二次創作小説（映像）※倉庫ログ
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- 逃走中１ ー始まりの時ー 完結
- 日時： 2017/05/29 23:58
- 名前： ロクター （ID: .WGhLPV.）
かつて、王は兵士たちにこう告げたことがある。
瞬足自慢の兵たちから逃げ回れ。逃げ切ったものには大きな富を与える
と。
あるものは金に釣られて。
あるものは己が欲のために。
あるものは己の名誉のために。
その逸話が、現在の逃走中なる娯楽の起源であったとかなかったとか。
そして今、ＢＢの手により逃走中が再現されるー。
※この小説に出てくるキャラは「俺得キャラで○○する小説」の設定を引き継いでいることが大いにあります。よってカオス展開もありうるので注意しましょう。
参戦者名（作品名順）
東方Projectより
博麗霊夢
霧雨魔理沙
十六夜咲夜
魂魄妖夢
東風谷早苗
鈴仙・優曇華院・イナバ
射命丸文
チルノ
アイドルマスターシンデレラガールズより
十時愛梨
神崎蘭子
渋谷凛
塩見周子
島村卯月
高垣楓
ファイアーエムブレム覚醒より
クロム
リズ
フレデリク
ルフレ
ルキナ
Fateシリーズより
衛宮士郎
アルトリア・ペンドラゴン
岸波白野
ネロ・クラウディウス
藤丸立花
マシュ・キリエライト
▽作者の初めての逃走中は予測不能？
▽２５名の逃走者は作品の看板も背負う存在である
▽６代目シンデレラガール高垣楓の実力は？
▽セイバー死すべし！アルトリアＶＳネロ
▽最後に待ち受ける予想外の展開は？自首者は？逃げ切るのは誰だ！？
- Re: 逃走中１ ー始まりの時ー ( No.19 )
- 日時： 2017/05/28 19:17
- 名前： ロクター （ID: .WGhLPV.）
ゲーム前…
ロクター「君たちを集めたのはほかでもない話なんだ」
ロクターは、作者権限で１０人のメンバーを募っていた。
？？？「何を考えているんだろう…」
呼ばれた理由がわからないメンバーは不審がるが…
ロクター「ＢＢ主催の逃走中に出て欲しいんだ。プレイヤーではなく、逃走者を確保する立場で」
？？？「ハンターの代わり？」
ロクター「ちょっと違うかな。あと、ここのみんなをこれからの○○中に持ち回りでレギュラーをやってほしいんだ」
？？？「だったらまあ、やってもいいかな」
ロクター「これはＢＢも認めてることなんだ。頼まれてくれるか？」
こうして、これからのレギュラーが決定した…
そのレギュラーは、今回の追加された「エクストラハンター」でもある…
視聴者に、一足先に紹介しよう。
NO:1 ルーミア（妖怪）
走力：Ｄ 体力：Ｂ 知力：Ｄ 行動力：Ｅ 運・直感：Ｃ
宵闇の妖怪。人食いであり、大食いでもある。
普段特に目的も持たずにフラフラしているが、実態は可愛い姿のため妖怪としてその点を気にしているようだ。
NO:2 スターサファイア（妖精）
走力：Ｂ 体力：Ｄ 知力：Ｃ 行動力：Ｄ 運・直感：Ｃ
星の光の妖精。料理好きでしたたかな妖精。
とらえどころのない性格は時にヒールの立ち回りにもなる。
能力は凶悪なものなので使用禁止。
NO:3 古明地こいし（さとり）
走力：Ｃ 体力：Ｃ 知力：Ｂ 行動力：Ｅ 運・直感：Ｂ
心を閉ざしたさとり。古明地さとりの妹。
無意識を操ることは禁止だが、他人の意識の裏をかくことには長けている。
しかし、自身でも何をするかわからないところが問題点。
NO:4 安倍奈々（永遠の１７歳アイドル）
走力：Ｃ 体力：Ｅ 知力：Ｂ 行動力：Ｃ 運・直感：Ｃ
ウサミン星出身アイドルで、永遠の１７歳という痛い要素満載のアイドル。
しかし体力持つのは一時間というあたり、実年齢はかなりのものと考える。２７歳疑惑。
