BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- 先輩に恋をした後輩のおはなし
- 日時: 2015/07/28 04:38
- 名前: キリト (ID: uUbcyxWN)
オリジナルBLです。
コメントは泣いて喜びます。
荒らしはやめてください。
初投稿の処女作品です。
更新は不定期です。
誤字脱字等は教えてくださると嬉しいです。
ぜひ読んでいって下さい。
- Re: 先輩に恋をした後輩のおはなし ( No.21 )
- 日時: 2015/09/12 01:27
- 名前: キリト (ID: uUbcyxWN)
「百夜(びゃくや)〜?」
「あ、兄さん」
「はい、鍵」
「ありがと、」
わー...............
先輩にそっくり
「で、そこの人誰?」
「ほら、前言ったろ?テルだよ」
「あ、どうも、針司川照之助です」
「どーも、俺のが年下だし、敬語いらないよ」
「お前がつかえアホ!」
「った....」
「悪いな、こいつ頭はいいのに抜けてんだよ」
先輩、意外と容赦ないなぁ
「白瀬先パイ!!」
「あ、玲、」
「すいません...遅れました」
.....白瀬?
先輩の名字って雪宮じゃなかったっけ
「あー....俺達、小さい時に両親が離婚して、最近母さんが死んじゃっ たんで、父さんと兄さんのところに最近来たんですよ」
「父さん、めんどくせーって百夜の名字変えてないんだよ」
「面倒くさいって........」
「あはは.....」
「そういえば、兄さん何か用事あるんじゃないっけ」
「あ!!」
「いやいや大丈夫ですよあいつらもここの中学だし」
もともと、時間にルーズな奴等だし
多分今から慌てて中学飛び出して.....
「おいこら白!!おまえなんで追試受けてんだ!!」
「だって!!風邪ひいたのはしょうがないじゃん!!」
やっぱり......
「白!黒!」
「「へ、照兄!?」」
- Re: 先輩に恋をした後輩のおはなし ( No.22 )
- 日時: 2015/09/18 20:57
- 名前: キリト (ID: uUbcyxWN)
「こんにちは、白くん、黒くん」
「「...............雪宮さん」」
「で、話ってなんだった?」
「このまえ、すみませんでした、
俺...雪宮さんに言われて、自分最低だなって
照兄、ずっと友達いないの、俺もよく知ってて、なのに....
...やっ、と、ぼっちじゃっ、ないって...ぐす」
「おい」
さらっというなさらっと恥ずかしいこと
「ほんとに、すいませんでした」
- Re: 先輩に恋をした後輩のおはなし ( No.23 )
- 日時: 2015/09/20 00:00
- 名前: キリト (ID: uUbcyxWN)
〜〜〜キャラ紹介3〜〜〜
白瀬 百夜 [sirase byakuya]
14才
幼い頃に両親が離婚し、母方に引き取られるも亡く
なった為父親のところに戻ってきた
ブラコン気味 少しのほほんとしている
黒髪 黒目
小雪の弟 黒崎第一中学3年 生徒会長 玲の恋人
葉月 玲[haduki rei]
13才
もう少し出てきたら紹介します
蒼髪 碧目
黒崎第一中学2年 百夜の恋人
- Re: 先輩に恋をした後輩のおはなし ( No.24 )
- 日時: 2015/10/18 22:19
- 名前: キリト (ID: uUbcyxWN)
先輩はゆっくり目を閉じると少し逡巡してから口を開いた
「....それは、俺に言うことかい?」
「「え....」」
「俺はどうして怒ったんだっけ?
君たちが兄のことを陥れよう.....少し言い方が悪いね、
まぁいい、
だから俺は怒ったんだよ?
.........謝る相手が違うだろーが」
最後の一文だけ、今までのやわらかい、温厚な口調を崩した、
鋭く、低い声だった
それに僕は知っている
先輩はずっと目が据わっていて、笑っていなかったことを
「先輩」
「ん?」
「もう、許してやってくれませんか?
さすがにちょっと...............」
「あぁ、テルは優しいもんね、
ごめんごめん、大人気{おとなげ}なかったね
2、3才違うのって成長期では大分差がつくもんねぇ」
そう言い、先輩はふわふわ笑った
..........正直に言うと、少し、恐ろしかった
さっきまでの怒りようから、
ここまで180度態度を反転させられる先輩のことが
「....テルさん、明日の朝、8時に、東公園で待ってる」
ぽつり、と百夜君は別れ際にそう言った
- Re: 先輩に恋をした後輩のおはなし ( No.25 )
- 日時: 2015/10/17 21:52
- 名前: キリト (ID: uUbcyxWN)
〜〜〜翌日〜〜〜
その日、僕は朝から百夜君と待ち合わせた場所に来ていた..........................
のだが
「で.............
何の用かな?百夜君」
「こんにちは、いえ、大した用じゃないです」
「...........じゃあこの縄解け!!!!!!」
「え〜いいじゃないですかぁ〜」
「よくねえわ!!!!!!なんで朝から拉致されなきゃならんのだ!!!!!!」
「まぁまぁ」
「ちっ.............
で、ほんとに何だよ、」
「ちょっとした確認です、テルさん兄さんのこと、好きですよね?
...................恋愛方面で」