複雑・ファジー小説
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- 世界の狭間に-the eternal world-
- 日時: 2016/07/10 17:49
- 名前: まあじゅ (ID: 8DXjmx02)
《プロローグ》
——ねぇ、
——君は世界の端まで行ってみたいかい?
——世界の最後を見てみたいかい?
——僕は、君と出会えたことが...
——...いや、何でもないよ
——また...きっと、必ず会えるさ
——だから.....
——泣かないで、ノア
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タップありがとうございます!
初めまして、まあじゅというものです
空いた時間にちょくちょく書いていきたいなぁと思います
これがカキコで初めての小説となります
まだまだわからないことはありますが、これから宜しくお願いします
*********************************
↓目次
僕的にはこっから見ることをお勧めします...
story1 明るい世界
>>1 1
>>9 2
>>11 3
>>13 4
>>17 5
>>18 6
>>20 7
>>24 8
>>26 9
>>30 10-last-
story2 命の世界
>>32 1
>>34 2
>>37 3
- Re: 世界の狭間に-the eternal world- ( No.1 )
- 日時: 2016/06/27 20:33
- 名前: まあじゅ (ID: wrLdH9zW)
story1 明るい世界
1
辺りは闇の世界。
半日前まで生き物が飛び交う、晴々としていた大草原も、夜になるとお化けや殺人鬼の1人や2人は出てきそうなほどの不気味な雰囲気が漂っている。
こんな場所を人間が少人数でうろつくなんてことは、更々ないように思える。
——そんな中を...
「ねぇノアー、見つかったー?」
「...その質問30秒前に聞いたし答えた」
「えぇー」
...この場所に到底似つかわない2人が通っていく。(決してだしゃれではない)
1人は背が高く、20前後の人間。
痩せてるように見える体にだぼっとした服を羽織り、今にも弾け飛びそうなリュックサックを背負っている。派手なハットの下の天パは中途半端に伸び、黒いピンが数箇所光っている。一言で言うと『チャラい』。
片手にはりんご3個分ほどの大きさのうさぎのぬいぐるみを持っているが、おかしいのはそれだけではない。そのぬいぐるみが今にもどこか取れそうなほどの、ボロボロの縫い目だらけなのだ。
もう1人は、背が低く小柄な、パッと見10代前半の人間。
サラッとした白い髪から覗く、じとっとした2つの眼は色が違い、左眼は青く、右眼は今の闇の夜のように真っ黒だ。青い目の下には黒子が2つついている。
首元の、ボタンの2つ空いた真っ白なカッターシャツからはいかにも『面倒臭い』雰囲気が漂っている。その上にもう1枚少し色褪せた服を来ているが、やっぱりボタンは止まっていない。
肩には小さめの袋をかけ、右脚には黒く光る銃がベルトで固定されている。
似ても似つかわなそうな2人は
「ねぇノ」
「まだ」
やっぱり似つかわなかった。
「...こんなに歩いても見えないなんて。さっきの人、嘘をついたんじゃ...。ライク、あの人が言ってたことは本当?」
「間違いないはずだよ。だってあの人は僕に人形をくれた。」
「...根拠はないのか...」
ライクと呼ばれた男は、持っていたうさぎのぬいぐるみを抱きしめた。
「立派な根拠だよ!人形を扱う人間は心が綺麗なんだよ。嘘をつくわけがないよ」
「...その言葉、ライクにブーメランだと思うけど」
ノアは無表情で言った。
少しの沈黙があり、ライクは口を開いた。
「...でも、確かに国どころか人の気配すら全くないのはおかしいね。このあたりだったはずなんだけどな...」
「...久しぶりの野宿か。ライク、テントを出して」
「はいよー」
—continue—
- Re: 世界の狭間に-the eternal world- ( No.2 )
- 日時: 2016/06/25 16:04
- 名前: 通りすがりの誰か (ID: gM3fL3C0)
4行書いて、一行開けた後にかくと読みやすくなりますよ。
あ、でも、作者さんがそのままでいいのなら、良いですよ。
…では。
- Re: 世界の狭間に-the eternal world- ( No.3 )
- 日時: 2016/06/25 16:12
- 名前: まあじゅ (ID: wrLdH9zW)
≫2
ありがとうございます、参考にさせていただきます。