二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- とんがりボウシ休止中
- 日時: 2013/04/09 22:42
- 名前: 由奈 (ID: 1Fvr9aUF)
- 参照: http://blog.livedoor.jp/mozudod_cam/lite/
現在小説活動を休止してます(( _ _ ))..zzzZZ
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- Re: とんがりボウシ+メープル魔法学校 ( No.2 )
- 日時: 2012/03/23 13:52
- 名前: 由奈 (ID: .niDELNN)
1話 入学式(前編)
桜がひらひら舞い落ちる季節。
ほとんどの学校が入学式を済ませている中
“ある学校”は…。
キーンコーンカーンコーン
「それでは、これから入学式の説明…っておや?
ひとつ席が空いてる…。確かここの席の生徒は…。」
そんな事を言ったからか、何故か教室がざわめき
始めた。
その間、ミスキーキー先生は困ったような様子で
名簿をチェックする。
すると…。
ガラッ
教室のドアが開いた。
入って来たのは、水色の髪にポニーテールをした
女の子。
「貴方は…もしかしてユメさん?」
「あっ、はい!そうです!」
ユメという女の子は、息を切らしながら答える。
教室は更にざわめく。
「何があったんですか?」
「あっ、それは…。」
「その事は後で聞きます。
とりあえず、席に着いて下さい。」
「…はい。」
あたしは、何も言わずに席に着く。
周りの人があたしの事に対してクスクス笑っている。
そりゃ、そうだよね。
入学早々遅刻…だなんておかしいよね。
「…それでは本題に入ります。」
そして…。
「それでは、出席番号順に並んで下さい。」
先生がそういうと、皆知っているかの様に
並んでいく。
えっ、番号知らないのあたしだけ!?
どうしよう、誰かに聞こうかな…。
その時、後ろで声がした。
「お前の場所は俺の前だよっ」
振り返るとある男子がムスッとした
表情で怒鳴っていた。
「ったくお前は…。何回言えば分かるんだ!?」
初対面に対して…、お前だとー!!!
何なんだアイツ!ってか誰!?
何様なんだー!!!
「おい、お前!」
「えっ?」
「だから!お前の場所は俺の…」
「何を騒いでいるんですか!!」
次に怒鳴ったのはミスキーキー先生。
顔が真っ赤に染まっていて…。
「俺はただ…」
「後で職員室に来なさい!!」
ミスキーキー先生は鬼の様にその男子を
怒鳴ると直ぐ様先頭の列の方へ戻っていった。
あたしはアイツに言われた通りに
アイツの前に入った。
ありがとうって言いたかったけど…
何故かあたしはアイツに言えなかった。
そして、お礼が言えないまま入学式が
始まった。
(後編に続く)
- Re: とんがりボウシ+メープル魔法学校 ( No.3 )
- 日時: 2012/03/22 23:28
- 名前: 由奈 (ID: .niDELNN)
2話 入学式(後編)
キーンコーンカーンコーン
「これから、開会式を始める…。」
チャイムと同時に入学式が始まった。
だけど、あたしは入学式よりもアイツの
事が気になった。
アイツには何かと恩があったからだ
並ぶ場所を教えてくれたり
何も無い所で転けた時に心配してくれたり
がさつの割に結構優しいんだなって
あたしは思った。
ガラッ
んっ?
何ださっきの音は?
「あの…そこの君?」
あっ、そうか全く話を聞いてなかった
生徒がいたからこうなって…。
「貴方の事何ですけど…。」
…えっ?
周囲を見渡すと
皆があたしの方に視線を向けていた。
「なっ…なんでしょうか?」
「立って下さい。校歌を歌うので」
「あっ…はい!」
ガラッ
席を立つと皆の視線が前へ向いた
「それでは校歌を歌いましょう…」
そして…。
「これで入学式を終わりにします」
約三時間で入学式がやっと終了した
その後…。
「それでは教科書を配布します
その間…。」
ミスキーキー先生が黒板に何かを書き始めた
「自分の自己紹介を考えといて下さい」
自分の言葉で言えー!
