二次創作小説(紙ほか)

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【鬼滅】全集中・会話文短編集(完結)
日時: 2020/09/25 16:10
名前: むう (ID: 9Yth0wr6)

 
 どうも、むうです。
 簡単にプロフィールを言うと、推しは善逸と無一郎です。
 鬼滅の刃の2次創作を初めてやらせていただきます。
 基本的に台本っぽい感じです。会話だけで物語が進むイメージ。
 戦闘よりキャラたちの和気あいあいとした感じメインです。
 もちろん戦闘シーンもやります。
 良かったら覗いてみてくださいね。


 続編「【鬼滅×花子くん】短編集続編・六人の軌跡」
 ろくきせスピンオフ「ろくきせ恋愛手帖」も是非チェックお願いします。

 ※タイトル変更しました。
 これからも全集中で執筆頑張ります、という意味と、
 いろんな話が詰まってるよ!と言う意味の「全集中」です。

 閲覧数1000突破!! 夢じゃないですよね?
 ありがとうございますっっ!嬉しいです。

 2020年夏☆小説大会にて管理人・副管理人賞をいただきました。
 みなさんの暖かい応援にいつも励まされています。
 ほんとうに、ありがとうございました。
 

 ★Special Thanks★

 ・*サクラ*さん ・岩林美杏さん ・祭凛ゆきさん ・ベルさん


※★→アニメしか見ていなくてもOKな話
♯→戦闘シーンあり

〈目次一覧〉
第1話 「藤の花の家紋の家に柱がいたらどうなるか?」★ >>01 >>02
第2話 「俺は嫌われていない かまぼこ隊ver,」★ >>06 >>09
第3話 「鬼舞辻の性格を変えて見たらどうなるか」★ >>10>>13
第4話 「柱合会議に伊之助と善逸がいたら?」★>>15>>16 >>18
第5話 「中高一貫 キメツ学園物語その1」★ >>21>>22 >>23
第6話 「新たな仲間」★♯ >>29 >>32>>34
第7話 「柱たちのお茶会」★>>36>>37
第8話 「伊黒×蜜璃のデート観察&護衛の一日」★♯>>39>>43>>44 >>48
第9話 「こんなテストは嫌だ!鬼滅関係でテスト問題!」★>>49>>51
第10話「中高一貫 キメツ学園物語その2」★>>53>>56>>59>>60
第11話「再会した仲間」★♯>>61>>62>>64
第12話「コラボ企画☆鬼滅×リゼロ」★>>67>>68
第13話「コラボ企画2☆鬼滅×こわいもの係」★♯>>69>>70>>73>>75
あとがき >>76

Re: 第11話「再会した仲間」2 ( No.62 )
日時: 2020/02/29 10:08
名前: むう (ID: j66stzOv)

 続きです。
 戦闘します!

〈かまぼこ隊一同、目的地である南西の町・神社到着〉

 炭治郎「とげ……わざ……何て読むんだ?(神社の鳥居を見上げて)」
 伊之助「俺に聞くなよ丸三郎。一文字でも読めたら奇跡だぜ」
 善逸「棘に、わざわいの禍。漢字からしても不吉な感じがして怖いんだけど!
    禰豆子ちゃん禰豆子ちゃん禰豆子ちゃんっ(←彼の精神安定薬)」

 鎹鴉「カァ! コノ神社ハ、『トゲマガ神社』ダ! 馬鹿メ!」
 仁乃「とげまが神社……」
 豆吉「ココデ、人ノ首ガ度々発見サレテイルヨ。チュン」
 善逸「(ぞわっ)今、恐怖が三割足にっ」
 炭治郎「三割なら大丈夫だ善逸。禰豆子もついているんだし」
 禰豆子「(箱の中で何度もうなずいて頭をぶつける)うっ!」
 伊之助「この伊之助様に任せて置けぇ! どんな敵だろうと俺には通用しないぜェ!」
 仁乃「客観的に見ると、このメンバーかなり有力だけどね…」

 ※炭治郎(嗅覚)
  禰豆子(血鬼術)
  善逸(聴覚)
  伊之助(触覚)
  仁乃(視力・血鬼術)

