二次創作小説(紙ほか)
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- 【鬼滅】全集中・会話文短編集(完結)
- 日時: 2020/09/25 16:10
- 名前: むう (ID: 9Yth0wr6)
どうも、むうです。
簡単にプロフィールを言うと、推しは善逸と無一郎です。
鬼滅の刃の2次創作を初めてやらせていただきます。
基本的に台本っぽい感じです。会話だけで物語が進むイメージ。
戦闘よりキャラたちの和気あいあいとした感じメインです。
もちろん戦闘シーンもやります。
良かったら覗いてみてくださいね。
続編「【鬼滅×花子くん】短編集続編・六人の軌跡」
ろくきせスピンオフ「ろくきせ恋愛手帖」も是非チェックお願いします。
※タイトル変更しました。
これからも全集中で執筆頑張ります、という意味と、
いろんな話が詰まってるよ!と言う意味の「全集中」です。
閲覧数1000突破!! 夢じゃないですよね?
ありがとうございますっっ!嬉しいです。
2020年夏☆小説大会にて管理人・副管理人賞をいただきました。
みなさんの暖かい応援にいつも励まされています。
ほんとうに、ありがとうございました。
★Special Thanks★
・*サクラ*さん ・岩林美杏さん ・祭凛ゆきさん ・ベルさん
※★→アニメしか見ていなくてもOKな話
♯→戦闘シーンあり
〈目次一覧〉
第1話 「藤の花の家紋の家に柱がいたらどうなるか?」★ >>01 >>02
第2話 「俺は嫌われていない かまぼこ隊ver,」★ >>06 >>09
第3話 「鬼舞辻の性格を変えて見たらどうなるか」★ >>10>>13
第4話 「柱合会議に伊之助と善逸がいたら?」★>>15>>16 >>18
第5話 「中高一貫 キメツ学園物語その1」★ >>21>>22 >>23
第6話 「新たな仲間」★♯ >>29 >>32>>34
第7話 「柱たちのお茶会」★>>36>>37
第8話 「伊黒×蜜璃のデート観察&護衛の一日」★♯>>39>>43>>44 >>48
第9話 「こんなテストは嫌だ!鬼滅関係でテスト問題!」★>>49>>51
第10話「中高一貫 キメツ学園物語その2」★>>53>>56>>59>>60
第11話「再会した仲間」★♯>>61>>62>>64
第12話「コラボ企画☆鬼滅×リゼロ」★>>67>>68
第13話「コラボ企画2☆鬼滅×こわいもの係」★♯>>69>>70>>73>>75
あとがき >>76
- Re: 【鬼滅の刃】会話文短編集 ( No.57 )
- 日時: 2020/02/26 15:24
- 名前: *サクラ* (ID: SK5u95ln)
あ天井なのね!
ちなみに炭治郎 カナヲの
カップリング名は
炭カナ
デェスwww
- Re: 【鬼滅の刃】会話文短編集 ( No.58 )
- 日時: 2020/02/26 22:42
- 名前: ベル (ID: QSkxs3GM)
初めまして!ベルと申します!!
私も最近鬼滅にハマりまして←善逸くん推しです(笑)
むうさんの小説短編で面白くてサイコーです!!
応援してます!
頑張って下さい〜!!
- Re: 第10話「中高一貫 キメツ学園物語その2」3 ( No.59 )
- 日時: 2020/02/29 12:27
- 名前: むう (ID: j66stzOv)
ベルさん初めまして! コメント嬉しいです、ありがとう!
私も善逸好きだよ!
