二次創作小説(映像)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- アスペックノベライズ チーム・アスペック
- 日時: 2014/10/26 18:26
- 名前: 藍紅 ◆jqzZxVcA6Q (ID: qJIEpq4P)
- 参照: アスペックのリーダー。カキコ内のチームなので所属希望大歓迎!
オリキャラとか、短編とか、はたまた長編書いたりとか、
ネタを提示したりだとか、リクエストとか
チーム・アスペックのメンバーが好き勝手に
オールジャンルで色々カキコできるスレッド。
小説がメインですが、オールジャンルなので注意。
オリジナル小説とか二次創作とか、パロディとかクロス作品でも!
注意
・ホームはアスペックのメンバーのみ編集おkにします。
・コメントは自由ですが、誹謗中傷や小説の原作のネタバレはやめてください
(メンバーのみおk)
・スタ爆、コメ爆禁止
・語り合いおk
・合作もおk
メンバー(藍紅のリア友)への忠告
・小説うpするときはURLのトコに題名とかCP名とか入れてくだしあ。
・連載は10話までよしとする。
・オリキャラは下記の用紙をかいたうえで自由に書いてよしとする。
・ネタを提示する時は「その作品名」と「内容」を細かく書く事。
・コメ返ばかりにレスを費やすのも然り。
・喧嘩すんなよー
・リアルでの愚痴大歓迎
・嫁への愛は好きにしろ
・キチガイはほどほどに
・作品について熱く語り合うのはいいが、熱くなりすぎて喚くなよ
・リクエストおkにするよ!小説リクだけな!
依頼という形でもおk。
リクぶんなげときゃ誰か書いてくれるはず。
おk?
チームアスペックメンバー
1、藍紅
2、紫癒
3、紅葉
4、春妃
5、真冬
6、魁翔
7、風音
8、栖羽瑠
9、たま
10、ランス
11、クロ
12、來栖
13、翔
14、希新
15、かごめ
16、板チョコ
17、夕騎(復帰)
部員募集終了致しました。
ご了承ください。
正式に名指しでリクエストする場合の用紙↓
リクする人の番号と名前「」
作品名「」
出してほしいキャラ「」
ジャンル「シリアス、ライト、ダークなど。エロイ内容はNG。
パスプロ・ハピプロならいいけど、BLも無しな」
他に要求あれば「」
出してほしいCP「非公式は自重するように。BLはハピプロ・パスプロの
白京、玲京、京天しか認めませんが、書く場合書き手も自重する事」
他、なにかあれば「」
リクされた書き手のあとがき用の用紙↓
リクされてみての感想「」
書いてみて「」
リクしてくれた人へ一言「」
替え歌あげるなら↓
原曲タイトル「」
原曲作者「ボカロならフューチャリングも」
替え歌タイトル「」
モチーフキャラ名「」
歌詞:
オリキャラ用紙↓
※特定の作品の場合は追記用紙も同じく記入する事。
書けない場所は空欄でも可。
最初のは共通で、必ず書いてください。
名前「」
よみがな「」
性別「」
容姿「」
性格「」
サンボイ「3つくらい」
備考「ここに何でも書け」
パスプロ/ハピプロの場合追記↓
あざな「剣城でいう「影竜」とか」
目の能力「」
能力説明「」
念能力「」
立場「敵or精霊or邪霊生き残りor京介関係orその他」
バースト「」
バースト必殺技「」
ペア組む奴「剣城と白竜で「双竜」とかそういうの」
パスプロ精霊の場合追記↓
殲滅名「」
天使「」
霊装「」
パスプロ邪霊の場合追記↓
識別名「」
悪魔「」
魔装「」
