二次創作小説(新・総合)
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- 逃走中 ~月光の下の幽遊白書~【完結】
- 日時: 2020/06/19 22:03
- 名前: ウィオ (ID: kHdfmGNC)
ウィオ版逃走中第25弾。
今回の逃走中の舞台は闇夜に浮かぶ満月の光に照らされた、
大きくてゴージャスな洋風の屋敷! そこには猫好きな主がいて、
大量の猫が元気に走り回っているという。
果たして、逃げ切れる者は現れるのか?
{逃走者紹介}
カンナ(男)(ファイアーエムブレムif){25}
レベッカ(ぷよぷよクエスト){4}
翠星石(ローゼンメイデン){24}
アプール(ドラゴンクエスト5){10}
ホイミン(ドラゴンクエスト5){5}
ベホマン(ドラゴンクエスト5){5}
ニトロ(ドラゴンクエスト5){4}
フィネ・アンデ(トラウマトラウム){4}
南 ことり(ラブライブ){18}
天王寺 璃奈(虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会){1}
金田 イチエン(超ガッコウ伝 ガット){19}
湊 友希那(Bang Dream!!){7}
ウォッチメーカー(Brother Wake up){11}
ベンベン(Brother Wake up){7}
天野 灯(となりの吸血鬼さん){10}
猪熊 陽子(きんいろモザイク){3}
九条 カレン(きんいろモザイク){7}
リーズバイフェ・ストリンドヴァリ(MELTY BLOOD){1}
マリー・デイヨン(アンジュ・ガルディアン){1}
エルシャール・レイトン(レイトン教授シリーズ){1}
ルーク・トライトン(レイトン教授シリーズ){1}
山田(ネットミラクルショッピング){1}
そうた(ネットミラクルショッピング){1}
モーザ(Emara){4}
The Protagonist(INSIDE){5}
モー・ショボー(女神転生シリーズ){4}
モスマン(女神転生シリーズ){3}
シャルロッテ・グリム(グリムノーツ){2}
ドロテア・フィーマン(グリムノーツ){2}
四宮 かぐや(かぐや様は告らせたい){1}
白銀 御行(かぐや様は告らせたい){3}
藤原 千花(かぐや様は告らせたい){3}
早坂 愛(かぐや様は告らせたい){1}
成歩堂 龍一(逆転裁判シリーズ){1}
明石 薫(絶対可憐チルドレン){1}
野上 葵(絶対可憐チルドレン){1}
三宮 紫穂(絶対可憐チルドレン){1}
ポーラ(MOTHER2){4}
キャプテン・ハーロック(宇宙海賊キャプテン・ハーロック){4}
憑代 すみか(ツクモガミーズ!){5}
湯坂 めでる(ツクモガミーズ!){4}
日比野 綾(Re:kinder){1}
鈴村 玲(Re:kinder){1}
山川 博人(Re:kinder){1}
フレイヤ(ラグにゃロク){3}
ジークフリート(ラグにゃロク){3}
めんトリ(面倒だがトリあえず返信){1}
イモウト(面倒だがトリあえず返信){1}
ぺんぐいん(面倒だがトリあえず返信){1}
ヒデヨシ(面倒だがトリあえず返信){1}
轟 八千代(WORKING!!){1}
橙(東方Project)(1}
ベルナデッタ(ファイアーエムブレム 風花雪月){1}
ベレス(ファイアーエムブレム 風花雪月){1}
アルティメットまどか(魔法少女まどか☆マギカ){1}
ミスターX(タイガーマスク){1}
とかげ(すみっコぐらし){1}
伏黒 夜々(ゆらぎ荘の幽奈さん){1}
ナツキ・スバル(Re:ゼロから始める異世界生活){1}
安室 透(名探偵コナン){1}
沖矢 昴(名探偵コナン){1}
ほわん(SHOW BY ROCK!!ましゅまいれっしゅ!!){1}
ロゼッタ(マリオシリーズ){1}
吉良 吉影(ジョジョの奇妙な冒険){1}
猪瀬 舞(恋する小惑星){1}
宮藤 芳佳(ストライクウィッチーズ){1}
konakun.(作者組){20}
ゆうき(作者組){20}
からあげ(作者組){3}
クロノスエボル(作者組){5}
モンブラン博士(作者組){18}
桜木 霊歌(作者組){22}
洋輝(作者組){17}
エイジア(作者組){8}
aren(作者組){7}
夏風邪(作者組){2}
灯焔(作者組){2}
新田(作者組){13}
ネクスタ(作者組){14}
ヤード(作者組){10}
広尾(作者組){4}
骨眼鏡(作者組){1}
▽今回の舞台は猫屋敷!