電波を受信したりとムチャクチャなところが目立つ、ネタ枠。
NO:5 棟方愛海（おっぱい星人アイドル）
走力：Ｂ 体力：Ｃ 知力：Ｃ 行動力：Ｓ 運・直感：Ｂ
他のアイドルの胸を「登山」と称して揉みたがるアイドル。
そのわりにアイドルとしての才能は間違いなく、容姿も悪くないから困ってしまう。
彼女に捕まったら、ほぼ登山されるのは間違いない。
NO:6 マルス（アリティアの王子）
走力：Ａ 体力：Ｂ 知力：Ｂ 行動力：Ａ 運・直感：Ｂ
ファイアーエムブレム初代主人公、アリティア王国の王子。
ＦＥＨで作者が最初に手に入れたレア５であり、今もお世話になっている。
レギュラーでは能力が高いほうだが、それだけでは乗り切れないのが逃走中である。
NO:7 ナーサリーライム（童話の英霊）
走力：Ｂ 体力：Ｅ 知力：Ｂ 行動力：Ｃ 運・直感：Ｂ
かつて、月の聖杯戦争でネロが戦った「アリス」と呼ばれたサーヴァント。その本当の名前が、ナーサリーライム。
今は多少大人びたが、それでも元が元なので子供っぽいいたずら好きな一面は相変わらず。
小柄なのとキャスターなのがたたってスタミナがないが、逃走中は彼女にとって「遊び」にほかならないのだとか。
NO:8 アルクェイド・ブリュンスタッド（真祖吸血鬼）
走力：Ａ 体力：Ｂ 知力：Ｃ 行動力：Ｃ 運・直感：Ｄ
月の聖杯戦争にて高いスペックだけで白野とネロを苦しめたバーサーカー。しかし実態はファニーヴァンプである。
今はあーぱー呼ばわりされるぐらいの自由奔放さを持つ。
身体能力は確かだが運がちょっと低い。
NO:9 月宮あゆ（生霊）
走力：Ｂ 体力：Ｃ 知力：Ｅ 行動力：Ｃ 運・直感：Ｂ
Kanonの鍵を握る存在。奇跡を起こす力の核心にある。
見た目はダッフルコートで一人称がボク、たい焼き泥棒だったり。
知能的には心配だが、果たして？
NO:10 神尾観鈴（中学生）
走力：Ｂ 体力：Ｅ 知力：Ｄ 行動力：Ｂ 運・直感：Ｅ
他人と仲良くなると泣き出してしまう、難儀な呪いを背負った少女。
さらにその影響で体も蝕まれており、運もかなり悪い。
大きなハンデを抱えた状態での参戦だが、大丈夫か？
次回、この１０人が逃走者を追い詰める！
- Re: 逃走中１ ー始まりの時ー ( No.20 )
- 日時： 2017/05/29 22:29
- 名前： ロクター （ID: .WGhLPV.）
１６：００
チルノ「でもハンターがどこからくるかは書いてないんだよなあ…」
さきほどのハンター２体放出と同じく、エクストラハンターはどこから放出されるかわからない。
エクストラハンターについて
エクストラハンターは、ハンターと同様に逃走者を追跡し、確保する。
ハンターとの最大の違いは、待ち伏せや挟み撃ちを狙ってやってくることがあるということだ。その代わり、ハンターほどの速さを持つケースは少ない。
エクストラハンターは一人確保するたびに５万円をもらえる。
さらに全滅なら、９６万円を山分けできる。
ただし、エクストラハンターも通常ハンターに確保される。確保された場合、賞金は没収、山分けの参加権もなくなる。
牢獄 de トーク
凛「その１０人って誰なんだろう」
文「私なら足で負けるとは思えませんが、連携されると厳しいですね…」
クロム「まあ、後々話を聞けばいいか…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
１５：０３
１５：０２
１５：０１
１５：００
エクストラハンター１０人放出
？？？「あっ！」
なんと、放出早々近くに逃走者がいるエクストラハンターが！
愛海「うへへ…」
愛海の近くには…
妖夢「ついにきましたね…」
妖夢が…！！