 善逸「え、そんなもんなの? それで勝てるの? ねえ!」
 炭治郎「勝てるのか、ではなく勝つんだ。行くぞ!」
 伊之助「おうよ!」
 仁乃「ほーい」
 善逸「あぁもう、皆楽観視ですか! 行くよ俺も(泣)!」

 〜神社の中に入る〜

 仁乃「かなり広いね。どこを見てみても鬼の姿が見つけられない」
 炭治郎「そうか。ここは三つの場所に分かれる。
     一つはここ、参拝所がある境内。
     二つ目は本尊を収める本堂。
     三つ目は裏門だ。(三本の指を立てて)」

 伊之助「じゃあここは俺の出番だな! 前は鈴の鬼(鈴幻)に邪魔されたけど、
     今回はそうはさせねえ!(二本の刀を土に刺して両手を広げ)
     獣の呼吸・漆ノ型 空間識覚!」

 〜ギュイーン〜

 伊之助「見つけたァ! 本堂の前、女の鬼が二人だ!」
 炭治郎「よくやった伊之助! 良し皆行ぐっ
    (善逸に羽織りの裾を掴まれ、手元に引き寄せられる)」
 善逸「………遠くから、何かが空気を切り裂く音がする(ゴクリ)」
 一同「(刀を抜いて周囲を警戒する)」

 仁乃「(空気を吸って)うっ!
    皆、布か何かで口元を覆って!
    毒を含む煙が流れてる!!」
 一同「!!(手ぬぐいなどで口元を覆う)」

 仁乃「…………四季の呼吸・壱ノ型 春雷!(煙を切り裂くように斬る)
    私は鬼の血を持っているから、ある程度耐性はある!
    ここは任せて! 絶対に煙を吸い込まないで!」
 炭治郎「了解した!」

 〜その時、空中に数百本の棘が出現。三人(炭・伊・善)に向かって落下〜

 炭治郎「!! 水の呼吸・参ノ型 流流舞い!」
 伊之助「獣の呼吸・伍ノ牙 狂い裂き!」

 〜二人の見事な斬撃によって棘が斬れ……〜

 善逸「(ハッ)二人とも、避けろ!」
 伊之助「はあ? 何で……」
 善逸「爆発する!!!」

 〜バー————ンッ〜

 炭治郎・伊之助「(数メートル先へぶっ飛ばされる)ぐっ」
 仁乃「炭治郎さん、伊之助さん!!」  

 〜もう一回 棘が出現〜

 仁乃「善逸さん、危ないっ!」
 善逸「(うわっめっちゃ来た! やばいここで俺がやらないと二人がっ!
    やばいやばいやばい!)ポウッ←(気絶)」

 仁乃「善逸……さん? ね、寝てる?
   (毒の煙が消え失せたので後ろを見る)」
 善逸「(シュー←呼吸音)雷の呼吸・壱ノ型 霹靂一閃・六連!!!
    (棘を一瞬にして全部斬る)」

 仁乃「凄っ! で、でもまた爆発がっ」
 炭治郎「いや、多分この血鬼術は二連撃だ! 一回目は爆発するが二回目は斬ればいい!
     善逸が斬った直後、火の匂いがしなかった!」
 伊之助「ハッハ! やるじゃねえか紋逸! うっ」

 善逸「どうした伊之助」
 仁乃「!! また毒の煙がっ! さっき消えたのに……伍ノ型 乱れ紅葉!(煙を斬って)」
 伊之助「ゴホ、ゴホッ。大丈夫だ! 俺は余り毒が効かないからなァ!」

 炭治郎「仁乃ちゃん分かった! 俺の予測だけど、
    この神社にいる二体の鬼は、どちらか片方が術を使うともう片方が使えない!
    さっきの毒の攻撃の後で棘が発生し、棘が消えたらまた毒が来た!
    だから鬼に近寄れるのは、毒の攻撃の直後、棘の攻撃が来る前の一瞬!」

 伊之助「チッ。何なんだよ面倒臭いな!」
 仁乃「分かった! 私は毒の方を何とかする!
    三人の中で一番足の速い誰かが行って、残りの二人は棘を斬ろう!」

 善逸「一番足が速い奴……?」
 炭治郎・伊之助「善逸だ!」
 善逸「俺!? 何で!?」

 伊之助「お前の技の速度がえげつないんだよ!」
 炭治郎「雷の呼吸って脚に力をためて爆発させるんだったっけ?」
 善逸「そうだけど……何? 脚力がある俺が行けって事?」
 仁乃「(煙を切り裂きながら)早い話が、そう言うこと!」
 善逸「マジで!?」