▽猫好きの友希那と猫嫌いの真紅!
▽ドマイナーなライトノベル「アンジュ・ガルディアン」からマリー・デイヨン参戦!
▽今回もすいあか炸裂!
▽絶対可憐チルドレンのキャラが参戦!
▽久々のツクモガミーズ!
▽ジークフリートのくしゃみ!
▽果たして、逃げ切る者は現れるのか?
- Re: 逃走中 ~月光の下の幽遊白書~ ( No.107 )
- 日時: 2020/06/16 22:04
- 名前: ウィオ (ID: DYIx383H)
海藤「ふふ、これで二人目だな。さあ、次は――」
かぐや「私ですね」
(裏切り者の四宮かぐや様だ――)
海藤「見た感じ、君は賢そうだね」
かぐや「ありがとうございます。自慢ではありませんが、学年で2位の成績を取っているのですよ」
海藤「ほう、ということはかなりの天才のようだな。戦い甲斐がありそうだ」
海藤「さあ、俺たちはこれから「パンツ」と言ってはいけない」
かぐや「パンツですね、分かりました」
《四宮 かぐや 強制失格 〔残りゲーム時間〕》
残り 19人 [182:50]
海藤「あんさん本当に天才なんか;」
かぐや「う、裏切り者の私がこんなしょうもない末路を迎えるなんて……!;」
(かぐや、地面に跪く――)
広尾、骨眼鏡、三宮、八千代「――えっ!? 裏切り者?」
かぐや「……」
骨眼鏡「それ、マジ?」
かぐや「……はい!」
骨眼鏡「……裏切り者だったのか!;」
八千代「自白したわね……」
かぐや(どうせメールで裏切り者ってバレるんだから自白しちゃえ!)
かぐや「……フフフフフ」
(跪いたまま不気味に笑う彼女)
かぐや「」ガバッ
かぐや「ハーッハッハハハハハハハハハハ!!」←キラ並の高笑い
広尾、骨眼鏡、三宮、八千代、海藤「……;」←引いてる
かぐや「ふふふふ、そうよ! 私が裏切り者よ!」←新世界の神のポーズ
かぐや「ならばどうする? ここで制裁するか?」
八千代「なんか既視感があるんだけど気のせいかしら?」
三宮「」ジャキッ
かぐや「」キュウリッ!! ←撃たれた音
かぐや「三宮あああああ!! 誰を撃ってる!! ふざけるなぁああああ!! ていうか何撃ってんの!」
三宮「なんか流れ的に撃ちたくなって……」
三宮「なんだったんだ……! 貴方は一体何のために通報を!」ジャキッ
かぐや「序盤で捕まるのがイヤだったから、裏切り者になったのよ……! 私を裏切者だと疑わない奴が損をするのよ! わかったら……その銃をしまいなさい!」ピッピッ
(かぐや、この期に及んでスマホで通報をしようとする――)
骨眼鏡「往生際悪すぎんだろ!;」
シュウウンッ
骨眼鏡、八千代、広尾、三宮「え?」
(突如かぐやの姿が消えた)
ピリリリリ♪
(その時、骨眼鏡たちの携帯に通知が来た)
骨眼鏡「『四宮かぐやはルール違反をしようとしたため、牢獄へ強制転送されました』」
八千代「……;」
三宮「ああそう(^^」
(次は轟八千代の出番――)
海藤「えーと、次は轟だな」
八千代「よろしくね」
海藤「ああ……。さて、これから俺たちは「ドルオタ」と言ってはいけない」
八千代「分かったわ」
骨眼鏡「だから禁句にするワードのセンスェ……;」
【轟八千代 VS 海藤優 スタート】
八千代「海藤」
海藤「何だい」
八千代「通貨って国によって違うわよね。どんな種類があるか5ついえる?」
海藤「ドル、円、ユーロ、ルピー、ポンド」
八千代「へえ、咄嗟に言えるなんてすごいじゃない」
海藤「三宮の時に勉強してるって言ったろう?」
八千代「なるほどね」
海藤「今度はオレから質問いいか」
海藤「お前は何かバイトでもしてるのかい?」
八千代「そうね、バイトというか、ファミレスのフロアチーフをしているわ」
海藤「フロア全体を仕切る人だな。そこのファミレス、結構人来るのか?」
八千代「それなりには来るわ」
海藤「なるほど、ということはやはり忙しいんだな」
八千代「当然よ、ファミレスよ。特に12時辺りに人が増えるわね。お昼ご飯時だから」
八千代「だからキッチン担当は非常に忙しくなるわ」
海藤「オタオタしていたら客から不満が出るから、迅速な行動が大事だな」
八千代「あっ!」ニヤリ
海藤「! しまった!」
----------------------------------------------------------------------------------
