二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- スマブラ日記 —屋敷に集うは歴代の猛者—
- 日時: 2016/09/28 22:34
- 名前: リリィ (ID: 16H8oI1w)
※このお話は、スマブラをもとにした、二次小説です。個人のワールドが展開してるので、ご注意ください。
注意書き、読みました?読みました??どうなっても知りませんよ?
注意その2
キャラ崩壊ありまくりです。
みなさんの知っているスマブラじゃないです。バトりません。いやするときはしますが…。
文才?そんなもの持ってる訳がないじゃないですか。
キャラに偏りあります。ファンのかた読む際は特にご注意ください。
投稿まちまちです。
以上を気にしない方のみ、どうぞ読んでいってください。
そして、スマブラキャラそろえば、クロスオーバーにしたいと思います!!
- Re: スマブラ日記 —屋敷に集うは歴代の猛者— ( No.38 )
- 日時: 2017/03/25 04:12
- 名前: リリィ (ID: 16H8oI1w)
部屋が沈黙に包まれる。
と思ったが、その直後、バタバタと外から音がした。
今この部屋に全員集まっているはずだが……
リリィ「……え?だ、誰?」マリオ「ヨッシーとドンキー…もいるな…誰だ?」
マルス「…アイク、いるよね?」アイク「ぬ」
リンク「トゥーンいるか?」トゥーン「いるよー!」
リリィ「発言してないのはこの4人だけ?……あれ」
リリィ「ルカリオは?」
見回してみるが、彼の特徴の青い耳は見当たらない。
ピカチュウも知らないらしい。
ファルコ「ルカリオ医療班だろ?確か薬の買い出し行くって言ってたぞ」
リリィがファルコにツッコミを入れようとした瞬間、ドア(だったハズの空間、クレイジーがさっき突っ込んで壊した)をくぐってルカリオが顔を青くしながら走ってきた。……いや、元から青いか。
ルカリオ「ナレーション…そうではない……
マスターどの、か、帰り道に、彼奴が…」
息を切らしながらルカリオが左手を上げる。
その手には見覚えのある白い服があった。
リリィ「……え、」マルス「さっきの…フェイク?」
少し語弊があった。先ほどの言葉を訂正しよう。見覚えのある白い服ではあるが、ところどころ赤く染まっていた。それに2人が名前を呼んでも反応さえしない。
リリィ「ちょ、ちょっと!」
マルス「ルカリオ、早く治療を!!」ルカリオ「分かっている!備品が足りぬゆえ、ここまで帰ってきたのだ!誰か救急箱とタオルを持ってきてくれぬか!」ファルコ「お、おう!」
ファルコがドアを抜け駆け出していく。ルカリオはフェイクを床に寝かせ、応急処置をはじめた。
- Re: スマブラ日記 —屋敷に集うは歴代の猛者— ( No.39 )
- 日時: 2017/03/26 13:44
- 名前: リリィ (ID: 6hC8ApqV)
フェイク「……ぁ?」
リリィ「起きた…!良かった……」
フェイクがゆっくり目を開ける。
フェイク「うぁぁ…っあれ!俺の短刀は!?…ぅわ…まじすか…」マルス「まずは自分の心配をしてよ……」
慌てて腰元を探すフェイクをマルスがなだめる。
そしてリリィが落ち着いた声でフェイクに問いかけた。
リリィ「フェイク、教えて?あなたが戻るまでに何があったの?」フェイク「……」
フェイクは俯きながらも、静かに話し出した。
フェイク「手紙を配達するまでは良かったんす。でも、帰ったら支部の方が襲撃されてて……あっこ、俺ともう1人で回してんのでね、もう1人のミミルが気になって入ったら…アンタのもつその白い封筒に入ってるマークつけた奴がちょうどミミルの首を絞めてるとこだったんす。駆け寄ろうとしたらミミルが小声で『逃げろ』って言うんすよ。その瞬間、その怪しいヤツの隣にいた魔物と目が合って…思わず逃げ出しちまいました。おかげでミミルは置いてきたし、魔物には追われて切りつけられましたし…」
そこまで言うと、フェイクは話すのをやめ、黙り込んでしまった。
よく見てみると、握りこぶしを震わせている。
リリィ「フェイク…でも、どうして……?」
リリィ「招待状を送った相手にしか紋章は出ないはずなのに……」
ルイージ「それは、つまり…?」
リリィ「招待状を送った彼等に、この事件の発端がいる……?」
- Re: スマブラ日記 —屋敷に集うは歴代の猛者— ( No.40 )
- 日時: 2017/03/27 08:13
- 名前: リリィ (ID: fmI8cRcV)
リリィ「ならもう…開けるしかないよ、ね……」
改めてリリィが黒い封筒に手をかけ、ハサミでゆっくり開封していく。
リリィ「ッ!?あっつ!」フォックス「!ど、どうしたんだ!!?」
リリィが顔を歪めながら、封筒を手放す。
