複雑・ファジー小説

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世界一片裏記録日記
日時: 2016/05/23 20:39
名前: 四つ葉 (ID: kct9F1dw)

【目次】

四つ葉の挨拶 >>1
四つ葉の作品紹介 >>2
キャラ募集について >>3
人物紹介 >>4
年表 >>5
出席簿 >>6
第一話 >>7-25
第二話 >>26-

Re: 世界一片裏記録日記 ( No.22 )
日時: 2016/05/19 23:07
名前: 四つ葉 (ID: JIRis42C)

「………」
沈黙を保つ。
まさかこいつは…
彼女は───
裏を知っているのだろうか。
あの恐怖を。
あの死の恐怖を。
あの『世界の裏』を。
「あら、ノーリアクション?傷つくなぁー」
はぁ、と溜め息をつく彼女。
「君もあれでしょ?どーせ行ったことあるんでしょ?彼の場所に」

Re: 世界一片裏記録日記 ( No.23 )
日時: 2016/05/20 22:17
名前: 四つ葉 (ID: UcGUlfNK)

隠さないで言ってよ、と彼女は言う。
そう、彼女の言う通りだ。
僕は行ったんだ。
彼の場所に───最悪最低な、現実に有り得る科学的な地獄と呼べる場所に。
そんな場所の説明をするには、結構なことを話すことになるだろう。
少し話すことにしよう。
少し、雑談混じりになんて、そんな楽しい雰囲気じゃないかもしれないけれど、それでも。
それでも、少し楽しんで話すとしよう。

*****

地球上には様々な国が存在する。
様々な国に、名前なんて無かった頃。
抑、国自体の存在が無かった頃。
世界には中心があった。
中心が居た。
中心が息を持っていた。
その中心を境に、人や国、何もかもが出来ていく。
造られていく。
創っていく。
便利良く、不便なんて無いかのように造られていく。
でも、メリットしか存在しないなんて事はない。
必ずしも何処かに、デメリットが存在しているのだ。
自動車は便利だけれども、お金が抑掛かる。
食べ物は美味しいが体重は増えていってしまう。
そんな感じのデメリット。
一長一短。
その、デメリットが。
一短が。
集まったものが『裏』
世界の『裏』
人が産み出した不幸の塊。

Re: 世界一片裏記録日記 ( No.24 )
日時: 2016/05/21 17:11
名前: 四つ葉 (ID: JIRis42C)

その不幸の塊にも、世界の裏側にも。
やはり何者かが住んでいるものだ。
そして、その者達から害を受ける世界の表側の住人も存在する。
何らかの事情で裏側の世界に足を踏み入れてしまった者達が、害にあってしまう。
老若男女、人か虫か、生者か死人かなんて事も関係無しに。
僕も其の被害者の中の一人だ。
僕は彼の世界で───゛裏側゛の世界で、最もと言っても過言ではない程の被害を受けたのだ。
───彼の世界で───
彼の世界で僕は───
゛死神゛に、出会ってしまったのだ。
憑かれてしまったのだ。
死神に゛殺されて゛しまったのだ。

Re: 世界一片裏記録日記 ( No.25 )
日時: 2016/05/21 20:14
名前: 四つ葉 (ID: JIRis42C)

まぁ、その事を考えるのは此所までにしておこう。
又今度の機会に、という名目にでもしておくとして。
「君は───君も、裏側に行ったのか…?」
恐る恐る聞く気はないのだけれど、其れでも声は震える。
「うん、行ったよ」
必然であるかのように、当たり前であるかのように、彼女は答える。
そして、あぁ忘れていたと呟いて耳に髪を掛ける。
「雪白文音。明日から多分クラスメートになると思うから宜しくね」
そしてにこりと笑顔になる。
此れが僕と彼女、雪白文音との出会いだった。



【文音雪神 partone fin】

Re: 世界一片裏記録日記 ( No.26 )
日時: 2016/05/21 20:56
名前: 四つ葉 (ID: JIRis42C)

【文音雪神 parttwo start】

氷。
又の名をice。
一般家庭に置いても然程珍しくもないものだ。
其の氷を身に纏った人なんて、怱々居るもんじゃないだろう。
第一氷は冷たいのだから。
身に纏うなんて限界がある。
しかし、逸んな限界すらも感じずに。
彼女は氷を身に付けていた。
足に、履いていた。
其の彼女の名は───雪白文音。
文の音と書いて文音。
彼女は僕に自己紹介をする。
礼儀がある紳士としては、自分も自己紹介をすべきだと判断をした僕は、口を開こうとしたが、其を察したのか彼女は首を横に振り、無意味だよと言う。
「君の名前は知ってるから」
斎藤齋、13歳、男。
その他家族構成まで知られていた。
血液型や母の実家まで。
………お前はストーカーかよ。
若しくは情報屋とか。
兎に角裏の仕事の方が向いてそうだぞ、お前。


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