二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- 逃走中〜絶海のジャバウォック〜(完結済み)
- 日時: 2019/03/25 00:00
- 名前: TDR (ID: 9BwAWVgb)
------------------------------------------------------------------------
〜WARNING! 注意!〜
・逃走中とダンガンロンパの二次創作小説です
・ダンガンロンパシリーズのネタバレ注意
・気を付けていますがキャラ崩壊の可能性あり
・ハンターの識別は名前や番号に基づかずA・Bなどと付けています
以上の点を踏まえてお読みください
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逃走劇の舞台は、ジャバウォック島。実在する島群「ジャバウォック島」を
基に作られたこのエリアで、ゲームは行われる。
今回ゲームに挑むのは、個性豊かな高校生たち総勢16人。
そのほとんどが、王女、マネージャー、日本舞踏家など、
様々な「超高校級」の才能を持つ。ゲームの中で、逃走者は
迫りくるハンターや、様々なミッションに翻弄されていく。
果たして、100分間逃げ切り見事賞金を獲得するものは、現れるのか!?
逃走者:16人
終里赤音(体操部)/九頭龍冬彦(極道)/小泉真昼(写真家)
狛枝凪斗(幸運)/西園寺日寄子(日本舞踏家)/左右田和一(メカニック)
ソニア・ネヴァーマインド(王女)/田中眼蛇夢(飼育委員)
罪木蜜柑(保健委員)/豚神白夜(詐欺師)/七海千秋(ゲーマー)
弐大猫丸(マネージャー)/花村輝々(料理人)/日向創
辺古山ペコ(剣道家)/澪田唯吹(軽音楽部) [50音順]
- ミッション1③ ( No.6 )
- 日時: 2019/03/01 23:00
- 名前: TDR (ID: 9BwAWVgb)
[ 80:50 ]
[ 115,000円]
ミッション終了まで、残り6分を切った。
レバー2の島[賞金単価アップ]
レバー3の島[賞金単価アップ]
現在、レバーは2つとも下がっている。このまま残り75分になると、残り75分以降の賞金単価は
1秒300円にアップし、残り70分に2の島と3の島が封鎖される。
狛枝「今、レバーどうなってるんだろう?」
逃走者は、レバーが2つとも下ろされていることは知らない…。
ソニア「レバーはどこでしょう?」
ようやく3の島に到着したソニアは、レバーを探す。
花村「…ん?今度は誰だろう?」
ソニア「あっ、ありました!」
花村「ソニアさんかな…?」
レバー3の島[賞金単価アップ]
ソニア「レバー下がってるので、上げますね」ガシャン
花村「ほらまた上げる…」
ソニア「…あら?あそこに誰かいませんか?」
花村「!」
バレた…。
ソニア「花村さん…でしょうか」
花村「…そうだよ、花村だよ」
仕方なく出てきた花村。
ソニア「やっぱり。どうしてそんなところにいたんですか?」
花村「…ごまかしてもしょうがない。レバーを見張ってたの」
ソニア「レバーを?」
花村「んんん…なんというか、その…。もう、はっきり言うよ」
「ボクは、賞金を上げたい!ソニアさんは違うんだよね?」
「でも、どうかここは譲ってほしい!レバー下げさせて!」
ソニア「えっ…、でも、逃走エリアが狭くなってしまいますよ?」
花村「それもわかってるよ。けど、どうしてもお金が欲しいんだ…!母親孝行をしたいんだ!
