二次創作小説(紙ほか)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 【鬼滅】全集中・会話文短編集(完結)
- 日時: 2020/09/25 16:10
- 名前: むう (ID: 9Yth0wr6)
どうも、むうです。
簡単にプロフィールを言うと、推しは善逸と無一郎です。
鬼滅の刃の2次創作を初めてやらせていただきます。
基本的に台本っぽい感じです。会話だけで物語が進むイメージ。
戦闘よりキャラたちの和気あいあいとした感じメインです。
もちろん戦闘シーンもやります。
良かったら覗いてみてくださいね。
続編「【鬼滅×花子くん】短編集続編・六人の軌跡」
ろくきせスピンオフ「ろくきせ恋愛手帖」も是非チェックお願いします。
※タイトル変更しました。
これからも全集中で執筆頑張ります、という意味と、
いろんな話が詰まってるよ!と言う意味の「全集中」です。
閲覧数1000突破!! 夢じゃないですよね?
ありがとうございますっっ!嬉しいです。
2020年夏☆小説大会にて管理人・副管理人賞をいただきました。
みなさんの暖かい応援にいつも励まされています。
ほんとうに、ありがとうございました。
★Special Thanks★
・*サクラ*さん ・岩林美杏さん ・祭凛ゆきさん ・ベルさん
※★→アニメしか見ていなくてもOKな話
♯→戦闘シーンあり
〈目次一覧〉
第1話 「藤の花の家紋の家に柱がいたらどうなるか?」★ >>01 >>02
第2話 「俺は嫌われていない かまぼこ隊ver,」★ >>06 >>09
第3話 「鬼舞辻の性格を変えて見たらどうなるか」★ >>10>>13
第4話 「柱合会議に伊之助と善逸がいたら?」★>>15>>16 >>18
第5話 「中高一貫 キメツ学園物語その1」★ >>21>>22 >>23
第6話 「新たな仲間」★♯ >>29 >>32>>34
第7話 「柱たちのお茶会」★>>36>>37
第8話 「伊黒×蜜璃のデート観察&護衛の一日」★♯>>39>>43>>44 >>48
第9話 「こんなテストは嫌だ!鬼滅関係でテスト問題!」★>>49>>51
第10話「中高一貫 キメツ学園物語その2」★>>53>>56>>59>>60
第11話「再会した仲間」★♯>>61>>62>>64
第12話「コラボ企画☆鬼滅×リゼロ」★>>67>>68
第13話「コラボ企画2☆鬼滅×こわいもの係」★♯>>69>>70>>73>>75
あとがき >>76
- Re: 「第6話 新たな仲間」2 ( No.32 )
- 日時: 2020/02/18 16:24
- 名前: むう (ID: j66stzOv)
サクラちゃんありがとう!小説に使えまふ!
【大正コソコソ噂話】
私の性格はカナヲに似ているらしい(家族談)。
ではお待ちかねの戦闘シーンだぜェ! ヒャッフー!
精神状態が伊之助になっていますw
〈鴉の指令で南南西にある山へ向かうかまぼこ隊一行〉
炭治郎「南南西には、『縛身山(しばみやま)』と言う山があるらしい。
鴉が言うには、そこに鬼が居るとのことだ」
善逸「また山の中に入るのかよ……(前回の那田蜘蛛山で大分こりている善逸)。
そこ、蜘蛛とか出ないよな? いや、出るか。山の中なんだし……死ぬわ俺」
伊之助「アレ(被り物)がないと感覚が狂って仕方ねえェ!しのぶのせいだ!」
炭治郎「最終的に壊したのは君だぞ、伊之助」
伊之助「何だとコラァ!」
善逸「ギャ————!!! やめて! 大声出さないで頼むから!
