二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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二ノ国 赤い瞳の侵略者
日時: 2012/01/29 10:39
名前: めろん (ID: mnC5ySyz)

どーも!!
めろんです!!!
この小説は、あたくしが携帯でちびちび書き溜めてたあたくしのホントに一番最初の小説です。

あたくしが書いてる「マジカルミュージック」のリリアさんもでてきます!
すきだから!!!

よろしくお願いします!

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Re: ニノ国 赤い瞳の侵略者 ( No.8 )
日時: 2011/12/27 10:34
名前: めろん (ID: mnC5ySyz)


第八話 キズナの試練

試練が始まった。
マルは倒れたままだが、絶対に守ってみせる。オリバーはそう固く決心した。
「最初の試練だ。」
どこからか声が聞こえてきた。
その声と共に天上からは雨が降ってきた。
オリバーはファイヤボールで火をおこし、自分のマントで雨をよけた。
最初の試練はなんとかクリアできた。
その後は石が降ってきたり、魔物がおそってきたりしたが、それもクリアだった。
しかし、問題はそのあとだった。
急にマルが苦しみだしたのだ。
「マル!?」
「オリバー…た…すけて…!苦しいよっっ!」
小さくて聞き取りにくいがたしかにそういっている。
「ああぁっっ!」
マルが叫んだ。
動かない。
「オリバーよ、最後の試練だ。マルに憑いた悪霊を倒せ!」

VS 試練の悪夢
ゴッドノアール!

オリバーは聖なる矢をうった。
やはり、ナイトメアと同じく光が弱点のようだ。ノアールは闇の攻撃暗闇の悪夢をつかってくる。「うっ…!」
ダメージは大きい。だがこんなところでくたばってちゃいけない!
オリバーはひたすら聖なる矢をうちまくった。
ノアールは倒れた。
試練はおわったのだ。
「よくやった。お主の願いを叶えてやろう」

マルが復活した。
「マル!」
「オリバー…!うゎぁーーーんっっ」
マルが泣き崩れる。
「こわかったよ…!怖かったよ…!もう会えないんじゃないかっておもって…!絶対しんじゃうって思った…!でも…オリバーのおかげで…!うゎーーーーんっっ!」
マルがオリバーに抱きつく。よほど怖かったのだろう。
そんなマルの手をオリバーはそっと握り返したのだった…。

Re: ニノ国 赤い瞳の侵略者 ( No.9 )
日時: 2011/12/27 10:35
名前: めろん (ID: mnC5ySyz)

第九話 緊急事態発生

ガシャン。
扉が閉まるような鈍い音がした。
なにも見えない。
「何!?」
どうやら出られなくなってしまったようだ。
オリバーはとりあえず魔法のランタンの灯りを灯した。
外からは、二人を呼ぶ声が聞こえる。
そのとき、なにかの声がした。
「助けてほしい…?」
ビクッ!
「いま、なんかきこえなかった…?」
マルがビクビクしながらオリバーにたずねた。
「う…うん…」
「ビクビクしないでよっっ!アタシはアンタ達を助けてあげようとしてんのにっっ!」
「なに?あなたは誰?なんでここにいるの?」
「フフ…アタシはリリア。アナタ達を探してたの。ルーシャン様に頼まれてね…!でも、ルーシャン様はアタシのことなんかただの道具としかおもってないから脱走してきたの。」
えっ!ルーシャンの手下…!?
二人は驚愕した。
「まぁ、いいわっ!アナタ達を助けてあげるっ!」
リリアと名乗った人物はいった。
「天に輝く星達よ、その瞬きを我の手に 今苦しめる者達に我らの幸福を与えたまえ!」
すると、部屋には光が溢れ、ギィーという音が響き、ドアがみえた。
「「ジャイロ!シズク!」」
マルは、倒れていたので、二人とは久しぶりの再会である。
「…おい、その猫はなんだ…?」
よくみると、足元にちいさな黒い猫がいた。
「うわっ!?」
「ちょっと何よっっ!アンタ達を助けたのはこのリリア様なんだからねっっ!」
えぇ〜〜〜〜!?