お願い!」アタマサゲ
ソニア「…そんな風に頭下げられては、断れません」
「わかりました、レバー下げてください」
花村「…!ありがとう!」
ハンターC「……」
二人に近づく、ハンター…。
花村「それじゃ、下げさせてもらうよ———」
ソニア「ハンター来ました!」タッ
花村「ええっ!?」ダッ
ハンターC「……」
いち早くその場を離れる二人。
ソニア「はあ、はあ…」タッタッタ…
花村「まだレバー下げてないのに…!」
ハンターC「……」
気づかれなかったようだ。
レバー3の島「……」
現在、3の島のレバーは上がっている。このまま残り75分になると、賞金単価は1秒200円に上がり、
残り70分以降2の島は封鎖される。
豚神「今から2の島や3の島に行く時間もないか…」
現在、各島の逃走者は以下の通り。ミッション終了までに島を移動する時間は、ほとんど残されていない…。
1の島 田中、豚神、七海、澪田、日向、辺古山
2の島 終里、小泉、狛枝、弐大
3の島 左右田、ソニア、花村
弐大「エリア縮小はまだいいが、この島で逃げられなくなるのは困るのう。ここは逃げやすい」
2の島を封鎖してほしくない弐大。
弐大「レバーを見かけたら、上がってないか見てみるとするか」
ミッション終了が迫り、レバーが気になる…。
左右田「ここ(3の島)封鎖されないでほしいな…」
スタッフ「……」
左右田「できればここで、のらりくらりと逃げ切りたい…」
スタッフ「……」
左右田「なんかしゃべってください、不安になる」
スタッフ「……」
左右田「……」
ミッション終了まで、残り3分
弐大「…あれはレバーか?」
レバー2の島[賞金単価アップ]
弐大が、賞金単価アップレバーを見つけた。
弐大「やはり下がっていたようじゃな…。上げておこう」ガシャン
レバー2の島「……」
弐大「これで、ここが封鎖されることはないじゃろう」
「しかし、ここは開けているのう。危険な場所じゃ」タッタッタ
レバーを見張らず、その場を離れる。
終里「あっ、おっさん(弐大)だ!おーい!」
遠くにレバーを下げた終里。そして弐大の背後に…。
ハンターD「……」
ハンター…。
弐大「あれは…終里か。声が大きい、ハンターが来るじゃろう」
ハンターD「……」
来てる…。
弐大「…ハンター!」ダッ
ハンターD「…!」ダッ
見つかった…。
終里「おっさん、何してんだー?おーい!?」
ハンターD「……」タッタッタ…
終里「えっ、マジか!おっさん追われてる!」
弐大「ワシは負けん!」タッタッタ…
ハンターD「…?」
なんとかまいたようだ。
弐大「ふう、油断していて危なかったのう」
レバー2の島「……」
これで、レバーは2つとも上げられた。このまま残り75分になっても、賞金単価や逃走エリアは変動しない。
このままミッションは終了するのか…!?
残る逃走者 終里赤音 小泉真昼 狛枝凪斗 左右田和一 ソニア・ネヴァーマインド
田中眼蛇夢 豚神白夜 七海千秋 弐大猫丸 花村輝々 日向創 辺古山ペコ 澪田唯吹
- ミッション1④ ( No.7 )
- 日時: 2019/03/03 23:46
- 名前: TDR (ID: 9BwAWVgb)
[ 76:32 ]
[ 140,800円]
ミッション終了まで、残り1分半。現在、レバーは1つも下がっていないため、このまま残り75分に
なっても、賞金単価とエリアは変動しない。
終里「金もっともらえるといいなー」
終里は、弐大がレバーを上げたことを知らない。
花村「早くどこか行って…!」
レバーを下ろしに戻りたい花村。
ハンターC「……」
しかし、向かう先にハンター。レバーに向かえない…。
レバー2の島「……」
レバー3の島「……」
ミッション終了まで、残り1分
??「あれ?レバーかな」
レバー2の島「……」
2の島のレバーに近づく人影。
狛枝「やっぱりそうだ」
狛枝だ…。
狛枝「レバーは上がってるみたいだね」
狛枝がレバーを下ろせば、残り75分以降の賞金単価が1秒200円になり、残り70分に2の島が
封鎖されることはほぼ確定する…!
狛枝「……」
果たして、狛枝の選択は…?