 仁乃「(!)煙が消えた! 善逸さん、今!」
 善逸「うわ、もう諦める余地ないのね! (脚の筋肉に空気を吸い込んで)
    (ビューンッ)分かった行く行く行く行く!!」

 〜棘出現〜

 炭治郎「善逸! 止まるな! 進め!
     伊之助、一回目の攻撃は避けるんだ!」
 伊之助「分かってるわボケェ!(全部避けて)」
 炭治郎「ヒノカミ神楽・炎舞!」
 伊之助「獣の呼吸 肆ノ牙 切細裂き!」

 善逸「うわ、後ろですっごいおっきな音がしたけど振り返っちゃダメなのねハイハイ!
    ……………鬼いたよ見つけた! 顔似てるから多分双子の姉妹!
    分かったよ頸斬ればいいのね!(剣を振りかざして)」

 ???「お姉ちゃん鬼狩り! いつものやるよ!」
 ???「やりなさい瑠名(るな)。私たちの家に侵入する奴らはまとめて殺しなさい」

 善逸「…………瞳に、下弦の参って書いてあるんですけど!!」

 炭治郎「棘も消えた! 毒もない! 善逸が敵に近づいたからだ! 俺たちも行くぞ!」
 伊之助・仁乃「了解!」

 ※下弦はアニメでは無惨によって(無慈悲に)全員殺されたけど、
  この話ではまだ下弦がいるという設定で。

 瑠名「血鬼術・囚縛ノ駒人(しゅうばくのこまびと)……」
 善逸「っ!? 首元に変な感触が………(そろりそろりと首元を見て)
    ギャ————!俺の、胴体が! 胴体がないんだけど————!
    血、出てないし痛みも感じないんだけど!(善逸、コロンと地面に転がって)
    怖いんだけど! 俺今すっごい怖い姿になってない?」

 炭治郎「! 善逸の悲鳴……大丈夫か善逸………え」
 伊之助「紋逸—−−−−!ど、どうなってんだ、首だけ……」
 仁乃「胴体はあの鬼が持ってる! 血は出ていない……。人間の体の一部分を切断する術?」

 瑠名(妹)「葉瑠(はる)お姉ちゃん。これでいい?」
 葉瑠(姉)「いいわよ、いつもやっているようになさい」

 善逸(首)「(突然)ウガァァァァァァァ!(炭治郎の方へ突進する)」
 炭治郎「うわぁ善逸の頸が! 操られてるのか!?
     水の呼吸・弐ノ型 水車!(なぎ払って)」
 善逸(首)「うっ」

 炭治郎「伊之助、仁乃ちゃん! こっちは俺が引き受ける!
     二人はあの鬼を!」

 仁乃「…………よくも善逸さんを! 四季の呼吸・肆ノ型……」
 瑠名「囚縛ノ駒人……(仁乃の右腕を切断する)」
 伊之助「花乃——————!」

 伊之助「おおおおおおおおっ! 獣の呼吸・捌ノ型 爆裂猛進……」
 葉瑠「血鬼術・燐火ノ舞(軽やかに踊って)」
 伊之助「(うっ←足元がふらつき、地面に倒れる)」

 炭治郎「伊之助————!」
 善逸(首)「あがあああああ!(飛び掛かる)」
 炭治郎「捌ノ型 滝壺!!
    (このままじゃキリがない……仁乃ちゃんは右腕を斬られた!
     伊之助は術の効果によって立ち上がれない……。
     善逸はこの有様だ……)」

 仁乃「血鬼術・暗黒の魔手……!(斬られた右腕を奪い取って)」
 瑠名「……取られた…。けどその右腕は暴れまわる……私の支配下……」
 仁乃(腕)「(ガタガタと振るえる」」
 仁乃「ダメ! やめて、暴れないで私の腕! ダメ!」

