二次創作小説(紙ほか)

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東方善悪記
日時: 2017/08/02 18:24
名前: ウェンズ (ID: 59nFPquI)

新たな主人公
幻想郷の希望
加恵 珠美(かえ たまみ)

幻想郷に認められた存在。
幻想郷と話すことができ、みんなと仲がいい。
時に強者たちに注目されているらしい。
明るく、優しい。
________________________________

氷鉋 真斗(ひがの さなと)

人間と吸血鬼の混血。
主に使う能力は見抜く程度の能力。
本来は恐怖を操る程度の能力。
気が利き、どんなことでも折れない。

豪風 珊瑚(たけかぜ さんご)

人里を守る神。
普段から仮面をつけていて素顔は見たことない。
強さに関しては申し分ないほどの強さ。



Re: 東方善悪記 ( No.7 )
日時: 2017/08/03 10:26
名前: ウェンズ (ID: 59nFPquI)


第7話 紅魔館、お泊りしてもいいですか?

紅魔館、門前。
薄い緑色のリボンのついたケープを羽織ってはいて、
紺のスカパンを履いている。
美鈴「あ、珠美さん。そうだ、お嬢様が来たら、私のところにって
   言ってましたよ。」
美鈴が言う。
何だろうと思いつつ、分かりましたと返し、中に入っていく。
________________________________

咲夜「いらっしゃい、珠美。お嬢様のところへ案内するわ。
   ちょうどお嬢様たちはおやつの時間なの。」
その言葉、もうちょっとマシな言葉を選んだ方がいいんじゃ?と
思いながら咲夜についていき、大きなホールへとやってきた。
レミリア「来たわね、珠美。ようこそ紅魔館へ。」
珠美「はい、しばらくお願いします。それで何か?」
レミリアが小さくフランの方を見ろと呟く。
フランの隣には珠美より少し高い背丈、茶色っぽい瞳に
黒い執事服に身を包んだ青年がいた。
珠美「もしかして、紹介するために?」
レミリア「えぇ、彼はつい最近フランの執事になってもらった
     雲母 千真(きらら せんま)よ。」
千真はこちらに寄ってくる。
千真「雲母 千真、よろしく珠美。」
初対面のはずなのに名前を知っている。
たぶんレミリアから聞いたのだろう。
珠美「改めて加恵 珠美です。よろしくお願いします。」
珠美は162㎝、それより少し高いとなると163〜167ぐらい?

Re: 東方善悪記 ( No.8 )
日時: 2017/08/03 13:27
名前: ウェンズ (ID: 59nFPquI)


第8話 奥深く、住まう闇

魔法の森、とても行けないほど薄暗い奥地の祠。
何人もの悪魔たちが集まっていた。
その前に立つ1人の大悪魔。
黒い髪に黒と灰色の目をしている。
ラウル、それが彼の名前。
その周りに幹部となる大悪魔が立っている。
???「まだ彼は帰ってこないの?」
暗い緑のロングの少女、リル。
隣に立っている少年に声をかけた。
暗い赤紫の目をした少年、ラピス。
ラピス「俺に聞くな、自由だからなどっかふらふらしてんじゃね?」
その話が終わるとラウルに話しかける少年がいた。
サテラだ。
サテラ「ラウル様はどう思うよ、幻想郷の強者で気になるやつとか。」
ラウルは手元にある資料に目を通す。
『エトワル・ミルム』『豪風 珊瑚』『氷鉋 真斗』
『音羽 琴美』『八十神 来斗』『平幸 望』
『フロル・カローラ』『博麗 霊夢』そして・・・。
『加恵 珠美』。
サテラ「・・・加恵 珠美、ねー・・・。
    パッと見ても、平凡な人間に見えるよ。
    この人間のどこが注意なんだよ?」
ラウル「・・・戦えば分かることだ。」
あっけなく言われてしまう。
サテラの中で珠美への興味がわく。
________________________________

霧の湖、廃洋館。
ルナサたちとともに住んでいる人物がいた。
木賊色の髪、左目は長い前髪に隠されている。
爽やかな緑の目をした男。
深瀬 絵流(ふかせ える)。

彼もまた相当な実力者。

Re: 東方善悪記 ( No.9 )
日時: 2017/08/03 16:11
名前: ウェンズ (ID: 59nFPquI)


第9話 努力派、実力派

珠美「・・・ほへ〜!千真さん、トレーニングとかしてるんですね。」
窓から千真が出ていくのを見て驚く。
咲夜「そういえば貴方は運動が苦手だったわね。」
珠美「はい、まったく・・・。」
窓から離れ、ドアに手をかけた。
________________________________