狛枝「…ボクは、超高校級の才能を持つみんなに、絶望と立ち向かってほしい」
スタッフ「?」
狛枝「最後に希望が輝くために。ボクはその役に立ちたいから…」
「そのために率先して動くつもりだよ」ガシャン
レバー2の島[賞金単価アップ]
狛枝「そして…時間だ」
5
4
3
2
1
[ 75:00 ]
[ 150,000円]
[ 74:59 ]
[ 150,200円]
[ 74:58 ]
[ 150,400円]
プルルルル、プル
花村「ああ、時間だ!お願い、どこかのレバー下りてて…!」
豚神「『ミッション1結果|狛枝凪斗により2の島のレバーが下ろされたため』…」
田中「『賞金単価は1秒200円にアップした』…ほう」
花村「やった…!賞金が上がってる!狛枝くん、ありがとう!」
ソニア「うーん…なんだか、複雑な気持ちです…」
日向「『また、残り70分には2の島が封鎖される。その時間まで2の島を脱出できなかった逃走者は
強制失格となる』…」
小泉「嘘!?ここ(2の島)封鎖されるの!?」
弐大「そうか、狛枝が下ろしたか…」
終里「あれ?オレがレバー下ろしたんだけど。まあいっか」
賞金単価は1秒200円に上がり、逃走成功時の賞金は105万円となった。しかし、現在2の島にいる
終里・小泉・狛枝・弐大は、残り70分までに島を脱出しなくてはならなくなった…!
辺古山「下ろされたレバーが片方だけで良かった。1の島だけしかなくなったら、誰も逃げ切れない
だろう」
1の島と3の島は封鎖の心配はないが、逃走エリア縮小は、逃走者全員が受け入れなくては
ならない…!
狛枝「さあ、ゲームの難度は上がったかな…?」
狛枝は、悠然と2の島を脱出…!
小泉「早く島を出ないと…!」タッタッタ
終里「ん?なあ、ここ出なきゃいけねーのか?」
小泉「そうだよ、早く行こう!」
終里「マジかよ」ダッ
弐大「あと何分じゃ…?3分半じゃと!?」
2の島封鎖まで、残り3分30秒
終里・小泉・弐大の3人は、残り70分までに2の島を脱出できないと、強制失格となる…!
七海「賞金上がったのは嬉しいな。ゲームの予算が増える」
スタッフ「どんなゲームを買うつもりですか?」
七海「恋愛ゲー以外全般できるから、恋愛ゲー以外の何か。まだ決めてないけど…」
「そういえば、『超逃走中』と『超戦闘中』のWパックが発売されたんだよね。買ってみようかな」
澪田「逃げ切ったら105万円。ギター新調も余裕でできるくらいの金額っすね!」
「あ〜、夢が膨らみます!」
島の脱出をする必要がない逃走者は、賞金アップに一喜一憂する者もいる…。
日向「エリアが狭くなったから、ハンターも会う確率高くなったってことだ。より気を抜けなくなった。
狛枝がレバー下げるから…!」
スタッフ「ですが、賞金も上がりましたよ?」
日向「それは嬉しいですけど…60万円でも大金ですから、それで十分だと考えてました」
2の島封鎖まで、残り3分を切った。脱出できていない3人は、間に合うのか…!?
残る逃走者 終里赤音 小泉真昼 狛枝凪斗 左右田和一 ソニア・ネヴァーマインド
田中眼蛇夢 豚神白夜 七海千秋 弐大猫丸 花村輝々 日向創 辺古山ペコ 澪田唯吹
- 前半戦① ( No.8 )
- 日時: 2019/03/04 23:35
- 名前: TDR (ID: 9BwAWVgb)
[ 71:46 ]
[ 176,800円]
残り70分になると、2の島が封鎖される。脱出できなかった逃走者は、強制失格となる…!
小泉「急がないと…」
終里「こんなことなるって先に言ってくれよ」
スタッフ「メールに書いてありましたが」
終里「そうだっけ?読み忘れたのかなぁ」
小泉と終里は、まだ島を渡るための橋が遠い…。
弐大「なんとか間に合ったか」
弐大、ようやく島を脱出!
