二次創作小説(映像)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

私たちがいない街 【R18注意】【過激グロ注意】
日時: 2016/09/01 08:35
名前: 4506 (ID: vJF2azik)

プロローグ

ゴポッ…ゴポッ…


死際に走馬灯が見えるらしいが

似たような”モノ”を眼が腐るほど見ちまうとたいして驚きもしないな。

溺死とは……これまた面白くねぇ。


『死は平等に訪れる。受け入れるか受け入れないかは』

『キミ次第だよ』


なんで今更…この言葉が


ザッパーン!!!


どうやら俺にはー

無法者(アナーキスト)の守護天使が居るらしい。


レイン「ーっ!!」ブクブク



Page:1 2 3 4 5 6



Oasi Pizza ( No.18 )
日時: 2016/09/12 18:15
名前: 4506 (ID: hWSVGTFy)

店内


悟「スミマセン店長、色々お世話になってばかりで」

店長「いーから気にすんな。
じゃあ明日また頼むよ」

レイン「店長ー ピザ残りまだあるー?」

店長「大丈夫? 消費期限過ぎてるヤツだけど…」



猫は肉と魚アレルギーだが

何故か毒があり腐っていれば摂取できるらしい。


店長「ところで悟君…」

レイン「なりませんよ、社員には」

店長「へっ?」


この時、なぜ話を遮ったのか理解できなかったが

理由(ワケ)は後に判明する。

結構…俺的には納得できた。


ウィーン


レイン「ごちそうザー○ン」

悟「やめろっての」

レイン「あいうタイプわね、ヤバいんだよね」


当時はなんだよソレって思ったが

店長の性格を端的に俺に伝えてたんだよな。



アイリ「ホント、エレンさん凄いよねー
なんでわかったの?」

エレン「レインに頼まれたんだ。子供が
ビルに入ったら探してって」

アイリ「レインちゃんは死神なの?」

エレン「本人には絶対、言われないでやってくれ…
意外と繊細なヤツだから」

アイリ「わかった。約束する」


悟「何してんだ アイツら?」

レイン「エレンー アイツちゃーん」


後でわかったことだが

レインは五感や記憶機能が人体実験させられ
続けて異常発達してるらしい。

それによって使えるようになったのが

『シンクロ』らしい。


神経成長因子が過剰に分泌させられ過ぎて

感覚神経が過剰反応して音や空気に同調して
その場の異物や違和感を察知するという

スッゲー力。

そこにレインの『未来予知』が加わると

事件や事故を未然に防げるようになる。

だが、シンクロをやり過ぎると精神にかなり
負荷を与えるから抑える薬を飲んでるらしい(エレン談)


そのおかげで未然に子供がエレベーターから落下するのを
予知してエレンに廃ビルを張り込むよう頼んだみたいだ。


アイリ「愛梨さー 腕しびれてガッタガタだよ」


ちなみにアイリの一人称は『あたし』と『愛梨』だ。

使い分けていて、親しくない相手には
あたしで

親しい相手には愛梨って自称している。

マルクマ ( No.19 )
日時: 2016/09/13 18:35
名前: 4506 (ID: hWSVGTFy)

悟「いくらなんでも買い過ぎ
じゃねぇ?」

佐知子「カート使えばいいべさ」

悟「入口まで返しに戻るのメンド
くせぇ」

「大体、四人分でいいのに何で
こんなに買い込むんだよ」

佐知子「四人分? レインちゃんが
カレーの8割を食べちゃったし」

「また、カレー作れば何日も
食べられるっしょ」

「千葉の物価は…」

どく!


子供「うわあああん」

母親「あらら、だから走るなって
言ったのに…」

子供「あああん!!」

母親「もう1コ買いに戻ろうか」


アイリ「藤沼さーん!」

レイン「さとらぁぁぁあんん!」

「死ねぇええや
あぁぁぁああ!!!」


ドゴォオオ!!!


悟「ぶべらぁ!?」


どくん!