(説明)
海藤「ドル、円、ユーロ、ルピー、ポンド」
八千代「へえ、咄嗟に言えるなんてすごいじゃない」
……
八千代「当然よ、ファミレスよ。特に12時辺りに人が増えるわね。お昼ご飯時だから」
八千代「だからキッチン担当は非常に忙しくなるわ」
海藤「「オタ」オタしていたら客から不満が出るから、迅速な行動が大事だな」
---------------------------------------------------------------------------------
海藤「……負けたよ」
八千代「やったぁ♪」
【轟八千代 クリア】
{MISSION CLEAR}
ピリリリリ♪
夏風邪「『轟八千代がイベントを終了させた』」
明石「誰なのか分かんねーけど、とりあえずおめでとう? かな?」
(一方、八千代たちは――)
海藤「はは、やるな、轟」
八千代「勝つまで凄く緊張してたけどね、私……; あ、そういえば逃走者が勝利したら何かくれるって言ってたわよね?」
海藤「ああ、そうだな。さあ、これを受け取ってくれ」
【轟 八千代 無敵サングラス 獲得】
八千代「わーいありがとう――ってこれアンタの眼鏡じゃないっすか! ていうかサングラスですらないし!;」
海藤「だけど確かに効果はあるよ」
八千代「そ、そうなの?;」
骨眼鏡「良かったな轟! 逃走成功できる可能性が高くなったぞ!」
八千代「あ、うん! ありがとう」
骨眼鏡(ぶっちゃけ俺も禁句ゲームやりたかったなー、って感じ(;・∀・))←八千代の後
残り逃走者……フィネ、ベンベン、マリー、山田、そうた、モーザ、The Protagonist、明石、あやサン、
ジークフリート、イモウト、ぺんぐいん、八千代、橙、ベレス、アルまど、モンブラン博士、夏風邪、骨眼鏡の19人。
--------------------------------------------------------------------------------------
【勇者パーティー&ゲスト・トーク】
御行「今回のコーナーは俺、白銀御行と――」
アプール「リンゴのアプールがお送りいたしまっする」
御行「さて、今回のゲストはこちらだ」
~137人目・ルーク・トライトン~
ルーク「どうも、ルークです!」
アプール「ルークはゲーム「レイトン教授シリーズ」に登場するキャラだよね?」
ルーク「はい! レイトン先生の助手です。そして僕は動物と会話できる能力を持っています!」
御行「凄いな、動物と会話できるのか。じゃあ藤原書記が飼っている犬「ぺス」とも会話できるのか?」
ルーク「動物なら誰でも会話できますよ!」
アプール「じゃあ僕と会話できてるのもその能力のお陰かな?」
ルーク「お前動物じゃなくてモンスターだろ」
アプール「せやな」
御行「ところでレイトン教授の助手なんだろ? なら謎解きとかも得意なんだよな?」
ルーク「はい。先生には遠く及びませんが;」
御行「じゃあ……カモン! 藤原書記!」
千花「はーい、なんでしょか、会長!」シュタタタタ
(何処からともなく現れてきた、チカ) ※今回は藤原千花もコーナー担当です
御行「いきなりで悪いが、ルークに何かナゾナゾを出してやってくれ。ナゾナゾならどんなのでもいいぞ」
千花「分かりました! じゃあルークさんに問題! 【愛□丘菊】□に入る言葉は何でしょう!」
ルーク「えーと……うーん……。上、かな?」
千花「ピンポンピンポーン♪ ナゾ解き得意ってのは本当だったんですね~」
ルーク「まあ、謎解きが大得意なレイトン先生と一緒にいますから。レイトン先生ヘタレの癖に」
アプール「君なんか最後になんかボソっと言った?」
ルーク「何も?」
千花「ルークさんがウィオ版逃走中に初登場したのは、確か第25回「逃走中 ~月光の下の猫屋敷~」でしたよね?」
ルーク「そうだけどタイトル間違えてるよ、月光の下の幽遊白書だよ」
千花「あ、そうでした。ウィオ版逃走中の貴方って、結構腹黒いところありますよね」
御行「お前が言うか」
千花「本編でレイトン教授のことをヘタレイトンとか言ってたりしてましたが、アレは何でですか?」
ルーク「作者が僕を漫画「レイトン教授とユカイな事件」の設定で出してるからですよ」
