二次創作小説(紙ほか)
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- 東方善悪記
- 日時: 2017/08/02 18:24
- 名前: ウェンズ (ID: 59nFPquI)
新たな主人公
幻想郷の希望
加恵 珠美(かえ たまみ)
幻想郷に認められた存在。
幻想郷と話すことができ、みんなと仲がいい。
時に強者たちに注目されているらしい。
明るく、優しい。
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氷鉋 真斗(ひがの さなと)
人間と吸血鬼の混血。
主に使う能力は見抜く程度の能力。
本来は恐怖を操る程度の能力。
気が利き、どんなことでも折れない。
豪風 珊瑚(たけかぜ さんご)
人里を守る神。
普段から仮面をつけていて素顔は見たことない。
強さに関しては申し分ないほどの強さ。
- Re: 東方善悪記 ( No.17 )
- 日時: 2017/08/04 19:15
- 名前: ウェンズ (ID: 59nFPquI)
第17話 新たな危険人物、雲母 千真
幻想郷の情報屋というと射命丸文なんかを思い浮かべる。
それと同じようにラウルたちのもとにも、情報屋はいる。
天辰 大地(あまたつ だいち)。
黒い髪に青い目をしている。
そんな大地からまた新たな資料が送られてきた。
『雲母 千真』。
『紅魔館執事。霊力、神力を持っている。
無痛症を持つため痛みがない、つまり無痛覚。』
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珠美「・・・なるほど、痛覚がない。
すごく悲しいことだね。」
咲夜「そうかしら?そうは思えないのだけど?」
近くで聞いていた咲夜たちが割って入った。
珠美「痛覚っていうのは人間にとって重要なもの。
そうでないと大きいけがに気づかなかったり、
やけどとかだと肉が焦げるにおいがするまで気づかないとか。
そんな感じのにつながるから。」
レミリアが「物知りね。」と言ってくる。
珠美「まぁ、色々頑張ったから、ね。あ、あとさっきの人の
心を読んだら、こいつが新しい危険人物雲母千真か。
とか思ってたよ。」
咲夜「なrあ、貴方も気をつけなくちゃね千真。」
千真「あぁ。」
- Re: 東方善悪記 ( No.18 )
- 日時: 2017/08/04 20:46
- 名前: ウェンズ (ID: 59nFPquI)
第18話 迷いの敵、天辰 大地
単刀直入に言おう。
何者かによりパチュリーがさらわれた。
すでに大図書館には誰1人とせずいなかった。
小悪魔も大図書館から出ていたのだ。
そこに置いてあったのは1枚の手紙。
『この魔女を返してほしいなら人数を最小限に抑え、
霧の湖付近の森へ来い。
楽しみにしてる__千真。』
そうさらった者は千真を呼び出していた。
下手に千真以外が出たら怪しまれるということで
千真は決定し、珠美が同行することになった。
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珠美「そういえばさっきの手紙読んでなんか怖い顔してたけど、
どうしたの?知ってる人かも?」
千真「知ってるも何も昔の親友って感じだな。」
珠美「・・・親友、か〜・・・。」
なんだかあまり深く聞かない方がいいのかな?と思い
これ以上は断念した。
目的地に着いた。
振り返ると黒い髪に青い目をしていた。
大地「中々人数を抑えてきたな?」
千真「・・・大地、パチュリーはどこだ?」
本人は平常心を保っているつもりのようだが、パチュリーを
さらったことに怒っているのか内面は怒っている。
大地の方も彼を殺そうと考えているようだが、心の奥底で
迷いが見えた。
貴方が迷う理由は何?
- Re: 東方善悪記 ( No.19 )
- 日時: 2017/08/04 21:09
- 名前: ウェンズ (ID: 59nFPquI)
第19話 迷える大地
大地の影が動き出し、触手のようにうねうねと動き出す。
珠美「影を操る程度の能力ってところですかね?