常に気持ちに張りを持たなきゃいけないだろ? いつ襲撃されるか分かんないんだよぉ!」
炭治郎「そうだな。善逸の言うとおりだ。気を引き締めて………うわっ。
善逸、俺の羽織の裾を掴むんじゃない! 邪魔だ!」
伊之助「何してんだコイツ。気持ち悪い奴だな」
善逸「お前に言われたくないわ、このまつ毛!」
伊之助「何だとォ! このタンポポ野郎!」
禰豆子「(箱の中)………(タンポポ野郎……)」
炭治郎「静かにしろ! もうすぐ着くぞ!」
〜縛身山、到着 入山〜
伊之助「? 何だこれ」
善逸「ひィィィィッ何? 何なの?! 蜘蛛? 蜘蛛なの??」
炭治郎「………いや、ただのお地蔵様だ」
善逸「……………………驚かせんな、この色白(←悪口ではない)!!」
伊之助「知らねえもんは知らねえんだよ! 説明しやがれスケベ野郎!!!」
禰豆子「(箱の中)………(スケベ野郎……)」
炭治郎「お地蔵様というのは、仏様がいない世界で人を守ってくれる菩薩(ぼさつ)だよ。
特に…………(口をつぐむ)」
伊之助「どうした炭太郎」
善逸「(炭治郎だってば。誰だよ『たんたろう』って。言いにくいわ)」
炭治郎「血の匂いがする。鬼だ!!!」
善逸「なぁ、何か聞こえないか。鈴が鳴るような音………」
〜シャラン シャラン シャラン シャラン〜
かまぼこ隊一同「(刀の柄を握り、神経を集中させる)」
炭治郎「ここからそう遠くない距離にいる。だけど風のせいで匂いが流れて行ってる!
伊之助、頼む!!」
伊之助「おっしゃあああ! 伊之助様の出番だぜェ!(二本の刀を地面に突き刺す)
獣の呼吸・漆ノ牙 空間識覚!!(両手を広げて)」
〜伊之助、優れた触覚で敵の居場所を突き止めようとし………
伊之助「! 逃げろぉぉぉぉ!!」
善逸「どうした!? どぉわっ(腹を何者かに押されて尻餅をつく)」
炭治郎「善逸!!!」
???「危ない危ない。居場所を突き止められるのはまっぴらごめんだわ」
炭治郎「(………女性の鬼だ。この前の毬の鬼と同じ匂いがする……)」
伊之助「(俺の漆ノ牙に順応しやがった!)
おい鬼! よくも俺の活躍を邪魔してくれたなァ!」
善逸「痛っ(立ち上がって)(…………)(←鬼を見ても逃げないくらいには成長している)」
???「威勢がいいわね。私の名前は鈴幻(りんげん)。元………下弦の伍よ」
善逸「下弦の伍?! 元十二鬼月……(背筋に悪寒が走る)」
鈴幻「累があの方に気に入られ、私が落とされた。累を殺してくれてありがとう。
感謝するわ。(首に巻いている、鈴がついたリボンをいじる)」
炭治郎「仲間が殺されて嬉しいのかお前は! 卑劣、極まりない!」
水の呼吸・弐ノ型 水車!!(鈴幻に飛び掛かる)」
鈴幻「(攻撃をかわして)あら、感謝するって言ったのに……。聞き分けのない子ね。
血鬼術・縛身衣(しばみごろも)!!(右手を炭治郎に向ける)」
〜突然、炭治郎の身体が硬直する〜
伊之助「おい寒太郎! ビビってんじゃねえ! 動けコラ!(炭治郎の肩に手をかける)」
善逸「(ハッ)逃げろ伊之助———————!!」
伊之助「(バッと身を引く)」
炭治郎「(刀を二人の方へ振るう)ブンッ」
善逸・伊之助「(飛び上がって攻撃をかわす)」
伊之助「オイオイ。アイツ、頭がどうにかしちまったのかァ?」
善逸「違う! 血鬼術で操られてるんだ! 蜘蛛の鬼は糸を斬れば良かったけどこいつは違う!
奴の頸を斬らない限り、炭治郎はずっとこのままだ!」
伊之助「チィッ。鬱陶しいぜ全く!(地を蹴って宙に舞う)俺は鬼の頸を斬る!
お前はそこで健一郎を抑えてろ! いいなァ!」
善逸「分かってる! 今回ばかりは寝ていられない!(←おぉ!)
