BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

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【ハイキュー!!】頂の景色を夢見て【BL短編集!】
日時: 2015/06/22 22:00
名前: レム* (ID: vWi0Ksv5)

「得意とか苦手とか身長とか、そんなの関係なくて。ただ俺は、好きだからやってんだ」



 ということでこんにちは!!
 レム*です。

 今回は、他のサイトで投稿したものや、これから投稿しようとしてるもの……
 あとは、短すぎて投稿できなかったやつとか……
 そういう小説を投稿したいと思います!!

 最初に言わせてもらいます!!
 健全文です!!←
 書けるけど書きません!!
 私未成年!! ダメ、絶対!!←

 でも´q`ホモォです!!←
 全力でホモォです(

 リクエスト受け付けてます!!
 ただ答えられないかもしれないかな!!(


【目次】

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Re: 【ハイキュー!!】頂の景色を夢見て【BL短編集!】 ( No.28 )
日時: 2015/06/13 12:21
名前: レム* (ID: sSv6cHIH)
プロフ: 葦月にドハマりしました!!(

『シンデレラ』episode3



 朝、家のポストを開けると、1通の手紙が入っており、その手紙には王家の封蝋印が押されていた。
 なぜお城からの手紙が僕の家に送られてきたのか、謎です。

「蛍宛に城からパーティーの招待状が届いた?」
「はい。家族揃ってお越し下さいって書いてあります」
「カレー!!」
「楽しみだなぁ!! ツッキーは俺がエスコートするからね」
 山口がその場で跳び跳ねる。
「いや、蛍は留守番だ。俺達がパーティーに行ってる間に家の掃除しとけ」

 僕宛にきた手紙なんだけど……
 反論するのは面倒だったから、黒尾さんの言葉に従った。
 まぁ、山口のエスコートなんて嫌だったし、良かったのかもしれないけど。
 ……でも、パーティー行ってみたかったかな。少し。
 どんなのなのか気になるし。

 招待状が届いてからは、パーティーに着ていくスーツや靴を買いに行ったりと大変だった(相変わらず手伝ってはくれないけど)。

 黒尾さんはデザインがどうのこうのうるさいし。
 山口は何も言わないからわかんないし。
 影山はスーツが似合わない。
 黒尾さんと山口なんか、影山のスーツ姿見て大笑いしてたしね。

 パーティーに行く為の準備も出来たし、後は当日がくるのを待つだけ。
 3人がパーティーで何もしでかさないか、すごく不安だけど。

Re: 【ハイキュー!!】頂の景色を夢見て【BL短編集!】 ( No.29 )
日時: 2015/06/13 12:23
名前: レム* (ID: sSv6cHIH)
プロフ: 葦月にドハマりしました!!(

理沙様

 幼馴染みって最強ですよね!!
 私幼馴染みは女だからなぁ……
 あれは原作でもホモォ臭がしますからねー(

 こちらこそ嬉しいです!!
 めっちゃ気になります……

Re: 【ハイキュー!!】頂の景色を夢見て【BL短編集!】 ( No.30 )
日時: 2015/06/13 12:24
名前: レム* (ID: sSv6cHIH)
プロフ: 葦月にドハマりしました!!(

『シンデレラ』episode4



「それじゃあ蛍、掃除しとけよ」
「カレー!!」
「……ツッキーが一緒じゃないのは寂しいなぁ……」

 僕は3人を見送り、さっそく家の掃除を始めた。
 影山の部屋は、バレーのことばかりで、そして散らかっていた。
 山口の部屋は、隠し撮りで撮った僕の写真が部屋中に貼られていた。もちろん全て剥がして火に突っ込んだけど。帰ってきたら山口には説教だね。
 黒尾さんの部屋は、2人の部屋に比べたら綺麗だった。きっと母さんに怒られないようにだな。
 たまに休憩もとり、夕方には全ての掃除が終わった。

「……僕もパーティー、見たかったな」
「その願い、叶えてあげようか?」

 今この家にいるのは僕だけなのに……
 盗む物なんてないし、泥棒じゃないよね。

「誰?」
「俺は魔法使いの菅原孝支! 君の願い、叶えてあげるよ」
「……はぁ」
「その顔は信じていないだろ! そこに立って。その衣装を変えてあげる」

 そう言って、魔法使いは杖を振り僕に魔法をかけてくれた。
 魔法をかけてくれたのはいいんだけど、この格好は……

「あの、すみません」
「何?」
「何でドレスなんですか? 僕、男なんですけど」

 僕が今着ているのは上品なドレス。
 おまけにロングのウィッグ付きという……

「それは、赤——……ある人物に頼まれたから」
「誰かは知りませんが、ドレス以外にしてくれませんか」
「ごめん、無理。ドレス以外でパーティーに行けば俺の命がないからさ……それに、今日ののラッキーアイテムはドレスだって占いで言ってたよ」

 魔法使いに頼んだ人物はとても恐い人だということはわかったけど。
 この様子では、ドレスを着てパーティーに行くしかないのか……
 ていうか、ドレスがラッキーアイテムってどんな占いだよ。

「お城まで、どうやって行けばいいんですか?」
「あぁ、それなら心配ないよ。俺が馬車を手配しといた」

 外に出てみると、家の前に停まっているのは自転車にリアカーが付いている乗り物だった。
 お城まで徒歩ではないにしても、これは道中すごく人目についてしまうと思う……

「おお、可愛い子だ!! ……あ、俺は田中。ヨロシクな」
「田中、その子城まで連れていって」
「城までって距離すごいっすよ!?」
「ジャンケンに負けたのは田中でしょ」
「……わかったっす」
「魔法は12時の鐘が鳴り終わると消えてしまうから気をつけてねー」

