二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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カオスがかったありふれた日常【これぞ混沌の運動会】
日時: 2016/07/18 09:25
名前: 晴哉 (ID: rBo/LDwv)

皆さん、初めまして! 晴哉と申します。何か面白い小説を書きたいと思っていたところ、他の作者さん達の日常系小説が非常に面白かったので、今回、書かせていただくことにしました。

・この小説はクロスオーバーが発生します。

・この小説では、独自解釈によるキャラ設定(キャラ崩壊率76573%)がいくつか施されていますので、どうかご了承下さい。また、設定変更の可能性もあります。

・圧倒的文章力(の少なさ)、徹底的誤字数(の多さ)

・キャラ貸し出しも可能です。その際はコメントで許可をお願い致します。


 〔も、目次だぁ…、目次があるぞぉ!!〕

 小説 〜 LONG Ver 〜

『音ゲー曲の替え歌PV作ってみたw』
動画編 >>9-11 >>14-16 お仕置き編 >>17-24 おまけ >>25

『第1回料理対決 〜Ryouri Aura〜』
準備編 >>67-68 1〜4番 >>69-72 5番 >>77-80 6〜8番 >>90-93 9・11番(前編) >>104-107 11番(中編) >>119-125 11番(後編)・12番(ちょっと注意) >>130-140 結果発表(前編) >>176-179 結果発表 (後編)・反省文 >>185-189 O☆SHI☆O☆KI・おまけ
>>196-198 >>201-204 >>207-212 >>217-222

『ドキドキMAX!? 超運動会!!』
準備編 >>267-271 開会式 >>285-290

 小説 〜 SHORT Ver 〜

第1次追加メンバー紹介 >>29-32 >>36 海水浴 >>37-39 ハロウィン >>108-112 第2次メンバー追加・クリスマス >>146-160 第3次メンバー追加 >>241-245 >>253-260

 〜FMカオス〜

第1回 >>95-97 第2回 >>170-173 第3回 >>230-234

〔タグ(現在)〕
音ゲー・東方・スマブラ・ドラゴンボール・カゲプロ・SB69・オリキャラ・モンスト

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Re: カオスがかったありふれた日常【料理対決、終焉…?】 ( No.145 )
日時: 2015/12/21 00:02
名前: 坂神銀拳心 ◆8ux1c8TcRU (ID: del8tE9y)

どうも坂神です!!

最後の最後に良いものが来てくれて良かったですっ!!

銀時「・・・ただいま」

坂神「・・・(赤面)」

めだか「坂神、熱でもあるのか?スゴく顔暑いぞ?」

坂神「き、聞かないでくださいぃ・・・(赤面)」

ナルト「早くこれ食おうぜ!!すげぇおいしいってばよ!!」

坂神「はい・・・って月見そばじゃないですか!!私の大好物です!!」

そして新キャラですか・・・どれもこれも魅力的ですっ!!

坂神「私達の小説は少ないですよね・・・」

両崎「そうでもないだろう、まずは坂神姉弟、俺、羽野、トキカ、ボーム、別の小説内の話だがギンカ、クローバーなどがいる」

猿悟巻「意外と多いんだぜ!!因みにギンカはIRさんのポケモンレンジャー、クローバーは竜さんのワンピース小説にいるんだぜ!!」

桐子「見てみてね!!」

後・・・また借りたい人たちがいるのですがよろしいでしょうか?これは抜間さんやソニックさんにも頼んでいるのですが・・・

































貴方の世界の男を全員借りてよろしいでしょうか?とんでもないことが起きますので

では失礼します!!

Re: カオスがかったありふれた日常【料理対決、終焉…?】 ( No.146 )
日時: 2015/12/21 17:49
名前: 晴哉 ◆ZbGp1lVNU6 (ID: wGslLelu)

どうも! 晴哉です!
今回もまた感想が……! 毎度ながらありがたいことです!


>ヤマビコさん

初めまして! まともに話が出来たのは今回が初めてですね! 以前から私の小説を読んでくださってたんですか!? 本当にありがとうございます…! 新発想とはありがとうございます! ですが、年って案外早く過ぎるものなんですよね… 一体いつまで若くいられるのか……

MZD「オイ、考え方が既に親父だぞ?」

はて、ガチレズ……? 私のsideでも誰かいたような……?