皆さんへ報告。このスレは第10話まで来ましたがまだ続きます!次話あります。
「諦めるな!」←諦めたらそこで小説完結。
じゃあ続き行きまふ。
〈鬼チーム、始動!〉
【沼の鬼→北校舎一階】〈隠れ中:炭治郎・禰豆子・カナヲ・実弥〉
沼の鬼「どこにいる。出てこい。早くでてこい(ギリギリ←歯ぎしり)」
炭治郎「(この匂いは!)禰豆子、大きな音を立てるな」
禰豆子「分かった」
炭治郎「こちら北校舎一階! 理事長(沼の鬼)が接近中!(小声で通信器に向かって)」
実弥「(同じく北校舎一階)マジかよ」
カナヲ「……」
沼の鬼「教室の中を見てみるか(隣の教室の扉を開けて)ガラリッ」
炭治郎「(………静かに。落ち着いて……冷静に)
不死川さん、カナヲ。俺たちが居る教室の隣に理事長はいる。
そっちにはまだ行く素振りを見せない。他の人と連絡を頼む。
こっちは上手くやるから」
実弥「あまり無理すんじゃねーぞォ? いいか?」
禰豆子「うん!」
カナヲ「……健闘を祈ってる」
実弥「栗花落……お前……喋れたんだな(←超失礼)」
【無惨→北校舎二階】〈隠れ中:善逸〉
善逸「(グランドピアノの上にピタ———っとなって)
(この体勢、いざやってみるとめちゃくちゃキツイんですけど!?
特に腹が! 腹筋が!!)」
〜ガー ガー〜
無惨「(ローラー付きの椅子で移動中)人間ども、どこにいる。
見つけて引きずり出して平伏させてやろう(ガーッ)」
善逸「(この音! 声! 校長なんだけど!? あとこのガーって音何?
もうやだもう!)こちら北校舎二階、校長発見……喋りづらっ」
仁乃「把握。何か色々辛そうだけど頑張って」
善逸「うん頑張るっ! うぉえっ(腹が……)頑張るよ俺!! 相手校長だけどね!」
無惨「こんな移動手段があるとは実にありがたい!(ガーッ)
さぁ私の本気を見せてやろう!(ガーッ)」
善逸「(何なのこのガーッて音! 誰か教えて! 超怖いんだけど!!)」
※ローラーが廊下を滑る音です
【矢芭羽→北校舎三階】〈隠れ中:伊黒・蜜璃〉
蜜璃「それでですね、今日は仕事帰りに桜餅を買って帰る予定なんですよ!」
あのモチモチ触感が溜まんなくて〜」
伊黒「そんなに美味いものなのか? 一日70個も食べるほど」
蜜璃「ええ! 世界一と言っても過言じゃないわ!」
矢芭羽「(何やら向こうから話声がするのう…)
もう釣れるとは有り難い事じゃ」
蜜璃「それでですね……」
伊黒「黙れ甘露寺。足音がした」
蜜璃「(嘘、もう?)(口をつぐむ)」
〜ペタ、ペタ、ペタ〜
伊黒「いいか。俺が時間を稼ぐから隙を見て逃げろ」
蜜璃「は、はいッ」
矢芭羽「これはこれは伊黒先生。その体勢は何じゃ?
誰かが後ろに居るとでも言いたげだのう……」
伊黒「お前に捕まる前に、一つだけ言いたいことがある」
矢芭羽「? 何じゃ? 言ってみろ」
蜜璃「(! このことね! 了解したわ!)」
伊黒「どこでどういうやり取りがあったのか知らないが、よくもまあそんな恰好で歩けるな。
泥で汚れ、おまけに綿埃までついている。実に汚い。見るのも不快だ。
今まで気づかないのが奇跡だと思うほどにだ(ネチネチネチネチ)」
矢芭羽「何? そんなはずは……(服や袖に視線を移す)」
伊黒・蜜璃「(バッ←逃走成功!)」
矢芭羽「や、やられたっ!」
【手鬼→南校舎一階】〈隠れ中:伊之助〉
伊之助「ハハハ! この伊之助様、有象無象の奴らとは格が違う!