弐大「他の者は大丈夫か…?」
ハンターD「……」
2の島にいたハンターは、既に別の島へと移動している。
ソニア「誰か失格になってしまったりするのでしょうか…心配です」
日向「…あそこにハンターいる」
ハンターA「……」
2の島にいない逃走者も、強制失格の心配はないが、油断は禁物だ。
終里「失格なんて冗談じゃねーぞ!」ダッ
小泉「うわ、速い…!」
終里は持ち前の俊敏さで、小泉を置いて走る。
小泉「置いてかれる…!」タッタッタ
2の島封鎖まで、残り1分
終里「お、あった!橋だ!」
終里、時間前に橋に到着!
終里「小泉!急げー!」
小泉「待ってよ…!」タタタ…
小泉も、なんとか間に合った。
モノケモノ「……」ズズズ
小泉「えっ、なに!?」
終里「うわ、でけーなぁ」
モノケモノ「……」ズズズ…
モノケモノが橋をふさぎ、2の島は封鎖された。
プルルルル、プル
澪田「メールっす。『逃走者全員が、2の島を脱出した。また、2の島は封鎖されたため、
エリアとしての使用は不可となる』…良かったっす!」
豚神「全員、間に合ったようだ。いいことだ」
終里「いやー、危ねーところだった」
小泉「そうだね…、それじゃ、頑張ろう」
終里「おう!」
終里は1の島に、小泉は3の島に移動するようだ。
現在、逃走者は以下のようにエリアに散らばっており、ハンターはどちらの島も2体ずついる。
1の島 終里、狛枝、田中、豚神、七海、弐大、澪田、日向、辺古山
3の島 小泉、左右田、ソニア、花村
果たして、逃げ切る者は現れるのか…!?
七海「こっちの島、多分まだ誰も捕まってないと思うよ。ここ(1の島)、当たりだね」
ここまでの確保者は、いずれも2の島と3の島で捕まっている。
花村「順当に行けば、あと15分ちょっとで目標の40万円に到達する…!」
賞金は、花村の目標金額に近づいてきたようだ。
花村「ここで欲を出すと、きっと捕まる…。ボク足速くないし。だから、最初の目標通りに、
40万円になったら自首するよ」
自首用電話から自首を宣言すれば、その時点までの賞金を獲得し、ゲームからリタイアとなる。
スタッフ「自首する気はありますか?」
左右田「怖えから、今すぐにでも(自首)してーけど、エンジンとかそういう部品買うのって
金かかるんだよなぁ。正直100万は欲しい」
「それに、ソニアさんにいいトコ見せられてないからなぁ」
スタッフ「……」
左右田「……」
スタッフ「……」
左右田「なんですぐ黙るんすか!不安になるでしょ!」
終里「こっちの島は見通しがいいなー」
1の島に移動してきた終里。エリアを散策する…。
日向「あっ、遠くの方に終里がいる。不用心だな、あてもなく歩いてるように見える」
終里「ハンターと戦って勝ったら捕まらない、とかそういうルールねーの?」
そんなルールはない…。
ハンターA「……」
逃走者に迫る、ハンター…。
日向「あと68分…まだそんなにあるのか」
終里「じゃあ、捕まらないこと以外ハンターに勝つ方法ねーのか」
ハンターA「……」
日向「……」
狛枝「あ」
日向「うわっ!?」
背後から、狛枝だ…。
狛枝「ここにいたんだね、日向クン。それじゃ」
日向「驚かせるなよ…。何しに来たんだ」
ハンターA「…!」ダッ
終里「うおっ」ダッ
見つかったのは、終里だ…。
一度ハンターをまいている終里。今回も逃げ切れるか…!?
ハンターD「……」
しかし、逃げる先に別のハンター…!
終里「…マジかよ!」ダッ
ハンターD「…!」ダッ
挟まれた…。
LOCK ON 【AKANE OWARI】
ピ———————————
終里「くそっ!」
ポン!