ルーク「なんか作者、漫画版のほうしかよく知らないらしくて」
ルーク「一応彼は原作もやったことあるんですが、漫画の方を読み過ぎて原作の僕に違和感を覚えたんだそうですよ。「全然腹黒くないじゃん」ってな感じで」
アプール「なるほど、だからウィオ版のルークは腹黒いのか」
御行「さて、今回のコーナーはこれで終わりだ」
千花、アプール、ルーク「ありがとうございましたー!」
千花「あ、会長! 今回コーナーに出演したギャラは貰えるんですよね?」←それ目当てでコーナーに参加した
御行「ああ、そうだな。ほれ」←100円渡した
千花「喧嘩売っとんかワレ」
続く
- Re: 逃走中 ~月光の下の幽遊白書~ ( No.108 )
- 日時: 2020/06/17 17:42
- 名前: ウィオ (ID: fYNkPhEq)
「プレイ」
{残りゲーム時間 170:00}
ハンター10体「!」テクテク
(海藤とのゲームが終了したため、10体全てのハンターが動き出した――)
(海藤とのゲーム終了後、八千代は骨眼鏡と別れ、単独行動を取っている――)
八千代「……無敵サングラスかぁ。いやサングラスじゃねーけど」
八千代「これは終盤まで取っておきたいわね……」
(そもそも終盤まで生き残れるのか――)
あやサン「いない、よね? ……」キョロキョロ
(その頃、あやサンはハンターに警戒しながら展示室の中を歩いていた)
ハンター「……」テクテク
(そんな彼女の近くに、ハンター)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あやサン「後3時間ぐらいもあるし……。やだなぁ、早く終わってほしい……」
ハンター「!」タッ
(見つかった――)
ハンター「……」テクテク
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(ハンターに全然気づいていない彼女。そのためどんどん距離を詰められていく)
あやサン「――え?」ポンッ
《日比野 綾 確保 〔残りゲーム時間〕》
残り 18人 [168:50]
あやサン「いつの間に来てたの……?;」
(油断大敵だ――)
ピリリリリ♪
モンブラン博士「『展示室にて日比野綾確保、残り18人』」
ジークフリート「ミッションに貢献してくれたのに可哀相じゃのぅ;」
(その頃、そうたは――)
そうた「ハンターいないなぁ……」
(ハンターに警戒しながら1Fの廊下を歩いていた)
そうた「まあそれはそれで万々歳なんだけどな!」
山田「おっ、ハゲのそうたさん、また会いましたね」テクテク
(そうた、また山田と会う)
そうた「アンタ! あの時は酷いじゃないっすか!」
山田「あの時?」
そうた「近くにハンターいないってデタラメほざきやがって! アンタと別れた後ちょっと歩いたら、ハンターとエンカウントしたんですよ!」
山田「え? そうなの? 悪い、ちゃんと確認してなかったわwww(ホントは確認してたけど)」
そうた「酷いっすよ!」
山田「まあまあ、シバティー島へのチケットやるから落ち着きなさい」
そうた「いらねーっすよ、キモイ生物とかゲテモノとかが存在する島なんぞ行きたくないっす!;」
(通販番組だけでなく、逃走中番組でも変なやり取りを交わす二人なのであった)
橙「残り165分……クリアまでまだまだ先ね」
(その頃、橙は誰もいない玄関ホールにてタイマーを見ていた)
※海藤とのゲーム終了後、海藤は指令室へ連れていかれました←
橙「ここまで生き残ってきたんだから、自首なんかしてられないわ!」
橙「しっかり逃げ切って、藍しゃまに褒めてもらうんだわ!」
橙「逃げ切ったら――」
------------------------------------------------------------------------------
(橙の妄想)
八雲藍(出典:東方project)「ちぇええええええええええええん!! 逃走成功おめでとおおおおお!(*^▽^*)」ダキッ
橙「藍しゃま、労いのお言葉ありがとうございますうううううっ(*^▽^*)」スリスリ
藍「今日の夕ご飯は奮発して高級ステーキだ!」
橙「わーい! 嬉しいですー!(*´▽`*)」ピョンピョン
藍「」ブッ!! ←鼻血出た