 炭治郎「(仁乃ちゃんも自分の腕の暴走を抑えるのに精いっぱいだ!)
      どうするどうする……」

 禰豆子「(箱の中から飛び出して)フーッ フーッ
     血鬼術・爆血!」
 炭治郎「ダメだ禰豆子! お前の首がっ」
 禰豆子「うっ!(両腕を斬り取られる)」

 炭治郎「やばい、これはヤバイ!(善逸の首を受け流して)
     どうするどうする!!」


 ???「…………(シュー←呼吸音)」
 葉瑠「何この音。呼吸音かしら? 金髪のガキと同じ呼吸法を使っているわね……」
 炭治郎「(善逸と? 助っ人か? 雷の呼吸の……)」
 瑠名「……関係ない。胴体と泣き別れにしてやる……」

 ???「…………光の呼吸 壱ノ型 爆光一閃!!!(ビュンッ)」
 葉瑠「あんな遠いとこから斬撃が届く訳……(ビシャッ)
    き、斬られたっ?」
 瑠名「……お姉ちゃんっ」
 ???「チッ。かすったか」

 〜葉瑠と瑠名の動揺により、術の効果がきれる〜

 善逸「ど、胴体が戻ったぁ〜〜! 俺、生きてる? 生きてる?」
 伊之助「よいっしょ。やっと……起きられたぁ……」
 仁乃「(右腕が体に戻る)」
 禰豆子「(両腕が体に戻る)」

 葉瑠「……よくもやってくれたわね……! お前は誰なの?」
 仁乃「誰かが助けてくれた……。誰?(顔を上げて)
    ! むっくん!?」

 ???「久しいな胡桃沢。下の階級の奴に助けられ気分はどうだ?
     ………あと、刻羽(こくば)さんと呼べ!!」

 炭治郎「知り合いか?」
 仁乃「ま、そんなとこ」

 ???「俺の名前を教えてやろうか。刻羽睦彦(こくばむつひこ)だ!
     俺の同期を傷つけた報いを受けてもらおうか!」

 善逸「同期? 仁乃ちゃんの?」
 伊之助「………やべぇ。アイツが来たとたん空気が変わった!」
 禰豆子「ムームー」
 仁乃「むっくんは強いよ!」

 睦彦「刻羽さんと、呼べ! 動けるか胡桃沢とその他!」
 炭治郎「動ける! あと俺は炭治郎、こっちは禰豆子だ!」
 善逸「俺は我妻善逸、そっちは伊之助」
 睦彦「分かった。行くぞ! だまって俺についてこいやぁ!」

 ネクスト→仁乃の同期・睦彦登場!
      力を合わせて下弦の参・葉瑠と瑠名を倒せ!
      次回もお楽しみに!

 睦彦と伊之助の性格がちょっと被ってますが許してください。
 よろしくお願いします。
     
 
 
 
 

Re: 【鬼滅】全集中・会話文短編集 ( No.63 )
日時: 2020/02/29 11:06
名前: *サクラ* (ID: SK5u95ln)

みっくん笑

Re: 第11話「再会した仲間」3 ( No.64 )
日時: 2020/03/03 05:52
名前: むう (ID: j66stzOv)

 みっくんじゃなくて、むっくんですw
 続き行きます。

〈睦彦、登場!〉

 伊之助「はァ? 何でぽっと出のテメエが仕切ってんだよ!
     お前が俺についてこい!」
 睦彦「何だお前。言っとくけどな、俺の方が先輩だ、階級も上だ!
    お前らの階級は何だ? まだ癸か?(鼻で笑って)」

 伊之助「俺らの階級は下から三番目の辛(かのと)だ!
     あとなんだテメエ! ムカつく言い方すんなボケェ!」
 睦彦「ほう、辛ね。残念ながら俺の方が上だな。俺は丁(ひのと)だからな。残念でしたね」

 善逸「くぅぅぅぅぅぅ〜! 隣で聞いている俺までムカムカしてきたぁ!
    カッコいい登場の仕方して、『あ、すっごくいい奴!』ってみんなが思ってからの
   『俺の方が強いんだぞ』アピールが凄いよ!」
 仁乃「ごめんね……。むっくんは目立ちたがり屋で、自分が一番できる奴だって思うタイプなの」

