二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- アスペックノベライズ チーム・アスペック
- 日時: 2014/10/26 18:26
- 名前: 藍紅 ◆jqzZxVcA6Q (ID: qJIEpq4P)
- 参照: アスペックのリーダー。カキコ内のチームなので所属希望大歓迎!
オリキャラとか、短編とか、はたまた長編書いたりとか、
ネタを提示したりだとか、リクエストとか
チーム・アスペックのメンバーが好き勝手に
オールジャンルで色々カキコできるスレッド。
小説がメインですが、オールジャンルなので注意。
オリジナル小説とか二次創作とか、パロディとかクロス作品でも!
注意
・ホームはアスペックのメンバーのみ編集おkにします。
・コメントは自由ですが、誹謗中傷や小説の原作のネタバレはやめてください
(メンバーのみおk)
・スタ爆、コメ爆禁止
・語り合いおk
・合作もおk
メンバー(藍紅のリア友)への忠告
・小説うpするときはURLのトコに題名とかCP名とか入れてくだしあ。
・連載は10話までよしとする。
・オリキャラは下記の用紙をかいたうえで自由に書いてよしとする。
・ネタを提示する時は「その作品名」と「内容」を細かく書く事。
・コメ返ばかりにレスを費やすのも然り。
・喧嘩すんなよー
・リアルでの愚痴大歓迎
・嫁への愛は好きにしろ
・キチガイはほどほどに
・作品について熱く語り合うのはいいが、熱くなりすぎて喚くなよ
・リクエストおkにするよ!小説リクだけな!
依頼という形でもおk。
リクぶんなげときゃ誰か書いてくれるはず。
おk?
チームアスペックメンバー
1、藍紅
2、紫癒
3、紅葉
4、春妃
5、真冬
6、魁翔
7、風音
8、栖羽瑠
9、たま
10、ランス
11、クロ
12、來栖
13、翔
14、希新
15、かごめ
16、板チョコ
17、夕騎(復帰)
部員募集終了致しました。
ご了承ください。
正式に名指しでリクエストする場合の用紙↓
リクする人の番号と名前「」
作品名「」
出してほしいキャラ「」
ジャンル「シリアス、ライト、ダークなど。エロイ内容はNG。
パスプロ・ハピプロならいいけど、BLも無しな」
他に要求あれば「」
出してほしいCP「非公式は自重するように。BLはハピプロ・パスプロの
白京、玲京、京天しか認めませんが、書く場合書き手も自重する事」
他、なにかあれば「」
リクされた書き手のあとがき用の用紙↓
リクされてみての感想「」
書いてみて「」
リクしてくれた人へ一言「」
替え歌あげるなら↓
原曲タイトル「」
原曲作者「ボカロならフューチャリングも」
替え歌タイトル「」
モチーフキャラ名「」
歌詞:
オリキャラ用紙↓
※特定の作品の場合は追記用紙も同じく記入する事。
書けない場所は空欄でも可。
最初のは共通で、必ず書いてください。
名前「」
よみがな「」
性別「」
容姿「」
性格「」
サンボイ「3つくらい」
備考「ここに何でも書け」
パスプロ/ハピプロの場合追記↓
あざな「剣城でいう「影竜」とか」
目の能力「」
能力説明「」
念能力「」
立場「敵or精霊or邪霊生き残りor京介関係orその他」
バースト「」
バースト必殺技「」
ペア組む奴「剣城と白竜で「双竜」とかそういうの」
パスプロ精霊の場合追記↓
殲滅名「」
天使「」
霊装「」
パスプロ邪霊の場合追記↓
識別名「」
悪魔「」
魔装「」
デート・ア・ライブの場合追記↓
識別名「」
霊装「」
天使「」
イナズマの場合↓
ポジション「」
必殺技「」
オリ技の場合説明「」
化身「」
ミキシ「」
ソウル「」
ダンロンの場合↓
特記「超高校級の」
特記説明「」
身長「」
体重「」
胸囲「」
立場「生き残りor被害者orクロor黒幕」
東方の場合↓
種族「」
職業「」
スペルカード「」
能力「程度の能力」
オリジナルなら説明「」
