二次創作小説(新・総合)

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MM逃走中 〜フードファイター殺人事件〜【完結】
日時: 2019/09/29 22:45
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: txrgkWTz)

【じゃあ、被害者は食べてる最中に!?】


メタルメイドウィン逃走中第5弾!


今回は料理対決と逃走中のミックスだ!

締切は9月21日の18時まで

テンプレ >>1


【逃走者&クック】

逃走者&クック

エル&桜木霊歌
エイジア&サイ・サイシー
シュンP&一方通行
フランドール・スカーレット&X
ネコアルク・カオス&Konakun
クロノスエボル&天音月咲
月詠&猿渡一海
ヤード&絢瀬絵里
新田&立花響
歌仙兼定&葉月
ネクスタ&宮子
きくらげ&スペランカー
sorutymata&十六夜咲夜
菱川六花&相田マナ
鮫川フカスケ&ボーマン
Sonic.exe&ウズシオーネ
たくっちスノー&マックタウロス
レオン・エストマン&カールヒェン・モン
シャドー・ヘレン・黒影&シャドー・ラミス・黒影
マガイモノ版万丈龍我&プリムローズ


【賞金】

250万

【舞台】

時空大グルメ祭り


【ゲームマスター】
シャドー・メイドウィン・黒影

Re: MM逃走中 〜フードファイター殺人事件〜 ( No.63 )
日時: 2019/09/23 11:08
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: N1UrjlWa)

95:24

客も注文を済ませて続々とテーブルに座っていき、ようやく広いスペースが見えてくる

メル
「逃走中は今どうなってる?」

ナタリー
「そうですわね‥‥‥‥ 」

‥‥‥‥


レオン
「死ぬかと思った」

新田
「人混みは本当に危険だから‥‥‥今はもうヒールじゃないからキツくは言わないけど、気を付けて‥‥‥」

レオン
「了解っと‥‥‥仕事する時は気をつけなきゃな」

シュンP
「さて、そろそろハンターも見極めてきそうだ」

レオン
「隠れなきゃな」

たくっちスノー
「ふっ、それがどうした‥‥‥変身!!」

たくっちスノーは変身しウェイトレスの姿になる

たくっちスノー
「人が離れていくなら人に近づく姿になればいい!ラッシャセー!ラッシャセー!」

ヘレン
「プライドないのかお前は」

レオン
「どけどけ!!逃走中ついでに他企業と挨拶合わせして名刺握っとけって命令されてんだ!」

レオン
「時空企業の社長さんいたら手を挙げてくれ!!夢を買うならドリーム・ネバーランド社で!!」

たくっちスノー
「負けてられるか!!俺もクロノス社とトレザード社をアピールしなくては!!」

sorutymata
「恥ずかしいのでやめてくれません?」


sorutymata
「‥‥‥‥」

‥‥数日前‥‥‥

メルはクロノス社に来ていた

sorutymata
「まさか貴方が‥‥‥要件はなんです?」

メル
「クロノス社の逃走中ライセンス契約だ」

sorutymata
「ああ、そういえば企業始めたと聞きましたからね、どんな企業を?」

メル
「それ言わなきゃなんねえのか?」

sorutymata
「我々としても違法な行為をする企業にゲームマスターの権限は渡せませんので」

メル
「それもそうか、まあ大した事じゃない」

メル
「【妄想銀行】って知ってるか?どっかのSF作家が考えついた仕事なんだけどよ」

メル
「人間が考えつく妄想、願いや願望、夢を与える技術を持った会社だ」

メル
「うちの会社と違うところは、うちは与える妄想は全部1から作るということ」

sorutymata
「‥‥……なるほど」

sorutymata
「分かりました、後はクロノス社全体で話し合った上で追追連絡します」

メル
「サンキュー………あ、そうだ、ちょうどお前と話がしたかったんだった」


sorutymata
「何か?」




メル
【不老不死、お前はどう思う?】

Re: MM逃走中 〜フードファイター殺人事件〜 ( No.64 )
日時: 2019/09/23 11:45
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: N1UrjlWa)