デート・ア・ライブの場合追記↓
識別名「」
霊装「」
天使「」
イナズマの場合↓
ポジション「」
必殺技「」
オリ技の場合説明「」
化身「」
ミキシ「」
ソウル「」
ダンロンの場合↓
特記「超高校級の」
特記説明「」
身長「」
体重「」
胸囲「」
立場「生き残りor被害者orクロor黒幕」
東方の場合↓
種族「」
職業「」
スペルカード「」
能力「程度の能力」
オリジナルなら説明「」
ハンタの場合↓
念能力「」
能力説明「複数あれば全て説明をお願いします」
系統「強化、操作、具現化、変化、放出、特質のどれか」
戦闘スタイル「」
ハンターランク「星の数を意味しています。プロハンターから三ツ星まで」
フェアリーテイルの場合↓
所属ギルド「」(オリジナルの場合説明も)
使う魔法「」
魔法説明「」
戦闘スタイル「」
実績「」
強さ「」
ハイキュー!!の場合↓
ポジション「」
身長「」
体重「」
好きなもの「」
最近の悩み「」
学校「」
ディバインゲート
属性「」
職業「」
種族「」
武器「」(形状、武器の名前一緒に)
リーダースキル「」
アクティブスキル「」
ノーマルスキル「」(進化後があるのなら分かりやすくかいてください)
パッシブスキル「」(あればでいいです)
立場「円卓、主人公勢、魔王関連etc.」
プロフィール「なるべくメイン人物関連で。ディバゲのプロフ風にストーリーをどうぞ」
用紙増やすならコメしろ
更新履歴
・ホーム編集(2014/10/26)
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102
- Re: アスペックノベライズ チーム・アスペック 参加者募集中! ( No.265 )
- 日時: 2014/08/25 18:37
- 名前: 藍紅 ◆jqzZxVcA6Q (ID: wHNq4rvn)
ふん…今の俺はランク35だぜ…(それどう考えても胸張って言えないレベルです
あとウチのアオトさんがとうとう流水刀士になったじぇ(`・ω・´)
あとレアスクラッチしたらアオトさん親衛隊の一人・サミダレさんが当たったよ!!
やったねたえちゃん仲間が増えるよ!
ディバゲってさ、ただひたすらアオトさんが水属性のおにゃのこ達にモテるだけのゲーム?←
アオトさん親衛隊大杉ワロタ…ウンディーネとか。
※ウンディーネの一方的な恋です
アオト「隙だらけだなウンディーネ(`・ω・´)」
ウンディーネ「スキ…?好き!?////あ、アオト様!?////」
アオト「……?何か?」
ウンディーネ「そ、そんな冷たいアオト様も素敵…//////」
アオト「……?」
アカネ「妬ましい…」
ギンジ「我が弟ながら妬ましい」
ヒカリ「アオト兄がモテるなんてそんな事ここに来た瞬間から分かり切ってる事じゃん」
ユカリ「お兄様素敵…」
ミドリ「おーい、ユカリー戻ってこーい」
アカネ「くっそ…ウンディーネなどという可愛い女の子に無自覚であんだけモテるとかマジ妬ましい
イグナイト・ホムラで殴り飛ばしてぇマジ妬ましい」
ミドリ「そんなことしたら兄貴親衛隊の皆さんからボコられるぞ…?
しかも親衛隊ほとんど水属性だからアンタ勝ち目ないぞ?」
アカネ「うわぁ……ねーわ……」
こうだわ…(白目
おいお前ら待てよ…なんでユカリちゃん持ってるんだよ妬ましい((ry
俺伝説ドライバ組アオトとヒカリしか持ってねえわ…
なんで御三家持ってるんだおまえら羨ましいな畜生め…
え?折紙さん…?中級で落ちたんだけども…??