(刀を抜いて構える)行くぞ伊之助!!」
伊之助「おうよ。腹が減るぜ!」
善逸・伊之助・炭治郎「(同時に刀を振るう)」
炭治郎「アァァァァァ!(ビュンッ)」
善逸「(攻撃を刀で受け止める)そんな怖い顔してたら禰豆子ちゃんが悲しむぞ!」
伊之助「獣の呼吸・肆ノ牙 切細裂き!」
鈴幻「(スッと伊之助の方へ手を向ける)」
伊之助「おっと(バク転で鈴幻の背中側へと移動)。
この伊之助様を倒そうだなんて百年早いぜェ!」
善逸「………雷の呼吸・壱ノ型 霹靂一閃・六連!!(ドドドドドドドドドンッ)
(ズサッ←着地)こんなことはしたくないけどな(剣先を炭治郎の喉元へ向ける)」
炭治郎「ウァッ」
善逸「伊之助、今だ!!!」
伊之助「うぉぉぉぉぉぉぉ! 獣の呼吸・陸ノ牙 乱杭咬みィ!!!」
鈴幻「血鬼術、縛身衣・結繩」
善逸・伊之助「…………ぐっ(突然の頭痛に悶絶する)」
鈴幻「広範囲にわたる精神攻撃よ。この術にかかった者は全て私の思い通り。うふふ」
善逸「くぅぅぅぅぅ………。あァァァァァ!!(伊之助へ向かって刀を振るう)」
禰豆子「(箱の中から飛び出して)っっっ!!(伊之助をかばうように立つ)」
伊之助「アァァァァ!(ビシャッ)」
禰豆子「ヴッ(伊之助に斬られ、うずくまる)」
鈴幻「うふふふふ」
???「ひっでえなぁ。許すわけにはいかないね」
鈴幻「誰?(バッと顔を上げて)」
???「どこ見てんのさ。ここだよ」
〜いつの間にか、木の枝に少女が座っている。
少女は髪を左右でくくっており、鬼殺隊の隊服の上に紫色の着物を羽織っていた〜
鈴幻「鬼狩り?!」
???「ご名答。隊員同士で斬り合いをさせるなんて、どういうつもりだい?」
鈴幻「…………あなた、妙な雰囲気ね。何者なの?」
???「さっきあんたが言った通りさ。鬼狩りだよ」
鈴幻「………考えるのは後ね。私の邪魔をする奴は殺して食べてやるわ。
(少女に手を向けて)血鬼術……」
???「どこ狙ってんの。ちゃんと狙わなきゃダメじゃん」
鈴幻「!? (声のした頭上に視線を向ける)いつの間にっっ」
???「遅いね。本当に元十二鬼月? 私の妹を食べてそれで満足したのかな?
………ムカつく。乙(きのと)の隊士を舐めるなよ!
(二本の短刀を取り出して構える)」
鈴幻「そんな短い刀が届く訳……」
???「…………四季の呼吸・壱ノ型 春雷」
鈴幻「っ? (両腕が切り取られる)バカな……斬撃が届いた?!」
炭治郎・善逸・伊之助「(術が解け、我を取り戻す)」
???「遅くなってすまなかったね。まあどうせならカッコいい所で出しゃばりたいじゃん?」
炭治郎「(誰だ? 隊服を着ている……。鬼殺隊員か?)」
善逸「(この子があの鬼の腕を斬ったのか。あんなに小さい体で……)」
伊之助「(階級・乙だとォ?!
確か階級は上から柱→甲→(きのえ)乙(きのと)→丙(ひのえ)だから……。
俺たち一番下の癸(みずのと)だぞォ? あんなちびっこいのが、乙……!)」
???「ヒーローは後から現れるってことを、思い知らせてやるよ!!」
ネクスト→助っ人登場!! 術が解けた三人&少女で鈴幻を倒せ!!
そして助っ人の正体が明らかに!!
お楽しみに!
- Re: 【鬼滅の刃】会話文短編集 ( No.33 )
- 日時: 2020/02/18 16:41
- 名前: *サクラ* (ID: SK5u95ln)
妹を食べて満足…?
ヒャアヒャアー!w
四季の呼吸の使い手だぁすげぇ!
頑張って〜
あ、何か呼吸書こうか?w
(上から目線でごめん!)
- Re: 「第6話 新たな仲間」3 ( No.34 )
- 日時: 2020/02/19 17:03
- 名前: むう (ID: j66stzOv)
ほーい続きだぜー!いやぁオリキャラ、カッコいいね(←自分で書いて自分で感心)
あ、喋ってるとまた鈴幻の術で作者が操られちゃって小説書けなくなるから。
とりあえず(取りあえずって何だ)続き行くぜー!(精神状態がまだ伊之助w)
〈助っ人の登場で何とかピンチを切り抜けたかまぼこ隊〉
鈴幻「チッ。腕が斬られたら術が使えないじゃない……。
それにあなた、本当に人間? 微かに私と同じ雰囲気がするわ」
???「へーぇ。凄い観察力だね。感心感心!
