BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

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百合の咲きたるあの丘で
日時: 2015/10/01 21:21
名前: のれり (ID: R4l9RSpR)

はじめましての方もそうでない方も、おはこんばんは!のれりです。
学園物の百合を書きます。
得意でない方はブラウザバックをお願いします。
読んでくださる皆さんに楽しんでいただけるよう、頑張ります!
応援よろしくお願いします!

→あらすじ
 主人公の神崎 椎那(かんざき しいな)は幼い頃の約束を守るため、
私立百合ケ丘学園に入学する。
 だがそこは、普通の女子校ではなくて——…。


→お客様

○音夜 天 様
○苺 様
○miru* 様
○華月 様

Re: 百合の咲きたるあの丘で ( No.4 )
日時: 2015/07/31 05:27
名前: 音夜 天 (ID: Jolbfk2/)

咲先生かっこいい!!///
続き頑張ってくださいね、読んでます!

音夜と言います初めまして♪

Re: 百合の咲きたるあの丘で ( No.5 )
日時: 2015/07/31 18:37
名前: のれり (ID: R4l9RSpR)

あ、は、はじめましてっ!
のれりという者です!!
【私の親友は。】を書いてる、音夜さん…ですよね?(違ったらすみません!)

僕もいつも読んでます!
ここの掲示板で数少ない百合だー!って思って、読んだのがきっかけなんです!

音夜さんも更新頑張ってください!(o゜▽゜)

Re: 百合の咲きたるあの丘で ( No.6 )
日時: 2015/07/31 23:13
名前: 音夜 天 (ID: Jolbfk2/)

そうです!ありがとうございます!
お互い頑張りましょう♪

Re: 百合の咲きたるあの丘で ( No.7 )
日時: 2015/08/04 18:32
名前: のれり (ID: R4l9RSpR)

「それでは皆様、さようなら」

金髪の少女はペコリと可愛らしくお辞儀をし、教室を出ようとする。
いち早く動いたのは咲先生だった。

咲先生は、少女の襟をガッシリつかむと、少女の耳元に口を近づけた。
今度は「「いやーっ」」という少女達の悲鳴があちらこちらで聞こえる。
ほんとに、耳が壊れそうだ。

「シーナ・フラエルドだな?どこに行くんだ?」
咲先生はどすの聞いた声を出した。

『シーナ』という言葉を聞いて、私のことかと思い、咲先生に視線をおくる。
けれども、呼ばれたのは私ではなく、さっきの金髪の少女みたいだった。
同じ名前の少女に、自然と目が行く。
金髪の少女は表情を全く変えることなく、咲先生を見上げていた。
「眠いので帰りたいです。襟を離してください」
そう言った少女の目はとろんとしていて、本当に眠そうだ。

咲先生の頬がピクリと動く。
「ダメに決まってんだろ!?お前の席はこっちだ」
そう言って、少女の身体をひょいと担ぐ。
まぁ、先生は180cmくらいあるだろうし、あの子は…140cmぐらいしかないから、咲先生には簡単だろうけど…
周りの女の子達の視線が怖い。

そんな事を思っているうちに、咲先生がすぐ近くにいた。
私の隣の席は空席だ。

も、もしかしたら、私の隣に—…

なんてことは無く、私の後ろの席だったようだ。
少し、残念だなあ…。金髪など滅多に見れないから、見ていたかったのに、
当の本人は後ろの席に行ってしまったのだ。

「はぁ…」

つい、ため息をこぼしてしまう。
すると、いきなり頭に何かが降ってきた。ソレは私の頭をぐしゃぐしゃとかき混ぜたあと、スッと離れた。どうやら、手だったようだ。
私は、手の主を探そうと、キョロキョロとすると、咲先生の視線とぶつかった。

「…え、あの…?」

咲先生は、口をパクパクとさせ、教卓の方へ歩いていった。

『せなか、だいじょぶか?』

そう、言っている気がした。
私の頬は一気に赤くなったが、周りの視線に気が付き、一気に青ざめた。

Re: 百合の咲きたるあの丘で ( No.8 )
日時: 2015/08/04 09:40
名前: のれり (ID: R4l9RSpR)

HRは、そのままスムーズに進み、体育館へ移動することになった。

クラス毎に一列にならび、1組から順に1階へ降りていく。
何と、この学校は6階建てで、6階は、学園長の…まあ、よくわからない
部屋がたくさんあり、生徒は立入禁止だ。

5階は私達、1年生の教室のある階だ。ここまで来るのは大変——…
ということはなく、大きな階段の両脇には、上りと下りのエスカレーターが2つずつ、計4つのエスカレーターがあるのだ。
それに、エレベーターが学校のそこら中にあり、輝く階段は飾りのような
ものだ。どこのデパートだ、と突っ込みたくなる。

4階は2年生、3階は3年生と言った形で、学年が上がるごとに、楽に
クラスに辿り着ける、という格差社会だ。
そして、2階には食堂や、保健室、職員室などがある。
1階は、第二体育館に温水プール、和室や放送室などがある。そして…
なぜかジムがある。

ここ、ほんとに学校…だよね。

そんな事を思っているうちに、第一体育館についた。
もう、早いことに2組は入場を終えていた。
次は3組である。

入場を始めると、体育館内がざわついた。
みんなの視線は、私の方へ向いていた…。でも、きっと正確に言えば、
私の後ろ。この、金髪の少女。

なんで、『か』の次がすっ飛ばしていきなり『し』に入るのか、
か行の少なさに愕然とした。ちょっと…ひどくない?

私達が、入場を終えるまで、ざわつきは収まらなかった。
視線が……刺さる…………。


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