二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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逃走中『其の八』 〜夢のアトラクション〜 (完)
日時: 2015/09/09 16:03
名前: 雨雲太郎 ◆nUHHfTTC4A (ID: pQJ8x1bd)

突如、遊園地に呼び出された逃走者達。

彼ら、彼女らに用意されていたのは…前代未聞のアトラクションだった…!?



☆逃走者一覧 ※五十音順

秋月涼(2)
井月裕希(3)
Sビート(初)
黄前久美子(初)
上条当麻(5)
ガルーラ(初)
木下秀吉(2)
クロえもん(初)
サタン(初)
ジョイくん(初)
千川ちひろ(初)
ドンキーコング(初)
西木野真姫(初)
日高愛(2)
前川みく(初)
水谷絵理(初)





※引退したといったな。あれは嘘だ。
※不定期更新となります。ご了承ください。

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Re: 逃走中『其の八』 〜夢のアトラクション〜 ( No.28 )
日時: 2015/07/05 23:00
名前: 雨雲太郎 ◆nUHHfTTC4A (ID: pQJ8x1bd)



秀吉「なんじゃこれは!?」



木下秀吉の目前に広がる光景とは…、



『モノクロパレード、楽しみだね!』

『もうすぐこっちに来るらしいぜ!』

『おい!あんまり押すなよ!』

『ちょっと!ここは私がとってたのよ!?』



秀吉「な、なんという人の数じゃ…これでは、パレードが見れんぞい!」



圧倒的な量の人だかりだ…!

遊園地のメインイベントであるため、ほとんどの客がエリア中央部に集まることとなる。



秀吉「す、すまんが前に行かしてほしいのじゃが…」

『見てわかるだろ?誰も最前列を譲る気なんてなさそうだぜ』

『あーあ、これじゃほとんど見えないだろうな。もっと前から並んどくべきだったか…』

秀吉「うーむ……これは困ったのじゃ」



逃走者の前に思わぬ障害が立ちふさがってしまった。

うまくパスワードを入手することは出来るのか…。






ドンキー「ミッションに行きたいんだが…何をすればいいんだったっけか…?」



早くも、指示内容が飛びつつあるドンキーコング。



ドンキー「まあ、誰かに聞けばいいんだよな!!ってことで、俺もミッションに…!」サッ



大きな体がすばやく動き物陰に身を隠す!

彼が見たのは、もちろん…、



ハンター「……」



ドンキー「おうおうおう…おっかねえなぁ」



エリアを捜索する、ハンターだ。



ドンキー「あのマリオと同じくらい速いんだろ?単純なスピード勝負じゃ手も足も出ないだろうな…」



ハンター「……」



ドンキー「……ふぅ、助かったぜ」



足は遅くとも、運動神経や反応速度は決して悪くない。

スピードだけが逃走成功に必要なわけではないということを、証明してくれるのか…。



ドンキー「……そうだ!念のために」ゴソゴソ

スタッフ「……?」

ドンキー「……」ムシャムシャ

スタッフ「バナナですか?」

ドンキー「おう!やっぱ、うめえ!そして…」ポイッ

スタッフ「えっ、ちょっ」

ドンキー「こうやってバナナの皮を設置しておけば、ハンターが滑ってこけてくれるからな!」

スタッフ「いや、あの、ゴミはゴミ箱に…」

ドンキー「ゴミじゃねーよ!バナナは皮までアイテムなんだ!まあ見てなって!」



マリオカート式トラップをエリアに設置したドンキー。

なお、実際にバナナの皮を踏んでも滑ってこけることの方が稀である…。






久美子「こういうミッションって、行かなきゃ駄目なのかな…」



ミッションに参加するかどうかを迷う、黄前久美子。



久美子「多分みんなやるんだろうから、別に私がやらなくても…でも、あとからそれで恨み買っちゃうのはいやだよね…」



ミッションへの参加は、義務ではない。

逃走者が行くか行かないか、自分で決めることだ…。



久美子「……そっ、そもそも私東側だし!ハンターボックスに辿り着くことが出来ないんだから参加しても意味ないよねっ!……で、でもでも、だからこそ東側にいる人がパスワード入手を頑張れよ的なこと言われてるのかもしれないし……」



優柔不断な、女…。






ジョイくん「うわぁ…すごい人やで!?全然前が見えへんわ!」



一方、西側のエリアでもジョイくんがエリア中央付近に到着した。

しかし、こちら側もたくさんの人間がいるため、パレードが始まっても全く様子が見えないだろう…。



ジョイくん「ちょっとお兄さん!通してや!」

『あ!?ガキは黙って……アイエエエ!?ショッキヨウセンザイ!?ショッキヨウセンザイナンデ!?』

『綺麗さすが食器用洗剤きれい』

ジョイくん「何を意味わからへんこと言って……」



ブラック「みんなあああああああっ!!!」

ホワイト「お待たせしましたぁっ!!!」



オー!!ワー!!キャー!!