床に落ちる瞬間、封筒の中にあるものでは無いような大きな音が鳴った。
フェイク「ちょっ、いま、ガコンって!」
ピカチュウ「…なにがはいってるの……?」
好奇心から開けようとするピカチュウをマスターが制止させる。
マスター「これは…魔術…というか呪術が働いているな……」クレイジー「…呪術、だと?」
どうやら先ほどの大きな音の原因は石板だったらしく、封筒から一部が覗いていた。
リリィ「それかして!」マスター「…!?」
リリィがマスターから封筒を奪い取った。石板に触れると、それが合図であるかのように石板が光り、文字が現れだした。同時にリリィの腕に黒い紋章が広がっていく。
リリィ「…っ……」
暫くすると、文章が全て現れたようで、石板は光るのをやめた。全く同じタイミングで、黒い紋章も止まった。
マルス「…これは…っ!」
マルス「アリティアの古代文で読んだことがある……!」
ロイ「僕もみたことがある。多分僕らの世界の言葉だと思う…!」リリィ「……え?」
リリィ「…今回、招待状を出した中にFEの人はたった1人…ってことは…」
リリィ「犯人は…」
リリィが真相を言おうとした瞬間、屋敷が大きく揺れた。
- Re: スマブラ日記 —屋敷に集うは歴代の猛者— ( No.41 )
- 日時: 2017/04/03 12:18
- 名前: リリィ (ID: Iohw8dVU)
ピカチュウ「わ、わわ…」フォックス「地震かっ!?」
リンク「みんな、机の下に!とにかく身を守れっ!」
リンクがファイターたちを誘導する。その矢先、当たりを引き裂くような轟音が鳴り響いた。
思わず耳を塞ぐ中、マスターが青ざめた顔で立ち上がった。
マスター「!しまっ…結界が!」クレイジー「まぁじ、かよぉ!?」
どこかの部屋の窓が割れる音がした。それに呼応するかのように、二つ三つと壊れていく。
ピーチ「一体…これは…!?」マリオ「、姫!」
ルカリオ「この声、は…!まさか、魔物…かっ!」リリィ「ッ!?」
マルス「魔物なら…退治しないと…!」ロイ「僕も、いきま…す!」
耳を抑えながらもマルスとロイが立ち上がった。
と、その場に静かな声が聞こえた。
「……違う」リリィ「…フェイク?」
フェイク「あの声は多分、死霊…〈アンデッド〉っす…倒せる相手じゃない。遺跡に封印してあるし、鍵だって………!」
そこで何かに気づいたように、ハッと目を見開く。
フェイク「鍵はミミルが持ってたんっす!まさかアイツそれを……!」
ヨッシー「でも、例え死霊でも退散させることは可能なのでは?」カービィ「僕もそう思うー!」
唯一、耳を塞いでない(塞ぐ耳がない)2人が冷静に判断する(恐らく耳がない故に、轟音には反応しないのだろう)。
2人の意見を聞くと、リリィは咄嗟に走り出した。それをマルスとロイが追う。
そして彼らは、音の元凶である、ベランダから外へ駆け出た。
- Re: スマブラ日記 —屋敷に集うは歴代の猛者— ( No.42 )
- 日時: 2017/04/03 12:31
- 名前: リリィ (ID: Iohw8dVU)
リリィ「やっぱり……あなただったの…」
空に大量に浮かぶ死霊たち。昏い空の奥の方に、彼等を指揮しているであろう人物がみえた。
フードを目深に被っており顔は見えなかったが、確証を得るには十分だった。
「ーールフレ…」
「……」
フードの人影が手を上に掲げ、下ろす。
それが合図であるかのように、死霊たちが屋敷への攻撃を始めた。
どうやら二手に分かれているようで、片方は屋敷に物理的に攻撃をし、もう片方は先ほどの轟音(彼らの鳴き声だったようだ)を響かせる。
マルスとロイが先者の方を斬り落としていくが、やはり死霊。少し気絶したかと思えばまた立ち上がり攻めてくる。
ロイ「ギルマスさん、これじゃ…!」マルス「キリが…ないよ!なにか、策はないのっ……!?」
そう、2人が落とせている死霊も実際僅かな数で、はぶれたものは屋敷への攻撃を続けている。このままでは屋敷もマルスたちも持たないのだ。
リリィ「引かせるには…えぇと…えっと……そうだ!!」
リリィはパッと顔を明るくすると、いきなり屋敷の中へかけ戻った。
リリィ「ちょっと待ってて!」「「!?」」
2人の反論など聞かず、たったと階段を駆け下りていく。
ルフレ「…随分と可哀想なものだな」
リリィが駆け出したのを見ていたのか、不意にルフレがつぶやく。
マルス「ルフレ…一体どうしてしまったんだい?君らしくない…」ルフレ「黙ってくれ」
ルフレ「僕らしくなんて…第一、おかしくなったのはそっちじゃないか」
ロイ「……それは?」
ここでルフレは被っていたフードを脱ぎ、ロイとマルスの方向を指さした。
ルフレ「あなた達は騙されている!こんな所にいては身を滅ぼしかねないのだ!」
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