ハンタの場合↓
念能力「」
能力説明「複数あれば全て説明をお願いします」
系統「強化、操作、具現化、変化、放出、特質のどれか」
戦闘スタイル「」
ハンターランク「星の数を意味しています。プロハンターから三ツ星まで」
フェアリーテイルの場合↓
所属ギルド「」(オリジナルの場合説明も)
使う魔法「」
魔法説明「」
戦闘スタイル「」
実績「」
強さ「」
ハイキュー!!の場合↓
ポジション「」
身長「」
体重「」
好きなもの「」
最近の悩み「」
学校「」
ディバインゲート
属性「」
職業「」
種族「」
武器「」(形状、武器の名前一緒に)
リーダースキル「」
アクティブスキル「」
ノーマルスキル「」(進化後があるのなら分かりやすくかいてください)
パッシブスキル「」(あればでいいです)
立場「円卓、主人公勢、魔王関連etc.」
プロフィール「なるべくメイン人物関連で。ディバゲのプロフ風にストーリーをどうぞ」
用紙増やすならコメしろ
更新履歴
・ホーム編集(2014/10/26)
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- 昨日の続きみたいな話。 ( No.114 )
- 日時: 2013/12/25 20:59
- 名前: ランスロット ◆/.5aaSlLPY (ID: jKtRhKej)
原作の作品名:ダンガンロンパ1・2Reload
小説タイトル:『聖夜のメリー・クリスマス!』(石丸視点)
登場人物:石丸清多夏
田中眼蛇夢
罪木蜜柑
その他←
本文
「こんなもの…で、いいか」
「随分豪華になったべ。それじゃー運ぶのは苗木っちに任せた!!」
「えっ、ボクなの?!」
小泉くんに随分と説教を喰らってしまったが、あの後男子全員で協力して何とかクリスマスツリーを完成させることができた。
田中くんには付き合わせてしまった上に説教にまで巻き込んでしまい、本当に申し訳ないと思っていた…。謝りに行ったら「…俺が勝手についていっただけ」と気にしていないような素振りで僕を慰めてくれた。…本当に優しいのだな、君は。
…まぁ、余談はここまでにしておこう。
…そして、クリスマスパーティ当日になった。
パーティ会場は77期生と78期生の面々で賑わっており、飾り付けも昨日のうちに女子が終わらせていた。後は、ツリーを持ってくるだけ、なのだが…。
苗木くんと田中くんを除き、どうやら運ぶ仕事から逃げてしまったらしい。全く、男子の仕事放棄はこれで何度目だ…はぁ。
「…石丸クン。流石にボク達3人じゃ無理だよ…」
「そうだな…。兄弟でも呼んで…」
「呼んだか?」「あ、ツリー完成してる…飾り付けいっぱいだねぇ」
聞き覚えのある声に振り向いてみると、兄弟と不二咲くん、弐大くん、それと彼に引きずられている左右田くんの姿があった。左右田くんに関しては、弐大くんが廊下で隠れているのを見つけて連れてきたらしい。
「このツリーをパーティ会場まで運べばいいんだよな?」
「ボクも…微力ながらお手伝いするよぉ」
「ワシと左右田も手伝おうかのう。これだけいればすぐに運べるじゃろ!」
「さりげなく俺を巻き込まないでくれよ!!」
…確かに、これだけ人数がいればすぐに運べるだろうな。僕は手伝ってくれるみんなにお礼を言って、ツリーをパーティ会場まで運んだ。途中で左右田くんの愚痴が聞こえてきたのは…気のせいにしておこう。
そして。
「やっぱり花村の料理は美味しいね!ドーナツはあるの?」
「んっふふふ、もちろんだよ!ドーナツならあっちのテーブルに置いてあるから自由に食べなよ!」
「本当?!行こうさくらちゃん!」
「あぁ」
花村くんの料理が並び、無事にクリスマスパーティは開催された。みんなは賑やかにパーティを楽しんでいる。…このパーティを開催してくれた朝日奈くんと澪田くんにはいくら感謝しても足りないな。
そう思い、僕も花村くんの作ってくれた食事に手を付ける。…ふむ、美味だ。流石「超高校級の料理人」だな。