67:40 終里赤音 確保
残り12人
終里「2人来るのは卑怯だろ!」
エリアが狭くなると、挟み撃ちも起きやすくなる。
プルルルル、プル
弐大「終里が捕まったじゃと?あの終里が?」
田中「奴は身体能力が並外れて高かったはずだが…やるな狩人」
残る逃走者 小泉真昼 狛枝凪斗 左右田和一 ソニア・ネヴァーマインド 田中眼蛇夢
豚神白夜 七海千秋 弐大猫丸 花村輝々 日向創 辺古山ペコ 澪田唯吹
- 前半戦② ( No.9 )
- 日時: 2019/03/06 22:33
- 名前: TDR (ID: 9BwAWVgb)
[ 67:07 ]
[ 244,600円]
辺古山「すごい早さで(賞金が)上がっていく…」
賞金単価が1秒200円となり、賞金は既に25万円に到達しようとしている。
辺古山「これだけあれば、坊ちゃんの分も———」
スタッフ「坊ちゃんとは?」
辺古山「!」
「…聞き間違いじゃないか?」
牢獄
西園寺「ほんと最悪。ゲロブタとヤクザと同じ牢屋に入れられるなんて」
罪木「ゲロブタですみませぇん…」
九頭龍「つっても、早く捕まったもんは仕方ねーだろ。悔しいけどよ」
西園寺「早く終わってくれないかなー。ストレス発散にアリさんプチプチしたい」
九頭龍「趣味悪っ…」
罪木「お、お二人は誰が逃げ切ると思いますかぁ?」
西園寺「話しかけんなクソ○ッチ」
罪木「ふえぇ、すみませぇん」
九頭龍「応援とかじゃなく『逃げ切りそう』ってんなら、狛枝だろ。アイツの幸運は異常だ」
罪木「そ、そうですねぇ。ハンターさんに一度も追われずに逃げ切ってもおかしくありません」
西園寺「そう?アイツ、不幸と引き換えに幸運が来るって話してなかった?」
九頭龍「んなこと言ってたっけか?なら、意外と微妙な感じなのかもな」
西園寺「取り合えず、捕まりそうなのは左右田」
九頭龍「同意見だ。アイツはぜってー俺より先に捕まると思ってた」
罪木「し、辛辣なこと言うのはやめてあげましょうよぉ」
左右田「ソニアさ〜ん…会いたいよぉ〜」
スタッフ「……」
左右田「……」
スタッフ「……」
左右田「…なんかスミマセン」
豚神「ミッションは終わったが、これが最初で最後とはいかんだろう」
「そろそろ、次のミッションが来るはずだ」
その頃、ゲームマスターのモノクマは…。
モノクマ「島は1つ封鎖ね、なるほどなるほど…」
??「どうなの、ここまでの首尾は?」
モノクマ「おおむね成功です☆モノクマ☆ですっ☆」
??「そういうのやめようよ、問題になりそうだから…」
モノクマ「うぷぷ。まあそうだね、ここまでは想定の範疇かな。逃走者の人数が割と残ってるのも含めて」
「ここから先は、一切の油断が許されないサバイバルだよ」ピッ
モノクマが、ミッションを発動。
監視カメラ1「……」ピピッ
監視カメラ2「……」ピピッ
監視カメラ3「……」ピピッ
監視カメラ4「……」ピピッ
監視カメラ5「……」ピピッ
監視カメラ6「……」ピピッ
6台の監視カメラが起動し…。
ドローン1「……」ブゥーン
ドローン2「……」ブゥーン
2機のドローンが出現した!
[ 65:35 ]
[ 263,000円]
ブウウウウウン
澪田「えっ、なんか変な音聞こえないっすか?」
ドローン1「……」ブウウウン
田中「謎の飛翔物体が…なんだあれは?」
プルルルル、プル
ソニア「『ミッション|1の島と3の島それぞれ、3台の監視カメラと1機のドローンが起動した』」
弐大「『これらは逃走者を発見次第、位置情報をハンターに知らせる』…」
花村「『位置情報をハンターに』!?ええ!?」
狛枝「『通報を止めるには、1の島は別館・3の島は病院内にある装置をそれぞれ作動させなくてはならない』」
ミッション 通報を阻止せよ!