魔理沙「アリスならろくに出番貰えてないから当分引き籠るって言ってたぜ?」
晴哉「許せ、アリス……;;」
霖之助(本音言うと僕もなんで裸族になったのか覚えてないんだよな…;)

晴哉side東方組は、主に魔理沙・文・フラン・咲夜の4人を中心にカオスが渦巻いてますwww 一応、私もブロリスト(の端くれ)の1人だったりしますw


>坂神さん

最後の料理には救われました…! そちらも機嫌が戻った様で何よりです。 オリキャラの数は人それぞれでしょう。ある人は沢山作って彼らを中心に動かしてみたり、またある人は数人だけつくって他の既存キャラ達との交遊を深める… など、目的に合わせて必要人数も変わるでしょうから。  …あっ、依頼の方は別に大丈夫ですよ! 大丈夫ですが……

ルフレ「…なんか凄い嫌な予感がするのだが?」
シンタロー「…俺も同じような予感がする。ヤバい、身震いしてきた…」
晴哉(妙だ…… 抜間さんとソニックさんの2つのsideから借りてくるのはよりによって奴らだと言うのに、何故俺達だけは男全員なんだ…!?)
MZD「……出来れば面白い意味でのカオスになってほしいぜ;」

…と、不安に満ち溢れてました☆ まぁ、派手にやっちゃって下さい!←



…さて、ココから本題に入ります。今回からクリスマス小ネタをやろうと思います。何故今日からか、理由は簡単です。

『小ネタであっても1日で終わる筈がないでしょう?』

…という訳でやっていきます。どうぞ!




最近、カオス島に雪が降り始めるようになった。雪が積もり出すのも、そろそろ時間の問題だろう。そんな季節の中、晴哉sideのメンバーは、ある一大イベントに差し掛かろうとしていた。その名もクリスマス。子供達が寝ている間に、サンタさんがプレゼントをくれるという、夢のようなイベントである。さて、そんな中、カオス館屋上にいた晴哉達の様子はというと……?

晴哉「……プレゼントは贈る必要ないよな?」
MZD「だな。皆サンタの存在否定しちゃってるもん。」
紫「この屋敷の中には未だにサンタさんを信じてるような童心たっぷりな人はいないものね。」

オイ、ちょっと待て。初っ端からサンタの存在否定するなよ! 純粋組も全員サンタさん否定してんのかよ! さっきの分の前振り時間返せよ!?

晴哉「……まぁ、贈らないってのは冗談だけどな。」
MZD「そうそう、あくまでも『物』は贈らないってだけでね……」
紫「こちらの方では、既に皆に贈る『モノ』は決めてるのよね。」
晴哉「そっ。連絡は完璧だから、後は… 企画だけだな?」
MZD「そっちの方も問題無ぇだろ。ルフレとかマリオとかスネークが企画手伝ってくれてたし。」
晴哉「それもそうだな。果てさて… 皆は俺達からの『プレゼント』にどんな反応を示してくれるのかな……?」



……そんなこんなでクリスマスイブの夜。結局、晴哉達は『一切のイベントを行うことなく』眠りにつくのであった…………

























































……夜が明けた。クリスマス当日の朝だ。基本的に早起きである晴哉、MZDの2人は、いつもより少し早めに朝食を済ませた。その後、2人は屋上へと上っていった…


…朝9:00 メンバー全員が朝食を済ませ、各々で自由時間を過ごそうとしている時間帯だった。

MZD「……そろそろ頃合いか?」
晴哉「……あぁ。紫、スキマ宜しく!」
紫「ハイハイ。それじゃあ……」


3人『俺達からのクリスマスプレゼントを受け取りやがれぇッ!!!!』


誰にも届かないメッセージ。しかしその言葉を言った後、紫は空中に巨大なスキマを創った。そしてその中から……


『うわああああああああアアアアアアァァァァァッ!!??』



……なんと何人もの人間が同時にスキマから降ってきたァッ!?

Re: カオスがかったありふれた日常【料理対決、終焉…?】 ( No.147 )
日時: 2015/12/22 18:59
名前: 晴哉 ◆ZbGp1lVNU6 (ID: lQjP23yG)

空から降ってきたメンバーは散り散りになってカオス館の中に落ちていった……

晴哉「さ〜て、アイツらがどんな反応を示してるか、ちょっと確認に行くとするか!」
MZD「OK! 俺も付いてくぜ!」
紫「私はまだ寝てるから… お休み…なさい…… zzZ…」

…と、一旦3人は別れて行動することになった。



MZD「ところで晴哉さん、何処に誰が落ちたか分かるの?」
晴哉「大雑把にならな。まずは玄関前の庭(南側)から見るんだけど… おっ、イタイタ! あの煙のところ! 様子見に行くぞ!」
MZD「おう!!」