マコトサマー!!ユキホチャーンッ!!



ブラック「これより、モノクロパレードを開催したいと思います!」

ホワイト「みなさん、一緒に楽しんでくださいね?」



ついに、パレードが始まった…!



ジョイくん「あ、あかん!早く見に行かんと…!ちょっとそこのお兄さん!」

『おいこらどけわれぇ!!!!!!』

ジョイくん「ひえぇっ!?なんやこの気迫!?って、ビビってる場合とちゃうで!僕もキュキュッとや!」



なんとかして道を開けようとするジョイくん。



ハンター「……」



しかし、その背後にはハンター…!



ジョイくん「あのっ、通してや!」

『ゆきまこだ!ゆきまこが手を繋いで歩いてるぞ!』

『また妄想が捗るな!』

ジョイくん「と、通してや!」

『押すなって!』ドンッ

ジョイくん「ああっ!?両サイドから圧力かけんといて!中身が出てまう!」

『2人ともーーー!こっち向いてーーー!!』

『真様ああああっ!!素敵よおおおおおおおおっ!!』

『ジョイくんの中身が噴出…ゴクリッ』

ジョイくん「ひぃっ!?」



ハンター「……!」ダッ



いろいろとカオスな状況で、ハンターに見つかってしまったジョイくん!

切り抜けられるのか…!


Re: 逃走中『其の八』 〜夢のアトラクション〜 ( No.29 )
日時: 2015/07/05 23:36
名前: 海斗 ◆TaEbGtasrE (ID: ???)  

はいどーも、海斗です!

まずは一言、言わせてください。



ナニ、コノジョウキョウ!? イミワカンナイ!!

おかしい…ここまでカオスな展開はなかったはず…。

そんな中モノクロパレードが開幕!

逃走者たちには厄介以外の何物でも無いようですが。
さてさて、真姫ちゃんの頑張りに期待するとしますかね。

次回も楽しみにしてます!

Re: 逃走中『其の八』 〜夢のアトラクション〜 ( No.30 )
日時: 2015/07/08 16:55
名前: 雨雲太郎 ◆nUHHfTTC4A (ID: pQJ8x1bd)


>海斗さん

どうもです。

今回の作品は、今までで一番いい意味でも悪い意味でも適当に書いているのでそうとう愉快なことになってますね、はい。
常識枠じゃなくてもドタバタに撒きこまれていく運命なのですよ…ククク。

さて、早速出されたミッション。
真姫ちゃんの活躍なるのか。

コメントありがとうございます!



Re: 逃走中『其の八』 〜夢のアトラクション〜 ( No.31 )
日時: 2015/07/08 17:10
名前: 雨雲太郎 ◆nUHHfTTC4A (ID: pQJ8x1bd)



ハンター「……!」ダッ



ハンターに見つかってしまったジョイくん!



ジョイくん「わけわからんこと言うてる人が多すぎるで!?」



彼はまだ、ハンターの接近に気付いていない…!



ジョイくん「ああもう!人がいっぱいや!」



ハンター「……」ダッダッダッ



ジョイくん「困ったなぁ…ママもおらへんし…………うわあああああああああっ!?!?」






ポンッ





残り時間 66分08秒
賞金 116400円

ジョイくん確保
残り逃走者 14人






ジョイくん「い、いつの間に来てたんや…!?」



ハンターは、神出鬼没。

少しでも意識が離れたら、その一瞬の隙をつかれてしまう…。






prrrrrr♪



みく「エリア西側のパレード近くにてジョイくん確保。残り14人…」



愛「あの洗剤の人捕まっちゃったんですか!?!?!?」



少しずつ減っていく、逃走者の数。

逃走者が減れば減るほど、ミッションクリアの難易度は少しずつ上がっていく…!