sorutymata
「不老不死?」

メル
「居るんだろ?幻想郷そっちには」

sorutymata
「ええ………ですが、どうして?」

メル
「昔の話をしていいか?」

sorutymata
「はい」


メル
「昔………うちの世界の人間たちは【永遠】を求めた」

メル
「教育だの、医療だの、とにかく色々な分野で永遠を追い求める奴らがいた」

メル
「月日が経ち、それらは5つの組織となり【五老会】と呼ばれるようになった」

メル
「メル様の代になる頃には、金持ちの考えるアホみたいなゲームのようにしか思われてなかったけどな」


メル
「………オーケン財団、前に聞いたよな、ゲームマスターやったし………アレも五老会だ」

sorutymata
「………メイム・オーケン」

メル
「財団の永遠の答えとして選んだものが【帽子世界】と【具現化エンコード】だった」

メル
「傍から見ればあんなもんで永遠掴み取るなんざイカれてるとしか言えないけどな」

メル
「って、違うビッグママの方じゃねぇ、そっちはどうでもいいんだ」

メル
「今言いたいのは父の方だ」

sorutymata
「父?」

メル
「メル様の父の名はハインリヒ・フォン・オフターディンゲン、アイツもまた五老会だ」

メル
「あいつは医学によって永遠を求める道を選んでいた」

sorutymata
「だんだん話が見えてきました………そのハインリヒ氏の目指した永遠とは」

メル
「不老不死だ」

メル
「さっきの【不老不死はどう思う?】って問いは父が度々聞いて回っていた言葉だ」

sorutymata
「その方は今どこに?」

メル
「知らん、ビッグママが言うには死んでねぇことは確かなんだが行方が掴めねぇんだ」

メル
「で………なんでんなことを聞いたかというと」


メル
「結果的、狙った訳では無いとはいえ………メル様は、マガイモノの力によって不老不死になり」

メル
「父が………いや、五老会が長年求めていた物があっさり手に入っちまった」

sorutymata
「………それで、どうなりました?」


メル
「毎日がすげー虚しいんだよ」

メル
「時々、当たり前のようにやってたことに対して【なんでやらなくてもいいのにやるんだろう】と考えちまう」

メル
「………だから知りたいのさ」

メル
「そっちが手に入れた永遠の『先』をな」

sorutymata
「分かりました、時間が出来た時にまた」

メル
「ああ」

…………

ここまで回想

sorutymata
「…………」

たくっちスノー
「どうしました?」

sorutymata
「いえ、なんでも」

Re: MM逃走中 〜フードファイター殺人事件〜 ( No.65 )
日時: 2019/09/23 12:27
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: ALswGOeN)

96:24

ドラマside

メル
(マガイモノは飯も風呂も睡眠も全てが娯楽だ、やらなくてもいい)

メル
(でも、やっとかないと………自分が自分では無くなる感覚に陥りそうになる)

メル
(夢の世界……【感覚こそが世界の全て】の価値観を持つメル様にとっては自分を否定する事と同じなんだよな)


