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【リクエスト】小説 デュラララ腐
日時: 2015/05/03 23:54
名前: IA (ID: 5kOzRZ6l)

どうも、IAです。
このスレはリクエストされた小説を書く為のスレです!なので、いろんな設定の小説が出てきます。
まだ、そんなに書いていませんが…。
全力で書くので、リクエストがあれば、どんどん書き込んで下さい。いつでも、受け付けてます。

目次 ※増えるごとに最新します。
1.【廃病院跡地が廃病院になる前の話】
2.【カルマの坂】
3.【堕天使と天使】 更新中…

では、お楽しみください!

Re: 【リクエスト】小説 デュラララ腐 ( No.2 )
日時: 2015/04/02 10:37
名前: 中二病 (ID: Exk/SR5W)

おお! すごいですね!
自分は 小説 書けないんで リクエスト 超ありがたいです(≧∇≦)
シズイザ 小説 すごくおもしろいです!
私は デュラララ と カゲプロ が大好きです!

Re: 【リクエスト】小説 デュラララ腐 ( No.3 )
日時: 2015/04/02 12:43
名前: IA (ID: 5kOzRZ6l)

まず、このスレにきていただきありがとうございます!
とてもこちらとしても、励みになります!!
小説、続きもあるんでぜひ、これからもよろしくお願いします!!

Re: 【リクエスト】小説 デュラララ腐 ( No.4 )
日時: 2015/04/02 16:06
名前: 中二病 (ID: Exk/SR5W)

お願いします!(。-_-。)

Re: 【リクエスト】小説 デュラララ腐 ( No.5 )
日時: 2015/04/02 18:00
名前: IA (ID: 5kOzRZ6l)

時は一年後の冬真っ盛り。
シズちゃんは毎日飽きる事なく、俺の見舞いに来た。
まるでそれは、ぽっかりと空いてしまった俺の空虚な時間を埋めてくれているようだった。
それは例えば、仕事の話だったり、セルティの話だったり。稀にメロンやリンゴを持ってきてくれたりもした。
...むいてはくれなかったが。
「ゴホッ、ゲホッ...!っはぁ、はぁ...」
俺は勢いよく咳き込む。
そうだ。
毎日は充実していても、この意味不明な病だけは変わらなかった。
相変わらず俺を蝕み、呼吸器をつけていないと息ができなくなっていた。
それを彼は知らない。
俺が教えないのだ。来るたびに病態を聞いてくるのだが、俺は「大丈夫」の一点張りで通している。彼は、そのたびに不満そうな顔でこちらを見つめ、「そうか...」と納得している。
「...寒っ...。暖房ついてないのか..?」
ちなみに俺は隔離部屋で過ごしている。
まるで、俺だけ取り残されて放置されているようだ。
まぁ、多分あながち間違ってはいないと思うが。
俺は看護師などが来るまでベッドから動くことはできないので、俺は毛布を頭まですっぽりと被る。
「シズちゃん...いつくるんだろ」
ぽつりと俺は呟いてみる。
時刻は午後7:00。いくらなんでも遅かった。
「...まぁ、いっか。俺シズちゃんのこと...」
嫌い?好き?どっち?
すると勢いよく、この部屋の扉が開いた。
「ハァッ、ハァッ...!臨也!!」
何故彼はタイミングよく来るのがうまいんだ。
「やぁ、シズちゃん。今日は遅かったね。どうしたの?」
俺は疑問を投げかけてみる。
シズちゃんは「ちょっと...待て...!」と息を切らしながら、イスに腰掛ける。
大きな深呼吸をすると、彼は大きな溜め息をついた。
「何さ...」
「今日何の日だ...?」
今日...?あ...。
「キリストの誕生日だ...」
「クリスマスって言うだろ...この死にぞこない」
シズちゃんは軽く俺の頭を毛布越しに小突く。
俺はシズちゃんの顔色をうかがうために、少しだけ顔をだしてみた。
「ほら...お前甘いの嫌いじゃないだろ?」
シズちゃんはぼんっと、俺の目の前に甘い匂いのする箱を置いた。
...嬉しい。
「...っ」
「ん?おっ...?どうした臨也君、風邪でも引いたか」
やっぱ、嬉しくない。
「フン...シズちゃん...。俺がこんなの貰って嬉しいと思ってんの?
 てか、シズちゃん、甘いの好きだったよね?...これ自分の分でしょ」
俺は動かない指を無理やり動かし、彼を指差す。
シズちゃんは舌打をすると、箱を乱暴に開けた。
そこにはショートケーキが二つ、寂しげに置いてあった。
そして近くの棚からフォークを一つ取り出す。
コイツ、自分で食べる気か...。
俺はすねたように毛布にもぐりこんだ。
「オイ、臨也...こっち向け」
シズちゃんが俺の名前を呼ぶ。
「...何....!?うわっ...」
あぁそうだよ。そうですよ。俺が悪いんです。
俺の口には呼吸器がつけてあり、呼吸器をはずさないと物は食べられない状況だった。呼吸器には生クリームだのスポンジだのがべっとりと付いている。
...ケーキを食べさせて?その後どうなるかって?
期待させて悪かったね。現実そううまくいかないモンなんだよ。
「...なんか、すまん」
「いいよ...別に。シズちゃんのしたいことは大体分かったから」
俺はそう言うと、くすっと笑った。
まぁ、でも、少しは嬉しかったかな。お礼くらい言ってやる。
「ありがとね、シズちゃん」

外では、綺麗な粉雪が舞っていた。



Re: 【リクエスト】小説 デュラララ腐 ( No.6 )
日時: 2015/04/02 20:43
名前: 中二病 (ID: Exk/SR5W)

今回もすごいです!やっぱりすごいです!!
静雄と臨也の会話のやり取りがすごい自然です。。。。。。
臨也がなんか可愛いです//////
これからも応援してます!!


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