複雑・ファジー小説
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- 私・・・兄貴以外受け付けません!!
- 日時: 2016/07/25 18:44
- 名前: i羅 (ID: 3nlxUYGs)
こんにちはー!i羅です(=^・・^=)今回は第3作目となります♡
今回は血の繋がらない兄弟恋愛の小説となります☆
誤字脱字あると思います・・・。
どんどん更新していきたいと思います!!よろしくお願いします☆
- Re: 私・・・兄貴以外受け付けません!! ( No.1 )
- 日時: 2016/07/25 19:03
- 名前: i羅 (ID: 3nlxUYGs)
*設定*
主人公:白犬 言葉(しらいぬ ことは)高2/触覚ヘア&ポニテが命の金髪女の子/ツンデレ/部活はバトミントン部
白犬(池上)怜 (しらいぬ れん)高3/雪のように白い髪の毛と白い肌が特徴。目は青色で前髪で左目を隠している/可愛い系男子/部活はテニス部
居駒 春(いこま しゅん)高2/チャライ系男子/部活はテニス部/
こんな感じです☆
- Re: 私・・・兄貴以外受け付けません!! ( No.2 )
- 日時: 2016/07/25 19:29
- 名前: i羅 (ID: 3nlxUYGs)
「今日からここの家族になります。池上・・・いや白犬 怜です。ニコ」
「怜・・・怜さん!!!!????」
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「待って・・・。待って・・・!?何で怜さんが・・・。」
池上・・・白犬 怜。昨日まではお隣さんだった。昔から良く遊んで同じ幼稚園。小学校。中学校。高校。とずっと一緒だった。なのに・・・。隣人で友達である怜さんが・・・。私のお兄ちゃん!!??
「言葉。いろいろ訳があってね・・・。」
母親が腕を組みソファーに私を座らせ深い深い深呼吸をしてから喋り始めた。
「・・・。言葉。お母さん今までずっと言葉をお父さんがいない家庭で育ててきたでしょ・・・。」
私が3歳の時に母親と父親が離婚し私は母親に引き取られた。怜さんの家庭は小さい時に母親を亡くし、怜さんのお父さんが男手一つで育ててきた。だからそういう面でも話があって仲良しなのかもしれない。
- Re: 私・・・兄貴以外受け付けません!! ( No.3 )
- 日時: 2016/07/25 19:42
- 名前: i羅 (ID: 3nlxUYGs)
「怜君のお父さんといろいろ話をして結婚して言葉を少しでも寂しい思いさせないようにしようかなって・・・。」
嬉しいのか・・・。反対しているのか自分でも分らない・・・。でも、これだけは分かる。
「怜さんが兄貴になるのは・・・。」
ずっと隠してきた秘密・・・。そりゃ・・・。ずっと一緒に過ごして優しくされれば・・・。好きになってしまうのはしょうがないことじゃないのかな・・・。それなのに好きな人がお兄ちゃんって・・・。
「言葉・・・?顔赤いけど・・・大丈夫・・・?」
怜さんが近寄ってきて頬に手を当てた。こんなことされれば・・・。もう・・・。逃げる場所ないじゃん・・・。
「だ・・・大丈夫だし・・・。」
「ニコ 良かった。具合悪くなったらいってね!いつでも守ってあげるから・・・ニコ」
全部全部持って行かれそうだ・・・。どうすれば良いの・・・?素直に好きって伝える・・・?それは無理・・・。もう、兄貴は兄貴なんだし・・・。無理やり嫌いになれば良いのかな・・・。うん。それが一番効果的なのかも・・・。
- Re: 私・・・兄貴以外受け付けません!! ( No.4 )
- 日時: 2016/07/25 19:55
- 名前: i羅 (ID: 3nlxUYGs)
「怜さん!私、兄貴って呼ぶから。」
兄貴って呼べば少しは恋愛ぽいところから抜け出せるかも知れない・・・。
「怜兄ちゃんとかじゃダメなの・・・?俺は兄貴でも良いけどね!ニコ」
あー!!ずるい・・・。ずる過ぎるよ・・・。初日からこんなんじゃ1週間持たない・・・。上目づかいで瞳うるうるさせて強請られたら・・・。でもこれは・・・。自分のため・・・。怜さんにも迷惑かけられないからしょうがないよね・・・。
「ダメ!兄貴じゃなきゃダメだからっ!」
ちょっと強く言い過ぎたかな・・・。自分では自覚ないけどいつもいつもツンっとしてしまう・・・。素直になれないよ・・・。兄貴の前だと特に・・・。
「ニコ 俺別に兄貴でも悪くないよ ニコ愛着湧くしニコ」
あっ・・・。愛着というものを忘れていた・・・。もう・・・。さすが学年1位を争う天才児・・・。頭脳派だな・・・。負け犬だよ・・・。私。
「言葉。怜君と・・・。大丈夫・・・?」
母親が心配してくれた。こんなことで・・・。負けないようにしないと。好きという気持ちから抜け出さないと・・・。一刻も早く抜け出して少しでも・・・。家族に近づけるように・・・。
「言葉。ニコ」
あぁ・・・。やっぱり無理かも・・・//
- Re: 私・・・兄貴以外受け付けません!! ( No.5 )
- 日時: 2016/07/25 20:06
- 名前: i羅 (ID: 3nlxUYGs)
「もう・・・//完全に好きに浸かってる・・・//」
私はお風呂の湯船に浸かりながら考え事をしていた。
「はぁ・・・。勝ち目なんて無いのかな・・・?」
独り言言っても何もできないよね・・・。うん。全部解決しなきゃ。恋の悩みマスターとか居れば良いのに・・・。
「言葉ー!そろそろお母さん入りたいから早く上がってー!」
母親に上がれと言われたので着替えを済まし自分の部屋へ戻りベットへ飛び込んだ。
「あーあ・・・//恋する乙女何て・・・。恋なんてしなきゃ良かった・・・。」
何だか呆れて涙が出そう・・・。すると救世主から電話がかかってきた。
「もしもしー?ことー?千尋だけど・・・。」