 炭治郎「なるほど……(宇髄さん+伊之助=睦彦みたいな感じか…)
     だが今はこんなことしてる場合じゃないんだ皆!」
 善逸「そうだった、そうだったよ今俺たち鬼退治の真っ最中だわ!」
 伊之助「そんなこと分かってるわぁ!」
 睦彦「『分かってる』と言っときながら、俺に、つっかかってきたよな。時間の無駄だぞ」
 炭治郎「………なんか、なんか! もうちょっと優しく言いましょう!
     あなたの言ってることは正しいんだろうけど配慮がないです!」

 仁乃「…………むっくん、やりすぎだって。後輩には優しくしなよ。
    あとこんな場面で後輩に突っかからないでよバカ」
 睦彦「何だと胡桃沢。俺がピンチを救ってやったんだぞこの俺が!」

 葉瑠「人の家でごちゃごちゃと! 皆まとめて死に腐れ! 血鬼術・毒息吹(どくいぶき)!」

 〜毒の煙、再び〜

 善逸「ほらご覧! 君のせいでまだ毒の攻撃来たんだよ分かってる?
    そして見事に君、毒食らってるけど分かってる!?」
 睦彦「分かってるゴホッ 舐めんゴホッ」
 善逸「メッチャ食らってるけどね!?」

 仁乃「四季の呼吸・参ノ型 地苑の檻!(煙を切り裂いて)
   そして血鬼術・爆黒炎!(ブンッ)」
 葉瑠「ギャッ! 身体が燃えるっ!」
 仁乃「ほらほらぁ! ケンカしてないで攻撃しないと!」
 瑠名「………私の姉を傷つける奴らには死を……血鬼術・飛棘石火(ひきょくせっか)」

 〜棘の攻撃、再び〜

 仁乃「むっくん、一回目は避けるの!」
 睦彦「はァ? 何で避けなきゃいけないんだ! 俺にかかればこんなもん……」
 伊之助「(棘を避けながら)爆発すんだよ! お前ホントめんどくさい奴だなァ!
     獣の呼吸・弐ノ牙 切り裂き!」
 炭治郎「………全集中・水の呼吸・ 玖ノ型 水流飛沫・乱!」
 善逸「雷の呼吸・壱ノ型 霹靂一閃・六連!!」
 睦彦「ぜんいち! お前も雷の呼吸なんだなぁ!
    俺の育手は雷の呼吸でなぁ……」

 炭治郎「………話は後で聞きますんでとっとと攻撃してください!」
 睦彦「チッ」
 仁乃「『チッ』じゃない!(ムキ———ッ)むっくんは強いんでしょ!」
 睦彦「そうだ、俺は強い! 見せてやろう、とっておきを……」

 善逸「俺は『ぜんいち』じゃなくて『ぜんいつ』!
    あと早くしろよ! お前が喋っている間、こっちが頑張って時間稼いでんだよ!
    人使い荒いな!」
 睦彦「光の呼吸・参ノ型 暗暗流打!(睦彦の姿が一瞬消えて)」

 葉瑠・瑠名「……消えたっ?!」
 睦彦「(ビシャッ)」

 葉瑠「!? (頸がコロンと地面に転がって)斬られた!?」
 伊之助「(こっちの棘の鬼を先斬れよ!)うおおおおおっ一回目は避けるっ!
     拾ノ型 円転旋牙!」

 睦彦「うるせえな。頸切ったんだからいいだろうが」
 善逸「じゃあこっちを振り返る時間あったらもう一体も斬れよ!(ビシャ)」
 炭治郎「………いい人なんだろうけどな! 陸ノ型 ねじれ渦!」
 禰豆子「フーッ! 血鬼術・爆血!(瑠名に向かって)」