愛海「でも露骨に狙うと気づかれそうだから、隠れながら行こう」
妖夢「しかしどこから来るのでしょう…」
すぐ、近くだ…
妖夢「！？曲者！？」
が、欲望ダダ漏れの愛海、妖夢のセンサーに引っかかった！
愛海「気づかれた！？なら関係なしに…えーい！！」
愛海、バレたと感じ突撃！！
妖夢「えええええっ！！？」
相手が愛海だと知って衝撃を受けた妖夢。しかし、逃げないわけがない！
愛海「まてまてその山に登らせろー！！」ワシワシ
妖夢「その手つきやばすぎますよ！？！？！？」
妖夢は自慢のスピードで愛海を引き離しにかかるが…
愛海「うおおおおお山ー！！！！！」
愛海が執念で妖夢に食らいつく！
なかなか、引き離せない…
妖夢「残念な方向に本気だーーーー！？」
妖夢「はぁ、はぁ、…」
愛海「お山ーーーーーー！！」
ポン！
１３：３０
棟方愛海により魂魄妖夢確保 残り８人
妖夢「化物ですか、あなたは…」
愛海「お山のためなら（キリッ」モミモミ
妖夢「…」ドゴッ
愛海「はう…ネバーダイ…」
結局、根負けした…
霊夢「『棟方愛海により魂魄妖夢確保』…あいつ！！」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
凛「…」
鈴仙「妖夢さん、ご愁傷様です…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
マルス「ルキナはまだ逃げているのかい？」
スタッフ「はい、復活してまだ逃げています」
マルス「それなら勝負したいものだね」
ルキナとの勝負を望む、マルス
ハンター「…」
そこに、ハンターがいる…
マルス「あそこにいたか…勝負する前に自分が捕まったら意味ないからね」
エクストラハンターも、ハンターに追われる身だ…
菜々「ここに隠れちゃいます！」
路地裏に身を隠す、菜々。
菜々「逃走者がここに逃げてきたらキャッチ！これで完璧です！」
うまくいくのか…？
楓「ハンターが１４人いるのと変わらないですからね…」
ハンターが増えたことを警戒する、楓。
こいし「〜♪」
近くに、こいしがいる。
楓「どこから現れてもおかしくないですし…」
こいし「…♪」
距離が、近づく…
楓「こういうときは注意しないと…」
こいし「あ、後ろに気づいてないね」
こいしが楓の後ろに回り込んだ！
楓「ちょっと遠目に見て…」
ポン！
楓「…え？？」
１２：１２
古明地こいしにより高垣楓確保 残り７人
楓「…全然気づけませんでした」
こいし「それが私のやり方だから。真正面で追いかけっこしてもたぶん追いつけないんだよね」
あっけない幕切れでデレマス勢、全滅だ…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
凛「『古明地こいしにより高垣楓確保』！」
愛梨「ああ〜、私たちは全滅です…」
ネロ「エクストラハンターがいろいろ化物ぞろいだな…！」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
１１：５５
菜々「ここで張り込んで…」
動く気配のない、菜々。
菜々「体力が持つのは一時間ですから、待つのも戦略ですよ」
しかし…
ハンター「…」
近づいているのは、逃走者ではない…
菜々「誰か来てますね…」
観鈴「…ここにはいないかな」
近くには、観鈴もいる。
ハンター「！」
ハンターが、反応！
菜々「あれ？？…ってハンターですか！」
菜々はいち早く気づき、隠れたので…
観鈴「来ちゃったー！！」
観鈴が、狙われた…
観鈴「なんでいきなり来るの〜！？」
ハンター「…」
反応が遅れたので、距離はもうない…！
LOCK ON
[KAMIO]
ポン！
１１：３６
エクストラハンター神尾観鈴 確保 残り９人