現在、1の島と3の島でそれぞれ3台の監視カメラと1機のドローンが動き出した。
このカメラとドローンに逃走者が発見された場合、直ちに位置情報がハンターに伝わり、
逃走者に襲い掛かる。
通報を止めるには、1の島は別館・3の島は病院内にある装置を作動させなくてはならない。
ただし、片方の島が装置を作動させても、もう片方の島の監視カメラとドローンは止まらないため、
それぞれの島で装置を作動させるしかない。
日向「これ、(ミッション)行くってなったら責任重大だ…!」
小泉「動くリスクが大きすぎるよ…」
ドローン2「……」ブウウウン
監視カメラ4「……」ジー…
ミッションに向かう途中、逃走者は監視カメラとドローンの目を逃れなくてはならない。
ハンターB「……」
ハンターC「……」
逃走者の位置情報がハンターに伝われば、逃げ切るのは容易ではない…!
豚神「体を動かすのは、痩せている人間の使命だ…と、言っている場合ではなさそうだな」
「恐らく、(ミッションに)動く者はそういない。ここは俺が直々に動くしかない」
真っ先に動き出したのは、豚神白夜。
田中「ただの人間ならば、この状況に恐れおののき、うずくまり震えているだろう」
「だが俺様は違う。さて、ちょっくら皆を救ってくるか」
さらに、田中も動き出した…!
現在ミッションに動いているのは、1の島にいるこの2人のみ。3の島にいる逃走者は、
誰一人動いていない…!
1の島 狛枝、田中、豚神、七海、弐大、澪田、日向、辺古山
3の島 小泉、左右田、ソニア、花村
左右田「勘弁してくれよ…」
恐怖のあまり動けない、左右田和一…。
左右田「これはマジで無理だわ。もう怖くて立てねーよ…」
ソニア「さすがに動くのは厳しい気がします。カメラの位置もわからないですから」
ソニアも、先ほどのミッションとは違い、慎重に動く。
ハンターB「……」
監視カメラ5「……」ジー…
ドローン2「……」ブウウウン
左右田「誰か頼む、カメラ止めてくれ…」
ソニア「ミッションやってくださりそうな方、誰かいましたっけ…」
監視カメラ5「…!【SONIA NEVERMIND】」ピピッ
ロック・オン…。
ハンターB「…!」ダッ
ハンターC「…!」ダッ
ソニアの位置情報が、2体のハンターに伝えられた!
ソニア「まずは隠れ場所を探して———」
ハンターB「……」タッタッタ
ソニア「!」サッ
近くの物陰に身を隠す。
ハンターB「……」
ソニア「まだ気づかれてない…?」
ハンターB「……」タッタッタ
ソニア「こっちに来ます…!」
ソニア、凌げるか…!?
残る逃走者 小泉真昼 狛枝凪斗 左右田和一 ソニア・ネヴァーマインド 田中眼蛇夢
豚神白夜 七海千秋 弐大猫丸 花村輝々 日向創 辺古山ペコ 澪田唯吹
- ミッション2① ( No.10 )
- 日時: 2019/03/07 23:07
- 名前: TDR (ID: 9BwAWVgb)
[ 62:14 ]
[ 303,200円]
隠れるソニアに、ハンターが迫る…!
ハンターB「……」タッタッタ
ソニア「こっちに来る…!」
ハンターB「……」タッタッタ
ソニア「…!」ダッ
ハンターが通り過ぎた直後に飛び出した!
ハンターB「…!」ダッ
しかし、見つかった…。
ソニア「はあ、はあっ…きゃあっ!!」
ポン!
61:50 ソニア・ネヴァーマインド 確保
残り11人
ソニア「うう…ダメでした」
至近距離でハンターに見つかれば、振り切るのはほぼ不可能だ…。
プルルルル、プル
左右田「!」ビクッ
「あー、この音心臓に悪いんだよなぁ…」
「…えっ!!?そ…ソニアさあああん!!!」
日向「もう通報で捕まった人が…。これは近い奴が率先して動かないといけないかもな。
ミッション行きます」
通報停止装置がある別館が、ある程度近い日向。ミッションへと動き出す!
