複雑・ファジー小説
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- 輪廻という終わりのない戦いの中に何がある?〜舞う花弁紅く〜
- 日時: 2017/12/10 14:38
- 名前: yukine (ID: mM51WarG)
あああああ、yukineです(((
え、何を焦っているのかって?
す、少しやり方を間違えただけです。
あ、これは合作です!
ルイージさんとルルミーさんに
参加していただいております!
ぜひ読んでいって下さると
嬉しいです…((
私の至らない所が沢山ありますが
「ただの馬鹿」だと
思って下さると幸いです。
あ、口に出さないでくださいね!?←
では!ヨンデイッテネ!
- Re: 輪廻という終わりのない戦いの中に何がある?〜舞う花弁紅く〜 ( No.1 )
- 日時: 2017/12/10 19:19
- 名前: yukine (ID: mM51WarG)
序章〔衰廃した街〕
≪至急、長の家に集まるように。
詳しい事はそこで話す。
遅くても午前11時に来るように。≫
「…」
椅子に腰かけ、赤い目が達筆に
綴られた長からの手紙を映す。
魔敵生物の事なのだろう、
長の家に集まる出来事といえば
それ以外有り得ない。
暖簾からは白い光が差し込み、
部屋の中を風が静かにそよいだ。
鎌を持ち、手紙を鞄に入れると
家を出て長の家へ向かう。
子供達は相変わらず元気で、
何が面白いのか追いかけ合っている。
(…自分はどんな子供だったのだろう)
思い出すことも出来ないが
ふとそう疑問を抱く。
『ガシャリ』
大きな扉を開き、中へ入る。
大きな家だ。
中には自分と同じくらいの子供から
貫禄のついた大人まで沢山の
者達が集っていた。
丁度長が真ん中に出ると、
こう言い出した。
「皆、集まってくれてありがとう。
まぁ察せている者もいるだろうが、
今日集まったのはほかでもない、
魔敵生物の事だ。
最近は奴らが人を次々に襲い、
死者が上限を上回った…
初めから止めようとも止められなかった。
そこでだ、皆にはグループになって
退治していって欲しい。
勿論、こちらも戦えなくても
何らかの手助けをしよう。
…だが、くれぐれも無理せぬようにな。」
長話が終わると、
集まった者たちはまたざわめき始めた。
「…それって俺らに死ねって
言ってるようなものじゃねぇかよ…」
「めんどくさいし、
人が死んだってそれは向こうの王国の
民なんでしょ?ホンット、
なんで私達が戦わなきゃいけないわけ?」
「勝ってもこちらに利益は無いしな…」
そう、一人一人が呟きながら帰っていった。
「………皆、根の根が腐ってる。」
そう自分は呟き、家から出ようとした。
__次ルイージさんです!