…………だから天井に張り付きっぱなしで手がつかれた、何てことは……
あり得ないはずなんだけどなァ! ちょっと辛いぜ!(←正直)」
玄弥「(南校舎二階)うるさいぞお前! 敵が近くに居たらどうするんだ!」
村田さん「(同じく二階)そうだぞ! 大体天井に隠れると決めたのはお前だからな。
誰の責任でもない」
仁乃「(同じく二階)きつくなったら教えて。囮役になるから」
伊之助「はあ? 囮? 助ける? そんなことどうでもいい!
俺は俺の力だけで逃げ切る!誰の手も借りないぜ」
手鬼「アア——! (遠くの方から)天気が! 天気が変わっているぅぅ!
天気予報では晴れるって言ってたのに! 雨なんて聞いてない!」
伊之助「おいおいおいおい、来ちゃったじゃねぇか———敵が! 敵が!階に!」
玄弥「お前の責任だぞ! 疲れてんならちゃんと口で言え! 無駄な強がりするな!」
伊之助「ハァ—? 強がってねえよ舐めんじゃねぇ!」
仁乃「うるさい! そうなの、辛くないのね分かりましたっ。じゃあ一人で頑張れ!」
〜プツンと電源が切れて〜
伊之助「(うわっ! どうすんだどうすんだ! 考えろ考えろ!!やべぇ————!
手がもう限界……)弱気になるな畜生—!」
手鬼「(大声に反応して)そこかァッ(伊之助が居る教室に入る)」
伊之助「(うわ—————! マジかよ! 来んなっつーの!←自己責任です)」
手鬼「どこだ————どこだ。アア—!」
伊之助「(突然の奇声にビクっとしてその瞬間手が滑り、地面に落ちる)ヴッ」
手鬼「また雨が!! 雨の量が変わっている————!」
伊之助「(相手が喚いている隙に教室の入り口から逃げる)
助かったぜ相手が馬鹿で!(←いや、あんたとどっこいどっこいだろ)」
【響凱→南校舎二階】〈隠れ中:仁乃、村田さん、玄弥〉
響凱「さぁどこにいる、小生の獲物は。捕まえたらすぐに音楽の稽古をつけてやる」
仁乃「(響凱を発見)いるっ! 私がいる多目的室の前の廊下にいるっ。
(通信器を操作)こちら南校舎二階。響凱先生を発見」
村田さん「マジかよっっ! どうするどうするっやべぇ!」
玄弥「うるさいわぁっ! 鬼ごっこって言うのはなぁ、大きな声とか音はダメだぞ!
そんな常識的なことも分からないのか? お前俺より年上だろうが!」
村田さん「言い方酷いだろ!(Σ(゜д゜lll)ガーン)」
仁乃「(毎回毎回うるさいなこのコンビは)
こっちは何とかするから、そっちはそのまま動かないで」
玄弥「オッケー。頼りになるぜ。村田さんと違って」
村田さん「オイ!」
響凱「小生の……獲物は……どこにいるか」
仁乃「(隠れとけば問題ないはず。うん、通り過ぎるまで待てば大丈夫)」
響凱「小生の獲物は…」
伊之助「(ダダダダ—!)うおっ! 敵! やべぇ撤回するぜェ———!(ぴゅーん)」
響凱・仁乃「(は?)」
仁乃「(え、え? 何でここに伊之助さんが居るの?
…………あいつ………勝手なことばっかりしやがってぇ……)」
【朱紗丸→南校舎三階】〈隠れ中:誰もおらず)
朱紗丸「どの教室も探し回ったが誰もおらんとは……。
仕方ない、適当にそこらをうろついて見ようかの」
【累→屋上】〈隠れ中:宇髄、煉獄、義勇〉
宇髄「おい冨岡ぁ……。いい加減にしやがれ。隠れる場所探さずに今までボーっとして!
お前は囮なんだぞ、扉の前に居たらすぐに捕まってお役御免になるぞ分かってるか!」
義勇「分かってる……(ボー)」
煉獄「それは全く分かっていない人間がする顔だな! うむ!」
累「(バタンと扉を開けて)………え」
義勇「あ」
宇髄・煉獄「(あぁぁぁぁ……)」
累「タッチ」
宇髄「(冨岡! 許さねえぞ。何地味に捕まってるんだよ、いや捕まるのが囮だけどな!