珠美「私もそんな実力とかがあればいいのに・・・。」
運動はろくにできず、勉強も並にできる程度。
取柄という取柄はパッと思いつかない。
咲夜「まぁ確かに彼は実力派よね。
   でもあなたもあまり変わらないじゃない。 
   身体的な実力はないけど、魔法とか妖術とかは
   貴方の方が上手だと思うわよ?
   それに貴方は私たちの能力だって使えるじゃない。
   そこは胸を張ってもいいと思うわよ。」
咲夜の言葉に「そうかなぁ?」と返す。
________________________________

ホールにたどり着き、扉を開ける。
見慣れない人物とフランとパチュリー、レミリアが交戦していた。
さらに驚くべきことは全員が瀕死状態であること。
黒いアイマスクに白い羽が付いている。
白茶色の髪を揺らし、こちらを見つめる。
???「おっ、本命見っけ。」
それだけ言うと姿が消える。
咲夜「え?」
いつの間にか咲夜は宙を舞い、床に倒れた。
珠美の目の前に立つ。
???「驚かしてすまない、だがお前ともう1人だけに
    言っておこうと思ってな。
    もう1人、千真という輩とお前に伝えておこう。
    お前たちはこれから起きることの光の先導者だ、
    理解できなくてもいい、ただ伝えておきたかったそれだけだ。
    私は託宣の神、事代主・・・。」
すぐにその姿は消えてしまった。

よく意味は分からなかった。

Re: 東方善悪記 ( No.10 )
日時: 2017/08/03 16:52
名前: ウェンズ (ID: 59nFPquI)


第10話 どちらかというと

あのあと、数日後。
珠美は自分の妖力が上がっていることに気が付く。
でも特に気にしていなかった。
珠美「どういう意味なんでしょうか?
   私と千真さんが光の先導者?今起きている異変と関係が?」
千真「さあな、考えても仕方ないだろう。
   っと、話は変わるが珠美も来斗さんに色々修行つけてもらったん
   だろう?レミリアから聞いた。」
珠美「え?まぁ、確かにそうですよ。」
何で聞いたんだろう?
________________________________

今日は千真が休みをもらってるのもあり、同行させてもらった。
日が強く、結構暑い。
珠美は日陰に、千真は湖の水に足を付けた。
千真「・・・・?」
珠美「どうしました?」
辺りをキョロキョロするのを見て、珠美も見回す。
特に誰もいない。
急に千真は立ち上がり、靴を履きなおした。
珠美も駆け寄り、千真が睨む方を見た。
???「さすがにこれぐらいは気づけるようだね。」
深紫の目をした男は2人を見る。
珠美「・・・えっと名前を教えてください。」
緊張気味な声で聞く。
???「水輝、角川 水輝。」
珠美はすぐにかがんだ。
伝えようと思ったが間に合わなくて、千真が真横に吹き飛んだ。
水輝の蹴りだ。
自分だったら無事ではなかっただろうと思う。
水輝「中々の反応力だね、でも僕の蹴りで驚いているようじゃ
   これからの戦い、不安しかないよ。」
水輝はそのまま去っていく。
________________________________

珊瑚「・・・どうだ?あの2人は・・・。」
木の上から飛び降りる。
水輝「珠美、だっけ?そっちは中々だったよ。
   まぁ千真の方もまあまあだけど。
   珊瑚的にはどちらに注目してるんだい?」
珊瑚「・・・どっちもだ。」

Re: 東方善悪記 ( No.11 )
日時: 2017/08/04 14:52
名前: ウェンズ (ID: 59nFPquI)


第11話 裏で進む異変、普通の日常

絵流「・・・ルナサ、気になるものとかあるのか?」
ルナサが読んでいた新聞を覗き込む。
ルナサ「これ、また大きな異変の予兆だって。」
ルナサの隣に座り、読み始めた。
『真夜中、豪風 珊瑚氏と異変に関係しているであろう人物が
 交戦した。珊瑚氏と同等で戦い、斬られ退散した。』以下略
一通り読み終わり、目を見開く。
絵流「大変なことになりそうだ・・・。」
________________________________

博麗神社、霊夢の隣に珊瑚は腰かけた。
霊夢「・・・ふーん、アンタと同等ぐらいってことね。
   面倒ごとになりそうね。」
???「霊夢、頑張らなきゃな!」
魔理沙と妖夢が霊夢のもとへ近寄る。
霊夢「えぇ、そうね。でもあんた達にも手伝ってもらうわよ。」
魔理沙「当たり前だろっ、霊夢!異変解決なら私もやるぜ!」
妖夢「私もです!」
2人も異変解決を手伝うことにした。
________________________________

珠美は時々、寺小屋に向かっていた。
慧音「やぁ、珠美。来てくれたんだな。」
珠美「はい、皆の力が必要でして・・・。」
申し訳なさそうに話した。
慧音「今、起きている異変の事だろう?
   子供たちにはちゃんと伝えているし、珠美の言うことなら
   ちゃんと聴くさ。」
慧音に案内され、中に入っていく。


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