観鈴「がお…どうしてこういうことするのかなぁ」
ハンターに何を言っても無駄だ…
ルーミア「…まあ、彼女ならなりかねないと思った」
残り７人にハンター４体、エクストラハンター９人が迫る！
ゲーム時間は、まもなく残り１０分だ！
- Re: 逃走中１ ー始まりの時ー ( No.21 )
- 日時： 2017/05/29 23:12
- 名前： ロクター （ID: .WGhLPV.）
牢獄 de トーク
観鈴「とほほ…」
卯月「…見るからに不幸そうな人だ…ほたるちゃんといい勝負かも」
リズ「そうこうしてる間にもう残り７人なんだね」
立花「マシュには逃げ切って欲しいんだけど…」
魔理沙「さすがに金がかかってる霊夢は強いぜ？」
白野「復活組はまだだれも犠牲になってないな」
アルトリア「言われてみれば…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
チルノ・霊夢・マシュ・ルキナ「クシュン！」
噂されている…
１０：２２
ルキナ「…あと１０分…こういうときが、怖くなってきますね」
逃走成功が見えてきた、ルキナ
ハンター「…」
近くにはハンターと、
スター「あら、誰かいそうね…」
スターサファイアもいる…
スター「ルキナかしら？」
ルキナ「む、黒いマント…」
エクストラハンターはいずれも黒いマントを着用している。
ルキナ「逃げないといけませんね」
スター「待てっ！」
追いかけっこに、突入した…
ハンター「…」
ハンターは、二人に気づかない。
ルキナ「…意外に追ってきますね」
スター「隠れるつもりでも無駄よ！」
スターは能力禁止とはいえ、気配を感じ取る力は高い。
ルキナはそれを考え、スターを振り切る作戦にでた。
しかし、スターの足の速さもなかなかで、うまく振り切れない。
ルキナ「でもスタミナはこちらが上…粘れば振り切れる！」
スター「ってこれは！まずいって！」
ルキナ「！？！？！？」
ハンター「！！」
前方から、ハンター！！
ルキナ「くっ！交わすならスターさんですか！」
スター「捕まえたいけど、待ってたらハンターがぁ！！」
大混乱だ…！！
ルキナ「ここっ！」
スター「させるかあ！」
LOCK ON
[RUKINA]
[STARSAPHIRA]
ポン！
ポン！
０８：５５
スターサファイアによりルキナ確保 残り６人
エクストラハンタースターサファイア確保 残り８人
ルキナ「無理でしたか…」
スター「これは仕方ないわね…」
事実上、ハンターに一網打尽にされた…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
凛「『ルキナ確保』！！」
立花「残念…賞金もらえそうだったけど…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さらに、大事件も起きていた！
０９：４４
ナーサリーライム「遊ぼ？」
チルノ「鬼ごっこだね？」
逃走中は、もちろんそういうものだ。
なお、文字数節約のため以後ナーサリーライムは黒アリスと表記する。
チルノ「負けないよ！」
黒アリス「まてーっ！」
誘いに乗って、鬼ごっこに挑むチルノ。
菜々「さあ来てください！」
これは、黒アリスによる連携だった…！
１０：２２
菜々「アリスさん！」
黒アリス「ここで何してるの？２７歳のお姉さん」
菜々「ゴフッ…菜々は１７歳ですって！で、何をしたいんですか？」
黒アリス「逃走者をここに誘い込めないかなあ？」
菜々「あ、それいいですね！」
エクストラハンター同士の連携だ…！！
０９：１１
菜々「もう少しですよね…」
黒アリスの作戦どおり待機する菜々。
ハンター「…」
そこに、黒い影が…
０９：００
ハンター「！」