藍(やばいやっぱ橙滅茶苦茶可愛い///)←過保護
------------------------------------------------------------------------------
(現実)
橙「――ってことになるかも! よーし、頑張るわよ!」
(好きな藍しゃまのためにより気合を入れる、橙なのであった)
(その頃、The Protagonistは――)
The Protagonist「」コソコソ
(慎重に2Fの廊下を歩いていた)
The Protagonist「」コソコソ
(少年だが隠密する能力が高い、The Protagonist君。ていうか君久しぶりの出番ですね)
The Protagonist「」←曲がり角を曲がる
ハンター「」スタスタ ←曲がった先にいた
The Protagonist「」ポンッ
《The Protagonist 確保 〔残りゲーム時間〕》
残り 17人 [163:55]
The Protagonist「」ドンッ! ←不意打ちされて悔しくて壁殴った
(久しぶりに出たと思ったらすぐ確保ってなんか哀れですね)
ピリリリリ♪
夏風邪「『2Fの廊下にてThe Protagonist確保、残り17人』」
骨眼鏡「あー、アイツ確保されたのか」←ミッション①で一度合流したことある
(その頃、フィネ・アンデは未だに図書館のカウンターの下に隠れていた)
フィネ「まだまだゲーム時間あるね……」ドキドキ
フィネ「……図書館に全然ハンター来ないけど、ここってもしかして聖域なのかな?」
(たまたまそこにハンターが来ていないだけだ)
フィネ「まあ……。とりあえずここに隠密していようっと」
(非常に見つかりにくい場所だと踏んだ彼女、ここに隠れ続けることに決めた)
ベレス「……」テクテク
(その頃、ベレスは1Fの大食堂にいた)
ベレス「逃げ切ったらどうしようか。鉄の剣1000本購入して寮の自室に飾ろうかな」
(購入してどうすんすか)
ベレス「えーと……。逃げ切った勲章を飾る? みたいな?」
(もっと他に良いもんあるでしょう)
ベレス「ソウカナー?」
(ベレス先生、ちゃんとした物を購入してください)
(その頃、アルティメットまどかは――)
アルまど「……」テクテク
(1Fの廊下を歩いていた。曲がり角を曲がった先に――)
ハンター「!」タッ
(1体のハンター)
アルまど「そんな!」タッ
(咄嗟に逃げるも、至近距離で見つかったため逃げ切ることは不可能であった――)
アルまど「やだあ!」ポンッ
《アルティメットまどか 確保 〔残りゲーム時間〕》
残り 16人 [160:58]
アルまど「クロノスちゃん、ごめんねー!;」
(クロノスエボルに謝罪)
ピリリリリ♪
モンブラン博士「『1Fの廊下にてアルティメットまどか確保、残り16人』」
ベレス「あの子確保されたんだ……;」
マリー「どんどん捕まっていくわね……;」
『牢獄 DE トーク』
クロノスエボル「ああ、円環の理が確保されてしまったのね……;」←通知見た
カンナ(男)「誰?」
クロノスエボル「アルティメットまどかのこと」
カンナ(男)「なるほど、んでさ――」
かぐや「……(;・∀・)」←正座してる
カンナ(男)「かぐや、よくも皆を通報してくれたね――」
千花「……」
早坂「かぐや様……」
御行「……」
(全員、かぐやを冷たい目で見ている)
かぐや「ルールに従ったまでよ……」
野上「何やとぅ!」
三宮「まあまあ葵ちゃん、私が海藤とのゲームで彼女を撃ってあげたから、罰は与えたから落ち着きなさい。皆も!」
三宮以外全員「……」
かぐや「……私は謝りませんからね。謝るくらいなら最初からしていません」
洋輝「――やっぱ青汁飲ませたほうがいいかな?」←青汁用意
三宮「駄目」パシッ ←それ奪う
三宮「」ゴクゴク ←そして一気飲み
洋輝「おわっ! 一気飲み?(;・∀・)」
三宮「ふーっ、ごちそうさま――」
かぐや「……」
早坂「……罰は当たりましたけど、それで自分が悪事を働いた事実が消えることはないんですよね」
かぐや「」
早坂「酷いですよかぐや様。従者の私を通報するなんて。失望しました」
千花「かぐやさんのこと友達だと思ってたんですよ! 私通報されてませんけど! とにかく酷いですっ!」
御行「……」
