二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- 私たちがいない街 【R18注意】【過激グロ注意】
- 日時: 2016/09/01 08:35
- 名前: 4506 (ID: vJF2azik)
プロローグ
ゴポッ…ゴポッ…
死際に走馬灯が見えるらしいが
似たような”モノ”を眼が腐るほど見ちまうとたいして驚きもしないな。
溺死とは……これまた面白くねぇ。
『死は平等に訪れる。受け入れるか受け入れないかは』
『キミ次第だよ』
なんで今更…この言葉が
ザッパーン!!!
どうやら俺にはー
無法者(アナーキスト)の守護天使が居るらしい。
レイン「ーっ!!」ブクブク
- 麻薬工場 ( No.3 )
- 日時: 2016/09/12 18:23
- 名前: 4506 (ID: hWSVGTFy)
正面前
チンピラ「よぉ、順調か?」
チンピラ2「ああ。問題ない」
ハーパー「よぉーよぉー 調子はどうだ〜 ブラザー」
チンピラ「なんだ?!」
チンピラは大字 K7 (改)の銃口をハーパーに向けた。
ハーパー「おいおい、落ちつけってんだ。俺はただー」
「アイス買いに来ただけだぜ?」
チンピラ2「プッシャーか…始末しろ」
バスッ
チンピラ「なっ」
バスッ
ハーパー「スッゲーな」
直保「そんなに遠くないんで…」
警備を担当していたチンピラ二組を直保はレミントンM700 USR (改)で眉間を撃ち抜いた。
ハーパーにホロサイトとフォア
グリップ付きのコルトM4A1(改)を
渡し、自分もハイブリッドサイトと
サプレッサ装着のコルトM4A1(改)に持ち替えて 工場に侵入した。
- 麻薬工場 ( No.4 )
- 日時: 2016/09/12 18:25
- 名前: 4506 (ID: hWSVGTFy)
内部
ヴヴヴスッ!!
カン!カン!
レントン「1分で制圧しな!」
ソープ「せめて3分はくれよ」
プライス「ふん!!」
チンピラ「あぎし!?」ボキャッ
ハーパー「もう、始めてんのかよ」
直保「出遅れましたね」
バシュ! バスッ!バスッ!
ズドドドドド!!!
コルトM R6520 ”AR-15A2
ガバメント・カービン(改)を連射するレントンと年齢に似合わず
アクロバットな動きをするプライスによって工場は制圧された。
岸谷「クリア!」
ギャズ「こっちもだ」
プライス「よし、戻ったら
お前らにスタウト・ビールを奢ってやる」
レントン「コロナと一緒に俺が
振る舞うぜジジイ」
ハーパー「工場内は制圧したぜ。後はどうすんだ」
レントン「あとは…」
ドゴォオオオッ!!!
爆音と共に工場の天井が突如として吹き飛んだ。
レントン「クッソ?!」
「動くな」
レントン「よぉ〜 久しぶりじゃねぇか? えっ?」
レントンは自分の喉元にゴースト・コンバット・ナイフを突きつける男に話し掛けつつも周りを見渡した。
激しく抵抗したプライスは殴り倒され、他は確保されていた。
レントン「ヘッシュ!メリック! シュウジ!シマ! キーガン!」
「姿みせやがれ!!」
名前を呼ばれた6人が光学迷彩を
解除して姿を現した。
シュウジ「切嗣、離してやれ」
衛宮 切嗣「はっ」スッ
レントン「マジで、なんでコイツ」
「魔術師なんかやてんの?」
レントンは切嗣を指差しながらそう
呟いた。
シュウジは目で他のメンバーを解放するように指示した。
ソープ「どこの部隊だ?」
レントン「天界だ。しかも社長の
直属部隊さ」
ハーパー「直属って…アンタら
じゃないのか?」
レントン「表はな。裏はコイツ
らだよ」
シュウジ「どうもー 始めやして」
「”ゴースト”隊長のシュウジ
です。軍曹(サージ)とお呼びを」
シュウジはそう挨拶した。
※ゴースト…… LSD先代社長の裏の直属部隊。
暗殺などの”汚れ”担当の部隊で
元は『call of duty ghosts』に登場する米軍に数多く存在する特殊部隊の生き残りから結成された隠密部隊。
元自衛官でLSD自衛軍の総司令
だったシュウジがある作戦で部下を300名失うという悲劇にあい
先代社長に誘われる形で
社長のボディガードだった衛宮切嗣と
ゴースト創始者の一人を父に持つ
ヘッシュ・ウォーカーと共に
”新生”ゴーストを創設した。
元自衛隊 特殊作戦群所属やレンジャー出身などをかき集めた結果
恐ろしいほどに攻性部隊となっている。
- レイン&悟 編 モノローグ ( No.5 )
- 日時: 2016/09/03 12:31
- 名前: 4506 (ID: hWSVGTFy)
タスクフォース141とストライク・チームがゴーストに初顔合わせしている時
悟と私は別の”デカイ” 事件に巻き込まれることになった。
- 千葉 某区 ( No.6 )
- 日時: 2016/09/12 18:25
- 名前: 4506 (ID: hWSVGTFy)
アパート
『うーんウチでは厳しいかなぁ』
『ストーリーも悪くないし…絵も
まずまず』
『そつなく描けているとは思う
だげどね…でも』
『何というか…”達してない”』
レイン「気にするな♪ 気にするな♪ あっヨッイヨッイ♪」
「夢への道が険しい程に〜叶えた時は倍返し♪ バカにした奴らに
お礼参りへGO !!」
藤沼悟「おまえっ…本当、いつも
元気だな!」
俺はいつの間にやら住み着いていた
野良猫と
エレン・イェーガー「オレは
面白いと思うけど… 何がダメ
なんだ?」
レイン「顔が見えてこないとか…
足りないとか…言われてたよ 」
エレン「そうかー 漫画業界も
キツいな」
レイン「どの世界もそうだよ」
猫の保護者と俺は一緒に暮らしてる。
野良猫はいつも元気でヘンだが
ある状況になると『豹変』する。
編集者『これはこれは! お嬢様』
『どうぞどうぞ… 高級茶菓子です』
レイン「それよりも悟さんの作品を拝見していただいてよろしい
ですか?」
編集者『もちろんです』
エレンから聞いたトコによれば
大半の漫画雑誌社の株、8割は
レインの親父に買い占められてる
らしい。
まさに首根っこ掴まれてる
状況だ。
編集者『どのような作品を描かれてたんですか?』
『…ゲームのコミカライズ…
ですか』
『ああ…なるほど×2』
レイン「〜♪」
猫は編集者の顔をチラチラ見ながら
タバコを吹かして脚を組んでいた。
編集者『今日はお持ちっ』
レイン「ねぇ」ゴトッ
編集者『はい?』
レイン「顔にー ヒル付いてる」
編集者『えっ…』
ボグシャアッ!!!