豚神「ハア、やはり動くと汗が…」
別館にある装置へと向かう豚神。
田中「む」
そこへ、田中も合流。
豚神「田中か。ミッションは」
田中「俺様も向かう途中だ」
豚神「そうか。1の島はなんとかなりそうだな…」
ブウウウン
田中「…この音は」
ドローン1「……」ブウウウン
ドローンだ…。
豚神「ドローンはどこにいるんだ?」
田中「まだ視認出来ていない」
ドローン1「……」ブウウウン
2人に近づく、恐怖の怪音…。
田中「…あれか!来たぞ」ダッ
豚神「くっ」サッ
大きな体を隠し、やり過ごそうとする豚神。
田中「奴は動かんつもりか」タッタッタ
ドローン1「……」ブウウウン
豚神「……」
二人とも、見つからずに済んだようだ。
豚神「早急に向かわねばならんというのに…」
現在ミッションに動いているのは、豚神・田中・日向の三人。
一番先に別館へと到着したのは…。
狛枝「…ここって確か別館だったよね」
なんと、ミッションに動く気のない狛枝だ…。
狛枝「偶然にも、別館に辿り着いてしまうなんて…ボクはなんて幸運なんだ」
「おかげで…より大きな〝絶望〟を用意できる」
なにやら企んでいるようだ。
花村「動こうにもカメラだらけ。これじゃ、自首も出来ないじゃないか…!」
目標金額が迫り、自首用電話へと向かいたい花村。しかし、通報を警戒し進めない…!
ハンターC「……」
その花村に、ハンターが接近…。
花村「ここで(自首に)動いて捕まるって一番悔しいやつだよね」
ハンターC「…!」ダッ
花村「…うわっ、来た!」ダッ
ハンターC「……」タッタッタ…
花村「うわあああ!お母ちゃーん!!!」
ポン!
59:43 花村輝々 確保
残り10人
花村「うわあああああ!!」
自首に動かなくても、捕まってしまった…。
ハンターC「……」
花村「ごめん、お母ちゃん…」
プルルルル、プル
澪田「輝々ちゃん、確保!あんなにお金欲しがってたのに…!」
小泉「ソニアちゃんも花村も捕まった…!こっちの島(3の島)、私以外誰かいるの?他の人全滅した?」
左右田「ソニアさ〜ん…」
一応、いる…。
1の島と3の島の逃走者は、以下のように分かれている。3の島は、もう2人しか残っていない…!
1の島 狛枝、田中、豚神、七海、弐大、澪田、日向、辺古山
3の島 小泉、左右田
弐大「ハンターや通報の数は、同じか?」
ハンターと監視カメラ・ドローンの数は、1の島と3の島ともに同じ数だ。
弐大「こっちは逃げる人数が多い分、他の者の通報に巻き込まれてしまう可能性もある…」
「3の島に移動してもよさそうじゃのう」
田中「3の島は全滅寸前か」
3の島を気にする田中の近くに…。
ハンターA「……」
ハンター…。
田中「…くっ」ダッ
ハンターA「……」
ハンターは、田中に気づいていない。
田中「これでは装置に向かえん。奴(豚神)に任せるか…?」
「いや、それは俺様のプライドが許さん。制圧せし氷の覇王 田中眼蛇夢。一度決めたことは貫き通す!」
七海「あれって監視カメラかな?」
監視カメラ1「……」ジー…
七海「怖いね。近づかないようにしなくちゃ」
スタッフ「ミッションはどうしますか?」
七海「1の島は人数多いし、(ミッションは)他の人に任せよう」
他人任せのゲーマー…。
七海「きっと日向くんあたりはやってくれるよ」
日向「カメラある…」
監視カメラ3「……」ジー…
日向「全然進めない」
監視カメラやドローンを避けて装置に辿り着くのは、大きなリスクが伴う…。
狛枝「さて…輝く希望をボクに見せてよ」
狛枝は、別館でなにやら細工をしたようだ。
この細工が、逃走者にどんな影響を及ぼすのか?
残る逃走者 小泉真昼 狛枝凪斗 左右田和一 田中眼蛇夢 豚神白夜
七海千秋 弐大猫丸 日向創 辺古山ペコ 澪田唯吹
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