BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

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とりあえず、ダイヤBL
日時: 2015/08/01 05:32
名前: 蓮恋 (ID: z5Z4HjE0)
プロフ: http://ダイヤのBL

こんにちは!!!!!
あー、カキコ超久しぶりです!
以前とは違う名前でやってるから、知り合いも気づかんかも…。
まぁ、いーや。

えーと、改めまして。蓮恋です!
ここでは、亮春中心にダイヤのBL色々書いていこうと思ってます!
亮春、降倉、哲純…等が基本。春っちは絶対的受けで亮さんは絶対的攻めです!動かしません!趣味が合わない方は、ご遠慮下さい。
他のアニメも書けるものは有りますが、書けなかったらno!と言うし、文才は欠片もありません。ご了承願います。

では、start!

…しかし、カキコ、変わったなぁ。

Re: とりあえず、ダイヤBL ( No.4 )
日時: 2015/08/01 08:01
名前: 蓮恋 (ID: J/brDdUE)
プロフ: http://ダイヤのBL

…………誰か来てー!
お話もしたい… (´;ω;`) 
ダイヤってマイナーなのかな…?

Re: とりあえず、ダイヤBL ( No.5 )
日時: 2015/08/01 09:24
名前: 蓮恋 (ID: XM3a0L/1)
プロフ: http://ダイヤのBL

両方想い 3話

【亮介視点】

まだ、空は暗く濃い碧に染まっていた。碧、というよりかは、碧に黒混ぜたような色。
グラウンドには、俺しかいなかった。
土を蹴る音と、荒い呼吸だけが耳に付く。
早朝の3時半くらいだろうか。
走り始めて何時間経っただろう?五十分は過ぎてると思う。
「亮介」
そんなことを考えていると、いきなり名前を呼ばれた。
足を止めるとタオルが投げられる。俺はそれを華麗にキャッチし、汗を拭きながら人物の方へ向き直る。
「なんだ、起きてたの?純」
「おお……」
その人物…純は、荒い息を吐く俺に近付き、スポドリを渡してくれる。
素早く手に取り、ゴクゴクと喉を鳴らして飲む。疲れ、熱を持った身体に冷たいスポドリが染み込んでいく。
けど、純がただ起きてた訳ではないだろう。名にか、理由がある筈だ。
俺からは、口にしないけど。
だって…。
「………なぁ、亮介」
ほら来た。純は自分から言ってくれる。俺から言う意味は無いのだ。
「ん?なに?」
「…いや、その……」
あぁ、もう!うじうじうじうじ鬱陶しい!早く言え!
…とか言いたくなるのを堪えながら返答を待つ。そんなに言いにくいのだろうか?なんだろう……。
考えて、すぐにピンと来た。
あいつか。純が、こんなに言いにくそうにしてるんだ。あいつしか居ないな。
「……春市?」
純が言いそうに無いので、今度は俺から言ってやる。
純が眼を見張り、気まずそうに眼を伏せる。
バカだなぁ。分かりやすすぎ。
「春市がなに?」
俺は少し不機嫌そうに言ってみる。
アイツの話なんて、したくないよ。早く終わらせて、とでも言うように。
…………別に、本心がそうな訳じゃない。
寧ろ、話したい。永遠に。弟のことを、語ってやりたい。
だけど、俺は敢えて厳しい態度を春市にとる。そうすることで、アイツがもっともっと伸びるようにしてやるんだ。
だけどいきなり、他人に中の悪いはずの弟のことを永遠に語り始めたら変だから、俺は弟が疎ましい、鬱陶しいように他人にも振る舞わなければならない。
「…………なんで、そんなに厳しいんだよ?弟に対して」
純がさも言いにくそうに言葉を宙に吐き出す。そんな言い方をしていた。
「……………………」
返答に、詰まった。
どう答えよう?相手は純だ。具体的に弟を批判しては、気まずいだろう。しかし、やけに笑顔でほんとはー!なんて話し出したら、高確率で引かれる。
だから、
「別に?理由なんてないよ」
表情を変えずゴミとタオルを持って自室へ引き返す。
純は、考え込んでいるみたいだった。


俺は、後悔が多い。
なんで、あんなことを言ったのだろう?
あんなに厳しくする意味はあそこには無かったんじゃないか?
自分の言動に、後になって酷く後悔する。
高校に入ってから。
特に、最近の一ヶ月半は酷い。
一年に対して、…春市に、対して。
自分でも、厳しすぎると思う。止めようとする。
だけど、俺の知らない俺が勝手に動いて、思ってもないことを口走っていく。
こうなったら、もう自分でも解らない。
他人を俺は、どう思ってるんだろう?
今まで言ったことは本当なのか?
他人に対する俺って、誰なんだろう?
否定できるのは、春市に対する言動は、俺の本意ではない、ということのみ。
春市は弟で、大切で、守ってやりたい存在で。
だから、付いてくるな、なんて、言いたくない。
一時期、俺は確かに春市を鬱陶しく思ったことがある。
真似ばっかりして、俺の背中ばかり追って、俺に強い憧れを抱く春市が。
だけど、離れた二年の間、俺の中で何かが渦巻いていた。
弟、とは違う、なにか、兄弟間には絶対にない感情が、ずっと漂い続けていた。
そしてそれは、今年の春、春市を見て確認した。はっきり、存在がみえた。
それは