見つかった…！！
菜々「…遅いですね」
菜々は、気づいていない…
ハンター「！」
LOCK ON
[ABE]
ポン！
０８：４３
エクストラハンター安倍菜々 確保 残り７人
菜々「あ…」
作戦に、気を取られすぎた…
さらに、チルノと黒アリスも接近している！
チルノ「おっそいね！」
黒アリス「さすがに早いね！！」（でも、このままなら…）
チルノは自分が誘い出されたことに気づいていない！
ハンター「！！」
チルノ・黒アリス「！？」
菜々が待っているはずの横道からハンター！！
LOCK ON
[CIRNO]
[ARICE.B]
チルノ「まってまってこんなの聞いてない！！」
黒アリス「どうしてハンターが！？」
ポン！
０８：３０
チルノ確保 残り５人
エクストラハンターナーサリーライム確保 残り６人
チルノ「騙したなー！？」
黒アリス「騙したのは事実だけど、ハンターが来てたのは想定外だったね…」
大事故だ…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
凛「なにこれ、メールがすごい勢いで来てる…いちいち読み上げる時間がない」
クロム「俺も手伝う！…おい、この短期間でルキナとチルノ、エクストラハンターからもスターサファイアと菜々とナーサリーライムが確保されてるぞ！？」
アルトリア「無念…賞金獲得ならずですか」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
０７：３３
咲夜「止まっていても始まらないですね」
ここにきて、咲夜はエリアを動く作戦だ！
咲夜「いち早くハンターを見つけ、隠れるようにしましょう」
この作戦は、うまくいくのか？
ハンター「…」
咲夜「…いました！」
いち早く気づくことができた。
咲夜「離れましょう」
ハンター「…」
ハンター「…」
咲夜「よし、気づかれずに済みました」
功を、奏した。
０７：００
アルクェイド「…どこだろ」
アルクェイドは、まだハンターも逃走者も見つけていない。
アルクェイド「近くにいたりして」
周辺を探し始めた。
マシュ「…もうあと７分過ぎましたね」
マシュが、近くにいる…
アルクェイド「何してるの？」
マシュ「！！」
見つかってしまった！
アルクェイド「あ、にげちゃった…じゃなくて！追いかけないと！」
反応の遅れたアルクェイドだが…
マシュ「…速い！！」
自慢の身体能力で、マシュを一気に捉えた！！
マシュ「これが、真祖の力って訳ですね‥はあ」
ポン！
０５：５０
アルクェイドによりマシュ・キリエライト確保 残り４人
アルクェイド「にゃはは〜！ぶいにゃのだ〜」
マシュ「…さすがというほかないですね」
単純な能力が高いエクストラハンターは、ハンター以上に歓迎できない…
０５：００
牢獄
凛「残り５分！」
クロム「意外といえば意外だけど、フレデリクが生き残ってるな」
ルフレ「案外ハンターを見ていないのかもしれないね」
スター「そうね…今どこにいるのかしら？」
黒アリス「でも、足は遅いなら見つかったら終わりだね？５分隠れど押せるとは思えないよ？」
妖夢「霊夢さんには頑張ってもらいたいですね。あと愛海さん、あとでお話をしなければなりませんね」
卯月（絶対登山されたようですね…）
鈴仙「咲夜が逃げ切るんじゃないかしら？」
士郎「いや、早苗も十分可能性があるだろ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ここまで残っているのは…
霊夢「４８万円でもいいから、逃げ切って賞金をもらうわ！」
復活組最後の生き残り、霊夢…
咲夜「ここにもいますか…」
卓越した身体能力で生き残ってきた、咲夜…
早苗「ここにきてハンターを見かけませんね…」