デアラは八舞姉妹と琴里と折紙さんだけですわ…狂三さんください(^ω^)
ダークラッシュうまうま((ry
お陰でアオトがもう30レベルだじぇ(`・ω・´)
炎奏竜ちゃんぎゃわいいです…だがしかし水パネルが全然出てこないお…(´・ω・`)
まあアオトさんスキルで無双できますし(コールドグレイズ的な意味で)
闇っ子もウチは強いガンナーさんがいるからおkだぜ…
風がいねえけど風ってだいたい火力ねえのばっかだしフレンドで事足りるぜ(`・ω・´)
無属性?そんな属性一個も育ててません(`・ω・´)
無パとか最強すぎて何も言えねえわ…
栖羽瑠ってミドリにしたの?w
俺と紫癒はアオトなのに…というかウチのメンツアオトさんを女だと思ってる奴大杉だろwwww
アオトさんはれっきとした男だぞ…ちょっと女の子っぽい顔してるだけで!!←
アオト「……アブソリュート・ゼロ喰らう覚悟はできてるんだろうな」
俺「\(^o^)/」
ウンディーネ「援護しますわ!!!」
サミダレ「リーダースキルで支援致します」
アイスエッジ「え、ちょ…何で罪人の支援しなきゃいけないんだ」
ウンディーネ・サミダレ「いいからやれ」
アイスエッジ「ウイッス」
水奏竜「お前らさっさとアオト様に尽くせ」
ウンディーネ「分かってるわよ!!!」
サミダレ「言われなくとも」
アイスエッジ「えっえっ」
ベロニカ「言い返す暇があったらアオト様にスキルかけるなりすればいいのでは…?」
ブルーノ「マジそれ」
オノノコマチ「アオトモテるわねーw」
アオト「笑いごとじゃなくなってる気がするんだが」
アカネ「何で兄貴だけこんなに優遇されてんの?おかしくね?」
ミドリ「兄貴だからだよ(遠い目」
ヒカリ「せやな(遠い目」
ユカリ「さすがはお兄様…(陶酔」
ギンジ「ユカリー帰ってこーい」
アオト親衛隊大杉ワロタ
- Re: アスペックノベライズ チーム・アスペック 参加者募集中! ( No.266 )
- 日時: 2014/08/25 18:48
- 名前: 紫癒 ◆WakMJ.0ZQA (ID: wHNq4rvn)
藍紅☆
ファーーーーーwwwwwwww
ディバインゲートはただひたすらアオトさんがモテて一家総出で下剋上するゲームだよ((違います
ウンディーネ勘違いすぎワロタwwwwwwwwwww
アオトさんがモテるのは多分無意識だよなうんそうだよな
ギンジさん?あぁ意識的にです本当にありがとうございました。
ユカリwwwwwだいたい「お兄様大好き愛してる」思考なんですね分かりますそんなユカリも可愛い((
お前まだユカリさん手に入ってないのか…
俺的にヒカリちゃん持ってるのが実に妬ましい((
ダークラッシュwwwww美味すぎワロチwwwwwwwwwwwww
無属性育ててないのかwwwwあれ?折紙さんは…?←
マジそれwwwwwww
アオトさん確かに女性っぽい感じだけど男性ですwwwww
水を留めた少年って公式サイトにあるぞ確認してこいおまいらwww
アブソリュート・ゼロwwwwwwwwww
それ流水刀士のスキルじゃないですかーやだー
ワダツミ・マブイで切られるじゃないですかーやだー
アオト親衛隊大杉ワロタwwww
水奏竜ちゃんもだったかしら…?
ウンディーネ、サミダレ、ベロニカ、オノノコマチ、ブルーノは分かるが
まさかのアイスエッジwwwwwあの子罪人追っかけてる子ですよ((
アカネ「何故兄貴だけ優遇されてるんですか」
アオト「公式に好かれているからだよ(ゲス顔」
アカネ「」
ユカリさんが歪みないwwww
だがしかしそこが可愛い←
すまんメシオチ!