恋、だ。




何でかは、俺にだって解らない。
けど、明らかに春市が好きで好きで堪らない。
愛しいのだ。落ち込んだり、照れたり、花が咲くみたいに微笑んだりする春市をこの腕のなかに納めて、壊れないように扱いながら、だけど、力一杯抱き締めてやりたい。
それが出来ないのは、壁があるから。
兄弟という、分厚い高い壁。
それは一生越えられない。兄弟、という関係は二人の間を死ぬまでまとわりついてくる。
だから、俺にはできないのだ。
その壁を越え、春市と結ばれることが。
永遠に、出来ないのだ。
胸の奥に仕舞おうと、何度も何度も思った。
そうして終って、忘れた方がずっと楽だ。
確かに、そうなのだ。そうなのだけれど。
それも俺には出来そうにない。
春市への恋心を胸の奥に終うのは、春市への愛情全てを終ってしまうのと同じだと思ったら、考えただけで震えてしまう。
だから、俺は苦しんでいく覚悟をした。
一生。誰かと付き合い、結婚しても、俺の心には春市しかいない。
どんなにその人が魅力的でも、春市には敵わない。無理だ。
誰かと居ながら、心だけは春市を想い、苦しみ、哀しみに囚われ続けるだろう。
でも、俺は春市を愛していく。
どんなに苦しんだって、春市しか好きじゃないから。

ふうっ、と吐き出した息と一緒に、恋心まで出ていってしまわぬように、口元をぐっと抑えた。






続く。






…………これ、ナニ?
話が繋がってない。すみません。続きます。

Re: とりあえず、ダイヤBL ( No.6 )
日時: 2015/08/01 10:57
名前: 蓮恋 (ID: A0TwkcQ8)
プロフ: http://ダイヤのBL

両片想い  5話

【亮介視点】

さて…何をしよう?
今日は久しぶりのオフ日。
しかし、残念ながら俺にはやることがない。
今まで野球付けだったし。いきなりオフだ!とかいわれてもねぇ…。
俺は自室をぐるりと見回し、目に付いたホラー漫画を手に取る。
適当にページをパラパラ捲るが、怖くもなんともない。
ただありきたりな物語が絵になって書散らされている。
やれやれ。
俺は漫画を棚に戻す。何か、ゾッとする物がいい。
そうだ、スプラッター映画だ!r18なら、一番ゾッと出来るかもしれない。
しかし手元にはないので、近くのレンタル屋に行く事になる。
…面倒だな。
駄目だ。今日は大人しく寝てよう。
俺はベッドの上に身を投げた。
しかし寝れそうもなく、ゴロゴロとベッドの上を転がる。
「………ふあぁぁあ」
すると、どういうわけか眠気が襲ってきて、俺は浅い眠りに落ちた。


【春市視点】

「兄貴ー?入るよー…って、あれ?兄貴、寝てる…」
緊張しながら兄貴の部屋に入ると、兄貴はベッドの上ですやすやと寝息を立てていた。
起こさないようにそっと近付き、ベッドのそばに座る。
兄貴の寝顔は、少し、新鮮な気がした。もう、ずっと見ていないように思える。
こうして兄貴を見てると、前のことを思い出す。
まだ、僕が青道に入る前の、毒舌だったけど優しかった兄貴。

僕が兄貴への恋心を実感したのは、忠一の冬の暮れ。
兄貴が正月休みを終えて、青道に行っちゃった後だった。
なんとなく、すごく寂しくて、泣きたくなった。
愛しい、って感情だったのかな。
恋しい、にも、似ていたな。
でも、その日から、僕は兄貴のことを考えるようになっていった。
兄貴は今連習してるのかな。
今日兄貴何食べたんだろう。
誰とどんな会話したのかな。
次はいつ逢えるのかな。
怪我とか、してないかな。
そうやって、遠くにいる兄貴のことばっかり一日中考えて、授業すら頭に入らなかったときもある。
とにかく、ひたすら兄貴に会いたくて、中三の進路相談、親と先生の前で堂々と「東京の青道行く!」って言ってたもん。
青道に入った理由はそれだけじゃないけど、多分、いち早く兄貴に会いたい思いが一番勝ってたと思う。

けど、後からよく考えると、すごく鬱陶しい弟だなって思う。
兄貴の真似ばっかりして、挙句の果てには東京にまで付いてきちゃうんだもん。嫌われてもしょうがないよね。
はぁっとため息が漏れる。
すると、落とした視線に兄貴の寝顔が映りこんだ。
綺麗に整った顔をまじまじと観察する。
形のいいきりっとした眉、閉じられた読めない眼、小ぶりで尖った鼻、いつも笑っている口元は少し開いて、薄く寝息を立てている。
ふと、今ならキスしてもいいかな、なんて思った。
その、艶やかで兄貴が毒づいたり食べ物を食べたりする、その唇に。
僕はゆっくり、兄貴に顔を近づけた。
頭のどこかで警報が鳴っていた。
駄目なんだって、解ってた。
なのに自分じゃ、どうしようもなくて。

きっと僕は、兄貴がずっと前から好きだったのだ。
物心付いたときから、ずぅぅぅぅっと前から。
兄貴に惹かれていたんだ。
この、かっこいい僕のヒーローにーーーー

音もなく、唇が重なった。
僕と、兄貴の。

瞬間、兄貴が眼を覚ましたーーーー…。







続く



急展開です。
お昼なので、食べ終わったらまた更新します。




Re: とりあえず、ダイヤBL ( No.7 )
日時: 2015/08/01 17:43
名前: ss (ID: LmekyLqy)

あ……えと…
初めまして…なのかな?


元の名前…なんだったんですか?




すっ、すみません!ダイヤ知りません…けど、来てみました…

Re: とりあえず、ダイヤBL ( No.8 )
日時: 2015/08/01 20:27
名前: 蓮恋 (ID: /uGlMfie)
プロフ: http://ダイヤのBL

あ、こ、こんにちは!!!!!来てくれてありがとう!

元の名前…ですか?
春介って言います。
初めまして……なのかな?

ssさんは、名前変えたりしました?

いえいえ、ダイヤ、面白いので見てみてください。


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