親ガルーラ「あらまぁ!すごい人の数ねぇ」

子ガルーラ「いっぱい!いっぱい!」



同じく、パレード近くに辿り着いたガルーラ親子。



親ガルーラ「メールによると、あの洗剤君がこの近くで捕まってるらしいから注意するのよ?」

子ガルーラ「はーいっ!!」

親ガルーラ「さてと…ちょっとそこのお兄さん?私たちにもパレードを見せていただけるかしらぁ?」

『えー…早くから並んでたもん勝ちだろ?』

親ガルーラ「それもそうねぇ…」



やはり、ただでは通してくれそうもないようだ…。



子ガルーラ「ママ!どうするの!?」

親ガルーラ「…うふふ、知ってる坊や?人間界には、こんな諺があるのよ!」

子ガルーラ「?」



『ん?なんだか後ろが騒がしいな…』

『なんか、カンガルーの親子が話してるぞ?』



親ガルーラ「押してダメなら吹き飛ばせばいいんじゃない!」

子ガルーラ「吹き飛ばす!吹き飛ばす!」



『『『!?』』』



親ガルーラ「さあ…恨みはないけど、覚悟してもらうわよぉ?」

『まままま待ってくれ!話し合いだ!話し合いをしようじゃないか!』

子ガルーラ「とりゃっ!!」ダッ

『ひぃ!?』

『話せばわk』






ドドドドドドーンッ!!






『『『ばいばいきーんっ!!』』』キラーン



親ガルーラ「ふぅ…これで前が空いたわねっ!」

子ガルーラ「パレード!見える!」



これが世界最強の、親子愛だ…!



親ガルーラ「さてと、それじゃパスワードを…………あら?」



しかし、一難去ってまた一難!

ガルーラの目の前には…!



ホワイト「今日は私とブラック、そして他のアイドルたちも精一杯踊るんで、皆さん一緒に楽しみましょう!」

ブラック「こんな間近でダンスを見られることは、そう滅多にありませんよ!」



『『『うおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!』』』


  
親ガルーラ「あらあら…さすがアイドルの子たちねぇ。上手に踊るのねえ」

子ガルーラ「綺麗!綺麗!」

親ガルーラ「うふふ…そうねぇ。……それはいいんだけど、パスワードはどこで見られるのかしら?」



見つからない、ハンターボックス封印のためのパスワード。

これは一体、どういうことなのか…。






愛「日高ぁぁぁぁぁぁぁっ……」



『ちょ、待っ』

『こっちに来るんじゃn』



愛「タックルッ!!!!!!!!」






ドドドドドーンッ






『『『ばいばいきーんっ!!』』』



愛「やった!これで前が空きました!」

涼「愛ちゃん、やっぱり恐ろしい子……!」



一方、西側のガルーラ親子と何故か全く同じ方法でパレードまでの道のりを切り拓いた日高愛と秋月涼。



愛「いました!雪歩先輩と真さんです!!」

涼「う、うん、そうだね!吹っ飛んだ皆さんにはあとで謝り倒すとして、今はパスワードを探さないと…」

愛「どこでしょうか!?」

涼「……あれ、どこだろう……?」

愛「……あっ!!いました!!」

涼「えっ、どこに!?」

愛「隣に!!!!井月さんです!!!!!!」

涼「えっ……井月さん!?」



井月「ああ……真のダンスがこんなにも近くで……ああ……ここが天国かぁ……」



そして、その2人よりも圧倒的に早くパレードを堪能していた、井月裕希…。


涼「井月さん!井月さん!」

井月「あはははは……いひひひひ……」

涼「駄目だっ……声が全然届いてない!」

愛「私に任せてください!!!!いいいいいいいいいいいづううううううううううううううううううきいいいいいいいいいいいいいさああああああああああああんんんんんんんんんんんっ!!!!!!!!!!!!」

井月「あはははは……いひひひひ……」

愛「そんなぁっ!?涼さん、全然聞こえてないみたいですっ!」

涼「」ドサッ

愛「涼さあああああああんっ!!?!?…………あれ、よく見たら……井月さん、耳栓つけてるよおおおっ!!」

井月「真……真ぉ……」

愛「耳栓をとって……」スポンッ

井月「……ん?」

愛「すうううううううううううううぅぅぅぅぅぅ……」

井月「あ、愛ちゃん……?あれ、俺の対愛ちゃん用耳栓は一体どこに……」



愛「いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいづううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううきいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいさああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



井月「」バタッ

愛「あああああっ!井月さんまでえええええ!?」



生ける破壊兵器、日高愛…。


Re: 逃走中『其の八』 〜夢のアトラクション〜 ( No.32 )
日時: 2015/07/10 18:11
名前: 夏風邪 (ID: .YMuudtY)

初めまして 、雨雲太郎さん 夏風邪です。
個人的には、クロえもんと、秀吉を応援します。
執筆頑張ってください。


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