- Re: アスペックノベライズ チーム・アスペック 参加者募集中! ( No.267 )
- 日時: 2014/08/28 19:16
- 名前: 紫癒 ◆WakMJ.0ZQA (ID: 9X8RklMe)
タイトル「剣城さんがディバゲ入り」
扉?みたいなものに吸い込まれたら、ファンタジーのような世界に立っていた。
ドラゴンも平気で飛んでるし、向こうには城のような建物も見える。
妖精…らしき生き物も飛んでいる。
遠くには「地獄」…と形容するのが一番似合いそうな黒雲に包まれた島がある。
……人間はいないのだろうか。
状況から察するに、俺はどうやら俺の世界で言う「トリップ」をしてしまったようなのだ。
非常に困った。
もしこの迷い込んでしまった世界に「人間」という種族が居なかった場合…
俺はおそらく、「新しくどこかから来た種族」と話題になってしまうだろう。
それだけは避けたい…
……まあ、俺は9割人間じゃないんだけど、そこは置いておこう。
「おいお前!誰だ?」
「うわっ!?」
不意に後ろから話しかけられ、俺は驚いて振り返った。
そこには燃えるような赤い髪をした…俺と同じくらいの背丈の少年が立っていた。
「あ、悪ィ。驚かせちまった?」
「あぁ、心底驚いた」
「ごめんごめん。驚かせるつもりはなかったんだけどさ。
俺はアカネ。アカネってんだ!お前は?」
「……俺は、えーと…」
「…?どした?」
名前を素直に言ってもいい…ものなのだろうか。
俺としては、俺の世界で一度でも使った名前は避けたい…かな。
何かあったら困るし。
武器…は、「黒羽」があったし、それを使おうかな。
あっ、黒羽ってのは俺の刀ね。一度も使ったことないけど。
「……名前が思い出せない」
「え…?そうなのか!?」
「あぁ。すまない」
「そっか…記憶は?あるのか?」
「それも、ちょっと…」
「記憶喪失…なのか…」
そういう事にしておこう。そうしよう。
「なぁ、ちょっと待っててくれるか?」
「いいが…何故だ?」
「俺の家族と仲間を呼んでくるよ!なんとかしてくれるかも…しれないし」
「いいのか?そんな事してもらって…」
「いいんだいいんだ!じゃ、ちょっと待っててな!」
そう言ってアカネと名乗った赤い髪の少年はどこかへ走っていった。
5分ほど時間が経った所で、俺の元に走って向かってくるアカネの姿が見える。
「ごめん、待たせちまって」
「いや、いいさ。後ろにいるのが、そうか?」
「そうだぜ!」
これが俺の家族だ!と自慢するように言ったアカネの後ろには、
アカネとは程遠い7人が立っていた。
…あまりアカネと似ていない気がするが、黙っておこう。
「んじゃ、自己紹介よろしく!」
「末っ子が偉そうなこと言うなよー」
「そーだそーだ!」
「……全く、その通りだと思うわ」
「はーい!異議なーし!」
「なんで姉貴達そういうトコだけチームワークいいんだよ!!」
「黙ってろ」
「あ、え?」
「聞こえなかったか、アカネ。黙れと言ったんだ」
「あ、ハイ…とりあえず、兄貴顔怖い」
「…斬られたいか?」
「斬られたくない斬られたくない!!」
「ごめんなぁ、馬鹿でなぁ」
「は、はぁ…?」
銀髪の少年に謝られる。
…やけに仲のいい兄弟なんだな。
「あ、まず自己紹介だよな。俺が長男の「ギンジ」だ。この中では一番上だ。よろしくな」
銀髪に、あたたかそうなコートのこの少年が、長男で兄弟の一番上…らしい。
やけに軽そうな奴だが大丈夫なのだろうか。
でも、弟妹を牛耳っているし…まぁオカン的なアレなのだろう、うん。
「………」
さっきから、金の短髪をストレートに伸ばした青い服装の奴が黙りっぱなしだ。
それの隣にいる、金の短髪が癖っ毛でくるくるになったスーツの奴が焦り出す。
「兄さん兄さん。次、兄さんの番なんじゃないの?」
「……お前が先に話せばいいだけだ」
「えぇー……あ、僕はアリトって言うんだ。兄さんとは双子だよ。
だから唯一似てるんだよね。ハイ、終わったよ兄さん。次兄さんだよ」
「…急かすな」
「はーい」
ずいぶんと対照的な双子だな。
そんな双子をどこかで見た事ある気がするんだが、どうだっただろう。
(※自分達の事です)
「アオトだ。アリトとは、双子。次男。……これでいいか」
「うん!十分だよ兄さん!」
「……アリトうるさい」
「ごめん…」
無口なほうが「アオト」…で、兄貴の方だな。次男って言ってたから多分二番目だな。
口数が多くて天パなほうが「アリト」…で、弟。多分三男だな。
「一応、俺も。アカネだ!あ、俺は一番下。姉貴達よりも下だから末っ子だぜ!」
アカネは一番下なのか。…まあ見た限り一番子供っぽいし、そうだろうとは思ったけど。
「私はミドリって言うんだ!あ、結構男に間違われるけど女だよ?