「メル姉?大丈夫?」

ナタリー
「不機嫌そうね」

メル
「別に機嫌悪くねぇよ、ほっとけ」

ラヴィ
「………いえ、いつもと違います」


「そうなんですよ、前からメル姉がちょっと落ち込み気味で、私も心配になって今回の祭りに誘ったんですが」

メル
「別に大したことないだ、マガイモノなめんなよ」

リリリ

電話がなる………近くを走ってくるたくっちスノーからだ


「どうしたの?」

たくっちスノー
「なんかルメールに繋げろってさ、ほら受け取れ!」

メル
「メルな、なになにしもしも?」ピッ

【あんたがドリーム・ネバーランドのメル・オーケンか?】

メル
「今日は休みにしてんだ、注文は受け付けねぇぞ」

【…………例の話だ】

メル
「…………そういう事か、わかった」

メル
「悪い、ちょっと席外すわ」ガタッ

ナタリー
「まだ残ってますわよ?」

メル
「口つけてねぇ奴も沢山あるから食っといていいぞ、長くなるかもしれねぇし」

たくっちスノー
「汚ぇよ」

メル
「じゃあな」

メルは携帯をたくっちスノーに返してワープで消えていった


たくっちスノー
「………なぁ雪、あいつクロノス社に行った?」


「うん、逃走中の申請頼みに行ったんだって」

たくっちスノー
「ルメールが逃走中~?」

ラヴィ
「あっ、後ろ!!黒服が!!」

たくっちスノー
「おっと!!」

たくっちスノーの後ろからハンターが追ってきているが、すかさず皿をひとつ奪いメルが座ってたところに座る

たくっちスノー
「はい俺今から食事タイムですも~ん!20分間確保出来ませんも~ん」


「君ってずるいよね、大地はこんな大人になっちゃダメだよ」

大地
「あー」

たくっちスノー
「心配しなくても大地は俺みたいにはならねぇよ」

たくっちスノー
「そう、俺みたいな奴は………増えなくていいんだ」



レオン
「ぶえっくし」

Re: MM逃走中 〜フードファイター殺人事件〜 ( No.66 )
日時: 2019/09/23 21:02
名前: クロノスエボル (ID: /fe4MZQT)
参照: http://クロノスエボル

天音姉妹は、お互いをちゃん付けで呼んでいる気がします。

Re: MM逃走中 〜フードファイター殺人事件〜 ( No.67 )
日時: 2019/09/23 21:31
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: txrgkWTz)

クロノスエボルさん

たくっちスノー
「ピクシブ百科事典で調べ直したらその通りだった………次から気をつけないとな」

メイドウィン
「次あるの?」

たくっちスノー
「あるわ!!設定見るに月夜ちゃん月夜ちゃん言うような子だぞ!」

コメント感謝だよ!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
93:43

~クックside~

Sonic.exe
「この客の数………メイの祭りなだけある、だが、シオーネにはかなうまい!」


Sonic.exe
「見せてやれシオーネ!お前の技術を!」


………そして、海鮮料理エリアでは


ウズシオーネ
「はい~、いらっしまいませ~、こちらお水となっております~、あっ海鮮丼お待ちどうさまです、あっご注文承りました、ネギトロですね~、イカと野菜のカルパッチョただいま~」

ウズシオーネは見事な手応え………いや、足ごたえで同時に作業をこなし、客を捌いていく


Konakun
「なんや向こうのエリア!?…………八本のタコ足で料理道具持っとる!?」

霊歌
「なんて器用な人なの………」

Sonic.exe
「これぞクソ忙しいウズシオーネが編み出した、タコ足クッキングテクニックだ!」

たくっちスノー
「ハグレ王国にはあんな化け物みたいな事出来る奴がいるのか………」

……

~逃走者side~

逃走者達は全員クックの元で料理を食べることにした

一海
「いいのか居座って」

月詠
「最初の10分はやることありませんかはね、ここで限界までステータスを底上げして万全な体制でミッションに取り組みたいんです」

一海
「なるほどな」

月詠
「20分ですからミッションになれば出ればいいだけです」

一海
「で、なにを食いたい?」

月詠
「おにぎり」

一海
「おにぎり!?」

月詠
「それもシャケの」

一海
「シャケ!!?」



猿渡は料理棚と冷蔵庫を片っ端から開ける

一海
「カレーエリアにそんなもん置いてるかよ…………ねぇ時はどうすればいいんだ?」

月詠
「あ、あそこで食材注文出来るみたいですよ」

一海
「よし…………」

一海は月詠が指さした黒電話を取り出す

一海
「おい!!鮭だ!活きのいい鮭持ってこい!!」

一海
「酒じゃねぇって、鮭だよ鮭!!」


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