「あ…あの…石丸さぁん…」
「ん?どうしたのだね?罪木くん」
ふと、罪木くんが僕に話しかけてきた。どうやら一緒にパーティを楽しみたいらしい。昨日のお礼も兼ねて、だそうだ。そんなこと気にしなくてもいいのに…。
「賑やかですねぇ…えへへ」
「まぁ、たまにはこういうのも悪くないだろうな」
「石丸さんはこういうのすぐに『駄目ー』って止めにかかると思ってたんですけどぉ…珍しいですよねぇ…」
「考え方の変化、というものだよ。君達に教えられたのだ」
…そう。入学してから、今までに僕の考え方は随分と変わった。こんなパーティを開催する、となっても…。今までの僕なら絶対に反対し止めていただろう。だが、兄弟や不二咲くん、苗木くん、クラスのみんな。そして、田中くんと罪木くん。彼らのおかげで精神的にも成長できたのは言うまでもない。
「貴様ら、俺様を差し置いて話とはいい度胸だな」
「そういうわけではないのだが…。田中くんも僕達と話しするかい?」
「貴様らが俺様の話についていけるという覚悟があるのならばな!」
「一緒にお話ししたいんですねぇ…えへへ…」
「…………」
しばらくの沈黙が続き、ふと僕は窓の外を見てみる。外には雪が降っており、クリスマスパーティの演出を盛り上げているかのようだった。
…綺麗だな。こんなに真っ白な雪を見たのはいつ以来だろうか…。
「雪、綺麗ですねぇ」
「希望ヶ峰に舞い落ちる白は美麗だったのだな…」
「本当に、綺麗だ…」
「私、お二人とお話しできて嬉しいですぅ…。普段は、委員会活動以外で会うことなんて滅多にありませんから…」
「そういえばそうだな。それなら、希望ヶ峰にいる間、時間がある時に3人で出かけてみるのもいいかもしれんな」
「石丸からその言霊が発されるとは…。世も末だ」
「どういう意味だね、田中くん!」
「…だが、それもいいかもしれんな。貴様らといる時間は…悪くない」
春はお花見。夏は海水浴。秋は紅葉狩り。冬は雪を見に。希望ヶ峰学園に在学しているので遠くへは行けないが、せっかく仲良くなれたのだ。色々な場所に3人で行きたいものだな。
いずれは2人も卒業してしまうのだ…。それまでに、沢山の思い出を創ろう。2人が嫌っていうまで、僕は絶対に離したりはしないぞ。
…今日会えたことに感謝して。僕は2人に向かって小さく、こう呟いた。
『メリー・クリスマス。僕達の絆は永遠に不滅だぞ』
———それを聞いた2人は、満足そうに微笑みを見せてくれたのだった。
- 石丸「左右田くんが何やら泣いているようだが、気のせいか?」 ( No.115 )
- 日時: 2013/12/31 20:31
- 名前: ランスロット ◆/.5aaSlLPY (ID: 4ejw0jz1)
原作の作品名:ダンガンロンパ1・2Reload
小説タイトル:『こたつで寝正月は格好悪い』(左右田視点)
登場人物:左右田和一
石丸清多夏
田中眼蛇夢
罪木蜜柑
本文
「よーし、これで負けたやつコンビニに菓子買いに行く罰ゲームな!俺ぜってー負けねーから!!田中のヤローに一泡吹かせてやるぜ!!」
「フラグ立て乙だぞ、左右田くん!!」
「オメーら何石丸に教えてんだよ!!今すぐ前言撤回しろ!!」
今日は大みそかだ。予定なら俺は家にソニアさんを呼んで、2人でラブラブな時間を過ごしていた……はずだった。
だが…その予定は『罪木の家でのホームパーティー』という見事な策略によって完璧に崩れ去った。なんだよ「どうせ暇だから君も来たまえ」って!!はいはいそーですかどうせ俺は暇ですよって暇じゃねーよことごとく計画をぶっ潰してくんなよ!!
結局、田中と罪木に「後輩の頼みを断るのか」と散々言われて俺の方が折れて、罪木の家に行ったんだ。
そしてじゃんけんという神秘的かつ単純な方法によって、俺は今近くのコンビニへ買い物をしに行っている…。なんで俺が負けんだよ!そこは罪木あたりが負けるのがオチだろ!!
