二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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東方姉妹記【現在25話、作者は生存しています】
日時: 2013/06/10 23:09
名前: 河城こいし ◆y4sWQj6Fr6 (ID: CqswN94u)

初めまして。河城こいし(水奈)です。

東方projectの二次創作を書いていきます。
主人公はオリキャラ姉妹二人です。

オリキャラ主人公・お姉様・妹様・ほのぼの?・幻想入り・独自解釈・ほとんど少女
にご注意ください。

よろしくお願いします。


ちなみに、この作品は「小説家になろう」にも更新されています。
基本はあちらでの更新後、こちらの更新を行います。
こちらだけの内容も入れていく予定です。

感想はOKです。
どんどんお願いします。


プロローグ  >>01

紅魔編
第1話  >>02
第2話  >>03
第3話  >>04
第4話  >>05
第5話  >>06
第6話  >>07
第7話  >>08 >>09
第8話  >>10 >>11
最終話  >>12
説明  >>13

 永夜編
第1話  >>14
第2話  >>15
第3話  >>16
第4話  >>17
第5話  >>18
第6話  >>19
最終話  >>20

 魔法編
第1話  >>21
第2話  >>22
第3話  >>23
第4話  >>25
第5話  >>28
第6話  >>29
第7話  >>32
第8話  >>44

番外編置き場
>>42

作者にお話してみたい方はこちら☆
>>26

イラストを頂きました!
>>30

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Re: 東方姉妹記 ( No.25 )
日時: 2013/02/04 13:07
名前: 河城こいし ◆y4sWQj6Fr6 (ID: NoHM/no/)

魔法編 第四話「睡眠の能力」


「呼んだ?」
 突然何処かから声が聞こえた。
「え……!!」
 魔女の三人が私と那穂海の後ろを見て驚いている。
 何なのか分からなかったので、私達も後ろに振り返った。
「「あ!」」
「誰か呼んだよね」
 そこには、スキマから上半身を出している紫さんの姿があった。
「ゆ、紫! なんでいるんだ!」
 魔理沙さんがまだ驚きが消えていない状態で言った。
「ん〜、那穂海ちゃんが何処まで強くなったかな〜って思ってね」
 少し言葉を考えながら紫さんは言った。
「嘘でしょ」
 パチュリーとアリスさんに別の用件できた事は見透かされているようだ。
「まぁね。本当の要件は貴方の方よ」
 そう言うと、扇子で私を指す。
「私ですか?」
「ええ。貴方の能力のことよ」
「お!紫はすでにわかってるんか!」
 魔理沙さんが早く聞きたそうに問う。
「ええ。大体の事はね」
「紫さん、お姉ちゃんの力ってどんなの?」
「教えてください、紫さん」
「分かったわ。今言うから」
 会話に少しの間が出来る。
 私達五人は黙る。私は、自分がどんな能力を持っているのかとても気になってしまい、ドキドキしている。
「直海」
「はい」
「貴方の能力は……





 夢を操る程度の能力よ」


「夢……」
 私はイマイチ理解が出来ない。
「夢? あの、寝てる時に見るもののことか?」
 魔理沙さんが聞く。
「そうよ。直海はあらゆる夢を操れるわ」
「それだけ? もう少し何かあるのかと思ったけど」
 私は少しだけホッとしてしまう。特に変な能力ではなかったためだ。
「簡単に言えば、睡眠状態の時に見る夢を操ることしか出来なさそうだけど」
「だけど?」
 まだ何かあるような言い方をする紫さん。
「他人の夢を操作出来る事はもちろん、起きてる人を睡眠に近い状態に陥れることも出来るわ。あ、あと希望や願いの事を指す夢も操れるわ」
 ちょっと説明内に引っかかる文があったような、無いような……
「とりあえず、この説明はまた今度に。後は三人に頼むわ」
 紫さんが説明を終わらせようとする。
「ちょ、ちょっと待って!こっちはあんまり良くわかってないんだけど」
 パチュリーが紫さんを止めようと試みるが、
「私、今眠いから〜。それじゃ〜」
スキマの中に消えてしまい、今までそこにあったスキマもなくなってしまった。
「……」
 ここにいる全員が黙ってしまった。

「逃げていったぜ、紫の奴」
「ホント、どうして説明を投げ出すかな」
「困ったわね」
 ハァ〜、と溜息をつく魔女三人。
「お姉ちゃん」
 那穂海が私に話しかけてきた。
「なに?」
「お姉ちゃんの力ってさ、すごいの?」
「う〜ん、なんとも言えない感じね」
「へぇ〜。みてみたいな、お姉ちゃんの力」
 見てみたい、と言われるが、自分の能力の詳細がわからないため、下手に使うことが出来ない。
「とりあえず、『夢』と聞いて思いついた事を言ってみるか」
 魔理沙さんが提案する。
 その提案に私や他の人達も乗った。