Re: ニノ国 赤い瞳の侵略者 ( No.10 )
日時: 2011/12/27 10:37
名前: めろん (ID: mnC5ySyz)


第十話 吸血猫リリア

オリバー達の目の前に現れた謎の猫リリア。
リリアはルーシャンの手下だったが、脱走してきたらしい。
「てゆうかリリアさんって猫だったの!?」
「ぎにゃ〜!失礼なっっ!アタシは猫じゃないわよっっ!ヴァンパイアよっ!そりゃあこっちの世界じゃ猫の姿でいるけどっっ!」
リリアは興奮しながらさけびまくっている。言いたい事は言わないと気が済まない性格なのだ。
「なんかめんどくさそうな猫やなぁ…」
「だーかーら!猫じゃないってばっっ!」
「こわっ!」
シズクが圧倒される。
「でも、なんでヴァンパイアのリリアさんがこんな所にいるんですか?」オリバーが質問した。
「…恋人を助けるためよ。アタシ達の国はルーシャンに標的として狙われつづけているの。アタシの恋人はルーシャンを止めるために自らルーシャンにたちむかった。でも、ダメだった…。ルーシャンに呪いをかけられて動かなくなってしまったのよ…!ルーシャンの呪いは強力なもので、大きな魔法文明をもったヴァンパイアの力でも呪いは解けなかった…。でも、アタシはルーシャンの呪いをとく方法を見つけ、一族を代表してそれを成し遂げるために旅にでたの…。」
リリアは涙目になりながら話し終えた。
「…その呪いを解く方法はなんなんですか?」
「古の魔法指南書マジックマスターにかかったヴァンパイアの封印を解く事よっっ!」

Re: ニノ国 赤い瞳の侵略者 ( No.11 )
日時: 2011/12/27 10:38
名前: めろん (ID: mnC5ySyz)


第十一話 吸血鬼の呪い

吸血鬼の封印を解く方法。
それは古の魔法指南書マジックマスターにかかった魔法を解く事だった。「だから、アタシはそのマジックマスターをさっさとみつけてヴァンパイアの姿にもどりたいのよっ!」
リリアはとにかく吸血鬼に戻りたいようだ。
「…えっと…僕マジックマスター持ってるんですけど…。」
「ちょっと!オリバー!いいの!?」
マルが焦り気味に尋ねる。
「それ、本当…?」
リリアが聞く。
しかしさっきまでの興奮したような感じは消え失せ、なんだか別人のようだ。
「お願い…!アタシの封印を解かして…っ!」
「リリアさん…」
リリアの瞳には涙がたまっている。
「…わかりました。封印を解いてもマジックマスターはどうにもなりませんよね?」
「ええ。もちろんよ」
オリバーはリリアにマジックマスターを渡した。「ありがとう!」
リリアは呪文を唱え始めた。
次の瞬間リリアを光が包み込み、リリアは吸血鬼の姿に戻った。
肩までの黒髪に、全てを見透すような鋭い瞳。ゴスロリ風の黒いロングコート。
吸血鬼リリアはとても美しかった。
「これが…リリアさんの本当の姿…!」
「戻った…!…帰らなきゃ…!シンファっ!」

Re: ニノ国 赤い瞳の侵略者 ( No.12 )
日時: 2011/12/27 10:39
名前: めろん (ID: mnC5ySyz)


第十二話 魔の世界ハデス
リリアが胸のペンダントに魔法をかけると、光輝くエレベーターのようなものがでてきた。
「アナタ達も来たいんなら乗ってちょうだい」
もちろんオリバー達も乗り込む。
「我が故郷への道、今ここにその姿を表したまえ」
リリアが呪文をとなえると、リリアのエレベーターは空に向かって進みだした。
「わぁ…!キレイ…ねぇオリバー!ヘイブンがこんなに近くにあるよ!」
マルが瞳を輝かせて言った。
「うん…。なんかすごいや!」
「おい!なんかみえてきたぞ!」
ジャイロが指差した方向には、黒い雲に覆われた町 ハデスがその姿を露にした。
「ここがアタシの故郷ハデスよ」
ハデスはまさに恐怖の町という感じの一見さびれた町だった。
リリアはどんどん進み、一軒の家に入っていった。
「シンファッ!」
リリアが叫んだ。
そこにいたのはこのような町にいるのに疑問も抱くような美少年。
「リリア…?君なの?」「シンファッ!会いたかったっっ…!」
二人は抱き合い、互いの無事を確認した。
どうやらこのシンファがリリアの恋人のようだ。「もう大丈夫なの?」
「あぁ。リリアこそもう平気なの?」
「えぇ。みんな、紹介するわね。アタシの恋人の堕天使のシンファよ」
「だ…堕天使!?」
堕天使は不幸の象徴といわれている。
シンファの瞳には、悲しみの色が写っていた。


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