社会問題小説・評論板

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

カケラ
日時: 2011/09/02 17:03
名前: 海月 (ID: 5obRN13V)

どうもこんにちは、海月と言います。

この話が、名前を変えてから初投稿です。

海月は学生のため更新が非常に遅いです。



登場人物&プロローグ>>1
第1章・>>2>>5>>8>>13>>14
第2章・>>15>>16>>17>>18>>23>>24

Re: カケラ ( No.20 )
日時: 2011/08/29 16:55
名前: 海月 (ID: 5obRN13V)

闇のうさぎ♪様、コメントありがとうございます!
これからもがんばって更新しようと思いますので、よろしくお願いします!

Re: カケラ ( No.21 )
日時: 2011/08/29 17:07
名前: ガジョベー (ID: SjhcWjI.)
プロフ: http://www.youtube.com/watch?v


こんにちは!
楽しく読ませてもらいました!
やっぱりキミの小説の才能には吃驚だわ

おもしろい!
どこがってそりゃあ、日常会話が自然なのにどこか不気味なところとか。
いーなー、私もそんな感じの小説書きたいなー・・・

なんかすごいキャラの雰囲気が好き

絵が上手ければ書きたいくらいだよ

榊 未来 という名前が出てきた瞬間に、私の身近な人と私のクラスメイトの人が結婚している風景がよぎった私を、誰か殴ってください。

Re: カケラ ( No.22 )
日時: 2011/08/29 17:17
名前: 海月 (ID: 5obRN13V)

ガジョベー様ありがとう!(ガジョベー様がタメだったためこちらもタメにさせてもらいます)

才能?そんなものないよ。ガジョベーのほうがよっぽどあるって!

キャラの性格とかは今回、ハッキリと決めたので。前作のキャラの性格がブレまくっていたので…(汗)

キャラのイメージ画とか書いてくれるととてもうれしいです☆

Re: カケラ ( No.23 )
日時: 2011/08/29 17:41
名前: 海月 (ID: 5obRN13V)


深夜。環はある人物の元へと電話をかけていた。

「…もしもし。———情報屋さん?」

「なぁに、環か。情報屋って…普通に、いつも通り吉澤でイイよ」

「そ?じゃあ吉澤。さっそくだけど、愛美について調べてくれない?」

「愛美、って…。環たちと仲良いあの子…?」

「そう。宜しくね、吉澤。出来れば早いうちに知らせてね」

「あ、ちょっ…」

ピッ、と機械音が鳴り、吉澤の声は消えた。

環は部屋で一人、物思いにふけっていた。

もちろん、愛美について、だ。

愛美のことは嫌いじゃない。怪しいだけ。

あの子についての情報を私は一切持っていない。だから調べさせる。

他人についての情報は知っていないと気が済まない性格なの、私。

我ながら、性格悪い。と考える環だった。

Re: カケラ ( No.24 )
日時: 2011/09/02 17:00
名前: 海月 (ID: 5obRN13V)


一番この中で、核心に一番迫っていないのは亜子だと思う。

そんなメールが環から送られてきた。

一瞬何の事か分からなかったが、少しためらいはあったものの愛美のことだ、と確信した。

亜子は別に愛美と距離を置くような事はしなかった。

来る者拒まずな性格なのだ、亜子は。

正直、俊介は愛美と距離を置きすぎとまで考えていた。

俊介と愛美が二人っきりになると無言になるし、俊介は顔も合わせようともしない。

これでは愛美がかわいそうだ。

(…私は…普通に皆で仲好くなれれば、良いな、って思ったのに…)

亜子の瞳からは滴が零れ落ちている。

それは愛美に対する同情からなのか、それとも自分の仲間に対する怒りからなのかは、亜子には分からなかった。

分からないが、ただ、ひたすらに泣きたかった。

「……っ、…ふ………っ……」

静かに、声を押し殺して泣く。大声で泣き叫ぶなんてこと亜子はしたことが無かった。

どんなに悲しくても、みっともなく大声で泣くなんてことを亜子はしなかった。

(環……私、環に付いていっても良いんだよね……?)

不安で心が押し殺されそうだった。

環は本当に自分を必要としているのか…。

もしかしたらすぐに飽きられてしまうのではないか…。

環は自分の事を裏切るつもりではないか…。

考えれば考えるほど嫌な感情が浮かぶ。

(もう、嫌…!!!)



(最近、環が何を考えてるのか分かんないよ…!)



長年の友情にも、大きな溝が存在していた———


Page:1 2 3 4 5 6 7



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。