だからってコレはあんまりだろ! 俺たちが逃げる時間どこにあんだよ!)」
煉獄「(よもやよもやだ……。ここでどう立ち回るかが今後勝利の境目となるだろう……)」
〈冨岡義勇 OUT
生存者 残り15名〉
【球世・愈史郎→体育館】〈隠れ中:しのぶ、無一郎、悲鳴嶼〉
珠世「愈史郎くん。くっつきすぎです。足がもつれますから離れて下さい」
愈史郎「いいえ離れません! 俺は珠代先生といます!」
しのぶ「無一郎くん、悲鳴嶼さん、敵が来ました。事前に決めていた作戦を実行しましょう」
無一郎・悲鳴嶼「………了解しました」
悲鳴嶼「(倉庫の中にあったバレーボールを取り、予め少しだけ開けた倉庫の入り口から
外へ投げて)」
〜コロンっ ダンダン(バウンドする音)〜
愈史郎「球世先生! あっちです!」
球世「分かりました。あちらの倉庫の方です……」
無一郎「(二階の柵をまたいで一階にスタッと着地)」
球世「っ?! 愈史郎くん、まずはこっちからです!」
しのぶ「(あらかじめ手に持っていたピンポン玉を投げる)」
〜コロン タンッ〜
愈史郎・球世「(音のした方に体を向けて)
無一郎「(たたたたたっ←その隙に逃げ、逃走成功)」
愈史郎「あっ! クソッ。俺たちを攪乱させる作戦だな……。
何人いる? 音からしてあと二人だな……」
しのぶ「(? バレてる!)……こちら体育館。居場所を掴まれました。
助けに来てください」
伊之助「よっしゃぁ俺の出番だなぁ?!(体育館に向かっている)」
仁乃「伊之助さん、あんたねぇ……もう勝手なことしないで頼むから!
(同じく体育館に向かっている)」
ネクスト→まだまだ続く鬼ごっこ!
義勇がつかまり屋上チームピンチ!
そして体育館チームも危険な状態…。
上手く逃げ切れるのか?
次回もお楽しみに!
- Re: 第10話「中高一貫 キメツ学園物語その2」4 ( No.60 )
- 日時: 2020/03/03 05:43
- 名前: むう (ID: j66stzOv)
鎹鴉による情報報告☆
第11話では二人目のオリキャラが登場します! 楽しみにしててねー
では鬼ごっこするか。
【沼の鬼→北校舎一階(炭治郎の隠れ場所の隣)】〈隠れ中:炭治郎、禰豆子、カナヲ、実弥〉
沼の鬼「こっちには誰もいないみたいだ……ギリギリ。
じゃあここは順番で隣の部屋に」
炭治郎「(来たっ! このまま我慢だ! ここはすっごく狭いが我慢だ! 俺は長男だから!)」
禰豆子「(お兄ちゃんはもしもの場合逃げられるけど、私カバンの中だからずっと一人ぼっち。
寂しい……(T_T))」
沼の鬼「(ガラッ)どこにいる? カーテン……いないな。教卓……いない。
でも人の気配はする……隠れれる場所は他に…(掃除道具入れロッカーの前に立つ)」
炭治郎「(!!)」
禰豆子「(! ヤバい! お兄ちゃん逃げて!)」
沼の鬼「(扉を開けようとして……)」
無一郎「おーにさんこーちらー手のなーるほーうへー(拍手をしながら歌って教室に入る)」
禰豆子・炭治郎「時透くん!?」
無一郎「おーにさーんこーーちらー手ーのなーるほーうへー」
沼の鬼「なんだお前は? 冷やかしに来たつもりか?」
無一郎「ひーやかしなんかーしーないよー馬鹿ねー」
沼の鬼「お前っ! ふざけやがって! いい加減にしろっ!!」
炭治郎「(今がチャンスだ!)ガシャン! ありがとう時透くん!(逃走成功)」
無一郎「(……ニヤリ)つーかまーえてーごらんー」
沼の鬼「お前————ゆるさん許さん許さん! (バッと手を伸ばして)」
無一郎「(クルリとバク転し、教室から出る)
………君のお相手は僕が引け受ける。
さっきまでの道のりで鬼さんを三人ともかわしたけど、
………かーてーるーかな?」
沼の鬼「本当に人の神経を逆なでするガキだな!(無一郎を追いかける)」
無一郎「君は人じゃなくて鬼だよ」
【無惨→北校舎二階】〈隠れ中:善逸〉
無惨「(ガーッ)あと見てないのは音楽室のみ……(ガーッ)
先ほど累が一人捕まえたようだ。二人目もすぐに(ガー)」
善逸「(うるさいっ! うるさいよ君! どういう走り方してんの?!