まぁ人間って言われたら『どちらでもない』って答えるのが正解に近いかな」
炭治郎「(あの女の子は、微かにだけど鬼の匂いがする……。何なんだ?
鬼舞辻と同じように、人間に化けているのか!?)」
善逸「(鬼の音がする。すごく小さな音だけど、間違いなく鬼の音が。でも人間の音もする。
…………どうなってんだ?)」
伊之助「(『どちらでもない』? 曖昧な返事すんじゃねえよ! 訳わかんなくなるだろうが)」
炭治郎「君は一体何者なんだ!」
???「詳しく説明したいけど、話は後でいいかな。先にコイツを地獄に送りたいからさ」
伊之助「そうだなァ! ごちゃごちゃ考えるのは性に合わねえ! アイツをぶった切る!」
善逸「(………まぁ、音を聞く限り悪意は感じないし。
禰豆子ちゃんがあの子に飛び掛からないから信じても大丈夫なのかな。
それにこの子………すっげえ可愛いんだよな)」
炭治郎「了解した! 俺たちも加勢する! 乙の君が来てくれて助かった!」
善逸「ありがとう! 何なりとお申し付けくださいませ!」
伊之助「俺がアイツの頸をぶった切ってやらぁ!」
???「礼には及ばないよ。じゃあ今からアイツ倒す手順を説明するね。
あの鬼とは一回会ってるから、倒し方は知ってるんだ。
(小声で)アイツは一直線の攻撃を敏感だ。
その一方で、多方面からの攻撃や不意打ちの攻撃への防御力は低い。
だからまず私が奴を引き付ける。その隙に君たちは奴の背後から切りかかって。
誰かが真っ直ぐ向かえば、アイツは必然的にその攻撃をかわそうとする。
その隙に攻撃を仕掛けるんだ。OK?」
炭治郎「把握した。よし行くぞ、善逸・伊之助」
善逸「おうよ。あの鬼には禰豆子ちゃんを傷つけた罪と、
俺に炭治郎を攻撃させた罪がかかってるからな! 絶対許さない」
伊之助「よしお前ら! この伊之助様についてこい! 行くぞォオォ!」
善逸「(小声)不意打ちだって言われただろうが! 俺らは隠れて、ここぞというときに
飛び出すんだよ!」
炭治郎「禰豆子、今回も俺たちの護衛よろしくな。(なでなで)」
禰豆子「ムームー!(撫でられて嬉しそう)」
〜かまぼこ隊一同 準備完了〜
鈴幻「何やら話し合いをしていたようだけど、共闘ではないのね。
怖気ついたのか知らないけれど、何人で来るかと思ったらあなた一人だけ。うふふ」
???「さっきアンタの腕を斬ったのは誰だったか忘れた? 」
鈴幻「忘れるわけないでしょ! 乙だろうが何だか知らないけど、一番厄介なのは間違いないわ」
???「良ーくわかってんじゃん。二年前に私の妹を殺したお前と、また出会えて嬉しいよ!」
鈴幻「妹? あぁ、確かその紫色の羽織とお揃いの着物を着た女の子がいたわね。
その女の子をかばったお姉さんは傷口に私の血が入って鬼化して……。
いや………鬼化したかしら? あの子はあの時人を襲ったりしなかったし変貌もなかった」
???「………………良くも菜乃を……。私の妹を殺してくれたなぁ!!
お前を必ず地獄に送ってやるよ! 鬼の私が! 鬼のお前をね!!」
鈴幻「あなたも鬼? じゃあ何で人をかばったの? 美味しいごちそうが目の前にあったのに」
???「あいにく、私は鬼化しない身体でね! 悪かったね!」
???「四季の呼吸・伍ノ型 乱れ紅葉!!(二本の刀で四方八方に斬りつける)」
鈴幻「(体に無数の擦傷を負う)はぁはぁ。八連撃! いい技ね美しい。
この私とやり合えるなんてあなた、かなりの実力者ね。
鬼化しない特殊な個体が存在するなんて知らなかったわ」
???「…………そうだろうね。(人差し指を下へ向けて合図)」
炭治郎「(背後から)水の呼吸・捌ノ型 滝壺!!」
鈴幻「ぐっ。不意打ちっ!?」
炭治郎「水の呼吸・肆ノ型 打ち潮!!」
???「血鬼術・暗黒の魔手!!」
〜少女が技名を唱えると、空中に黒い二本の腕が出現〜
炭治郎「聞いたよ。鬼の血が入っても鬼化せず、術のみ使える特殊体質なんだな!」
???「やるじゃん君! 私は人間と鬼の血を引く鬼殺隊、胡桃沢仁乃だ!!