 皆で色々と夢に関する事を出し合い、私が持つ能力の事が少しずつわかってきた。
「ここまでの事をまとめると……」
 パチュリーが今まで出された事をまとめる。
「直海の能力は、睡眠の時に見る夢を操れる。細かく言うと、他人の夢に入り込み夢に出てきたり、外部から干渉できたりする。」
 一呼吸入れて、
「更に、賢者の言っていた『希望や願いの事を指す夢』も操作可能。例えば、なりたいものを願うとその願い、夢が叶う。こんな感じかしら?」
 まだ細部まではまとまってないものの、おおまかな内容は理解出来た。
「まぁそんな感じよね。後は紫に聞かないとわかんないぜ」
「そうですね。とりあえず、私の能力のことはまた次回にしましょうか」
 さすがにこれ以上は私達では理解は出来ないと思ってしまった。
 大体の能力の説明をまとめ、自分の能力が少しややこしい物だと思ってしまった……





ア「そういえば、那穂海ちゃんの方はどうしようか」
魔「そうだった。パチュリー、今何時だ?」
パ「もう昼過ぎよ」
直「お腹すきましたね」
那「ご飯食べたーい!」

Re: 東方姉妹記 ( No.26 )
日時: 2013/02/07 19:50
名前: 河城こいし ◆y4sWQj6Fr6 (ID: iTW0Fx5P)
参照: http://www.kakiko.info/bbs_talk/read.cgi?no=13010

上記URLにて雑談掲示板もあります。
もし宜しければお使いください。

【なお、上記URLの掲示板ではご感想はご遠慮ください。会話やお話をするための掲示板のためです。ご了承ください。】

Re: 東方姉妹記【現在25話】 ( No.28 )
日時: 2013/02/09 15:07
名前: 河城こいし ◆y4sWQj6Fr6 (ID: iTW0Fx5P)

魔法編 第五話「魔女っ子!?」


私の能力について調べた後、昼食を摂った。
 皆楽しそうにお話をしていて、私も楽しかった。
 昼食後は、今日の目的である那穂海の魔法練習をした。
 魔女の三人が那穂海に簡単な魔法を伝授していたが、当の本人はすぐ出来るようになってしまった。
 魔女三人は、「ホント、凄いね。貴方の妹……」と驚きが隠せないでいた。
 姉である私も那穂海の出来に驚くばかりだった……



 次の日。
 今日も紅魔館にて那穂海の魔術の練習を行なっていた。

「那穂海、お前凄いな」
 魔理沙さんが那穂海を褒めた。
 那穂海は褒められて嬉しいようでニコニコする。
「もう中級魔術も半分出来るとは……この子、元々の魔法使いの素質が高いようね」
 パチュリーがそう言った。
「そうね。ここまで覚えるのに普通の魔法使いなら数年掛かるからね」
 そう言って、アリスさんは目線を魔理沙さんに向ける。
「いやいや、私は!」
 慌てる魔理沙さん。
「まぁそんなことはいいけど、那穂海の方は本当に覚えるのが早いわ」
「そうだね。そろそろ私達が教えられるものがなくなってきたわ」
 慌てた魔理沙さんを無視して話をするアリスさんとパチュリー。
「ねぇねぇ、魔理沙〜」
 魔理沙さんに話しかける那穂海。
「なんだ?」
「もう練習終わりなの?」
「そうだな……那穂海は覚えるのがすごく早いから、そろそろ教えられるものがなくなってきちゃったぜ」
「そうなの?」
「ああ。すごいな、那穂海は」
 どうやら本当に魔女三人が教えてあげる事はなくなってきたらしい。
「そうだ!」
 何か思いついた魔理沙さん。
 魔理沙さんはパチュリーとアリスさんにこそこそと話かけていった。
 話かけられた二人は、「なるほどね」と呟いた。
 魔理沙さんは私にも話しかけてきた。
「なぁ、直海。那穂海に魔法のつくり方教えて大丈夫か?」
「いいですけど、変な事は教えないでくださいね」
「わかったぜ」
 魔理沙さんだけだと心配だが、アリスさんとパチュリーも多分一緒だと思ったため、私は魔理沙さんの提案を了承した。
 了承を受け、魔理沙さんが那穂海に話しかける。
「なぁ那穂海。自分で魔法つくってみるか?」
「出来るの!?」
 提案に驚く那穂海。
「かなり難しいけど、やってみる価値はあるわよ」
「ああ。那穂海なら出来そうだしな」
 アリスさんと魔理沙さんがそう言う。
「う〜ん……じゃぁやってみる!」
 悩みつつもやってみたいと言う。
「そうか! やってみようぜ!」
「うん!」
 盛り上がっている二人。
 そんな光景を見ている私達三人は微笑ましく思った……





?「パチェ〜、いるの?」
パ「いるけど、どうした?」
?「ちょっといいか、な…… ああっ!!」
パ「どうしたのよ!いきなり大声出して」
?「そこの姉妹居るんじゃん! ちょっといいかしら?」
那&直「??」

Re: 東方姉妹記【現在22話】 ( No.29 )
日時: 2013/02/16 12:15
名前: 河城こいし ◆y4sWQj6Fr6 (ID: iTW0Fx5P)

