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ハイキュー!〜頑張ってリク受け付けます〜
日時: 2015/08/18 00:05
名前: 月乃@国見ちゃん ◆HeHTWvAwVE (ID: DHvILgv3)

復活しました!
月乃@国見ちゃんです。

さてさてさーて…

今回のスレは、ちっとばかし違います。
国見ちゃん受け以外のリクも受け付けます!
…ただし国見ちゃん攻め以外で。
国見ちゃん攻めは本能が拒否してしまうのです…

あっ、右と左ひっくり返ってる内容になっていいなら書きますよ。

じゃっ、悪コメ&荒らしはなしで!
そーゆーのがあった場合、こちらは全力スルーさせていただきます!
ご了承下さい。
…度が過ぎるとちょーーっとばかし怒りますんで。

よろしくお願いします!

…観覧しているかたもどうぞリクエストなさってくださいね。

Re: ハイキュー!〜頑張ってリク受け付けます〜 ( No.33 )
日時: 2015/08/23 16:23
名前: 月乃@国見ちゃん ◆HeHTWvAwVE (ID: z.RkMVmt)

いや…

高級店は愚か飲食店にも出せないビールだよ…


まそゆこと。
最近Rの手前の方にはまっててさーー。


雑食ではない!
国見ちゃん受け一筋!
でも、まあ書いてみよっかな〜って。
国見ちゃん受けだけだとあんま人よってこないだろうし…

Re: ハイキュー!〜頑張ってリク受け付けます〜 ( No.34 )
日時: 2015/08/23 16:43
名前: 月乃@国見ちゃん ◆HeHTWvAwVE (ID: YxUxicMi)


 春さんリク『月影』


「おーい、飛雄?寝てるの?」

目の前の相手は僕の言葉に答えることなくすやすやと寝息をたてている。

「ほんっと無防備…」

試しにほっぺたをぷにぷにつついてみるが、起きる気配はなし。

「襲って下さいっていってるようなもんじゃん…」

だがそんなことをするほど僕は卑怯ものではない。…にしても…

「寝顔、可愛いな…」

起きているときはあんなに目つきが悪いのに、寝ているときはまるで子供のような顔をしている。

「んんう……」

ずっとほっぺたをつついていたからか、うなり声をあげる。

「あっ…」

手をどけるが、ときはすでに遅し。閉じていた目がゆっくり開く。

「月島……?」

「おはよ。」

目をごしごし手でこすりながら、むきりと体を起こす。

「俺…いつの間に…寝て…」

「僕の家に来てすぐ。」

今日はお泊まりかいで、飛雄は僕が飲み物を取りに行っている間に寝ていたのだ。

「悪い…」

しゅんとして謝ってくる。

「……じゃあさ、僕のこと名前で呼んで?」

「?、月島。」

……うん、予想してなかった。

「それ名字でしょ。僕は飛雄って二人のとき呼んでるでしょ。」

すると飛雄の顔がかぁっと赤くなった。

「………ぃ…」

モゴモゴと口を動かすから、なんて言っているのか分からない。

「えー?なんて?」

自分でも意地の悪い事を聞いていると分かっているが、今回は仕方がない。

「…っ、け、蛍!」

「はいよくできましたー。」

そう言って可愛い可愛い彼氏の頭を撫でてあげる。

Re: ハイキュー!〜頑張ってリク受け付けます〜 ( No.35 )
日時: 2015/08/23 17:00
名前: 月乃@国見ちゃん ◆HeHTWvAwVE (ID: F08K/Z64)

『国見ちゃん嫌われ』

「あ、あのぉ…好きです!付き合って!」
目の前にいる女子マネは、確か栗山…なんとかだったっけ。俺こーゆータイプ嫌いなんだよなぁ…ぶりっこって感じ?わざわざ語尾を伸ばすような。

