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- ダレンとクレプスリーがラブラブだったりそうじゃなかったり
- 日時: 2014/02/12 17:17
- 名前: キレウサギ (ID: IzBKD/r0)
探したけどダレンシャンの小説ってないんだね・・・。
というわけで私が第一号になります。(単なる自己満)
駄文です。
もし・・・もしもだけど・・・、「こんな話書いて」ってリクエストあれば・・・。
- Re: ダレンとクレプスリーがラブラブだったりそうじゃなかったり ( No.13 )
- 日時: 2014/04/21 13:00
- 名前: キレウサギ (ID: g7gck1Ss)
ハーダレ!!?
(ハーダレ=ハーキャット×ダレン!?)
まあ・・・できないこともないと思うけど・・・。
それほかに見たい人いる・・・?
- Dearマッキー様☆ ( No.14 )
- 日時: 2014/04/25 15:13
- 名前: キレウサギ (ID: g7gck1Ss)
初めて見た時は、珍しいなと思った。
二回目の時は、驚いたけど友達になれた。
それから一年後のクリスマスは、プレゼントをもらえて涙が出そうになるほど嬉しかったのを覚えてる。
そして、今は。
——俺は、お前は。——
俺は、ダレンが好きだ。
友達としてってだけじゃなく、普通なら異性に対して抱く感情でも。
いつからかっていうと、ちょうど今から半年前。マーロックの事件の時からだ。正確に言うと、サーカスに帰ってきてから。
ダレンは、しばらくデビーを想ってボーッとしていることがあった。それを見ていた俺は、一途に想われているデビーが羨ましくなった。俺は、誰かにあんなふうに想われたことがなかったから。俺も誰かに想われたいと。
それがいつしか、「誰か」から「ダレンに」に変わった。
「俺も、ダレンに想われたい」と、思うようになっていた。
もちろんそれが叶わないことは分かっている。それでも構わない。夢なら見れるから。ダレンの側にいられればそれでいい。
「エブラ、ちょっといいかな。」
俺がテントでヘビの手入れをしていたら、クレプスリーと狩りに出ていたダレンが戻ってきた。
「お帰り、何だ?」
「あのさ、帰ってくる途中にすごくきれいな湖を見つけんたんだ。ここから近いし、もしよかったらいかない?」
「湖かー。いいね、行こう。」
俺は即答した。ダレンとなら、どこにだって行く。
####
「うお——・・・。」
ダレンの案内で5分ほど歩いた先に、その湖はあった。水は濁りが少なくきれいで、水面にうつる月がなんとも言えず美しかった。
「すごいなここ・・・。」
「でしょ?」
俺が素直な感想を漏らすと、ダレンは嬉しそうな顔をした。
「あ、ほら見て。あっちのほうで魚が跳ねてる。」
そう指差すダレンの右手の人差し指にはシンプルな指輪が光っている。半年前のクリスマスに、デビーがダレンにプレゼントしたものだ。
「そうだな・・・。」
俺は、魚じゃなくて指輪のほうを見ていた。
ダレンの心の中には、まだデビーがいる。それは仕方ないことだ。分かっている。俺もそれでいいと思っている。
「ダレン。」
俺に呼ばれたダレンが振り返った。
「何?」
「好きだ・」
「・・・え?」
「・・・・・・。」
「・・・・・・。」
あれっ・・・俺今・・・何言った?
「あ—————っ!!」
「わ—————っ!?」
突然叫んだ俺につられて、ダレンも一緒に叫んだ。
「えっと今のはその友達でって、その・・・。」
「エッ、エブラ。落ち着いて。」
一体何を口走っているんだ。きれいな湖と指輪にみせられて頭がボンヤリしていたんだ。きっとそうだ。じゃなきゃこんなこと言わないし、言えない。
「ダレンは大切な親友だし・・・その・・・。」
「僕も好きだよ。」
どもりながら誤魔化そうとしていると、ダレンが口を開いた。
「わ、分かってるよ。俺ら親友だもんな。」
「そうじゃなくて、さ。」
俺は、あっという間もなく、ダレンにキスされていた。
「・・・こういう意味でって、ことなんだけど。」
「・・・。」
何が起こったのか、理解できなかった。ダレンが、俺にキスをした。しかも、俺が好きだと言って。
「・・・エブラ?大丈夫?」
「ダレン・・・聞き間違いじゃ・・・ないよな?」
「聞き間違いだと思うの?」
少し照れたような表情でダレンがそう言った。
「じゃ・・・じゃあ・・・。ダレンは俺のこと・・・。」
「エブラは・・・違ったかな?もしかして僕一人だけ突っ走って・・・」
「違う!!」
俺はダレンの腕をつかんで、まっすぐダレンを見た。
「その・・・俺も、友達じゃなくて。そういう意味でダレンが・・・好きだ。」
「・・・うん。」
俺らは、2人して赤くなってうつむいてしまった。
ダレンと両思いだったことは、かなり嬉しい。けど、改まると恥ずかしいってゆうか、こそばゆいってゆうか・・・。
「・・・でもダレン。デビーのことは?まだ好きなんじゃないのか?」
「デビーの事は、あの町を離れるときにふっきれてる。もう過去のことだよ。」
「でも、じゃあなんで指輪をしているんだ?」
「せっかくのプレゼントを捨てるわけにはいかないだろ。しまっといたら移動する時とかに失くしそうだし。だからつけてるんだ。」
ダレンは俺の腕をそっと外し、代わりに俺の手のひらを握った。
「それに・・・。デビーのことは大切な人だと思ってるけど、もう二度と会えないかもしれない人をいつまでも想っているわけにはいかないだろ。僕は、遠くの大事な人を想うより、近くの大事な人を想っていたい。」
「・・・ハハッ。お前本当にダレンか?」
俺がそう言ってからかうと、ダレンは笑顔で小突いてきた。
「そろそろ戻るか。夜になると水辺は冷えるしな。」
「そうだね。エブラの気持ちも聞けたし。でもその前に。」
「んっ?」
反転して帰ろうとした俺の手をダレンが引いた。
「今度は、エブラからだよ。」
と言って目を瞑った。
「!」
自分の心臓の音が、早くなったのが分かった。緊張あまり、ダレンに歩み寄ろうとした足がもつれた。
俺は、ダレンの肩をつかみ、そっとキスをした。
「これでおあいこだね。」
「そ、そうだな。」
俺は恥ずかしさのあまり、ダレンから顔をそらした。
「じゃあ帰ろうか。」
「うん。」
俺らはどちらからともなく手をつなぎ、湖に背を向けて宿営地に向かった。
**********
お待たせいたしました。リクエストいただいたエブラ×ダレン話です。
散々待たせた挙句このような駄作になってしまい、本当に申し訳ありません!(汗)
- Re: ダレンとクレプスリーがラブラブだったりそうじゃなかったり ( No.15 )
- 日時: 2014/04/25 16:40
- 名前: ぱやた (ID: cebg9jtM)
おい。ティシュなくなったぞ!!
かってこい!!キレウサギ
- Re: ダレンとクレプスリーがラブラブだったりそうじゃなかったり ( No.16 )
- 日時: 2014/04/25 17:09
- 名前: マッキー (ID: Hyf7mfn5)
家中のティッシュが無くなりました。ありがとうございます。
- Re: ダレンとクレプスリーがラブラブだったりそうじゃなかったり ( No.17 )
- 日時: 2014/04/28 12:46
- 名前: キレウサギ (ID: 27fKn1TU)