…はぁ…。なに訳わかんねーこと言ってんだか。さっさと適当に菓子買ってかーえろ。
「そういや…あいつらってどうやって仲良くなったんだろーな…。『委員会』っていう縛り以外共通点はなさそうなのに」
ふと、あいつらのことを考える。そういえば、あいつらが3人で一緒に行動するようになってから、よく俺はあいつらと一緒に行動することが多かった。でも、仲良くなったきっかけ…それを俺は知らなかった。
あー…なんで俺、あいつらのこと考えてんだろ。苗木や日向に責任押し付ければいいだけの話なのに。はぁー…。考えても答えが見つからないので考えるのをやめた。
…そして、何も考えずに人気のない街を歩いている。後であいつらに聞いてみようかな…。『仲良くなった馴れ初め』ってやつをさ。
そう思いながら、冬の夜特有の寒さに身を凍えらせながら菓子を買って罪木の家に戻った。
「ただいまー」
「おかえりなさい左右田くん!」
「わぁ…結構いっぱい買ってきたんですねぇ」
「まぁな。オメーらに計画潰された腹いせに菓子沢山買ってきた」
「ククク…貴様も地に堕ちたな、左右田よ」
「ほとんどオメーのせいだけどな!!」
本当に仲睦まじそうに話してんなー…。見ててこっちが嫉妬するくらいに。
俺は「あ、そうだ」と一言呟き、3人に気になったことを聞いてみる。
「オメーら、どうやって仲良くなったんだ?」
「私達が一緒に行動するようになった…馴れ初めを聞きたいってことですかぁ?」
「おぅ。オメーらに共通点なんかねーだろ」
「あぁ…。僕達は、最初から3人で行動していたわけではないのだよ。事の始まりは、僕が田中くんの服装を注意したことから始まったのだ」
そう言って、3人は俺に馴れ初めのエピソードを教えてくれた。
石丸が田中の服装を注意しに行って、あいつお得意の言葉で惑わされて、いつの間にか厨二言葉を教えてもらうまでに話は捻じ曲がってたんだと。それで、偶然罪木が委員会室に立ち入って、本当にいつの間にか3人の話が弾んで、それから一緒に行動をとるようになったらしい。
なんともあいつららしいっつーか、そんな馴れ初めがあったなんてな…。
それからもあいつらは、話を脱線しながら今年あったことを話していった。
「罪木くんが崖から落ちてしまって、助けに行こうとして2人とも怪我をしてしまったのは災難だったなぁ。まぁ、罪木くんが無事でよかったのだからいいのだが…」
「あの説は…本当に申し訳ありませんでしたぁ…」
「いいのだ。あの事件があったからこそ、俺様達の絆の鎖はより強固になっている。痛みなどは一瞬の出来事」
「なんつーか…オメーら…。なんか、いいよな。そういう仲」
俺でも今の自分の言葉に疑問を持っていた。なんで俺こんなこと言ってんだ?3人の関係性なんてどーでもいいんだぜ?
…でも、心のどこかではわかっていたのかもしれない。俺だって、本当はこういう『マブダチ』が欲しいってことを…。
俺の表情の変化に気付いたのか、罪木が優しく話しかける。
「…左右田さん。お辛い思いをさせてしまったら、申し訳ありませんでしたぁ…」
「辛くなんかねーよ?」
「石丸さんが左右田さんを呼んだ理由…それは、『一緒に年を越したい』という思いだったからなんですよぉ…。左右田さん、何だかんだ言って私達のことを見てくれてますもん。私、本当に嬉しいんですよぉ…」
「オメーら…」
「だから、今日は寝かさないぞ?左右田くん!」
「…あぁ。…って!!また変な言葉教えただろ罪木!!田中!!」
「貴様には分かるまい。石丸は『やれば出来る子』なのだよ」
「それとこれとは関係ねーよ!!風紀委員が風紀を乱す言葉覚えてどうするんだよ!!」
「なっ、風紀を乱す、だと…?!どういうことだね、2人とも!!」
「ひゃああああああ石丸さんがお怒りですぅ…!!」
「フハッ、やはり石丸は『出来る子』であったな!!俺様はそんな特異点を持てて光栄だぞ!!」
「話をそらすんじゃねーーーー!!!!」
結局言い合いは続いたけど…。こんな年越しもあり、だよな。
…今年はありがとう。来年もよろしくな。
———『委員トリオ』。
- あけましておめでとうございます。ありがとうございます。 ( No.116 )
- 日時: 2014/01/02 02:07
- 名前: ランスロット ◆/.5aaSlLPY (ID: d4kY0fEA)
原作の作品名:ダンガンロンパ1・2Reload
小説タイトル:『超高校級の初詣に行こう』(石丸視点)
登場人物:石丸清多夏
田中眼蛇夢
罪木蜜柑
セレスティア・ルーデンベルク
本文
「あら罪木さん、大丈夫ですの?ふだん着なれないものを着ているのですから、気を付けてください」
「ふぇ、すみませぇん…。やっぱり和服は歩くのが大変ですぅ…」
みんな、あけましておめでとうございます!去年に引き続き、今年もよろしくお願いします!