「ごめん、無理。」

そう言って彼女の話を聞かずに帰る。でもこれがいけなかった。




「はよざいま……す?」

なんだこれ。部室が荒らされていた。そして部屋の中央には昨日の女子マネ。

「ちょっとこれどうゆうこと!?」

そいつのもとに駆け寄って、肩を掴むよく見たらこいつの服もところどころ破けている。

「なにってぇ、国見君がぁ、まやのことぉ、断るからでしょぉ?」

こちらの反応を楽しむかのようにわざとゆっくり話をする。イラつく。

「は?俺が誰と付き合おうが俺の勝手でしょ?何がいけないの?」

すると突然女子マネの顔が変わる。

「ふぅーん…今からならぁ、遅くないよぉ?まやとぉ、付き合ってくれるぅ?」

カチンときた。

「んな分けねぇだろ!」

言ってからしまったと思った。後ろでドアが開く音がしたのだ。恐る恐る振り替えると、及川さんたちがいた。

「ちょ、え、これどういう状況?」

「っこいつが!」

真実を伝えようとした…が、

「国見君がぁ…まやに告白してきてぇ…断ったらぁ…襲ってきたんですぅ…」

全くの嘘だ。でも、もうこのあとの展開は変わらない。

「さいってーだね。国見ちゃん。」

その声と表情は、今までに見たことのないものだった。

Re: ハイキュー!〜頑張ってリク受け付けます〜 ( No.36 )
日時: 2015/08/23 17:48
名前: 月乃@国見ちゃん ◆HeHTWvAwVE (ID: w2QxUPin)

『国見ちゃん嫌われ』

そこからの部活は中止となった。俺は真実を聞き入れてもらえなくて、結局信じてくれるのは監督とコーチだけだった。

「っ…また……」

そして俺は、教室でもいじめられる。朝来たら机の中にゴミがたまってたり、私物が捨てられてたり、散々だ。

「あっれぇ?なんだ、もうきてたのかよ〜。」

振り替えると、同じクラスのやつら。

「よく堂々と学校来れるよなぁ。俺だったら無理だわ。」

そして、これから始まる暴力も日常茶飯事になっていた。

「いっ……」

なぐられて口のはしが切れ、鉄の味がする。

「おらおら、もっとやれよ!」

リーダー格のやつがしたっぱに命令する。いざとなったら、自分はなにもやってませんって逃げるつむりだろう。

「……もっ…やだょぉ…」

呟いた言葉は誰にも届かず消えてゆく。



「なんだ、国見。きたの。」

及川さんも、随分と変わった。面倒くさい、まるで汚物のような扱いで見られる。

「おい、モップしろよ。」

岩泉さんも。

「ボールちゃんと拾ってくれる?」

花巻さんも。

「ちょっとそこじゃま。」

松川さんも。

「なんであいつきてんだよ…」

矢巾さんも。

「近寄らないで欲しいね。」

渡さんも。

「おい!ちゃんと片付けろよ!」

金田一含め仲の良かった一年も。


みんな、俺から離れていく。

「はぁ…」

いつになったら誤解が解けるのだろうか。このままあと二年間過ごしていくなんてごめんだ。

「っう…ぁっ…」

手が切れた。雑巾を絞っていたからだ。まだ季節は春。それに今日は少し寒い。

「……ぼろぼろだな。」

心も体も。

Re: ハイキュー!〜頑張ってリク受け付けます〜 ( No.37 )
日時: 2015/08/23 17:53
名前: 月乃@国見ちゃん ◆HeHTWvAwVE (ID: WqZH6bso)

『国見ちゃん嫌われ』

「英。突然だけどね、引っ越すことにしたの。」

いきなりリビングで告げられた引っ越し宣言。

「え………」

「お父さんがね、移動になったのよ。ほらあの人一人じゃなんもできないでしょ?単身赴任で行かすわけにもいかないからね〜。」

そんなこと突然言われても…

「あ、でもね、英は部活もあるし、ここに残ってもいいのよ。」

「や…行く。どうせ…」

どうせ、俺がいなくなってもあの人たちは気にしない。

「そう?じゃあ決定ね。」



これで、最後かぁ…
引っ越しを告げられてから一週間。暴力を振るわれはじめて合計二週間。

「もう、誰も信じらんないかな…」

結局今日も変わらない一日だった。俺が引っ越すことを知っているのは監督とコーチ、それから一部の先生だけだ。部活は行かない。もう疲れた。

「英ー?はやく車乗りなさい。」

校門まで行くと、お母さん達が車に乗って待っていた。

「うん……」

後ろを振り向く。

「さようなら…」



「ねえ、俺が転校する高校ってどこ?」

聞いてなかったことに気付き、車の中で聞く。

「っとね、確か東京の…ねこ?」

「にゃー?」

膝の上に乗っていた猫のニャオが鳴く。

「そうそう、ねこっぽい名前のとこ。」

「ふーん…」

多分、バレーはやらないかな。


そのときは、そう思っていた。


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