魔法編 第六話「七色の羽」


あれから那穂海の魔法の練習は数日間行われた。
 初日と二日目で三人が教えた大体の魔法が出来てしまい、誰もが驚いた。
 三日目からは、魔法の作り方も教わっていた。
 那穂海はかなり高い理解力があるらしく、簡単な術は組めるようになってしまった。
 その様子を見ていた魔理沙さんは、「うわ〜! 那穂海を弟子にしたい!!」と騒いでいた……

 私の能力はなかなか難しいもののようで、紫さんがいないと教えることが困難らしい。
 魔女の三人からは、「能力が暴走する感じはまだ無さそうだから、このままでもまだ大丈夫よ」と言われている。
 実際、私も能力のことは忘れている……




 さて、紅魔館に通い続けること二週間ほど。
 そろそろ那穂海の魔術練習は終わりに近づいていた。
 実際はほぼ終了しているが……

 今日は何故かレミリアに呼び出されている。
 詳しい要件は伝えられなかったが、どうやら地下にある一室にいけとのこと……

 初めて地下にやってきた際、奥のほうに一本だけ続く道があった。
 今回はその奥に進むことになった私と那穂海。
 付き添い人は咲夜さんと魔理沙さん。
 レミリアは自分の部屋にいて、アリスさんとパチュリーは図書館でなにか調べ物があるらしい。
「おいおい、大丈夫なのか? 咲夜よ」
 魔理沙さんが咲夜さんに話しかける。
「ええ。貴方がいるのだから」
「とは言っても、この二人を何故連れて行く必要が?」
「お嬢様のお考えはわからないわ」
「そうか……」
 魔理沙さんがため息を一つついた。
 地下廊下が段々暗くなり、少し肌寒い感じがしてきた……
「ねぇねぇ魔理沙〜。この奥にだれかいるの?」
 那穂海が魔理沙さんに聞いた。
「うーん……居ることはいるが……」
 何故か言葉を詰まらせた魔理沙さん。
「さて……ここよ」
 咲夜さんにそう伝えられ、立ち止まる。
 目の前には横幅がとても大きな鋼鉄素材と思われる両開き扉があった。
「ねぇ、このトビラ、魔法掛かってるよ?」
 那穂海の言う通り、魔法陣のようなものが扉に書かれており、ほのかに青白く光っている……
「今解きますので」
 咲夜さんが一本のナイフを手に持つ。
 すると、青白く光る魔法陣を扉どうしの溝に沿うように、縦に切り込みを入れた。
 魔法陣が半分に分かれ、「カチャッ……」と鍵が開くような音がすると、魔法陣の光も消えた。
「さて、入りましょう」
 咲夜さんが一番最初に扉を開けた。
 扉の先は真っ暗闇で何も見えない……
 那穂海が暗闇で少し怖がっていた。
「行こうぜ。那穂海」
 魔理沙さんが那穂海に手を差し伸べる。
「うん……」
 那穂海はその手をとり、魔理沙さんと共に中へ入っていった。
 最後に私も恐る恐る入る……



 寒気を感じる……
 中はとても暗く、ほとんど何も見えない。
 この暗闇には私を含め四人居るはずだが、何故かもう一つ強大な力を感じる……
 咲夜さんと思われる人が手を叩き、音が鳴る。
 すると、暗闇の中から明かりが灯された。
 目の前には三人がいた。
「で、咲夜よ。そろそろ二人に何のためか教えたら教えたらいいんじゃねえか?」
 魔理沙さんがそう言った。
「そうね。今日はお嬢様の方針で、二人に会って貰いたい者がいます」
 会って貰いたい者?
「その先にいるぜ」
 魔理沙さんが奥へ指をさす。


 すると、奥から足音がゆっくりと聞こえてくる……
 金色の髪と紅いドレス、背中には七色に輝くダイヤのような羽らしいものがあった……
 見た目は那穂海ぐらいの幼さ………
 足音の主がゆっくりとこちらに歩み寄ってきた……
「お出ましかな? 妹様よ」
 魔理沙さんが言った。
「ふふふっ……」
 虹色の羽を持った子が不気味に笑った……






魔「さてと……咲夜、また遊んでやれってことか?」
咲「ええ。正解よ」
魔「そういうことか。二人は顔見合わせってとこだな?」
咲「いいえ……那穂海様の方は妹様と遊んであげなさいと」
魔「マジかよ!? 大丈夫なのか?」
那「わたしはいいよ」
咲「安全とため、私と貴方もサポートするのよ」
魔「へいへい。了解☆」
直(なんだか凄く荒れそうな予感……)

Re: 東方姉妹記【現在23話】 ( No.30 )
日時: 2013/02/17 13:26
名前: 河城こいし ◆y4sWQj6Fr6 (ID: iTW0Fx5P)
参照: http://www.kakiko.info/upload_bbs/data/img/262.jpg

水色絵の具様より清咲姉妹のイラストを頂きました!

水色絵の具様有り難うございます。


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