強運でハンターを交わしてきた、早苗…
フレデリク「ここまで残れることが嘘みたいですね…」
能力の低さを懸念されながら、ここまでしぶとく生き残ってきた、フレデリク…！
この４人が、クライマックスの５分に挑む！
ルーミア「うーん、逃走者を見ない…」
こいし「もうひとり捕まえたいなー♪」
愛海「フレデリク以外なら登っちゃうよ！」
マルス「ルキナ確保か…残念だね」
アルクェイド「もうひとり狙うよー！」
あゆ「うぐぅ？あれ、目立ててない？」
この６人のエクストラハンターと…
ハンター×４「…」
４体のハンターが最後の障害だ…！！
次回、決着！！
- Re: 逃走中１ ー始まりの時ー ( No.22 )
- 日時： 2017/05/29 23:58
- 名前： ロクター （ID: .WGhLPV.）
０４：５４
マルス「しかし、ここまで残れる逃走者は、いずれも劣らぬ強敵だね…気を付けないと」
残り５分、エクストラハンターにも焦りが出始める時間帯だ。
マルス「ここの横道とかね‥！！」
見つかったか！？
アルクェイド「あれ？そっちはどうなの？」
マルス「さっぱりだね…」
アルクェイドだった…
愛海「うへへーもっと登っちゃうぞー」
ひとりだけ目的が違う、愛海
ハンター「…」
そこに、ハンター…
愛海「でも咲夜さん本物じゃないんだよね。やっぱり早苗さんかな？」
咲夜「今誰か胸の噂しましたね…バチ当たれ」
ハンター「…」
愛海「いけない…別に胸関係なく確保しなきゃいけないんだよね」
ハンター「！！」
咲夜の願いが通じたか、ハンターが気づいた！
愛海「ここにはもういないかな？」
ハンター「！！」
愛海「えっ！？」
ここでようやく気づいたが、もう遅い…
LOCK ON
[MUNAKATA]
ポン！
０４：１１
エクストラハンター棟方愛海確保 残り５人
愛海「うわーこれやっちゃった！！」
今更嘆いても、後の祭りだ…
しかし…
咲夜「なんでこっちにもいるんですか！！」
咲夜も、ハンターに見つかってしまった！
咲夜「この…！！」
ここに来てもハンターはスピードに衰えを見せない。
しかし、咲夜も素早いコーナリングで引き離しにかかる。
ルーミア「！！」
しかし、そこに望まれない存在…
咲夜「ここを曲がれば、いける！！」
ハンター「…」
ハンター「…？」
咲夜「よし、あとは「ポンッ」…え！？」
０３：４８
ルーミアにより十六夜咲夜確保 残り３人
ルーミア「曲がってるのが見えたから先回りさせてもらったよ」
咲夜「これは一生の不覚ですね…」
エクストラハンターの怖さ…
牢獄
凛「『十六夜咲夜確保』！」
牢獄全員「あああああーーーーー…」
鈴仙「行きそうだとは思ったけどね…」
愛海「…；」
妖夢「言い残すことは？」
愛海「大きさじゃない」
パシッ
士郎「どっちも大人げないだろ」
妖夢「それは、士郎さんが男だから言えると思いますがね…」
観鈴「…私の胸がまな板でも？」
愛海「どこかの誰かが気にする発言だけど？」
ネロ「ここにきて緊張感の欠片もないのか？」
マシュ「先輩、ごめんなさい…」
立花「いいんだ、上出来だと思うよ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
０３：００
早苗「あと３分！！」
霊夢「ここからがながいんでしょ…！？」
フレデリク「！！」
フレデリク、何かを発見した！
こいし「…うーん」
なんと、発見困難なこいし…！！
フレデリク「あっちに行きましょう。こちらに気づかれたら終わりかねません」
こいしの捜索能力の低さをついて、その場を離れる…
こいし「向こうにいこっと」
気づかれずに済んだ…
フレデリク「曲者の気配ぐらいわかります…今回はかなり厳しいですが」