猫はいきなり妙なこと言うと
編集者の顔面を灰皿で横に殴りつけ出された茶菓子を食べながら
馬乗りし灰皿で編集者の顔を10回
殴り続けた。
俺が制止すると
レイン「ハァ…ハァ…帰ろう」
「悟さん」
悟「ああっ」
レイン「治療費だよ。早く病院に
連れてってあげて」
他『『はい!!』』
猫は小判30枚、下に投げつけると
俺の手を引いて会社から飛び出た。
走ってアパートに戻るときに猫は
俺にこう訊ねる。
レイン「スッキリした? 悟さん」
どうやら俺はー
キレたらドーベルマンに変わる猫に
懐かれたしまったらしい。
- 同上 ( No.7 )
- 日時: 2016/09/04 09:14
- 名前: 4506 (ID: hWSVGTFy)
Oasi Pizza
悟「配達出ます」
片桐愛梨「片桐、配達出まーす」
「あっ藤沼さん。ピザ途中で
食べちゃダメだよ」
悟「食わねえよ」
それをやるのは猫だ。
レイン『あ、ゴメン。ケーキ三つ
ぐらい落としちゃった』モグモグ
てか、「平成生まれのジョーク」か?
顔合う度に同じこと言う。
変な女(ヤツ)だった。
この時はまだー
アイリに興味は抱いていなくひたすら
『拾える』モノを探すので手一杯だ。
日常の中でそれぞれの人間に「何か」が起こり続けている。
大半は気づかない。
だが、マンガ家ならその中でなにを『拾える』かが重要だ。
かつての俺はマンガの事と
パパパパ
どくんっ!
パパパパ
ブゥーン
ピッ
悟「はいっ…」
レイン『悟さん、もしかしてリバった?』
悟「もしかしてなくても起きてるって」
時折…数分ぐらい時間が巻き戻る現象を俺は
『再上映 -リバイバル-』と呼んだ。
レイン曰く
レイン『悟さんそれってさー』
『バタフライ・エフェクトじゃないの?』
バタフライ・エフェクト…
映画の題名にも使われたカオス理論の一つ。
『ブラジルで1匹の蝶が羽ばたくと
地球の裏側のテキサスで竜巻が起きる』という
ほんの些細な事が未来を大きく変えてしまうそんな意味だ。
なぜー
レインがリバイバルとバタフライ・エフェクトに関連性を
感じたのかは俺にもわからん。
ただ、俺の場合は
レイン『違和感を感じてる?』
悟「今、探し中」
レイン『私は悟さんの眼を借りて見つけた』
悟「どこだ!」
レイン『引越しの日代トラックの運転手が死んでる』
改めて猫の眼は良かったと思う。
俺の目を借りても先に違和感に気づきやがった。
パァン!!
悟「クソ!」ピッ
レイン『ちょっ』
俺とは逆方向だった引越しトラックが歩道を渡る
小学生を轢く一歩手前に俺はやっと見つけた。
パパパパパパ
悟「おいそこの…っ?!」
本当に驚いたぜ。
レインの言ったとおり運転手は臨終だ。
もはやなりふり構ってられなかった。
愛梨「藤沼さん…? 何これ……!!」
俺は香港スタントマンの如くバイクを捨て、ドアガラスに飛び移り
運転手の脚を動かしてブレーキを踏ませようとした。
29歳のオッサンだって事を忘れて腕がつり
背中から地面に叩きつけられかけた瞬間
ププッ!!!
悟「!」
ガシャンッ!!
正面から来た車に吹き飛ばされた。
正直、死ぬのかと思ったが
案の定 死ねなかった。
レイン「身体張ったね、悟さん」
猫が俺の背中にしがみ付いていた。
まぁ、それでも2人まとめて病院送りになったがな。
グシャアアア!!
ガタン!
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