挨拶が遅れてごめんね!!(黒い腕を操り、鈴幻の方へ伸ばす)」
鈴幻「剣術に血鬼術………本当に厄介だわ!ぐっ(黒い腕が体に巻き付く)」
仁乃「いよっし! 捕まえたぁ! ざまあみろ! (チラリと右に視線をよこして合図)」
伊之助「分かってるっての! 獣の呼吸・弐ノ牙 切り裂き!」
善逸「雷の呼吸・壱ノ型 霹靂一閃!」
禰豆子「血鬼術・爆血!!!」
〜ズバッ と音がして鈴幻の頸が斬れる〜
かまぼこ隊一同「よし、斬れたァ!」
鈴幻(身体)「早く、早く頸を繋げなきゃ……」
仁乃「ダメだって。私の複製腕にがっちりつかまれてんだからさぁ。どのみち、死ぬよ」
鈴幻(頭)「あァァァァァァァァ……(崩れていく)」
仁乃「さよなら。仇は取ったよ、菜乃……」
〜10分後〜
炭治郎「今回は本当に助かったよ。ありがとう。えーーっと、君、何歳?」
仁乃「今年で14だよ。入隊したのは11の時」
炭治郎「(11歳で入隊、14歳で乙……………!!! (゜_゜>))」
善逸「仁乃ちゃんって、可愛いうえに強いんだね!血鬼術と呼吸って最強じゃん!
(仁乃にすり寄って)」
仁乃「善逸………さん、だっけ」
善逸「気軽に善逸って呼んでもらっていいよ!(鼻息荒い)」
仁乃「……………(得体のしれない者を見るような目)」
善逸「あ、善逸さんでいいです」
禰豆子「ムームー!(ニコニコと仁乃の方へ駆けていく)」
仁乃「この子、鬼?」
炭治郎「俺の妹の禰豆子だ。人は襲わない。特別に俺と一緒に行動してるんだ」
仁乃「へぇー。確か同い年だったよな。鬼同士通じ合うものがあるのかもしれないね」
禰豆子「ムームー!」
善逸「ね、禰豆子ちゃんが俺を完全無視して仁乃ちゃんに近づいたァ!(Σ(゜д゜lll)ガーン)」
炭治郎「四季の呼吸って初めて聞いたけど、そんな呼吸あるんだな」
仁乃「あ、私のオリジナルの呼吸なんだ。育手が居なかったから自分で会得した」
炭治郎「へぇ……伊之助と一緒だな」
伊之助「ああん? 俺と一緒にするんじゃねーーよ!」
仁乃「いのすけ…・…? へー、君、男の子なんだな」
伊之助「ハァ————?! 今なんて言った! ぶっ殺すぞコラァ!」
仁乃「ごめん。いや、ずっと女の子だと思って……」
伊之助「(ギリギリギリ)ぶったおす! 許さねえぇ!」
仁乃「えーーっと、炭治郎さんに善逸さんに伊之助……ちゃん?」
伊之助「お前!」
仁乃「伊之助さんに禰豆子。よし、覚えた。
いやぁ間に合って良かったよ。流石、私の雀は優秀だね!(掌の上で雀がパタパタ)」
かまぼこ隊一同「雀?」
炭治郎「鎹鴉じゃなくて?」
仁乃「え? みんな鴉? 何か最終選別の時に私だけ雀もらってさぁ。
でもちゃんと人語通じるから今まで気にしなかったんだよな」
善逸「ありがとう仁乃ちゃん————————! 俺も雀なんだよ———————!
