複雑・ファジー小説

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天女物語 〜愛するリラへ〜
日時: 2020/01/26 16:28
名前: 梶原明生 (ID: PvE9VyUX)

「昔々あるところに漁師の若者が一人暮らしておりました。ある日浜辺で海水浴を楽しむそれはそれは美しい天女様がおりました。そして、松の木に白い羽衣が掛けてあり、つい魔が差した若者はそれを取り上げました。それに気付いた天女は若者にせがみました。お願いです。それがないと天の国には帰れないのです。どうか返してくださいと。しかし若者は俺の妻になったらいつか返してやると言い、渋々受け入れて天女は若者の妻となり、一緒にくらしました。ある日家の掃除をしていると、梁の上に何やら風呂敷が。それは紛れもなく天女の羽衣だったのです。しかし迷いました。何故なら妻となった天女は若者を愛してしまったからです。その若者は何も知らず、美しい櫛を買って天女の待つ家に帰ろうとしたら、羽衣を着た天女は泣きながら天へと舞い上がっていきましたとさ。」そんな昔話をお祖母ちゃんから聞かされた記憶を思い出しながら瀬戸耀司は、センター試験に落ちて意気消沈しながら海辺近くの実家にバスで帰っていた。まさかこれからその天女様に浜辺で出会えるとは彼自身思ってもみなかった。その天女様の名はリラ。浜辺で倒れていた17歳くらいの彼女を部屋に匿うのだが・・・彼女には意外な秘密が隠されていた。・・・意外ではないかもですね。この後謎の北都共和国工作員や陸自特殊作戦群が関わってきますから。現代の天女物語が今始まる。

Re: 天女物語 〜愛するリラへ〜 ( No.1 )
日時: 2020/01/27 15:30
名前: 梶原明生 (ID: PvE9VyUX)

登場人物紹介・・・                        リラ—浜辺に打ち上げられた謎の美少女。17歳。・・・瀬戸耀司—山口県亜武町の浜辺近くにお祖母ちゃんと住む受験生。ごく普通の青年。18歳。・・・浅井帆夏—近所の幼馴染にしてクラスメートだった勝気な女子高生。18歳。・・・真野信也—ちょっとスケベな瀬戸の悪友。18歳・・・瀬戸真知子—亜武町に昔から住む闊達だが面倒見の良い耀司のお祖母ちゃん。ある秘密を持っっている。78歳。・・・紺野雅之—リラ達を追って亜武町に来た一等陸尉。33歳。・・・チ リュ—北都共和国の潜入工作員。影で暗躍する。・・・中山小春—紺野の部下で暗号解読のパイオニア。准尉。23歳。・・・浜崎慎之介—同じく紺野の部下で元営業マンだった男。陸曹長。28歳。  他。

Re: 天女物語 〜愛するリラへ〜 ( No.2 )
日時: 2020/01/29 22:15
名前: 梶原明生 (ID: JnkKI7QF)  

「天女現る」…………………………………青々とした海の煌めきと、山々の恵みに包まれた町。瀬戸耀司は心が曇り空でバスに乗って実家に帰っていた。「こんなことなら親父達についていって東京の高校通った方が良かったかな。」センター試験は散々だった。真野のやつに誘われた「ラジオ同好会」という、どう考えても怪しい理由で立ち上げた会に無理やり参加させられた挙げ句、真野自身は推薦で行けるくせに、こともあろうか昨日はイベントに参加させられたため、まともに試験勉強ができなかった。「今回のラジオイベント、今村里沙ちゃん来るからさ。」「マジか。」そんな真野の言葉を信じた自分がバカだった。当日のゲストは別のアイドル。本当についてない耀司。ついてないのは紺野もだった。彼は山口県亜武町のアパートに来ていた。P8拳銃を構えながら慎重にドアを開ける。残念ながら一人男がうつ伏せで玄関に倒れている。頭から血が溢れ出ていた。「こちらチャーリー。ムラサキ、現状を報告してください。」「ムラサキだ。一足遅かった。二人死亡確認。奥に一人…まだ息がある。至急救急車を。それから公安の掃除屋に対処第四項で出動要請。早く。」「了解しました。ムラサキ、ブラボーが応援に駆けつけます。待機してください。」「いや、待てない。」「ムラサキ…」耳の中から無線機を外した。「誰にやられた。」「こ…んの…チ リュに…メモリ…盗られ…」「やはり奴が。しっかりしろ、もう直ぐ救急車が…」言う間もなく手遅れだとわかった。「くそっ。…チの奴。」言ってる矢先に棚のガラス戸に人影を見た紺野は素早くよけて銃弾をかわすと同時にサプレッサーを掴みP8を向けるが手首を掴まれる。そこら中を銃弾で破壊し、破片が飛び散る中、膝蹴りと頭突きを食らわす紺野。肘打ちで彼を突き飛ばすと、ベランダ側のガラス戸を銃弾で破壊して二階から飛び降りる侵入者。「待てっ。」紺野もまた飛び降りて後を追う。住宅街から町に走り去る二人。「どけっ。」バス停でバスに乗ろうとした乗客を突き飛ばし、運転手の首に拳銃を突きつける侵入者。「いいから出せ。」脅されて慌てた運転手はドアを閉めて発車した。走り込んだ紺野は危機一髪、バスの最後尾にしがみつく。「な、何なんだよバスジャックかよ。」そのバスこそが先ほどの耀司が乗り込んでたバスだった。「お、お客様、お、落ち着いてください。」言ってる間に非常用ドアを開けて忍び込む紺野。「貴様っ…」…続く。


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