BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- HTF~腐向け短編集2~
- 日時: 2013/08/24 22:36
- 名前: うい (ID: XCTlLH6Z)
どうも、一心不乱にかさぶたを剥がしてたら足が血みどろになりましたういです。←
シリアス、ドロドロ系が多いので苦手な方は注意!
ギャグ系練習中なのでコツとか教えてくだされば嬉しいですッッ!!
練習程度にエロ、グロが入るかも知れませんのでさらに注意です←
設定はねつ造多いかもなのでとても注意です!←
- Re: HTF~腐向け短編集2~ ( No.39 )
- 日時: 2015/05/17 01:23
- 名前: うい (ID: Jolbfk2/)
あとがき
モル→ランでした
カドルス出番少なかったです。ごめんねカドルス
皆の知らないところで色々背負ってるモールさんがかわいすぎて…!
ちなみにハッピーツリーさんの外見は黒っぽい紫のぱっつんで片目が前髪で隠れてる黒紫と金のオッドアイで酷いくまができてる不眠症の羊さんだといいなと思ってます。
羊の角すきです
服は取り合えず短パンで露出が多ければいいです←
ういはいつも小説を書くとき、「生きる」をテーマに、なるべく人の美しい感情も醜い感情も誤魔化さずに書こうと思っていますが、まだまだ人生経験の足りないういのかく薄っぺらい物語は人の複雑な心を文字であらわすことができず「察して!察して…!この心境…!!」みたいな感じになってしまいます。
これからもっと「自分の世界」をより鮮明に誰かに届けられる様になりたいです。
こんな物語ですが、これからもよろしくお願いします。
フランス語でモール(mort)は死という意味だそうです
↓ついでに書いてて鬱になってきたので少しは報われる(?)エピローグ的なものを。↓
天気予報の通りの晴れ空は、私にとっては嫌な天気だ
体の大半は服で隠れるが、僅かに露出した手や顔がひりひりと痛む
「モールっ!」
彼に名前を呼ばれる
「ランピー」
そう言えば彼は晴れが好きだったか、と思いだし、なら私も晴れを好きになってみようかなんて馬鹿みたいに考える
楽しそうに私に話し掛けてくる彼を見、気付く
(あぁ、なんだ)
彼は、彼だけは
(見えているじゃないか)
否、正確に言えば私の目は相変わらず何も写してはいない
しかし、彼…ランピーの美しい青髪や、きらきらと輝く瞳、長い指、笑った口許が、まるで本物のランピーの様に目に浮かぶのだ。
それに気がついたとき、私の心の中にあった大きな恐怖がふわりと和らいだ気がした
「…?モール、なに笑ってんの?」
ほら、ランピーが不思議そうに首をかしげる様子が簡単に浮かぶ
「いや、幸せだな、と思ったんですよ。」
ランピー兄さんに依存するモールさんって良くないですか(本人自覚なし)
- Re: HTF~腐向け短編集2~ ( No.40 )
- 日時: 2015/05/17 15:22
- 名前: 甘楽 (ID: QT5fUcT9)
モ、モールさああああああああああああああああああん!!!
あなたって人は・・・・・・!!!
もうういちゃん天才かお前・・・・・・・・。
読んでて泣きそうになった。ていうか涙目になってたよ私。
ハッピーツリーさんの
「そうだなぁ…髪も健康な皮膚も、目も、危機管理
能力も、君の大切なものは大体貰っちゃったからなぁ…」
で私絶句してしまった・・・。モールさんまさかってなった(´・ω・`)
ういちゃんすげーわマジで・・・・(合掌)
- Re: HTF~腐向け短編集2~ ( No.41 )
- 日時: 2015/05/19 18:27
- 名前: うい (ID: Jolbfk2/)
いえーい甘楽ちゃん涙目ー!(^ω^)
私はモールさんの名前は皮肉を込めた偽名だったら可愛いと思います(真顔
そして説明不足!!