かぐや「欲が出てしまいまして……」
千花「かぐやさん!!」
御行「落ち着け、お前たち。三宮も言っていただろう;」
(御行が早坂と千花を宥める)
かぐや「!」
千花「会長はムカつかないんですか? 会長もかぐやさんに通報された被害者なんですよっ!」
御行「確かに四宮は酷いことをした。……だがそれを責める気にはならん。責めても俺たちが復活できるわけじゃないからな」
早坂「……」
御行「序盤で捕まりたくなかったのは分かる」
御行「俺は正直、四宮が裏切り者に立候補していなかったら俺が裏切り者になっていた」
早坂、千花、かぐや「!」
御行「俺だって序盤に捕まるのは嫌だったからな。まあ今回俺、実際序盤で捕まったわけなんですけど」
御行「だから俺には四宮を憎む権利は無いし、責める権利も無い。というか、憎みたくない」
かぐや「会長……。会長は私を許してくれるのですか?」
御行「ああ、許す! ――お前が反省したらな」
かぐや「は、反省ですか?」
御行「お前が裏切り者だという事実こそ、四宮家の恥になるんじゃないか?」
御行「そうしたら四宮家の人たちに迷惑がかかってしまうだろう。それでもお前は反省しないのか?」
かぐや「……」
(かぐやの家にはハウスキーパー、プロの料理人、優秀なメイドなどがいる。その人たちが毎日かぐやの世話をしている)
かぐや「……」
(毎日世話をしてくれる人々に迷惑はかけられない、と判断した彼女は――)
- Re: 逃走中 ~月光の下の幽遊白書~ ( No.109 )
- 日時: 2020/06/17 17:44
- 名前: ウィオ (ID: fYNkPhEq)
かぐや「……ごめんなさい」
かぐや以外全員「!」
(かぐや、反省することにした――)
かぐや「もう皆さんに迷惑をかけたりしません。もし次裏切り者になれ、と言われても立候補など絶対にしません!」
御行「四宮……」
千花「かぐやさん!」
早坂「かぐや様……」フフッ
(反省してくれて安心し、笑った早坂)
御行「いいんだ、これからしないのなら」
かぐや「――私は会長にも迷惑をかけてしまいました。こんな私でも、いつもみたいに生徒会で一緒に仕事してくれますか?」
御行「ああ、仕事するぞ」
かぐや「フフ、ありがとうございます! 会長は優しいところも、目つきが悪いところも素敵で――あっ///」
御行「おお、「素敵」だと? 誉め言葉ありがとう」ニヤリ
かぐや(しまった、口を滑らしてしまいました――!///)
かぐや「そ、それは冗談ですっ!///」プイッ
御行「ほう?」フフ
かぐやと御行以外全員「」ニヤニヤ
【四宮かぐや、御行が許してくれたところで気が抜けてしまい、正直な気持ちを伝えてしまった――!】
konakun.(恋愛キタコレキタコレ(*'ω'*))
※以前konakun.さんが言っていたラブコメ展開、今回やってみました←
プ~~~~~~~ン……
御行「」クンクン
御行「なあ、何か臭うんだが」
かぐや「――あ、確かに。一体何の臭いなんでしょ――うおおおっ!!?;」ビクッ
三宮「オウエエエエエエエッ!!;」ゲロゲロ
(かぐやが見たのは、嘔吐してる三宮の姿であった)
三宮「あの青汁、ゲロマズっ……オエエッ!!;」ゲロゲロ
洋輝「なんかごめん、三宮;」
御行「と、とりあえずアイツのゲロ拭き取るぞ! 四宮も手伝ってくれるか!?;」
かぐや「は、はい! 分かりました!;」
-----------------------------------------------------------------------------------
(その頃、指令室にて――)
コーネリア「牢獄が何か盛り上がってますねー」
(コーネリア、モニターで牢獄の様子を見ていた)
※因みに海藤優はドラノールにギャラ(10万円)を貰って元の世界(幽遊白書の世界)に帰りました
ガートルード「仲良しな事で。それはそうと、そちらはもうミッション考えてあるんですか?」
ドラノール「ハイ。今回も変わったミッションデス」ピッピッピ
(モニターを操作して『ミッション⑥』を発動させた――)
-----------------------------------------------------------------------------------