このまま、逃げ切れるか…！？
０２：３０
マルス「…後ろからってのも、ちょっとイメージ下がりそうだね…」
一方、早苗を見つけたマルスだが、後ろ姿である。
マルス「いっそのこと…」
早苗「…だれかの気配がします」
しかし、早苗も気がついたようだ。
マルス「（気づいている？なら関係ないはず…）はっ！！」
早苗「！！」
追いかけに行った！！
霊夢「げっ！！」
霊夢もその先にいる！！
ハンター「！」
さらに、マルスの後ろからハンター！！
こいし「何の騒ぎだろう？」
そして、こいしが騒ぎを聞きつけてやってきた！！
霊夢「これこいしもいるわよね！！こっちに行くわ！！」
こいし「あー、やっぱだめか」
こいしの行動を先読みして、霊夢は突破を図る！
早苗「霊夢さんとは別の方向へ向かいます！！」
早苗も共倒れを避ける構えだ！！
マルス「なんとしても…後ろからハンターか！！」
凄まじい展開だ…！！
あゆ「誰かきてるよね？」
あゆも入り込む構えを取った！
０２：００
牢獄全員「あと２分だ！！」
魔理沙「おいおい、霊夢も早苗も行っちまうんじゃないか！？」
クロム「まさかフレデリクがここまでのこれるのか…」
ルフレ「これは嬉しい誤算だね…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
あゆ「どいてどいてー！！」
こいし「うわっと！！」
あゆがこいしを通り越し早苗の前に出ようとする！！
ハンターＥ「！！」
その姿をハンターが捉えた！
ハンターＢ「…」
こちらは、マルスを追っていたハンター。
早苗「かなりおってきてますね…」
３０秒以上を経過したマルスと早苗の追いかけっこ。
マルス「こっちも必死だよ…君もろとも確保されるわけにはいかないからね」
マルスも、早苗も、限界が近い…
あゆ「うぐぅ！？」
ポン！
こいし「あ、ハンターいたんだ。なんか悪いことしちゃったかなあ」
０１：４６
エクストラハンター月宮あゆ確保 残り４人
霊夢「こいつだけは冗談じゃない…！！」
アルクェイド「まーただれもいないなあ…」
霊夢、こんどはアルクェイドを見つけてしまった。一難去って、また一難…
フレデリク「もうここに隠れていましょう…私では逃げてもたかがしれてます」
フレデリクは隠れ通す覚悟だ。
ルーミア「…」
その近くにルーミアがいる…
０１：０１
牢獄全員「カウントダウン、いくぞー！！」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ゲーム終了まで
６０
５９
５８
霊夢「あっち行って…！！」
早苗「…これ以上は、無理です…」
マルス「振り切れなかったか…」
ポン！
ポン！
００：５０
東風谷早苗確保 残り２人
エクストラハンターマルス確保 残り３人
牢獄全員「４５…メール！？」
凛「『東風谷早苗確保』！！」
鈴仙「まだです…まだ二人いる！！」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
３０
霊夢「…」
アルクェイド「…」
２５
ルーミア「こっちかな…？」
フレデリク「…近づいている…？」
２０
霊夢「らちがあかない…打って出ましょう」
フレデリク「来るな…」
ルーミア「…うーん」
１５
アルクェイド「！！そこにいたか！！」
霊夢「待ってたってハンターの餌食…この時間なら逃げ切れる！」
牢獄全員「１０！９！８！」
フレデリク「…」
霊夢「早いようね…」
牢獄全員「７！６！５！」
霊夢「でも、こちとらそんな化物とやりあってきたのよ…！！」
アルクェイド「！？ターンが速い！」
フレデリク「…」
ルーミア「…」
牢獄全員「４！３！２！１！」
博麗霊夢 フレデリク
逃走成功！賞金９６万円獲得