長女だよ!でも、アカネ以外の男兄弟はみーんな兄貴!だから4番目!」
深緑のショートカットの、ボーイッシュな雰囲気の彼女「ミドリ」は
長女で、兄弟で言うと4番目らしい。
面倒見のいいイメージがある。
「……ユカリ。次女。兄弟では、5番目」
随分淡々としゃべる子だな…
紫っぽい深い青の髪をポニーテールにまとめた「ユカリ」…は、
なんとなくアオトに似ているような気がする。
性格とか、話し方とか。
「私ヒカリ!三女!6番目!よろしく!!」
やたら元気なイメージのある金髪を長く伸ばした「ヒカリ」は
下の方なのになんとなく家の家事とかこなしてそうなイメージだな。
アカネに説教喰らわせてたしな…
「あ、えっと…次私だよね?」
「お前以外誰が居るんだ」
「あ、ですよね…」
アオトにピシャリと叱られて少ししょげながらも、俺に向き合った
この子は、おそらく7番目であろう。
「あの、ニジカと言います。7番目です。下から2番目です…
えっと…その、宜しくお願いしましゅっ…あ、えと…します…」
「ニジカ噛んでやんのー」
「ちょ、ギンジ兄そういう事言うんじゃ…!!」
「…そう、ですよね…私、噛んじゃうなんて本当にダメですよね…」
「あー、ギンジ兄さんがニジカ泣かせたー」
「……ニジカ、あの人はああいう趣味なんだ。気にしないで良い。
後で俺が一発入れておく」
「ちょ、水兄弟何言ってんの!?」
文字数の関係で続きます☆←
- Re: アスペックノベライズ チーム・アスペック 参加者募集中! ( No.268 )
- 日時: 2014/08/28 19:51
- 名前: 紫癒 ◆WakMJ.0ZQA (ID: 9X8RklMe)
続き
「あのな…俺に女泣かせる趣味なんてねーからな!?」
「……ないのか?」
「ねーよ!!お前何なの!?俺にそういう性癖があると思ってたの!?」
「…しょっちゅうゼロを泣かせてるからそうなのかと思っていたんだが」
「あ、それ僕もアオト兄さんに聞いたよ?」
「俺ゼロの事泣かせた事ありませんけど!?」
「……そうなのか」
「そーだよ!?」
ギンジはかなり苦労人のようだ。
アオトもアリトも面白くていじってるな。
「おい兄貴達!!目的からずれてるって!!」
「あぁ、居たのかアカネ」
「アオト兄、それわざと言ってるよな…?そうなんだよな…?」
「アカネ、アオト兄さんが冗談言うわけないでしょ」
「うわぁ…」
「そっか!目的があってきたんだったね!」
あ、やっと思い出してくれたっぽい。
「コイツ、記憶失ってるみたいでさ。言葉は理解してるから大丈夫なんだけど…
どうしたらいいかな?」
「ねえ、それ確実に専門外だよ?」
「……うん、だよね。姉貴達は全然そういうのじゃないよね」
「じゃ、家に帰りまーす!行くよヒカリ、ユカリ、ニジカ」
「おー!」
「……おー」
「お、おー…?」
ミドリは妹達を連れて来た道を戻っていった。
残ったのはアカネ、アオト、アリト、ギンジだけだ。
「……叩けば治るんじゃね…!?」
「ギンジ兄たまにすげー変な事言うよな」
「古い家電じゃあるまいし。治るわけがない」
「だーよねー」
ギンジにとって俺は古い家電なのだろうか。
「とりあえず、急に記憶は戻らないだろう。ゆっくり思い出していけばいいと思うんだが」
「アオト兄さんそれ名案」
「兄貴天才か」
「さ、さすが我が弟…!!」
「……お前ら考える気ないのか?」
「「「ない!!」」」
「……悪いな。こいつらアホだから」
「あ、そうなのか…」
「俺の兄弟には、ほとんどまともな奴がいない」
心得ています。
「……かと言う俺もまともじゃないんだが…」
「いや、アオトが一番まともだと思うぞ」
「…そうだろうか」
「絶対そうだ」
「……そういう事にしておこう」
なんか…他人とは一定の距離を取る感じの奴だな。
過去に何かあったかな。
「なぁアオト。聞いていいか?」
「…なんだ?」
「お前さ、過去に辛い事があっただろ」
「……何故、分かる?」
「お前の目がそう訴えかけてきているような、気がしたんだ」
「そうか」
「あぁ。合ってたのか?」
「まぁ…合ってるな」
「アオト兄さん、気にしないでいいよ?やったの僕だし」
やったのがアオトではなく、アリト?