…うん。新年の挨拶はこれくらいにしておこう。今僕らは、セレスくんと共に神社へ初詣に来ているのだ。事の発端は、セレスくんからの急な電話だった。
『暇ですの。初詣に行きません?』多人数で行動するなんて珍しそうな、彼女からの誘いだった。どうしてか理由を聞いたところ…電話の受け口から
『黙って付き合えやビヂグゾがああああああっ!!!!!』
———まぁ、そんなこんなあって今に至るわけだ。丁度、何をしようか話し合っていたところだしな。
結局セレスくんの案に提案し、こうして行動を共にしている、という訳だ。ちなみに彼女の怒声は電話の遠くにいた田中くんと罪木くんにも聞こえていたようで、2人ともたじろいでいたぞ…。
「セレスさんがこんな素敵なお着物を持っていらっしゃるなんてビックリです…」
「貴方に貸したものはほんの一部ですわ。家にはまだまだありますわよ」
「へぇ、凄いんですねぇ!」
罪木くんは現在、セレスくんに借りた晴れ着に身を纏って、髪も綺麗に整えていた。最初は遠慮していたが、最後は彼女の笑みに折れたらしい…。でも、似合っているぞ!罪木くん!
そう他愛のない会話を続けて、僕らは人ごみの多い通りに歩いていく。日中なのか、すぐにでも他の人を見失ってしまいそうな気がした。
…ふと、僕のコートに誰かの手の感触を感じる。見てみると、罪木くんが不安そうに僕のコートの端を掴んでいた。
「どうしたんだい?」
「怖いんですぅ…みんなとはぐれるのが…」
彼女は目にうっすら涙を溜めていた。
無理もない。この人ごみだ、気を緩めればすぐに田中くん達とはぐれてしまう。彼女はひとりになるのが怖かったのかもしれない…。
…すると、もう片方の隅に何か別の人物が手を触れる感触がした。そちらを見てみると……。無表情で僕のコートを掴んでいる田中くんがいた。どうやら僕達が一緒にいるのを見てふてくされたらしい。
「…まったく、はぐれたとはいっても遠くまでには行かないだろう…。それに、僕の方が後輩なのにこれでは幼い兄弟の面倒を見る兄ではないか…」
「それもいいではありませんか。ほら、お賽銭箱が見えてきましたわよ?」
「願いを叶えし魔の箱、という訳か」
「願ったからって叶うわけじゃないですけどねぇ…」
賽銭箱の前についた。人はさっきよりは少なく、ぎゅうぎゅう詰めにはならなかった。さて、願い事だが…。何を願おうかな。
健康?家内安全?友情?それとも勉強?…いや、やはり『みんなが幸せに過ごせるように』これにしよう。
…そういえば、3人は何を願うのかな?
「わたくし、ですか?そうですわね…。お金がほしい、ですわ」
そう、セレスくん。…ギャンブラーらしいというか、なんというか…。
「私は…やっぱり皆さんが健康でいれればそれでいいですぅ…」
罪木くんがそう言う。保健委員らしい、素敵な願いだな。
「聞かなくても分かるだろう。俺様の野望は世界を統べる覇王になることだ…。ククク…貴様も既に分かっているだろう…」
そう、田中くん。相変わらずだな君は…。でも、言葉の裏に「今年もお前らと仲良くしたい」という気持ちを読み取ることができた。…照れ屋さんめ。
「そういう石丸君はどんな願い事をしますの?」
「僕か?やっぱり『みんなの幸せ』を願おうかなぁ」
「石丸さんらしいですねぇ…!」
そういいつつ、僕達は同時にお賽銭を入れて初詣を済ませる。
『みんなが幸せに暮らせますように』
そして……
『僕らの絆が、より強くなりますように』
これが、僕の願いだ。
———その後。
「おみくじを引きましょう」
「僕は『中吉』か…まずまずだな」
「…ハッ 運など自らが引き寄せるもの…。貴様らには分かるまい」
「小吉だったんですねぇ…」
「………」
「それで、罪木さんはどうだったんですの?」
「え…えっとぉ…ふぇぇ…」
あぁ、凶だったのか……。
思わず泣き出す彼女をなだめながら、僕らは帰路へとついた。
———帰り道、派手に転んであられもない姿を公衆の面前で見せてしまったのは、罪木くんの『凶』と言えるのだろうか……。あはは…。
- Re: アスペックノベライズ チーム・アスペック 参加者募集中! ( No.117 )
- 日時: 2014/01/13 18:54
- 名前: 藍紅 ◆jqzZxVcA6Q (ID: YTT42QuR)
紫癒ーーー!!!紫癒ーーーーーっ!!!!!!