良かったよ仲間がいてぇ(涙)」
仁乃「………うっせーなぁ……」
善逸「すみませんすみません」
炭治郎「なあ仁乃ちゃん。君もかまぼこ隊に入らないか?」
仁乃「かまぼこ隊? なんじゃそりゃ」
善逸「俺たち四人のグループ名だよ。
伊之助が炭治郎のことを『かまぼこ権八郎』って言ったのが由来」
仁乃「私で良ければ入っても構わねえけど」
炭治郎「そうか。ありがとな」
禰豆子「ムームー!」
善逸「ねぇずこちゃんは俺のもんだ————————!」
仁乃「じゃあ一緒に山降りよう……か……(体がぐらりと揺れて)」
善逸「に、仁乃ちゃん?」
仁乃「あ、ごめん。血鬼術使うと貧血なるんだ。
ほら私、人間と鬼の血が混じってるから使える数にも限度が……・…」
炭治郎「もう喋らなくていい! 伊之助、仁乃ちゃんをおぶってくれ!」
伊之助「ああん? 何でだ!」
炭治郎「(背負い箱に禰豆子を入れて背負う)
俺は禰豆子を背負っているし、善逸は何か仁乃ちゃんとギクシャクしてるし……」
伊之助「何だよその理屈! チッ ほら乗れ!」
仁乃「ありがほうごじゃいまふ(伊之助の体に乗って)」
伊之助「…………やけに重いな」
善逸「おおおお女の子に体重の話とかすんじゃねえよお前!」
第6話 終わり!
これからかまぼこ隊は、炭治郎・禰豆子・善逸・伊之助・仁乃でやっていきます。
感想待ってまーす。
- Re: 【鬼滅の刃】会話文短編集 ( No.35 )
- 日時: 2020/02/19 14:28
- 名前: むう (ID: j66stzOv)
【大正コソコソ噂話】
仁乃の技一覧
イラスト掲示板にも乗せてたけどこっちでも説明しまーす。
〈四季の呼吸〉←仁乃オリジナル。噂によれば風の呼吸に近いとか。
壱ノ型 春雷〈しゅんらい)【 改】春雷一蘭(しゅんらいいちらん)
弐ノ型 幽艶の風雪(ゆうえんのふうせつ)
参ノ型 地苑の檻(ちえんのおり)
肆ノ型 梅雨流々(ばいうりゅうりゅう)【改】梅雨流々飛沫(ばいうりゅうりゅうしぶき)
伍ノ型 乱れ紅葉(みだれもみじ)【改】乱れ紅葉・散舞(みだれもみじ さんぶ)
陸ノ型 夏越(なごし)
〈血鬼術〉
暗黒の魔手(あんこくのましゅ)→両手首を複製し、操る。伸縮自在で遠距離攻撃可能。
爆黒炎→(ばっこくえん)掌から黒い炎の球を発生。禰豆子の爆血に似ている。
ちなみに仁乃は術を使うと貧血起こします。
使える術の使用数は10回までが限度。それ以降は反動が来て身体が動かせなくなります。
- Re: 「第7話 柱たちのお茶会」 ( No.36 )
- 日時: 2020/02/19 16:55
- 名前: むう (ID: j66stzOv)
ほーい。6話のタイトルが変更になってごめんなさい。
お詫びに第7話で書こうと思います。
では、本編どぞ。
〈珍しく全員任務がないので自宅に他の柱を誘った蜜璃〉
〜甘露寺邸にて〜
蜜璃「みんなー! 久しぶり。ようこそわが家へ!」
しのぶ「わぁ広いお庭ですね。手入れも行き届いていて素敵です」
伊黒「………ここが甘露寺の家か。いいな」
煉獄「今日はお招きいただき感謝する!」
宇髄「派手に同意する! 柱全員が集まるのは、この前の柱合会議以来だからな
(詳しくは>>15からの第4話へGO!)」
悲鳴嶼「あの時は大変だった。南無阿弥陀仏……」
実弥「そうだったなァ! アイツらのことを今でも思い出すぜ!」
義勇「美味い(庭の端にあるベンチで一人お茶を飲みながら)」
無一郎「…………柱合会議で何かありましたっけ」
実弥「なんだァ時透。もう忘れちまったのかァ?