……殺ったのは、と解釈するべきだろうか。
どことなく、アリトの目が俺と同じような気がした。
「どういう事だ?」
「僕はね、……僕達の両親を殺したんだ」
「な……っ」
全く、俺と同じだった。
両親を殺した。……それは、昔「怪物になりたて」の俺がやった事と一緒だった。
「でも、僕の犯行を見てたアオト兄さんは…「俺がやった」と言った。
これは、僕達の罪。……親殺しの水兄弟、なんて異名で有名になっちゃったし」
「水兄弟?」
「そーだぜ。アオト兄とアリト兄は、水を操る刀士だから」
「へえ…そうなのか。だから水兄弟か」
「俺は、なんとかアリトを助けようとしたんだと思う。…そうでなきゃ、実際にはやってないのに
「自分が殺した」なんて、言えないと思うから」
「そうか…そうなのか…。俺には、よく…分からないけど…
少しずつ、償っていけばいいじゃないか」
「……そうしていくつもりだ。兄弟は皆、俺達を責めなかったから。
俺は、俺達は、この「ワダツミ」で、罪を断ち切る、つもりだ」
「刀士だからこそ、「罪を断ち切る」か…いいじゃん、そういうの」
なんとなく、俺に似ている。
特に、アオトは。
罪を背負っていて、兄弟を誰よりも大事にしていて。
「その、俺…名前を思い出せなくて」
「名前も思い出せないのか?」
「どうするよ?俺、考えらんねーぞ」
「誰もギンジ兄に期待してねーから大丈夫だって!」
「アカネ…そんな笑顔で言われても俺傷付くだけなんだけど」
「アカネはいつもそんな奴だろう。兄さんも慣れるべきだ」
「アオトまでそんな事言うのかよ!?もういい知らねえ!!」
「あーあ、ギンジ兄さん拗ねちゃったじゃん。僕知らないよ?」
「ほっとけ」
「ギンジ兄はほっときゃ治る!…で、名前どうしたらいいかなー」
「ねぇねぇ、使う武器とかは覚えてる?」
アリトに問われ、腰に装備しておいた刀をみせる。
「えっと、これ…だけど」
「闇属性と炎属性を併せ持った刀、か」
「じゃあ、「闇炎刀士」か!?すげえな!」
闇炎、で「あんえん」と読む。
闇炎刀士、で間違いないけど…黒羽は「水」も兼ね備えてるんだよな…
「俺の武器、水属性も備えてるっぽい…んだが」
「水も!?やべえ!お前の武器すげえ!!」
「3属性持った武器か…見た事がないな」
「凄いじゃん!…で、この人の名前どうするの?ずっと「この人」じゃ可哀想だし…
なんか呼び名を決めてあげないとさ」
「うーん……どうするんだよ!決めるっきゃねーだろ!」
ややこしい事になってきた。
自分でも考えてみるが、やはり思いつかない。
思い出すのは一度使った偽名ばかり。
……もう、仕方ないか。
「……ルクス」
「え?」
「ルクス…。今、思い出した。俺の名前」
……誤魔化せたかな。
「おぉ…!!ルクスか!」
「よかったな思い出せて」
「あぁ、よかったよ」
そして俺は、この烏合の衆兄弟の所にお世話になる事になった。
一区切り。
まさか文字が足りなくなるとはwwwwww
- Re: アスペックノベライズ チーム・アスペック 参加者募集中! ( No.269 )
- 日時: 2014/08/28 20:07
- 名前: ポテトチョコ (ID: UEHA8EN6)
クレスですが、ポテトチョコになりました。ここも、久しぶり
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102
この掲示板は過去ログ化されています。