どうしよう紫癒!!!!バランが!!!!!リュゲルが!!リュゲル兄!!!!
一発!!!!!一発で!!!!!QRリュゲルのカードが!!!!←
京「落ちつけ」
藍「ごふっ\(^o^)/」
京「で、何だって?」
藍「バラン兄弟スカウトするために課金したわけ。5パック買ったのね?
そしたらね?1パック目でね、QRリュゲル兄が出たのね?
俺発狂ね?2パック目開けるだろ?QRリュゲル兄2枚目で俺転げまわるだろ?
3パック目でガンダレスちゃんでてうおおおおってやるだろ?
4パック目でQRガンダレスちゃんで「ひいいいいい\(^o^)/」ってやるだろ?
5パック目開けてキラメン瞬木きゅん出て「うわああああああ神様あああああああ」ってやるだろ?
ふと気がつくんだ。一番の最愛の嫁(京たん)が一枚もおらん事に…」
京「やめろよその「人類は思いだした…」みたいな言い方」
藍「でね、今バラン兄弟スカウトしてきたんだ」
京「ほう。……レベルは?」
藍「え?58」
京「勉強しろ受験生!!(ドロップキック」
藍「ぐはぁっ\(^o^)/」
京「お前明後日から学校始まるんだぞ!?宿題は!?」
藍「手つけてない」
京「受験勉強は?」
藍「受験のじゅの字もやっとりません」
京「……死ぬぞ?」
藍「だ、だって…今女の子の日なんだぜ?集中できると思うのか」
京「oh…とりあえず、部屋から煩悩という煩悩を取り除こうぜ」
藍「えっ」
京「漫画同人誌ゲームケータイラノベ小説妄想ノート全部だ全部」
藍「ウワアアアアアアアアアアアアアアアアア」
京「そして、完全に勉強の物だけにして勉強しろks」
藍「そうしますです。あっでもまだスパノバ開封すらしてない」
京「ワシとギンロウ配信今日までだぞ!?」
藍「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアどうしよおおおおおおお」
京「とりあえずQRと配信使えるまで進めろ直ちに進めろ俺が許す進めろ早く韓国戦前まで進めろほら早くしろどうせならクリア目前まで行ってもいい配信終わるぞ進めろ」
藍「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアワシとギンロウぅうううわあああああああああああああああああ」
京「早くどけろビックバンを!!!!」
藍「どどどどどどうしようビッグバンが試合なうだったどうしよう」
京「じゃあとりあえずバランと俺使って10点くらい決めてフルボッコにしろ。
俺がバラン兄弟にバイシクルソード仕込んどいたから」
藍「ktkrさすが剣城さんロングシュートで血祭りじゃああああああああああああああああ」
京「おk」
藍「はいオワタ」
京「んじゃ直ちにセーブしてホーム画面に戻ってビッグバン抜いてスパノバを入れて
とりあえずOP堪能して、即座に配信使えるようにしなさい」
藍「はい剣城先生」
- Re: アスペックノベライズ チーム・アスペック 参加者募集中! ( No.118 )
- 日時: 2014/01/19 17:29
- 名前: 藍紅 ◆jqzZxVcA6Q (ID: 7cN5Re8N)
【悲報】
デート10巻「鳶一エンジェル」の発売が受験後
藍「これはひどい」
京「とりあえずイナギャラとツイッターとカキコ閉じて勉強しよう頼むから」
藍「え?嫌ですよ」
京「落ちたらどうすんだ」
藍「やめろよ落ちるとか滑るとか」
京「じゃあ消しゴムやるから」
藍「」
ー人人人人人人人ー
> 激落ちくん <
ーYYYYYYYー
藍「やめろwwwwwww」
京「てへぺろ。……で?勉強もせずイナギャラやって、スパノバはクリアしたんですか」
藍「しました(`・ω・´)」
京「ほう?」
藍「ギンロウとワシ間に合わなかったよ…(´・ω・`)」
京「おうふwwww」
藍「あっでもバラン兄弟と京介の無限の可能性についてならマジで
検討したんで文章にしたいと思っておりますです」
京「どこでだよ」
藍「ピクシブ」
京「ふざけんな」
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