悟「」はっ

佐知子「ん…悟なした?」

子供「うわあああん!」

レイン『ドロップキックして
ゴメンね』

悟『別にいいが… 違和感は
何処だ?』

レイン『悟さんから見て前方の
右側』


悟「右側… 」


周りを見渡すと、子供の手を
引いている黒のジャケットとパンツを
履いてる金髪の男が目に入ってきた。


金髪「」ビクッ


その金髪は俺に気づいたのでなく


佐知子「…」


母さんと目が合っていた。


悟『金髪のヤツの事か?』

レイン『そう。金髪のチンピラ
野郎だよ』

『あと、エレンがそっちに着いた
みたいだから離れた方がいい』


アイリ「藤沼さーん!」


ジャキッ


悟「伏せろォォ!!」


エレンが現れた同時タイミングで

金髪が子供の手を離し左懐に
右手を入れて


エレン「動くな!」


バラララララッ!!!

ドドドドン!!

バラララ!!

ガチャッ


ガキャキャキャッ!!

ヴォオオオンン!!!


SIG 1911 タクティカル・オペレーション(改)と
IMI ウージー(改)の銃撃戦は金髪が車に乗り
逃走したから決着は付かなかった。


「きゃあああああああ!?」


エレン「チッ…」


エレン『すまない…… 逃げられた』

レイン『気にしないで。それより』

『悟さんたちは無事?』

悟『生きてるぜ、五体満足で』


ムチャクチャ過ぎるよなホントに。


佐知子「大丈夫?!」

子供「う、うん」ガダガタ


ビビるよな…普通。



道 ( No.20 )
日時: 2016/09/13 14:46
名前: 4506 (ID: hWSVGTFy)

カラ…カラ…カラ…カラ


アイリ「えっ!ウソお母さん?!」

「絶対お姉さんだと思ったよ」

悟「”妖怪”って信じるか?」

アイリ「今日から信じるよ」

「……てかケンカしてんの?」

悟「いや…」

アイリ「愛梨、間もなく退散する
するよ」


エレン「」チラッ…コソコソ

佐知子「」コクッ


この時、エレンと母さんが何を
話していたのかは意外な人物が
後に答えてくれた。



佐知子「アイリさん… だっけ」

「さっきヘンな事に巻き込んだ
お詫びにカレー作るから食べて
いかない?」

アイリ「さっきの事は気に
してませんが…」

「いただきます! 手伝います!」

エレン「この子の本名は片桐愛梨
です、ファムさん」ボソ

佐知子「わかった」ボソ



マジでなに話してんのか理解
できねえ。

てか、銃撃戦に巻き込まれたのに

『ヘンな事』って…

『気にしてない』て言えるアイリも
スッゲーな。


後でわかった事だが

レインの父親の母…つまり祖母と

母さんは『愛人』だったらしい。


お互いの知らない所で

レインと俺には繋がりがあった。

アパート ( No.21 )
日時: 2016/09/13 15:24
名前: 4506 (ID: hWSVGTFy)

アイリ「えっ!? マンガ描いて
たんだ!」

レイン「意外だった?」モグモグ

悟「いつの間に…」

アイリ「ううん全然。”ウィキ
タニカ”に載ってる…」

悟「調べんなよ」

レイン「”ここ”ではウィキタニカ
って言うんだねエレン」モグモグ

エレン「そうだな…」フキフキ


兄妹みたいっていうより主人と執事みたいな変な関係だった。


佐知子「”彼女”にしちゃ若すぎる
とは思ったけど」

「違うんだ。料理も上手なのになー」

アイリ「ゴメンナサイ違います」


「藤沼さん…悟さんはなんていうか…」バクバク

レイン「マイベストフレンド?」
モグモグ

アイリ「うん。”尊敬できる”
マイベストフレンドです」


この時、ちょっとアイリ動揺
していた。

てか、尊敬できるマイベスト
フレンドって…





道 ( No.23 )
日時: 2016/09/13 18:50
名前: 4506 (ID: hWSVGTFy)

チャリンチャリン


アイリ「御馳走になった上に
ありがとー悟さん」

レイン「〜♪」

悟「いいさ。警官だけ見張ってて
くれよ」

アイリ・レイン「うん」



この時、後ろに2人乗っていたハズ
なのになんか1人で走らせてる時

よりも妙に身体が軽かった。


レイン「〜♪」


後、レインが唄う「Stairway Generation」が妙に上手かった事が
記憶に残ってる。


Page:1 2 3 4 5 6



この掲示板は過去ログ化されています。