霊夢「見たか…！これが博麗の巫女よ！」
アルクェイド「うわー…これはさすがだね。志貴みたいだよ、その強さ」
霊夢「そいつ、たしか直死の魔眼持ってるって言ってたわね…一度見てみたいわ」
フレデリク「クロム様！リズ様！やりました…！！」
ルーミア「そんなとこに隠れてたんだ！？」
霊夢「なんとか、逃げ切ってやったわよ…」
妖夢「霊夢さん…信じてました！」
ルールにより、霊夢と妖夢の獲得賞金は４８万円である
クロム「すごいな…よく隠れ通したな！」
リズ「すてきだよー！！」
ルフレ「これは僕もよめなかったな…！」
フレデリク「みなさんのおかげですよ」
フレデリクは、満額の９６万円だ…！
ルーミア「そうだ、確保報酬は…」
ルーミア 古明地こいし アルクェイド・ブリュンスタッド ５万円獲得
ルーミア「美味しいもの食べに行こうかな？」
こいし「おねえちゃんに何か買ってあげようかな」
アルクェイド「志貴が欲しがってるもの買いに行こうかな」
魔理沙「すぐに使い道思い浮かぶのな…そっちはどうだ？」
霊夢「…生活費」
魔理沙「即答だなおい」
早苗「私ももう少しだったんですがね…」
ネロ「恥じることはない、もう一度立ち上がればいいだけだろ？」
アルトリア「シロウを通報したあなたがいうことですか」
白野「でも、そのとおりだろうな」
妖夢「幽々子様の食費の足しになりますね」
鈴仙「まあ、妖夢はそうなるわね」
フレデリク「城の修繕やイーリスの従軍兵の拡張…って、自警団ぐらいしか戦力置かないんでしたね、イーリスは」
クロム「まあ、フレデリクのしたいように使ったらいいんじゃないか？」
卯月「一応、獲得した人が好きに使えますからね」
あゆ・観鈴「目立ちたかった…」
周子「レギュラーなのにそのざまじゃ先が思いやられるよねー」
楓「言ってあげない方がいいと思います…」
愛梨「空気を読める人はさすがですね！」
菜々「あなたたちが読まなすぎるんです；」
愛海「…」正座中
スター「あれは？」
マルス「妖夢さんにセクハラしたらしい…」
黒アリス「でも女同士だよね？」
蘭子「茶飯事だというから気にするな（よくあることなので気になさらずに）」
凛「じゃあ、賞金獲得者に締めてもらおう！」
フレデリク「９６万円！」
霊夢・妖夢「４８万円！」
三人「「「獲得よ！」しました！」」
全員「ワアアアアアーーーーーーーーーーー！」
とりあえず、完結です。このあとは振り返り。
- Re: 逃走中１ ー始まりの時ー 完結 ( No.23 )
- 日時： 2017/06/01 20:22
- 名前： ロクター （ID: .WGhLPV.）
ＢＢ「ふう、何事もなく終わったようですね」
メルト「これって、テレビ放映とかあるの？」
ＢＢ「いえいえ、今時それは古いですよ。ネット配信です、今の時代は」
メルト「ふうん…、今回はＢＢとしてどう思うの？」
ＢＢ「まずはかなり意外に思ったのは、凛と文の早期確保ですかね。凛はほかの作者の逃走中では逃走成功経験がありますし、文さんなんて今回の大本命だと言われましたから」
リップ「そうですよね…そうすると、ブービー人気だったフレデリクさんが逃げ切ったのは意外でしょうね…」
ＢＢ「霊夢はまあある程度想定できましたよ。今回の上位人気はほとんど東方勢でしたし。その中でアルトリアはほかで唯一の５番人気内にいたのですがね」
ロビン「で、おたく、次は密告中だろ？逃走成功枠と優秀枠とかどうするんだ？」
ＢＢ「そうですね、フレデリクと早苗を出します。レギュラー陣もどうしてくるでしょうかね…」
ＢＢはそこまで言うと、ゲームデータを保存し、次の準備を始める。そんな彼女の顔は、子供のようにウキウキしていたと、そうメルトリリスは感じていた。
これでおしまいです。密告中でまた会いましょう。