この辺は木なんかがたくさんあるから日影が多い。
影を操るにはもってこいという場所。
ここなら引けを取らずに戦えるからここへ呼び出したんですね!」
珠美が近くの木を指しながら解説する。
大地「まったくそのままいわれてもらっては困るんだが、手間が
省けるからまぁいいか。」
影の触手が2人を襲う。
これは避けても意味がないと悟った珠美。
珠美『明符「サンライトリフレクション」』
暖かい光が差し込み、その光は触手を消し去った。
珠美は1本の刀を千真に渡した。
千真「・・・これは?」
珠美「たぶん避けても意味がないだろうし武器があった方がいいと
思って、さっきの光を触れることができるようにして
この刀にしたの。」
千真「そ、そうかありがとう。」
珠美「あと、大地さん少しいいですか?」
大地は触手をなくし珠美の声を聞く。
珠美「どうして、どうして何を迷っているんですか?」
大地と千真は目を見開く。
大地「・・・?何のことだ?迷いなんて「嘘です!」ッ!?」
言い終わる前に珠美が否定した。
珠美が咲きそうで咲いていない赤いバラを大地に投げて渡す。
珠美「ちゃちゃっと言いたいこと言ってスカッとしたら?
咲けて変われるかは貴方の判断次第。
でも道は踏み間違えちゃだめですよ。」
大地が小さく舌打ちし姿を消す。
- Re: 東方善悪記 ( No.20 )
- 日時: 2017/08/05 07:33
- 名前: ウェンズ (ID: 59nFPquI)
第20話 宿る神
珠美「か、神を降ろす?」
紫「そう、神を降ろす。そのうち神力が必要になってくるでしょうし、
それぐらいできるようにならなくちゃね。ほら、やってみなさい。」
拒否権はないらしい。霊夢や魔理沙、咲夜に妖夢に鈴仙たちが
いる中、ゆっくりと目を閉じる。
珠美の能力の1つ『神を降ろす程度の能力』。
名前の通り紫から聞いた綿月依姫の能力のちょっと変えた感じだ。
あれは自身に降ろすだけだが私のは違う。もちろん自身に降ろすことも
できるが地上に降ろすことができる。
そしてどんな神話の神でも降ろせるのだ。
目を開けると魔方陣から銀髪に赤と白の巫女服の女神が
姿を現した。
キクリヒメだ。
相争う二神を調停したことから縁結びの神でもある。
そして巫女の神でもある。
キクリヒメ「私はキクリヒメ、私を呼び出した貴方は?」
珠美「珠美、加恵 珠美です。幻想郷に今、異変が起こっているんです
だからこれから何度か呼び出すかもしれませんが
お願いします。」
そう言い終わると、微笑んで消えていった。
『神の皆にちゃんと伝えておきますね、珠美。』
その言葉が聞こえた。
霊夢「やるじゃない珠美。さっきの言葉、私にも聞こえたわよ。」
紫「えぇ、初めてでここまでやるとはね。」
- Re: 東方善悪記 ( No.21 )
- 日時: 2017/08/05 08:43
- 名前: ウェンズ (ID: 59nFPquI)
第20話 再来の外来人
珠美の力について話していると誰かがここへ
やってきた。
霊夢「博麗大結界に異常はないわね、紫アンタあの3人を
招いてたの?」
紫「いいえ、招いてないわよ。現に今、ここにいるじゃない。
招いてたらここにいないわよ。」
2人のやり取りを聞いて1つの疑問が生まれる。
妖夢「じゃあどうやってここに来たんですかね?」
魔理沙「それは本人等に聞けばわかるんじゃね?
おーい、そこの3人!どうやってここに来たんだ!!」
魔理沙は呼び出すように聞いた。
その3人が全員の前に立つ。
???「おっとそのあたりの話もちゃんとするぜ。
その前に自己紹介が必要だろ?
俺は郁海(いくみ)。」
珠美の方をちらっと見る。
???「俺は碧斗。よろしく。」
???「僕は雪兎(ゆきと)、よろしくね。」
その後は霊夢、魔理沙、咲夜、妖夢、鈴仙、紫が自己紹介をした。
珠美「加恵 珠美です。よろしくお願いします。」
郁海「全員の自己紹介も終わったし本題に入るとするか。
俺らは1回だけここに迷い込んだことがあるんだ。
それで俺の能力コピーする程度の能力で紫の能力を
使ってここに来たってわけだ。」
紫たちはみんな同じことを思った。
名前は違うものの根本的には珠美の能力に似ている。
霊夢「そ、そう・・・。」
魔理沙「へぇ、それはどこか珠美と似てるな。」
3人が耳を疑った。