BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- 【リア友と合作】オリキャラでBL
- 日時: 2016/07/22 16:40
- 名前: 49猫・94虎 (ID: JbG8aaI6)
- プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel5/index.cgi?mode=view&no=17257
メンバー
上記URLの小説の
ライト
奨
大揮
です!奨×ライト×大揮です!
リア友の94虎とかきます!
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94虎 コメント
初の小説を是非見てくると嬉しい!合作ですが…(゜Д゜)49猫とがんばります!
- Re: 【リア友と合作】オリキャラでBL ( No.51 )
- 日時: 2016/12/24 15:49
- 名前: 49猫 (ID: KwIJCRrJ)
私がそう吐き捨てると、彼は少しの間うつむいた。そして…
「ハハ、アハハ…」
微かに笑った。そして、
「アハハハハハハハハ!!!」
無邪気に、明るく、眩しいくらいに笑った。こっちを狂ったような瞳で見ながら。
「久しぶりにそんな面白いこと聞いたなぁ!どんな芸人より面白いや!」
「な、何を言って…」
自分でも驚くほど震えた声が出た。狂気、狂喜。彼の瞳にはそんな色だけがまがまがしく濁り色づいていた。
「面白くなんか…」
「ライトだって、一目見て思った!嗚呼、アイツだ!俺の愛しの!大好きで、可愛くて、母さんを虜にして支えになって!俺が独りになった原因のライトだってさ!あのときより大きくなってたけど分かったんだ!あのふわふわの髪!くりくりの瞳!絶対まちがいなかった!それで思った!俺のものにして、またあの日々を取り戻せるんだ!幸せになれる!一人じゃなくなる!なのに…?なのにまたチャンスを手放せと?弟の恋を応援しろだ?面白いこというよな!アッハハハハハハハハ!!」
まるで弾丸のごとく言葉を吐き捨てた。無邪気に笑いこけながら。それはまるで造られたように完璧な笑顔。その時、私は悟った。
"道を誤った恋愛中毒者"。それが彼に相応しい言葉。
彼はきっとライト君を手にいれるためなら手段を選ばないと。
…二人があぶない。
- Re: 【リア友と合作】オリキャラでBL ( No.52 )
- 日時: 2016/12/26 11:39
- 名前: 94虎 (ID: 4Z4ZmL8P)
二人が危ない。直感的に感じた私はもう一度考えて光君に言った。
「……分かった二人の所に行ったらいいさ。」
光君は嬉しそうに私を見た。それと同時に私は光君の胸ぐらを掴む。
- Re: 【リア友と合作】オリキャラでBL ( No.53 )
- 日時: 2017/01/06 20:04
- 名前: 49猫 (ID: KwIJCRrJ)
「……………ねぇ、これじゃライト達のとこに行けないんだけど。」
不機嫌な顔で思いきり俺は彼女を睨みつけた。彼女はうつむき、にやっとしてこう呟いた。
「こんなこと、ほんとはしたくなかったんだけどな。」
すると、彼女の髪がみるみる短くなっていった。履いていたスカートのような物も、ズボンへと変化し、顔つきも美形の男子のようになった。
「…え、ナニソレ。」
思わず声に出すと、彼女、いや、彼はニヤけ、すっかり低くなった声で呟いた。
「そんなのどうでもいいよな。それより、行くんだったら…。ちょっと。」
彼がこちらをむいた。俺は悟りはじめた。………マズい。
「はなせ…はなせはなせはなせ!!」
俺は殴られると思った。男になられた今、この状況はヤバい。殺される。
だが、もっと酷い状況に陥ることを、
この時の俺はまだ、知らなかった
- Re: 【リア友と合作】オリキャラでBL ( No.54 )
- 日時: 2017/01/08 11:59
- 名前: 94虎 (ID: KwETyrai)
「………ハァ」
……ため息?それと同時に俺は恐怖を覚えた。
「これしきのことでびびってんのか?」
「な、殴らない……のか?」
「まだ考え中。……それと少々話がある。」
「はな……し……?」
彼は、驚きの言葉を発した。
「母親がどうとか言ってたけど、あんたの母親なら、もうこの世にはいない。」
彼は、冷たく、そして恐ろしい目で死神の様に俺をにらみ、死神より恐ろしいことを俺に突きつけた。
- Re: 【リア友と合作】オリキャラでBL ( No.55 )
- 日時: 2017/01/09 16:10
- 名前: 49猫 (ID: KwIJCRrJ)
「そんなわけ…」
俺は唖然とした口調で、意味のない躊躇いを呟いた。あの母が?確かに、この俺に稀にでも微笑んでくれる事もかった…あの?
「あはは、残念。でも、そんなのどうでもいいじゃん?」
ニヤけてそう彼が口にする。そして、凄い至近距離で俺にささやく。
「そんな母親、捨てちゃえば。というか、お前今結構可愛いよ?受けまわっちゃえば?」
すると、彼はふらっとどこかにいってしまった。いや、一度まばたきをした後には彼女に戻っていたが。
「死んだ…って。」
涙も溢れず俺はただ、その場に立ち尽くしていた…。
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