それとも口に出して言ってんの? 何かに乗って移動してんの?
見たい……凄い見てみたい……でも見たら捕まる!
一言文句言ってやりたい…『うるさいよ君!』って……
ダメだ。掴まる……わぎゃってんのよそんなコト!(バッ 黒い布をとる)」
善逸「もうこの体勢疲れました! なので体張って逃げることにします! はい!」
無惨「………この声は我妻……(ガー)
よし捕まえてひっとらえてやる(がガガガ—ーー←高速移動)」
善逸「(タッタッ)うわっ何か来た!(無惨発見)
コロコロした奴がついたイスに乗ってるぅ————! そして速っ!
嫌よ俺まだ捕まりたくないんですけどっっ! 義勇先生みたいにはいかないから!
でもここ一直線の通路なの! 逃げれないの!!
イヤ———————(汚い高音)来ないでぇっ!」
無惨「見つけたぞ。諦めろ(がガガガ————)」
善逸「いやぁぁぁぁ! 来ないで————!」
〜ガツンと善逸の足が無惨が座っている椅子の背に当たって〜
善逸「いやぁぁぁぁぁぁあ!(ドンッ)」
無惨「ぎゃ、ぎゃああああああああ!(ガ——っと後ろに向かって椅子が滑っていく)」
善逸「へ? 何が起こったの?! あれ、俺大丈夫だったみたいっ!
禰豆子ちゃんがきっとお祈りしてくれたからだね!(←してません)」
【矢芭羽→無惨の叫び声を聞いて二階へ】〈逃走中:善逸〉
善逸「やった、やった! 今日はついてる!
うふふふふふ!(ダダダダー)(廊下の角を曲がろうとして)」
矢芭羽「(ゴンッ 善逸と派手にぶつかる)」
二人「ギャァ!」
矢芭羽「おぬし、何をしているんじゃ(倒れた時に手が善逸の顔に触れて)
あ、でもタッチ」
善逸「はァ————?! 禰豆子ちゃんのお祈りが———!(←自業自得)」
〈善逸 OUT 残り14名〉
【手鬼→仕方なく南校舎二階へ】〈隠れ中:村田さん、玄弥〉
手鬼「アア—! 一人取り逃がしたァ! でも挽回する! きっと!
ガラリ(理科室の扉を開けて)」
村田さん「(うわ、来たうわっ)」
玄弥「(やべぇ。カーテンが盛り上がってるからすぐバレるぞアイツ)」
手鬼「何だこのカーテンは。やけに盛り上がって」
玄弥「(ほらぁぁぁぁぁぁあ!)」
手鬼「(カーテンの中に村田さん発見)タッチ)」
〈村田さん OUT 残り13名〉
村田さん「ギャ————!ごめん玄弥くん! やられちゃった———!」
手鬼「まだいるのかっ」
玄弥「(何してんじゃこら! まずい、ここは逃げないと……)」
手鬼「どこだぁ?(職員用の机によって)」
玄弥「(やばいやばいやばいやばいっ)」
実弥「オイ、どこ見てんだコラァ! こっちだ!」
玄弥「あ、兄貴っ!」
実弥「(くるりと振り返って)さぁ、『逃げて』る俺を追いかけてこいコラァ!」
玄弥「(恩に着るぜ!←逃走成功)」
〜と、その時………〜
〈キーンコーンカーンコーン←2時間目終了のチャイム〉
一同「終わったぁぁぁぁあ………」
〜校庭に全員集合〜
義勇「これにて今日の体育は終了だ! 捕まったのは三名!