モールさんの「私の終わりをあげます」って台詞ですが、これは本当の意味で死を捨てました。モールさん不老不死です。
他の皆は死んでも生き返るけど寿命が来たら死ぬと思うんです。
でもモールさんは「終わり」…自分の人生の終わりすら捨てたので寿命も来ません。
ランピー兄さんと同じ時を過ごしたかったモールさんにとってこれは充分「大切なもの」にあたるのでハッピーツリーさんも受け取ってくれました。
説明不足過ぎですみませんorz
- Re: HTF~腐向け短編集2~ ( No.42 )
- 日時: 2016/02/06 00:09
- 名前: うい (ID: NjfGIFbP)
※ペチュギグ
※開始早々ギグちゃんが可哀想な目に遭ってる
※意味不
※なんかもう色々注意
※ねむい
『みないで』
勘違いをしていた
馬鹿みたいに、信じていた
「みないで」
可愛らしい、フリルの沢山付いた桃色のワンピースは既にボロボロで、最早服としての機能を全うしていなかった。
「ギグルス、貴方、」
お気に入りのリボンは私の手首を縛る拘束具になっていて、私の心を表す様に固く、固く結ばれていた。
「汚いの、嫌でしょう?」
彼女が私を見る目の色は、“恋人”と“汚物”の間で揺れていた。
「…………ごめんなさい」
彼女はそう言って、自分が着ていた白のカーディガンを私に掛け、走り去って行った。
掛けられたカーディガンから漂う石鹸の香りに、走馬灯の様に今までの思い出が浮かんでは消えた。
自然と涙が溢れてきて、言葉にならない嗚咽が漏れる
身だしなみや清潔感には人一倍気を遣ってきたし、本当は公園で皆と遊びたかったけど、誰が触ったかも解らない遊具なんて汚くて触れないと彼女が言うから我慢した。
強制されていた訳ではなく、ただ私が彼女に触れる事を許されたくて勝手にやっていた事だ。
でも、
「全部、無駄になっちゃったなぁ」
声は震えて、涙は止まらなくて、でも彼女のカーディガンを汚さないよう、これ以上彼女に嫌われないよう、必死に上を向いて涙を留めた。
「ギグルス‼」
ふわり、と何かに包まれた
視界いっぱいに広がる、柔かで暖かな白。
覚えのある石鹸の香りと、触れてくる華奢な指
彼女の瞳に、先程のような嫌悪は浮かんでいなかった。
「ごめんなさい、貴方は汚くなんかないわ。」
そんな訳無い。だって私はもう、穢れてしまったもの。
「汚れなんて洗えばおちるわ。」
そんな簡単な事も忘れちゃってたみたい。ごめんね、と彼女は躊躇いなく私に触れる。
「…ペチュニア、なんか貴方、逞しくなったわね?」
まだ枯れ気味な声ながら、彼女に問いかければ
「当然でしょう?貴方に相応しい女になるために頑張ったのよ。」
なんて、
「……ふふっ、」
可笑しくって、つい笑ってしまった。
その拍子に彼女のカーディガンに涙が零れたけれど、もうそんな事二人共気にしなかった。
「ほら、ギグルスの服持ってきたわよ。」
「ありがとう。…着替えるから、ちよっとみないでて。」
勘違いをしていた
努力しているのは、自分だけだと。
馬鹿みたいに、信じていた
私なんて、ペチュニアのなかでちっぽけな存在だと。
けれど、気付けた。
「貴方のおかげよ。」
ありがとう、と、声には出さず呟いた
絶対真っ赤になっているだろうから、今の私の顔はみないでね。
- Re: HTF~腐向け短編集2~ ( No.43 )
- 日時: 2016/02/15 23:36
- 名前: 甘楽 (ID: q7aBjbFX)
ああああああああああ久しぶりのういちゃんの小説だい。
ヤバヤバいぺちゅちゃんとギグちゃんだヤバい。こういう
雰囲気マジ好き過ぎてヤバい好き死ぬ好き。
ああああああていうかギグちゃんに手ぇ出したやつそこに直れ
粛清してやるよコラ。