確かに、カオス館の庭の真ん中にある噴水のすぐそばで思いっきり土埃が上がっていた。そこに少なくとも1人の新参者がいるはずだ。 早速、期待を胸に2人はそこに駆け寄った… ……が数秒後、2人はその場を見るべきではなかった、と後悔することになった…… 何故かというと……



































……咲夜と赤髪の少年2人が重なって倒れていた(俗に言う事故○○○)からだった。(爆弾投下)

…しかも両者共々気絶してるようなので、しばらくずっとこのままなのである。NL好きではあるものの、同時に非リア充でもある晴哉からすれば、この状況は非常に複雑な心境になってしまうのは言わずもがなだったのだ。

晴哉「……次、行くか。」
MZD「……そうだな。」

2人はその場を後にした……



…その頃、東側の庭では…………?

ルフレ「最近は、特に面倒な事も起こってないし平和だn\ドゴォォーーーーン!!/ 言った傍からなんか起こった!?」

読書中のルフレの元に降ってきた新参者、ソレは……

??1「痛ッテェ!? 急に空から落とすってどういう事だよ!?」
??2「今回ばかりは小動物に同意だな。この闇の太陽神である俺に向かってこの待遇は許せん……!」
??3「……むっ? アソコに誰か居るようだぞ?」
??4「まずはこの世界について、アイツから色々聞くのが良いかもしれないな。」

…4体の動物の様に思われた。…あっ、こっちに近づいてきてる。

??4「すみません、俺タt」
??1「やいやいやいやいやい!! 俺達新キャラをよくもテキトーな扱いしやがったな!?」
ルフレ「……えっ?」
??2「この闇の太陽神である俺を、ソコの小動物と同様な無礼な扱いをしたこと… このホーリーアークでb」
??4「テメェラは一回黙りやがれェ!!」(??1と??2に強烈な拳骨)
??1・2『ギャアアアアアアアッ!!??』
??3「…ゴホン、先程は見苦しい所をすまなかった。」
ルフレ「イヤ、ソレは良いんだけどさ… 君達は誰なの?」
??4「おっと、自己紹介がまだだったな。俺達は……」


…すると4人は、どんどんと姿を変えていき…… ……人間になった。えっ、姿が変わってるんですが!? そんな驚愕中のルフレを差し置いて、4人は自己紹介を始めた……


??1「紅蓮の炎に抱かれて、クロウ降臨!」
??2「俺は黒衣に身を包むブラックモンスター。アイオーン」
??3「拙者の獲物は荒ぶる龍達へのレジェンド・オブ・レクイエム、故に龍剣伝!ヤイバ見参!」
??4 「大人の男には艶っていう武器がある、それが俺のリアル。俺はロム!」
クロウ「聞け、家畜共よ」
アイオーン「俺達はこの歪んだ世界を」
ヤイバ「深紅色に染まる心眼で」
ロム「この澱んだ運命に抗い続けル……」
4人『ソレが俺達ッ!!』

 ーシンガンクリムゾンズッ!!ー

クロウ「って事で、コレから宜しくな!!」
ルフレ「アレ全部自己紹介だったの!?」

まだまだ続くっ!

Re: カオスがかったありふれた日常【料理対決、終焉…?】 ( No.148 )
日時: 2015/12/23 15:41
名前: 晴哉 ◆ZbGp1lVNU6 (ID: mvR3Twya)

今度はカオス館の西側の庭の方を見てみよう。こちらにも… やっぱり誰かが落ちてきていたようだった……

??1「痛ってぇー! いくらなんでもあの扱いはねぇだろ!?」
??2「まぁまぁ??1君落ち着いて! 確かに痛かったけどさぁ……」
??3「……??4、大丈夫?」
??4「えぇ。こちらはね。しかし、ココは何処なんでしょうか?」
??1「確か、今MZDが住んでる世界… って言ってたよな?」
??3「…なら、MZDを探せば色々と分かるかも?」
??2「そうと決まったら、早速MZDを探しに……『お〜お前達!無事だったか!!』…っと、相手から来てくれたみたいだね!」

穴から出てきた橙色の髪の少年と黒髪の少女、黄緑の髪の少年に水色の髪の少女4人は、2人の少年…MZDと晴哉と合流した。

MZD「お前らには色々と悪い事しちまったな。色々とスマン;」
??4「その点はあまり気にしてはいないので大丈夫ですよ。ところで、そちらの方は……?」
晴哉「俺は晴哉。一応ココのリーダーみたいな者だ。コレから宜しくな!」
??1「おう! 俺は烈って言うんだ! こっちこそコレから宜しくな!」
??2「私は鈴花! 宜しくお願いしまーす!」
??3「…風雅です。宜しくお願いします。」
??4「私は氷海と言います。まだまだ分からない事だらけではありますが、どうぞ宜しくお願い致します。」

