BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- ハイキュー小説置き場(どんどん置いてって下さい←
- 日時: 2015/04/16 17:11
- 名前: 凛々 (ID: HGEDmJJJ)
凛々です!皆の知らない凛々です!←←
ハイキューの小説置き場です!
主もたまに投稿しまっす
どんどん置いてって下さいー
でも、良く「あー、この先思い付かない」ってありますよね、その時は
その途中までで投稿して下さい。
誰かが繋げてくれるハズです←
でわ←←
- Re: ハイキュー小説置き場(どんどん置いてって下さい← ( No.84 )
- 日時: 2015/04/28 17:09
- 名前: 華乃 (ID: FpNTyiBw)
春ちゃんお疲れー!
- Re: ハイキュー小説置き場(どんどん置いてって下さい← ( No.85 )
- 日時: 2015/04/28 17:14
- 名前: 春介 (ID: nnuqNgn3)
- プロフ: http:/ハイキュー&ダイヤのBL
もう真夏だね〜。
走ったら気持ち悪くなっちゃったよ。
昨日。
- Re: ハイキュー小説置き場(どんどん置いてって下さい← ( No.86 )
- 日時: 2015/04/28 17:23
- 名前: 華乃 (ID: FpNTyiBw)
結構暑いよねー。
- Re: ハイキュー小説置き場(どんどん置いてって下さい← ( No.87 )
- 日時: 2015/04/28 18:13
- 名前: 華乃 (ID: FpNTyiBw)
[この両手から、]金国
国見視点。
ぱしゃぱしゃと水溜まりを蹴って、走る。
いつもは人気な桜の道も、雨ということもあって辺りには誰もいない。
荒い息を落ち着かせて、走りすぎて痛い足を半場引きずるように、木に背を預ける。
びっしょりと身体は雨で濡れて、肌は触ると冷えていた。
ぽつり、と地面を濡らした雫に雨が強くなってきたのか、と思えば、俺の顔からだった。
一滴出てしまえば止められなくて、次から次えと涙が出てくる。
小さな嗚咽を漏らして、届くはずのない相手の名を呟いた。
俺が、ずっとずっと。
もう中学の時から思ってたことを話そうか。
俺はある日、金田一が好きだと気づいた。
何か切っ掛けがあったわけでもない。
何処からともなく、好きだな、なんて女々しい感情が出てきてしまったのだ。
でも、この想いを金田一に伝えるときっとこの関係が変わってしまう。
だから金田一に気づかれたくない。
俺は嫌味ったらしい笑みで、嘘を吐き続けた。
本当は、全てがはんたいだったのに。
熱が出てきたのか、ぼおっとする。
雨にずっと当たってたら風邪も引くか。
頭がメリーゴーランドみたいにくるくる回る。
ねぇどうしよう金田一。
お前がいなくちゃ、一人で熱を冷ますことも出来ないよ。
そんな吐き出した愛がぽとぽとと、手から零れ堕ちていく。
限りのある、消耗品なんていらないから、金田一だけをちょうだい。
愛なんて、姿は見えないのに言葉だけ見える。
不思議な感情だ。
でも、とてつもなく狂おしいことだけは分かった。
他が知っていることを、俺が知らないだけで気が狂いそうだ。
こんな不安定にぶら下がった感情は、きっと穢いのか綺麗なのか。
馬鹿な俺には何にも分かんないないし、その感情を他にあげることすら出来ない。
だから、だから、言葉の裏の裏が、見えるまで待つから。
待つくらいなら、いいよね。
前に進もうと、俺を手放した金田一は正義だ。
それを嫌だと泣いて止めた俺は悪だ。
正義と悪の、縮まらない距離を何で埋めればいいのさ。
そんなことも、まだ素直に言葉に出来ない俺は、『天性の弱虫』だ。
けれど。
でも。
だって。
もう両手に入らないほどの、大きく浅ましくなった金田一への愛は誰に譲ればいいの。
そんなの、何処にも宛なんかない。
だから、まだ待つよ。
金田一が、もう一度振り向いてくれるまで。
きっと、二度と金田一は帰ってきてはくれないだろうけど。
もう、いいかい。
‾‾‾‾‾
『天ノ弱』というボカロ曲で金国。
メリーゴーランド、の所まで書けてたんでそれに付け加え。
ありがとうございました。
- Re: ハイキュー小説置き場(どんどん置いてって下さい← ( No.88 )
- 日時: 2015/04/28 20:35
- 名前: 華乃 (ID: FpNTyiBw)
[君が誰よりも好きなのに]岩←及、岩影
及川視点。
俺と岩ちゃんはいつも一緒だった。
生まれた場所も、バレーをするのも、部活だって、家でも。
岩ちゃんは俺の片方で、俺は岩ちゃんの片方。
だったのに。
なのになのになのになのに!
また、中学の時のように、俺の居場所を飛雄が奪ってしまった。
なんで、なんでだよ。
お前にはもう仲間がいて、岩ちゃんは必要ないはずなのに。
やっと、青城に入って岩ちゃんと二人きりだと思ってたのに。
嬉しかった。
中学の時、天才だった飛雄に全てを奪われてしまったから。
どんなに頑張ったって天才には叶わないと思い知らされる、初めてバレーが嫌いになりそうだった。
いつしか、俺じゃなくて飛雄が岩ちゃんにトスを上げるようなことになったら。
それこそ俺は狂ってしまう。
なのに。
なんでまた、岩ちゃんと付き合うのさ。
いいじゃない。
お前なんかにはチビちゃんがいるんだし。
岩ちゃんまで盗らないでよ。
二人が寄り添うだけで、怒りが沸き上がる。
ねぇ岩ちゃん。
俺がこんなにも好きなのに、どうして振り向いてくれないの。
‾‾‾‾‾
短い。
何処にも置くところが無い。
ここに置かせていただきました。
どうもありがとう。
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25