社会問題小説・評論板
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- 虐め無くし屋〜その虐め、やめさせます〜
- 日時: 2009/10/25 17:47
- 名前: 朝架 ◆uqC/dldH8Q (ID: QT5fUcT9)
初めまして、又はこんにちは!朝架です。
前に書いてたのが消えてしまったので、立て直しです。
更新スピードが異常に速かったりするのは、前作のコピーですので、パクリではありません。
え、なに、疑ってないって?(何
グロ表現がある可能性があります。苦手な方はお気を付けください。
それ以外の方は出来れば見ていってほしいです♪
ではでは、宜しくお願いします!
お客様
らん様 ライト様 綺羅様 樹里様 おもち様 クロウ様 M4A1 元AK-1万様
☆まぁ☆様 あっち様 神矢様 ムー様
題名協力・ライト様
感謝感謝ですっ!
- Re: 虐め無くし屋〜その虐め、やめさせます〜 ( No.31 )
- 日時: 2009/08/07 23:05
- 名前: 朝架 ◆uqC/dldH8Q (ID: XmoVN9aM)
第13話
「おや、どうかしたんですか、御二人とも」
「お前の方がどうかしたのかよ……」
劉の部屋に入ってみると、やっぱり、居た。居たのは……居た。
ただ……血が、血が……。
「ああ、これですか?少々研究を……」
「どんな研究してるんだよ!」
「うっ……」
「美樹ッ!」
ああ、もう!なんだって言うんだ、こいつは!
「……とりあえず医務室にコイツ寝かしておいてやって欲しいんだ」
「ああ、ハイハイ、カギとか持って行きますから先行って下さい」
ふう……ここまでの件だけで大分疲れた気がするのは俺だけだろうか。
「美樹、ごめんな、もうちょっとだから」
「ううん……こっちこそ、迷惑かけちゃってるよね」
「いや、仲間の事だ。大丈夫」
そういった会話をしつつ、医務室の前。
2分ほどしてから、劉がフラフラとやってきた。
「はい、ちょっと待ってくださいね、確かこの鍵……あれ、こっち……いや、これ?」
おいいいいいいいいい、劉!
お前そんなにヘタレキャラだったか!?
「あ、開きましたー、どうぞ、美樹」
ふう……やっとか……。
とりあえず美樹を医務室のベッドに寝かしてやった。
- Re: 虐め無くし屋〜その虐め、やめさせます〜 ( No.32 )
- 日時: 2009/08/07 23:06
- 名前: 朝架 ◆uqC/dldH8Q (ID: XmoVN9aM)
第14話
「……ねえ、クリフは好きな人とか居ないの?」
いつの間に起きたのか、美樹の寝ていたベッドの近くにいた俺に話し声。
「……なんだよ急に?」
なんてこと聞くんだ……。
「えへへ、なんとなく」
美樹はベッド上に腰掛ける姿勢で、微笑んだ。
「……お前は……どうなんだよ?」
そう聞くと、美樹は少し頬を赤く染め、俯いて言った。
「……居る、よ?」
「へえ……そっか。誰?」
特に興味もなかったが、聞いてみた。
「ええ?言わないよお……。
で、クリフはどうなの?」
「何でそんなこと聞くんだよ?」
こういう話は正直好きじゃないんだが……。
「いいじゃん、私言ったんだし!ほら、どうなの?」
う……。引くこともできなくなったな……。
「い……居る、っちゃあ居る、よ……?」
うぁぁ……今たぶん俺の顔真っ赤だな……。
「だっ、誰、誰!?」
すごく驚いたように、かつ、期待を込めた声で聞いてきた。
「い、言わねえよっ!」
「あははは、今のクリフ、面白い」
なんで笑うんだよお……。
「こういうの、ツンデレって言うの?」
うう……確実にこいつ俺の事からかってるな……。
- Re: 虐め無くし屋〜その虐め、やめさせます〜 ( No.33 )
- 日時: 2009/08/07 23:07
- 名前: 朝架 ◆uqC/dldH8Q (ID: XmoVN9aM)
番外編
お前が俺で、俺がお前で……?
登場人物
多分、組織の人全員かと。
番外編1話
「いってえ……」
「何処見て歩いてんの……」
ちょっと急いでて走ってたら、ちょっと急いでて走ってた蓮とぶつかった。
なんだ、このダジャレっぽい感じは?
「あ……すまねえ。大丈夫か?」
そう言って、顔をあげると、あり得ないものが見えた。
え、あれって……。
「お、俺……?」
「何言ってんの、頭吹っ飛んだの、クリフ?」
そう言って、顔を上げた蓮が、呆然。
「僕……」
それでも、俺よりは落ち着いていた。
だって、前の一文字と?が抜けてるだろ?