村田、我妻、それに!
…………・……体育教師であるこの俺だ」
しのぶ「あれ? おかしいですねその結果は。一番最初にやられたんでしたっけ?
体育教師という肩書はどこへ行ったのですか?」
炭治郎「(え? あの冨岡先生が)」
善逸「頭のコブが痛い……」
矢芭羽「お前お前お前! 良くもこの儂に!」
沼の鬼「チッ あのガキを捕まえられなかった……」
無一郎「だーからー言ったでしょーかーてないんだってー」
沼の鬼「お前ぇぇぇぇ!」
累「まさかあんなにあっさり捕まえられるとは……」
伊之助「何してんだよ紋逸!」
仁乃「あなたも何してんのよ! 勝手なことばかりして!」
珠世「愈史郎くん。もう授業終わったんですからいい加減離れて下さい」
愈史郎「嫌です!」
カナヲ「……良かった、終わって」
手鬼「アア—! 雨の量が! 雨の量がまた変わっている!」
義勇「では本日の授業は終了だ! お疲れ様でした」
一同「お疲れ様でした!」
禰豆子「早く私を見つけてください………」
第10話 終わり!
- Re: 第11話「再会した仲間」 ( No.61 )
- 日時: 2020/02/28 17:45
- 名前: むう (ID: j66stzOv)
はい、第11話です。
どうぞ。
〈鴉による任務の指令を受け、南西へと続く道を進むかまぼこ隊四人(+禰豆子)〉
鎹鴉「サァ、ツイテコイコノ私二! カァ!」
豆吉(※仁乃の雀)「チュン! ツイテコイ! チュンチュン!」
善逸「何でかなぁ。仁乃ちゃんの雀は喋れるのに、俺の雀が喋れないのは」
炭治郎「いや、喋ってるぞ?」
伊之助「(もぐもぐもぐ←しのぶの差し入れのおにぎりを食べている)」
仁乃「うん、ちゃんと喋ってるよ?」
善逸「嘘? 鳥語分かんの!? 分かんないの俺だけ? 何て言ってる?」
仁乃「『今日、善逸が床に置いてあったしのぶさんの羽織を踏みつけた。
何でこんな奴と一緒に旅しなければならないんだ』って」
炭治郎「『こっちはしっかり善逸のことを気遣っているのに、それをちっとも理解しない』
って………言ってるぞ?」
善逸「ごめんね〜!! ごめんよチュン太郎〜! 俺が悪かったよぉ—」
チュン太郎「(プイッ)」
仁乃「善逸さんがいっつもそんな態度だから拗ねちゃったみたいだね」
善逸「仁乃ちゃんはこんなふうになったことないの?」
豆吉「ナイ! 仁乃は優秀なパートナー! ソシテ俺ハソンナ仁乃を支える頼モシイ雀!」
仁乃「ないよ。喧嘩もしたことないし、お風呂は一緒に入るし、一緒に寝るよ?」
炭治郎「…………なるほど(雀ってお風呂入る動物だっけ?)」
伊之助「(もぐもぐ)アー——! もうないのかよ! 飯は!」
炭治郎「そんなに急いで食べるからだ。今日、しのぶさんが
『伊之助くんはいっぱい食べるから、いつもより多く握りますね』って
20個も握ってくれたのに、10分で全部食べつくすなんて……」
善逸「どんな腹のつくりしてんだよお前。これ聞いたらしのぶさん、
『じゃあ50個にします』とか言って多めに作るぞ。
そしたらまたお前は短時間で全部食べるんだろ」
伊之助「ああん? 食欲があったら悪いのかよ?」
炭治郎「そんなことは一度も言っていない。ただもうちょっとゆっくり噛め。
