BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- DB 悲しみと絶望の先
- 日時: 2018/03/21 15:21
- 名前: KI墓場ブラ太郎 (ID: OAjqk0/I)
またまた長編です!
テラごめん!
では注意!
ひぐらしパロです!
羽入は出ます。すいません。
羽入はオヤシロ様ではない←
どっちも原作崩壊。
キャラ崩壊注意!
バーダックが主人公。
ブラックも何故か惑星ベジータに。
それでも大丈夫な方はゆっくりしていってね!
- Re: DB 悲しみと絶望の先 ( No.22 )
- 日時: 2018/04/01 12:46
- 名前: KI墓場ブラ太郎 (ID: OAjqk0/I)
第3話 百年の牢屋
二十歳になっても、オヤシロ様に言われた事を守っている。
しかし、ある事件が起きてしまった。
祭具殿をエリート戦士共が見つけてしまったのだ。
「警告する!!祭具殿に入れば不幸な事が起きる!!だから入るな!!」
「おー怖い怖い。入ったら不幸になっちまうのか?」
そいつらに何があったかを教える。
でも、笑い飛ばされるだけで…
そいつらの一人に押し倒され、身動きが出来なくなった時、そいつ以外の奴が鍵を壊し、扉を開けてしまう
「やめろッッ!!入るなあああああッ!!!」
「てめぇの相手は俺さ。可愛い顔してんな…?俺好みだから、遊んでやるぜ…?」
このままじゃ…また不幸になってしまう…
嫌だ…嫌だ…痛いの…嫌…
「おい!見てみろ!拷問器具で溢れてるぜ!」
「んなモン興味ねぇよ。興味あんのはこの下級戦士の体さ…」
「じゃあ楽しんでろよ。俺らも楽しんでるからなww」
- Re: DB 悲しみと絶望の先 ( No.23 )
- 日時: 2018/04/03 07:40
- 名前: KI墓場ブラ太郎 (ID: OAjqk0/I)
数時間後に解放されたが、体が痙攣し、動かない。
いや、もう立つ気力がない。
「お前派手にヤったなぁあの倉庫の奥までこいつの喘ぎ聞こえてたぞ」
「こいつが淫猥なだけだ。…普通に腰振るぜ?下級戦士にはたまらないだろうな。早速この淫猥野郎の情報を伝えないとな」
エリート戦士は俺をあざ笑いながら飛んで行く。
しかし今の俺はそんな嘘情報で苦しめられても何等関係ない。
祭具殿に奴等を入れさせてしまった。つまりオヤシロ様との約束を破ってしまったのだ。
祭具殿から黒い何かが迫って来る。
このままじゃ…
「バーダック!」
ターレスが嘘情報を聞いたのか知らないがやってきた。
とにかくあの黒いのをなんとかしなければならない。
俺はターレスを押し飛ばし、黒い何かの中に入れた。
数秒して黒い何かは消えた。
そこにあるのは倒れて動かなくなったターレスだけ。
「ターレス…?」
揺さぶっても、耳元で名を呼んでも起きない。
目は虚ろ、息は、ない。
「死んだ…のか…?」
- Re: DB 悲しみと絶望の先 ( No.24 )
- 日時: 2018/04/03 07:58
- 名前: KI墓場ブラ太郎 (ID: OAjqk0/I)
俺がターレスを殺してしまった。
俺が…この手で…俺が…!!!
祭具殿の扉を閉める。新しい鍵を取り付けなければ!!
ターレスを殺した事がバレたら…きっとギネにも嫌われる…
「バーダック」
ターレスの声!?でもあいつは死んだ!!あいつは死んだッ!!!脈を測ったんだぞ!?
暗い痛い…バーダックに押されてから、変な所に来た。
全身に針が刺さって動かない。
痛い…何故、喉にも肺にも心臓にも刺さっているのに死ねない?
痛い…死にたい…痛い、痛い…助けて…
『君はバーダックに裏切られた。いや、生贄になったんだ。君には百年間その痛みを感じていてもらおう。』
百年間も…?そんなの嫌だ!!
どうして?何故バーダックがそんな事を!!!
『安心しなよ。あの世界では魂の無い生きた人形の君が生活してくれているから』
- Re: DB 悲しみと絶望の先 ( No.25 )
- 日時: 2018/04/21 10:27
- 名前: KI墓場ブラ太郎 (ID: OAjqk0/I)
第4話 祟り
あの日、祭具殿に入ったエリート戦士達は蛆に集られて死んでいった
俺を犯していたエリート戦士にも、その余丁がきていた
「どうやったら助かるんだよッ!?」
「死ぬしかないんじゃない」
「は!!?」
死ぬ事しか、助かる方法はない。それがオヤシロ様の祟りだ。
次の日、あのエリート戦士が忽然と姿を消した。
もう、死んだんだ…今度は俺の番…きっと、今夜…殺される…
怖いのかい?君が僕を求めてくれるだけで、この悪夢は終わるんだよ?
それでも、ターレスを選ぶのかい?
訳がわからないね…あいつの何が良いのか、何処に惚れたのか…
僕を見つめてよ、ねぇ、その瞳を僕に向けて…?
- Re: DB 悲しみと絶望の先 ( No.26 )
- 日時: 2018/04/21 10:42
- 名前: KI墓場ブラ太郎 (ID: OAjqk0/I)
腕を切って確認したが、蛆がいない…
でも、足音はする。誰かにずっと見られてる…
何故まだ俺を殺さないんだ?それが恐怖であるというのに。
「バーダック、まだ起きて…って腕大丈夫!?」
「え、あぁ…気にするな…久しぶりに、一緒に寝るか?」
怖い…一人でいるのが怖い…
「やったね!!どうせならずっと一緒に寝たいな〜」
「良いぞ?別に」
「!!?」
何故この世の終わりが近づいているかの様な顔で俺を見る
そんなに優しい俺はおかしいか?ギャップ萌えとか、存在しない感じ?
でも、もしかしたら今夜が最後のギネとの時間なのかも知れない。
ギネをぎゅっと抱きしめた。死ぬかも知れないという恐怖で体が震え、泣いてしまう。
そんな俺の頭をなでで、そっとキスをしてくれて…
「こりゃ勃起モンですね」
「どういう意味だ、ギネ?」
「ふふふ…教えてあげようか」ニヤリ