二次創作小説(紙ほか)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

東方tale
日時: 2018/01/09 14:03
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)

これは幻想郷にやってきて数ヶ月経った人間と幻想郷の物語。

序章 二人の少年・少女のこと >>02-03
一章 equipment >>04-07
二章 Amour et lutte >>08-16
三章 Signal-Versammlung >>17-25

Re: 東方tale ( No.1 )
日時: 2018/01/06 22:37
名前: ルイージ (ID: j/F88EhV)

応募した残りのオリキャラは出ますか?

Re: 東方tale ( No.2 )
日時: 2018/01/06 22:40
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)


数年前の幻想郷。
「ほら、璃夢(りむ)。自己紹介して」
「私は平海 璃夢、です…」
140㎝ぐらいしかない璃夢は霊夢を見上げる。

「璃夢、よろしくね」
「うん!」

 ■

さっきの出会いから数時間後。
「璃夢!!どこにいるの!?」
「…景子、どうした?」
「斬月さん!娘が、璃夢がいなくなっちゃったの!!」
「何!?」
母の景子は璃夢の特徴を伝えた。

「ここに結界を張っておいた。ここから動かないでくれ。
 俺がお前の娘を探してくる」
「ごめんなさい…お願いします」

 ■

璃夢の目の前には妖怪たちがウジャウジャとしていた。
「うぅ〜怖いよぉ〜…」
いよいよ襲われそうになり目を閉じた。

だが何かが倒れる鈍い音がして目を開くと妖怪が消えていて、
一人の男が刀を納刀し、振り向いた。

「…お前が平海 璃夢、か?」
璃夢は鬼の仮面をつけた男の質問に恐る恐る頷いた。
すると男は璃夢を抱いた。
「怖かったな、ケガはないか?」
「う、うん…ありがとうお面のお兄ちゃん」
「さ、お母さんが待ってるからな」

 ■

その後、幻想郷から一旦帰宅し数年。
璃夢はいつかまた幻想郷に行ったら自分を助けてくれた彼や
霊夢と友だちになりたいと思った。

Re: 東方tale ( No.3 )
日時: 2018/01/06 23:07
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)


数年前の外の世界。
ここが彼が悲劇の主人公となった場所だった。
鍵中 慧瑠(かぎなか える)。

「エルくん、はいこれ…」
少女は手に持っていたバッグからクッキーの入った袋を
二つ取り出す。

「これ、クッキー?」
「うん。味の方は味見もしたから保証するよ!」
慧瑠は袋の中にある星の形をしたクッキーを一口食べる。

「美味しい」
「よかったー、また作ってくるね」
「ありがとう」
そう二人は約束を交わした。

 ■

同じ時間に彼は少女のいる場所に来るも…。
「…え?」
血塗れの少女に口を押え動揺するしかなかった。
彼女の手には同じクッキーの袋。
おそらくエルに渡すものだろう。

「ごめん、ね…エル、くん…」
力を振り絞り少女は笑顔で謝罪の言葉を告げ静かに目を閉じた。

数日後、犯人は逮捕された。
そしてエルは施設に送られた。

さらに数年後、彼は幻想入りし変わることになった。


Page:1 2 3 4 5 6



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。