そしたら消化もしやすいし頭も良くなるぞ」
仁乃「(………なんか話がずれて行ってる気が……)」
善逸「そんなに腹減ったんだったらこれでも食べるか?(竹の皮でできた包みを取り出して)」
炭治郎「何が入ってるんだ?」
善逸「(包みを開いて)桜餅5個。
ほらこの前、いぐみつコンビ(※伊黒と蜜璃の事)のデートのとき、甘露寺さんが
『桜餅買いすぎちゃったっ! 良かったら食べてね!』って、
横20㎝ほどの木の箱に桜餅が100個入ったのを一人ひと箱くれたろ」
仁乃「柱はお給料好きなだけもらえるらしいから、多分食費にあててるんだろうね」
善逸「冨岡さんなんか、いつも無表情なのに、あの時はちょっと引いてたな」
炭治郎「禰豆子もなんかげんなりしてた顔してたな……(背中に背負っている箱を見て)
宇髄さんは『派手な買い物だな!』とか言ってめちゃくちゃ笑っていたけど…」
伊之助「もらうぜ!桜餅!(もぐもぐ)」
炭治郎「ちゃんと噛んで食べろよ伊之助」
仁乃「そういえばそんなこともあったような………。
甘露寺さん、その箱を3個くらい買ってたから、伊黒さんに
『………お前、そんなに桜餅が好きならいっそのこと〈餅柱〉にでもなったらどうだ』
って言われてたっけ」
伊之助「(もぐもぐ)なんかねっちねちしてそうだな(もぐもぐ)」
善逸「(うわっこいつもう平らげてる!)伊之助、しっかり噛んで食えって……」
炭治郎「そんなに急いで食べたら、つまる……」
伊之助「ゲホゲホッゲホッ(のどに詰まった)」
仁乃「ほら、言わんこっちゃない!」
炭治郎「それより、もうずいぶん歩いているけど目的地はまだなのか?」
鎹鴉「マダダ! フンバレ! 南西ノ町デハ、人ノ首ガ道二転ガル非常事態!」
伊之助「何じゃそりゃあっ! きっしょ!」
善逸「そ、そそそそそ、そんなところに俺たちを連れて行くなよ、死ぬぞ!
嫌だ死にたくない死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ!!」
仁乃「善逸さん落ち着いてっ」
炭治郎「人の首が落ちているという事は鬼の仕業か?」
豆吉「ソウ! 町ノ神社ニハ、鬼ガイル!」
善逸「そりゃそうでしょうね!! あぁ、これまで生きてこられたのが奇跡だったんだ……。
今日俺は間違いなく死ぬ!あ——————!」
伊之助「うっさいわぁ!(ボカッ)気が滅入ること言うんじゃねーよ!」
仁乃「そんなこと言うと、禰豆子が悲しむぞー」
善逸「(八ッ)そうよねそうよね!? 分かった俺頑張る! 頑張るよ!」
炭治郎「(『禰豆子』、凄い効き目だな……)」
鎹鴉「モウスグ町ノ入リ口! カァ!」
豆吉「走レ! 炭治郎、善逸、伊之助、仁乃、走レ!」
仁乃「ほーい(ビュー————ン)」
善逸「仁乃ちゃん速ッ!」
伊之助「負けていられねぇ!猪突ゥ————猛進!(ダダダダ)」
炭治郎「(ビューン)」
善逸「え、え!? ちょっと! 置いていくなよ泣くぞ!(みんなを追いかけて)」
ネクスト→南西の町にある神社にて、鬼と対決!
でも敵は思ったよりも強敵で……?
かまぼこ隊は勝てるのか?
次回もお楽しみに!
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