体を俺が乗っ取って、
みんな殺してやるっ!クハハハハハッ!!』
千真「あああああああああアアアアアアアアアアアアアアッ」
________________________________
そこで目が覚めた。
いつのまにか寝ていたらしい。
咲夜「大丈夫?相当うなされてたみたいだけど?」
千真「あ、あぁ大丈夫だ。」
さっきのはいったい何だったんだろうか?
________________________________
ゆっくりと静かな森へとやってきた。
ひどい目眩、頭痛。
そして夢に出てきた自分そっくりの何者かの声。
意識を手放しちゃいけない、でももう無理だ・・・。
そこで途切れてしまった。
千真?「・・・やぁっと出てこれた・・・。」
ゆっくりと進んでいく。
- Re: 東方善悪記 ( No.26 )
- 日時: 2017/08/05 13:05
- 名前: ウェンズ (ID: 59nFPquI)
第26話 闇に堕ちる
真斗は嫌な予感がしある場所へと降り立つ。
血で真っ赤に染まった剣を手にしている千真がいた。
真斗「・・・千真?何をしている?」
真っ赤な目をした千真がこちらを振り返る。
千真?「オマエもオレの邪魔をするのか?」
真斗「・・・あぁ、これ以上被害を出さないために、な。」
千真は剣を振り、血を振り払う。
千真?「邪魔する奴はケスッ!」
まっすぐこちらに駆けてきて、剣を振るう。
それを避けて、後ろへ後退する。
その力は今までの比ではなかった。
真斗(俺と同等かそれより上回る、か。そう長くは持たないな。)
そう考えていると一瞬で千真は真斗の目前まで近寄っていた。
ニヤリと笑う。手に持っていたはずの剣を手放し、真斗の腹に
拳をめり込ませる。
真斗「ぐはっ!!」
吐血し、千真の顔に血がかかる。
そのまま吹き飛び、仰向けで倒れた。
ゆっくりと立ち上がり、咳き込むたびに吐血する。
だが、勝機も失せていた。足払いをかけられ、仰向けと倒れると
そのまま千真は真斗の首を絞める。
千真?「ナサケナイナァ〜?もっとハンコウしてみろよ?
クハハハ…ッ!!」
そんな声を聞きながらも真斗は「ふっ」と笑ってしまった。
火に油を注いでしまったようで、右腕を掴まれゴキッという音とともに
骨が折れた。
真斗「ぐあぁっ!?・・・ふ、フハハっ・・・。」
首を絞める力がさらに強くなる。
千真?「ナニガオカシイ!!」
真斗「・・・どう、せお前の・・・計画、なんて、あいつら、が
来れば・・・消えちまう、さ・・・。」
怒りが頂点に達したのか左腕の骨を握り砕いた。
千真?「今度、オナジヨウナ事を言えば、ドウナルカワカルヨナ?」