「ちぇっ、面倒くせーな
何で自己紹介何かしなきゃ何ないんだよ」
ちょっとー!
先生に向かってそれは…。
ってあれ?さっきの声って‥
アイツ!
あたしは一旦周囲を見回すと
「えーーー!!!」
「何だよいきなり大声上げて…
って…えーーー!!!」
あたしとアイツの大声に皆は驚いた
でも、あたしとアイツは別の事で驚いた
何故かって言うと…
アイツがあたしの席の隣だったからだ
(後編)終わり
- Re: とんがりボウシ+メープル魔法学校 ( No.4 )
- 日時: 2012/03/23 20:22
- 名前: 由奈 (ID: .niDELNN)
3話 隣がアイツ!?
「なっ…何でお前が俺の隣なんだよ!」
「それはこっちの台詞よ!」
アイツと隣だったなんて…
信じられない!っていうか
信じたくない!
「どっか行けよ!」
「どっかって言われたって
ここあたしの席なんですけど!」
「じゃあ消えろ!」
「あんたが消えなさいよ!」
アイツも同じ事を考えていたらしく
いつの間にか口喧嘩が始まっていた
止める人は誰も居らずクラスの皆が
唖然とするばかり…。
だが、そんな中一人の女子が立ち上がった
「もう二人共、いい加減にしてくれない!
皆の迷惑だから!」
大音量の声にクラスの皆が驚いた
いや…他のクラスも驚いたかも
「いきなり何なんですか!
急に大声だして!」
あたし達の教室にミスキーキー先生が
駆けつけた
「あっ…さっきのはただの…
"遊び"です!」
その女子は作り笑いをすると
クラスの皆も真似して作り笑いをした
「あっ…そうだったんですか…」
先生、納得してるよ!?
あんな冗談に!
「ところで…貴方達三人は何故
席を立っているのかな?」
「あっ…」
あたし達は気付いたかのように
黙って席に着いた
- Re: とんがりボウシ+メープル魔法学校 ( No.5 )
- 日時: 2012/03/23 18:00
- 名前: 由奈 (ID: .niDELNN)
4話 自己紹介
「それでは教科書も配り終わった事ですし
自己紹介を始めたいと思います。」
ミスキーキー先生がそう言うと皆
嫌そうな顔をした
その気持ちあたしにも分かります
「では、始めに…自己紹介してくれる人!」
「はいっ!」
手を挙げたのはさっきあたし達の事を
叱っていた女子だった
その女子は席を立つとキリッとした
表情で皆の前に出た
「私の名前はサリアです
趣味は勉強と読書です。よろしくお願いします!」
自己紹介が終わったと同時に拍手が鳴り響く
その間に、サリアは自分の席に着いた
「次、自己紹介してくれる人は
居ませんか?」
しーーーん
誰も手を挙げる人は居なかった
「居ないなら、適当に私が決めますよ」
あたしはそっちの方がいいです。
「…たくまさん、何かはどうです?」
えっ?たくま?
誰の事?
周りを見るとたくまって言う人は…。
…アイツの事かよ!
「えっ俺?まあいーけど…」
たくまは席を立つと普通の表情で
皆の前に立つ
「俺は、たくま。
趣味は虫捕りと宝石集め。まあ宜しく。」
自己紹介が終わるとたくまは拍手の中
自分の席に戻る
「次、自己紹介してくれる人は…
ユメさんですね!」
「えっ?あたし手挙げてませんけど…。」
「挙げてるじゃないですか!」
あたしは両方の手を見る
右手は何とも無かったが左手は…
たくまに掴まれていた
- Re: とんがりボウシ+メープル魔法学校 ( No.6 )
- 日時: 2012/03/23 18:54
- 名前: ホリーくん (ID: rbioyeUc)
はじめまして
由奈さん
とんがりボウシが大好きなので来ました(^p^)
よろしければここで
コメント書かせていただいてもかまいませんか?
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