あの時お館様の名前を間違えたのはお前だぜ?」
しのぶ「そういえばそうでしたね」
無一郎「…………え。僕がですか」
伊黒「最初からそう言っているだろうが」
蜜璃「無一郎くん、お館様のことを『おかっぱ髪の人』って言ったのよ。覚えてないだろうけど」
煉獄「ははは! 名前を必死で思い出そうとして『おやか様』とも言っていたな!」
宇髄「派手な間違いをしてたな! お館様が心の広い人で良かったな」
無一郎「…………(何してるんだ僕………)」
蜜璃「それにしても、やっとゆっくり落ち着けるわねぇ」
宇髄「ここのところ任務が全員入っていたからな」
煉獄「うむ! たまにはこういう日も悪くないな!」
実弥「俺は早く鬼をぶっ殺してえんだが、まぁ今日一日は我慢するかァ!」
しのぶ「そうですね。あの時は本当にバタバタしていましたから。
そう言えば甘露寺さんが教えて下さったオムライスのレシピ。
この前作ってみたところ、カナヲが美味しいと言ってくれました」
蜜璃「うそ! 作ってくれたの? 嬉しい!(ニッコリ)」
柱一同「オムライス?」
義勇「多分洋食の名前だ……ケチャップライスを卵でくるんだ料理だ」
しのぶ「冨岡さーん。そんな遠い所からボソボソと説明されても聞こえませんから」
義勇「前に善逸から教えてもらったことがある。あいつは都会育ちだから………」
しのぶ「人の話を聞いてくださーい」
悲鳴嶼「冨岡は群れたがらないようだ……。南無阿弥陀仏……(お茶を飲んで)」
実弥「おい冨岡! そんなところで何ブツブツ言ってやがる! こっちに来い!」
蜜璃「あ、そうだ。朝パンケーキを焼いたのよ。持ってくるわ。蜂蜜はかけたほうがいいかしら」
煉獄「養蜂をしているのか! じゃあかけていただこう!」
伊黒「甘露寺は蜂蜜が好きなのか」
蜜璃「うん、甘いモノは全部好きです」
伊黒「じゃあ俺もかける」
無一郎「…………僕はどちらでも……。オムライス……覚えやすい名前だな」
悲鳴嶼「南無阿弥陀仏……仲間の為におやつをふるまう清らかな心……感心する……。
じゃあ俺もお願いだ………」
実弥「甘いもんは好きじゃねえ! 俺はかけねぇ!」
蜜璃「了解ー。冨岡さんはどうしますー?
あ、そんなところから言われたら聞こえないのでこっちに来て言って下さぁい」
義勇「(仕方なくトコトコとみんなが座っているベンチの方へ向かう)
俺はいらない(そしてベンチの端っこに皆と距離を置いて座る)」
蜜璃「分かったわ。じゃあ不死川さんと冨岡さん以外全員蜂蜜入りね。
じゃあ準備するわ」
しのぶ「私も手伝いましょうか?」
伊黒「(サッ)俺も手伝う」
蜜璃「うーん。みんな、パンケーキ食べたことないでしょ?
だから今見ちゃうといけない気がするの。私だけで大丈夫よ」
しのぶ「そうですか。じゃあお願いします」
伊黒「………感謝する」
〜蜜璃が家の中に入って数分後〜
蜜璃「ギャ—————————————!(家の中から)」
柱一同「!? どうした?」
無一郎「何があったんでしょうか」
実弥「鬼かァ?」
伊黒「なぜ今鬼が居る? 今は真っ昼間だぞ」
宇髄「そういや、甘露寺は養蜂をしていると言ってたなァ」
しのぶ「もしかして蜂の大群が襲ってきたりとか?」
義勇「……………その可能性もあり得なくはない」
悲鳴嶼「何と言うことだ。南無阿弥陀仏……」
しのぶ「皆さん、行きましょう!!」
一同「(コクリ)」
しのぶ「甘露寺さん! 何があったんですか、大丈夫ですか(バタンッ)」
蜜璃「キャーやめてモモちゃんっ! くすぐったいっ(お皿を片手に悶え中)」
???「みっちゃんつーかまーえたっ!」
伊黒「………おい甘露寺。子供がいるなんて聞いてないぞ((# ゜Д゜))」
実弥「何だなんだァ? 大したことねぇじゃねえかふざけやがって……」
義勇「………ただ子供がくすぐりにきただけか」
無一郎「………この子は?(蜜璃にしがみつく五歳くらいの子供を見ながら)」
宇髄「これまた派手な大声出したなァ甘露寺。こっちがヒヤヒヤしたぜ」
悲鳴嶼「南無阿弥陀仏……」
蜜璃「ごめんなさい何してるのかしら私、こんなことで。
ああ、この子は桃子。親戚の子供なの。親戚がお産で忙しいから私が預かってて。
ほらモモ、皆にご挨拶しましょ!」
桃子「……………なにしにきやがった! おいだーすぞっ」
柱一同「(やべぇお子様だ………)」
ネクスト→柱一同と蜜璃の親戚の子供、桃子ちゃん対面!
桃子ちゃんは柱たちにどんな態度を取るのか?
お楽しみに!
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16