…こうして、晴哉side版つぎドカ!組のメンバーと無事に合流出来たのだった。


…いっぽう、こちらは北側の庭にて。

ロム「へぇ〜、そんな事が起こってるのね〜;」
ルフレ「あぁ、毎日がカオスだから相当疲れるよ……; …まぁその分毎日の生活は格段と楽しくなるよ。現に僕はそう感じたしね。」
ヤイバ「ふむ、修業スペースもあるのか。コレは拙者の龍剣伝を鍛え上げる好機… 故に運命かっ!!」
クロウ「おっ、ヤイバの戦闘モードにスイッチが入ったか!? 俺も出来ればだが手合わせするぜ?」
アイオーン「フン… 愚民共が… …だが俺も、神である威厳を保つために貴様等と刀を交える時もあるやもしれんな……」

ルフレとシンガン一同は、この世界での日常について軽く話し合っていた。今回は案外ゆるゆるモードで話し合っている。…ちなみに今回から、いちいち変身して周りをビビらせるのもアレだから、というルフレの要望に答え、SB69キャラは全員、人間体を主軸にするそうだ。ソコの皆様、手抜きと堂々と言わないで;;

ルフレ「……お前ら皆、血気盛んだな……」
クロウ「ったりめーだろ! こうでもやんなきゃ俺達やっていk『にゃにゃにゃにゃ〜〜〜!!』えっちょっうわぁっ!!??」

…と、会話の途中なのだが、ココで誰かがクロウ目掛けて飛びついてきたようだった←!?

??1「クロウちゃん何処行ってたのにゃ〜!? 心配だったのにゃ!」
クロウ「悪かった!悪かったから一回どけよシアン!周り見てるから!『おーい、シアーン?』ほら、他の皆も呼んでるだろ?」
シアン「ハッ、そうだったにゃ!? ゴメンゴメン、今戻るにゃ〜!!」

そう言うと、クロウに引っ付いていたシアンというゴスロリ猫耳少女は、後から来た女子達の群れに戻っていった。

??2「もう、シアンったらクロウの姿を見ただけで直ぐに飛び出すんだから…」
シアン「にゃはは… ソコは反省してるにゃ……」
??3「…………チッ。あの小動物の何処が良いんだか……」
クロウ「やい! 俺様への愚痴聞こえてんぞ!?」
??4「それだけ2人は仲良しなんだぴゅる〜!!」
ルキナ「ハァ… ハァ… 皆さん、急に走り出さないで下さいよ……;;」
ルフレ「アレ、ルキナじゃねぇか。」
ルキナ「うぇっ!? ルフレさん!?」

…よく見ると、女子達の群れの中に1人、ルフレのよく見覚えのあるメンバー・ルキナが居ることに気づいた。

ルフレ「…やっぱりコイツらも空から?」
ルキナ「ハイ、どうすれば良かったのか全く分からなかったので……」

…どうやらルキナもルフレ同様、何をすれば良いか全く分からなかったから取り敢えず一緒に行動しよう、という感じだったらしい。

ルフレ「…ところでその、シアンって言ったっけ?君達って一体……?」
??2「あら、自己紹介がまだでしたわね。私はチュチュと言います。私達4人は『プラズマジカ』というバンドを組んでるんですよ。コレから宜しくお願いしますね!」
??3「……僕はレトリー。…宜しく。」
??4「モアぴゅる! 宜しくぴゅる〜〜!!」
ルフレ「あぁ、こちらこそ宜しく。…しかし2組の本物のバンドか……」
ルキナ「……??」

……こうして、SB69メンバーとルフルキが合流した。現在所在がハッキリしてないのはオリキャラ5人。一体何処に落ちたのか……?


…えっ? オリキャラ1人もう紹介したのか? よ〜く見てみれば居ると思いますよ?