 瑠名「うっ! 熱っ!」
 炭治郎「………睦彦くん、早く!」

 伊之助「(棘の爆発によってぶっ飛ばされて)うっ! ミスったぁぁ!」
 睦彦「何やっとんじゃ馬鹿垂れ!」
 仁乃「こっちのセリフ! 目の前に居るでしょう鬼が!」

 睦彦「ふん。伍ノ型 斜光斬り!(スパッ)」
 瑠名「(頸を斬られて)………体がなかなか再生できないっ……」

 〜葉瑠、瑠名、首と身体が崩れ始める〜

 葉瑠「何やってるのよ瑠名! あなたの駒人で奴らを操れたはずでしょうっ!?」
 瑠名「ごめんお姉ちゃんごめん! 許して!」

 〜二人の体が消える〜

 炭治郎「………お、終わったぁぁぁぁ」
 禰豆子「ムームー!」
 炭治郎「ありがとう禰豆子。今回もサポートしてくれて」
 禰豆子「ムー!」

 善逸「おいお前! 俺は一言お前に言いたい!」
 睦彦「? おうそうか、俺に対しての褒め言葉だな!」
 仁乃「(…………むっくんの馬鹿)」

 善逸「違うわ!! お前の育手が雷の呼吸で俺と一緒なのに、
   お前の技といい、顔といい、全てが俺より勝ってんのが納得できないのよ!!
   性格は悪いのになんでそこだけいいんだ! グヘ(睦彦に殴られて)」
 睦彦「今なんて言った?」
 善逸「性格もよくて顔も良くて技がいいのが納得できない……」
 睦彦「まあな。俺は強いからな!」

 伊之助「ハハハハハどこがだ? 目の前の鬼の頸をすぐに斬らなかった弱味噌が!」
 睦彦「はァ? テメエ先輩に向かってその言い方はないだろう!」

 仁乃「………最終選別のときも確かこんな感じだったなぁ……
    他の同期の人に『何で目の前に敵いたのにすぐに斬らずに技の説明とかしてたんだ』って
    言われて、堂々と『カッコつけたいからに決まってんだろ』って言ったんだよなぁ」

 炭治郎「(宇髄さん、聞こえますか宇髄さん。
     睦彦くんは絶対宇髄さんの継子になったほうがいいと思います)」

 善逸「お前! そんなに顔が良かったら彼女とかいるだろ。何人いる?」
 睦彦「何人って、胡桃沢しかいないんだが」
 善逸「く、くくく『胡桃沢しかいないんだが』ですと!? 嘘だろなんでいんだよっ!」
 仁乃「な、な、何言ってんのよアンタ!(スーパーアルティメットパンチ)」
 睦彦「(派手に殴られて)何すんだよ胡桃沢! 本当の事だろうが!」
 仁乃「どこがですか—————!(ポカポカポカポカ)」

 炭治郎「…………なんか今日はめちゃくちゃ疲れてるんだが何でなんだろうか」
 禰豆子「ムームー(睦彦くんが現れたからだよ)」
 伊之助「こんなにムカつく相手に会ったのは初めてだぜェ! おいお前、勝負しろ!」
 睦彦「いいぞ☆ 俺が絶対勝つからな(ドヤァ)」
 伊之助「(………←引き気味)あ、やっぱいいわ」


 第11話 終わり!

 おまけ
【かまぼこ隊みんなの睦彦の第一印象】

 炭治郎→いい人なんだろうけど所々一言突っ込みたくなる人
 禰豆子→天然バカ
 善逸→雷の呼吸自分流に変えたり顔とかめっちゃくちゃいいけど性格悪い!
 伊之助→人生至上最もムカつく相手
 仁乃→強いけどちょっとウザいのが玉にキズ
 
 
 

Re: 【鬼滅】全集中・会話文短編集 ( No.65 )
日時: 2020/03/01 15:57
名前: むう (ID: j66stzOv)

【大正コソコソ噂話】
睦彦(愛称:むっくん)の技を紹介します。

〈光の呼吸〉←睦彦オリジナル。育手の雷の呼吸を自分流にした結果この呼吸になったらしいです。

 壱ノ型 爆光一閃〈ばっこういっせん)
 弐ノ型 光線昇降突(こうせんしょうこうとつ)
 参ノ型 暗暗流打(あんあんりゅうだ)
 肆ノ型 紅灯陰火(こうとういんか)
 伍ノ型 斜光斬り(しゃこうぎり)
 陸ノ型 闇黒狂乱(あんこくきょうらん)
 漆ノ型 柳暗花明(りゅうあんかめい)
 捌ノ型 光照剣舞・壊(こうしょうけんぶ・かい)

Re: 【鬼滅】全集中・会話文短編集 ( No.66 )
日時: 2020/03/01 17:01
名前: *サクラ* (ID: SK5u95ln)

あっそうだったわw何みっくんって!ついでに…細かいけど水の呼吸九ノ型ではなく玖ノ型ではw


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