いやいやいやいや、そういう問題じゃなくて。
「え……何これ……ベタすぎね?何このお前が俺で俺がお前でみたいな展開!」
「うん……この展開、僕何回見ただろ……」
なんか、俺に向かって語りかける俺、って変だ。
違和感あり過ぎる……。
「あっ、クーリフッ!どうかしたの?」
「あ、蓮さんー。どうかしたんですかー、こんな所に座りこんで」
このあり得ない状況の中に突如入り込んできたのは、何とも能天気な声の美樹とソフィーだった。
「なんでもねえよ……」
「あれー、蓮さん、なんか口調違うくないですかー?」
し、しまった!ちゃんと口調に気をつけなきゃ……。
「何でもないって言ってるでしょ。あんまりしつこいと殺すよ?」
こんな感じで……良いのかな?
「わー、怖い怖いー」
わー、ウザいウザいー。
蓮はいっつもこいつを相手にしてんのか……。
- Re: 虐め無くし屋〜その虐め、やめさせます〜 ( No.34 )
- 日時: 2009/08/07 23:09
- 名前: 朝架 ◆uqC/dldH8Q (ID: XmoVN9aM)
番外編2話
「ねー、クリフ、どうかしたの?」
美樹が蓮に聞く。
「……五月蝿いよ、殺されたいのかい?」
ばっ、あいつ……!
「お、おい、れ……クリフッ、口調が変じゃないかい?」
蓮は特に動揺している様子もなく、返した。
「ああ……ちょっと蓮の真似をしているんだよ……」
あいつ!自分だけ楽する気か!?
……いや、そういう問題でもないが……。
じゃあ俺もそうすればいいんだ。
「あ、お、俺もちょっとクリフの真似をしてるんだ、気にしないでくれ」
ふう……これでもう口調は気にしないで済む……。
「……何やってんのよ、あんたたち」
この声、この口調、
「柚……」
あ、俺一瞬彩佑かと思ったわ……。
声に出さなくて良かった。もともと蓮はそういう性格じゃないしな……。
「地べたに座り込んで……ダラしないわよ、クリフ!」
そういうって俺を殴る。ていうか蓮なんだけど。
「…………」
まさかの沈黙……。蓮、逆に怖いぞ。
「何するの、殺されたいのかい?」
柚、目を見開いてビックリしている。
「な、何よ、クリフ……蓮?蓮なの!?」
「ああ、ちょっと口調真似をね……ところで、なんで僕がいきなり殴られなくちゃいけないのかな、殺すよ?」
そう言って、立ち上がって柚の胸倉をつかむ俺。
おいおい、蓮、まあ俺だけど、やり過ぎだろ!
「な、何よ、クリフのクセにっ!離しなさいよぉっ!」
そう言って柚は暴れるが、所詮女じゃ男の力には敵わない。
「ククク……最近面白い任務がなかったから……溜まってたんだよね……犠牲者にしてあげる、喜びなよ」
うわ、ヤベ、あいつ目が正気じゃねえ……。
- Re: 虐め無くし屋〜その虐め、やめさせます〜 ( No.35 )
- 日時: 2009/08/07 23:28
- 名前: 朝架 ◆uqC/dldH8Q (ID: XmoVN9aM)
今日僕の住んでる県で花火大会があったので、書かずにはいられなくなった次第です。
……番外編?
花火が綺麗で君も綺麗で……
登場人物
クリフ・ジェルフィント
リシャス・ソフィー
……まあ他にも色々です。
番外編(仮)1話
「クリフさーん、クリフさーん」
ドアがノックされつつ、同時にソフィーの声も聞こえてきた。
読んでいた本を机の上に置き、ドアの方へ近づいていって、ドアを開ける。
「ん、どした、ソフィー?」
朝、起きてからそのまま本を読んでいたので、服などがはだけていたから、顔だけを出して、聞いた。
「ちょっと部屋、入らせてもらってもいいですか?」
「ん、ああ……良いけど、ちょっと待ってて」
そう言ってから、一度ドアを閉めて、服をちゃんとしてから、もう一度開けて、ソフィーを呼んだ。
「お邪魔しますですー」
「ハハッ、俺しか居ないんだから良いよ?そう言うの」
ソフィーを椅子に座らせ、自分はベッドに座ってから、話を始めた。
「で……どした、こんな早朝から?」
今は、朝の5時だ。朝食などは6時以降からだから、いつもこうやってヒマつぶしをしている。
「あの……今日の夜何があるか知ってますか?」
?何か……あったっけ……。
「ごめん、俺、知らないわ……」
ソフィーは、そう言っても表情を変えず、続けた。
「そうですか。実は、今日、花火大会があるんですよ」
……そりゃ、俺知らないよ……。そう言うこと、興味ないから。
ソフィーは、少し俯き、そして少し頬を赤らめ、俺に言った。
「で……今日、私と一緒に花火大会に行ってもらえませんか?」
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