Re: カオスがかったありふれた日常【料理対決、終焉…?】 ( No.149 )
日時: 2015/12/23 19:41
名前: 晴哉 ◆ZbGp1lVNU6 (ID: mvR3Twya)

……ココからは、カオス館内の様子に移る事になる。どうやら、館の屋根をぶっ壊して中に直接落ちてきたメンバーもいるらしい。そんな新メンバーの様子をうかがう事にしよう。


フラン「〜〜〜〜♪」

ココはスカーレット姉妹の部屋。現在は妹のフランのみである…が、何故かご機嫌な様子だった。というのも…

レミリアはピーチ主催でにとりや霊夢などが参加する女子会に参加しており、参加できなかったフランは最初は確かに拗ねていたものの、その後美鈴から絵本の読み聞かせをしてもらった。実は、その時に読んでもらった絵本の内容が、フランの心を鷲掴みにしたらしい。とは言うものの、その本の内容は、囚われの身になっていたお姫様を白馬に乗った王子様が助ける、という王道極まりないストーリーだったのだが、フラン自身がかつて495年もの間幽閉されていた過去を持つため、そんなお姫様を自然と自分自身と重ね合わせていたらしい。

フラン「〜〜〜〜♪ 私の所にも、いつか白馬の王子様が来てくれないかな……?」

と、随分と子供らしい可愛い考えをしていると……

 \ズドォォォォォォォォォォォォンッ!!!!/

何かが物凄い速度で落ちてきた。…一応言うと、今のはフランの能力によるものではない。何があったのか気になったフランは、取り敢えず落ちてきたモノを取り出す。

フラン「う"ーーんっ!! よいしょっ!!!!」

能力を使わないように全力で引っ張った。そうして出てきたのは……







……黒髪にハチマキをしたフランよりちょっと背が大きいくらいの少年であった。あっ、目が覚めた。

???「……っんぁ? …ココ何処だ?」
フラン「じーーーーっ (`・ω・) 」

……えーっ、現在彼らはどのような状況になっているか。簡単に言いますと、『少年が自分より背の低い女の子に首下を掴まれる』というラブコメを180度回転させたようなシーンになってます(小タル爆弾投下)

フラン「…あなた誰?」
???「ん?俺か? 俺は轟虎院龍だ。結構名前複雑だから『ドラゴ』とでも読んでくれ。しかし……」
フラン「??」
ドラゴ「お前の部屋壊して勝手に入ってきてスマネェな;;」

イヤちょっと待て。確かにソコもヤバイだろうけど、それよりも気にしなきゃいけない所有るだろ。いつまで首下掴まれてんだよ。

フラン「ううん、ソコは問題ないよ。けど… 1つ聞いていいかな?」
ドラゴ「??? なんだ?」






































フラン「ドラゴって……  フランの白馬の王子様?」
ドラゴ「!!??」

オイオイオイ、こっちもこっちでなんて質問を投げ掛けてるんだ。そりゃ全員驚くに決まってるだろ。フランのこの急な発言に、流石のドラゴも固まった… と同時に自身の首下を掴んでいたフランの手の上に自分の手を重ねた。……アレ?なんでこうなったんだっけ?

ドラゴ「……ソレ、何を根拠に言ってるんだ?」
フラン「えっとねー! カクカクシカジカ……」

…と、フランはドラゴに向けてこれまでの自分の心情、経緯を喋った。ドラゴは、一応ソレを黙って聞いていた。…まあ、出会っていきなり告られるという超意味不明展開を前にすれば、ほぼ全員やんわりと断ってまた新しく仲を作っていくようなものだ。ドラゴもそのつもりでいた。

ドラゴ「う〜ん、フランの言う事も分からなくはねぇが、なんかな……」
フラン「え〜っ!? だって奇跡みたいなものでしょ!この展開って! 私達が出会ったのも『運命』なんだよ!きっと!」
ドラゴ「!!??」
ドラゴ(う、運命……!?)

……筈だった。ドラゴは何故か、この『運命』という1単語に強烈な反応を示した。記憶とか何かが作用した訳ではない。純粋に敏感に反応したのである。

ドラゴ(運命…なのか? 今日俺はフランに出会って、やがて俺はフランの為の白馬の王子様になるという運命なのか!? 逆らえるのか……? 否、この運命は逆らえない! 俺にはこの運命を変える力がまだない!)

ドラゴ「……まぁそうなんじゃねぇのかな?////」
フラン「やったァーーッ!! ドラゴォーーッ!!」
ドラゴ「えっ、ちょっと待、どわぁぁぁぁっ!!??」

いやドラゴ、ソコは認めちゃダメだろ。大丈夫かよコイツら!? …と、色々とツッコミたくなったのだが、この時点で1つだけ確定したことがあった。ソレは…………



ドラゴ、晴哉の世界に来てからわずか10分で(将来の)『嫁』が確定しました。
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