 魔法使いに見送られ、僕はお城へと向かった。


「赤葦に気に入られるなんて、月島もついてないなぁ」

 リアカーが出発した後に魔法使いがそんなことを呟いていたことに、僕は気づくはずもない。
 この乗り物は人目についてしまうとは予想してたけど、人の視線がすごく恥ずかしかったかな。

Re: 【ハイキュー!!】頂の景色を夢見て【BL短編集!】 ( No.31 )
日時: 2015/06/13 12:27
名前: レム* (ID: sSv6cHIH)
プロフ: 葦月にドハマりしました!!(

『シンデレラ』episode5



「ハァ……っハァ……っ……疲れた!」
「ありがとうございました。田中さんのお陰でパーティーに間に合いました」
「まぁ、楽しんでこい」
 田中さんと別れ、僕はパーティー会場へと向かった。


 パーティーはダンスタイムとなっており、ダンスを楽しむ人もいれば、ゲストルームで話をしている人もいた。
「そこのお嬢さん、俺と踊って頂けますか?」
 声を掛けてきたのは、この間、馬車に轢かれそうになった時に僕を助けてくれた赤葦さんでした。

 慣れないドレスにヒールの靴を履いているので、ダンスは断りたいと思いましたが、変に断って男だとばれると不味いと思い、ダンスの申込みを受けた。
 こんな大勢の前で男だとばれたら、女装癖のある変態だと思われるよね……

「ダンスお上手なんですね」
「そう? 君も上手いと俺は思うけど」

 僕がダンスを上手く踊れているとしたら、それは赤葦さんのリードがいいからだと思う。
 ダンスが終わった後も、バルコニーへ出て話をすることになった。
 赤葦さんの話は面白く、また聞き上手なこともあり、楽しい一時を過ごすことができた。


 ゴーンゴーンと、12時の鐘が鳴る音が聞こえてきた。
 鐘が全て鳴り終わる前に、会場から出ないと……

「あの、そろそろ帰らないといけなくて」
「もう少し君と話したいんだけど」
「本当にすみません」

 赤葦さんの返事を聞く前に、僕はドレスの裾を少し持ち走った。
 お城の階段を下りる際にガラスの靴を片方落としてしまったけど、鐘が鳴り終わる前にお城から離れたかったから、そのまま走り続けた。



「月島のドレス姿は綺麗だったけれど、12時までしか魔法の効果が保てないなんて菅原さんもまだまだだな」

 階段に落ちていたガラスの靴を拾い、俺は城の使いの者を結集させ、このガラスの靴の持ち主を探しだすように命じた。
「京治様、このガラスの靴の持ち主を探して如何なさるおつもりなのですか?」
「このガラスの靴の持ち主に心を奪われて。見つかったら俺の妃として迎えるつもりです」

 靴の持ち主が俺の妃となる人だと分かった使いの者達は、すごいやる気をだしていた。
 俺の言葉を聞いた、側近は泣いて喜んでいた。
 今回は探しても見つからないとは思うけどね。

 ……さてと、俺は俺で、今後のことを考えないといけないかな。

Re: 【ハイキュー!!】頂の景色を夢見て【BL短編集!】 ( No.32 )
日時: 2015/06/13 12:29
名前: レム* (ID: sSv6cHIH)
プロフ: 赤葦怖い!! 怖い!!

『シンデレラ』episode6



 パーティーから数日が経った。
 最近は、お城の使いの人達をよく街で見掛けるようになった。
 街の人の話では、パーティーの時に王子の心を射止めたお姫様を探しているらしい。
 お姫様の手がかりは、パーティーの帰りに落とした靴とのことだとか。

「僕も靴を落としたけど、王子に会っていないので違うよね」

 それに、王子は隣国からの縁談話を全て断っていた人のはず。
 そんな王子の心を射止めたとなると、さぞ絶世の美女なんだろうね。


 だが、今城は王子の提案した新しい法律によって、臣下達は驚きを隠せないでいた。
 王子が提案した法律というのは、同性婚を認めるといものだった。
 この案件により、賛成派と反対派に別れてしまっているのだ。

「何故、そのような法律を作ろうとなさったのですか?」
「愛の形は人それぞれだと思うからです。近隣国も同性婚を認めている国は多いんですよ?」
「ですが」
「それに、民からも同性婚を認めて欲しいという声も多数挙がっていますしね」
「そうかもしれませんが」
「では俺から貴方達に聞きます。好きになってしまった人が同性ってだけで、なぜ反対をする?」
「そ、それは……」
 唇を噛み、俯く。

「意見がないのなら、この案件は可決っていうことで、いいんですね?」

 王子の威圧が恐くて、反対派は意見を言うことが出来なかった。
 同性婚が国から認められてからは、民から感謝の手紙が多く城に寄せられた。

 俺が自分の部屋で紅茶を飲んでいると、城の使いの者が部屋にやって来た。
 まぁ、使いの者の表情を見たところ何を言いにきたのか想像はついたけど。

「ガラスの靴の持ち主は見つかりましたか?」
「申し訳ありません。パーティーの招待者リストに記されていた女性の元に参りましたが、靴が合う方はいらっしゃいませんでした」
「そうですか。じゃあ、俺が直々に探します」
「王子自らですか?」
「えぇ。父上と母上の了承は得ている」

 こうなることはわかっていた。
 だから、見つからなかった場合は俺が探す許可を貰った。

 絶対に探しだし僕の妃とする。
 その為に法律も変えたのだから。

 ——全ては、君を手に入れる為に。


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