{残りゲーム時間 155:00}
ピリリリリ♪
モンブラン博士「『ミッション⑥』!」
八千代「『地下室に巨大なゲーム機が出現した』」
明石「『残り150分までに10人の逃走者がそこへ集まらないと、ハンターが5体追加されてしまう』」
夏風邪「『因みに誰が地下室に来ても構わない』」
≪MISSION⑥ 地下室へ集まれ≫
地下室に巨大なゲーム機が出現した。残り150分までに
10人の逃走者がそこへ集まらないと、ハンターが5体追加されてしまう。
10体から15体となるわけである。因みに誰が地下室に来ても構わない。
夏風邪「地下室にゲーム機か……」
ベレス「一体何をするつもりなのだろうか……」
骨眼鏡「ゲーム機か……。ゲームをやらせるつもりなのか?;」
――そして、5分後
{残りゲーム時間 150:00}
-----------------------------------------------------------------------------
【地下室】
骨眼鏡「……」
明石「……」
夏風邪「……」
マリー「……」
イモウト「……」
モンブラン博士「……」
ジークフリート「……」ドキドキ
八千代「……」
ベレス「……」
橙「……」
翠星石「……」
(骨眼鏡、明石薫、夏風邪、マリー・デイヨン、イモウト、モンブラン博士、ジークフリート、轟八千代、ベレス、橙、翠星石の11人が集まった)
明石「何で翠星石がここにいるんだよ、お前はさっさと牢獄へ帰れ;」ポイッ
翠星石「あーれー」ヒュウウウウン ←投げ飛ばされた
(気を取り直して、骨眼鏡、明石薫、夏風邪、マリー・デイヨン、イモウト、モンブラン博士、ジークフリート、轟八千代、ベレス、橙の10人が集まった)
???「うん、10人いるね」テクテク
骨眼鏡(! この声、どっかで――)
(10人の目の前に現れたのは――)
???→天沼月人(出典:幽遊白書)「さて、ゲームを始めよっか」
(天沼月人という、少年であった)
モンブラン博士「ほう、子供か。大方予想はついているのだが、ここにゲーム機があるということは、私たちはゲームをしなければならないということか?」
天沼「その通り。君たちにはオレが用意したゲームをプレイしてもらう」
骨眼鏡「何をやらせるんだ? ゲームバトラーか? スリーセブンか?」
天沼「違うね」
八千代(ゲームバトラー? スリーセブン? 何それ?)←またもや分かってない
天沼「君たちにやってもらうのは――」
(果たして、ゲームの内容は――)
残り逃走者……フィネ、ベンベン、マリー、山田、そうた、モーザ、明石、ジークフリート、イモウト、
ぺんぐいん、八千代、橙、ベレス、モンブラン博士、夏風邪、骨眼鏡の16人。
-------------------------------------------------------------------------------------
【勇者パーティー&ゲスト・トーク】
カンナ(男)「今回のコーナーはぼく、カンナと――」
翠星石「翠星石がお送りするですぅ!」
カンナ(男)「今回来ていただいたゲストはこちら!」
~138人目・エルシャール・レイトン~
レイトン「やあ。僕は英国紳士のレイトンだ」
カンナ(男)「英国紳士って聞くと何かカッコいいよねー、ところでレイトンは確かゲーム「レイトン教授シリーズ」のキャラだよね?」
レイトン「当然さ。というか「レイトン教授シリーズ」なんだからレイトンが出てないとおかしいでしょ」
カンナ(男)「ごもっとも;」
翠星石「なんかムカつくのでぶっ飛ばしていいですか? 点目野郎」
レイトン「今の何処にムカつく要素があったのだい?;」
カンナ(男)「まあまあ翠星石。えっと、レイトンは謎解きが好きなんだよね?」
レイトン「ああ。謎解きも好きだ。ルークと一緒に数々のミステリーを解決したりもしているよ」
カンナ(男)「おおっ、凄いなぁ!(*´▽`*)」
レイトン「当然さ。英国紳士としてはね」←これが口癖
翠星石「片付けは苦手ですけどねw」
レイトン「いいんだよ。個人的には散らかっているほうが快適だ」
翠星石「お前英国紳士としてそれはどうなんですか?;」
レイトン「おだまらっしゃい♪」
カンナ(男)「レイトンはウィオ版逃走中に初登場したのは、第25回「逃走中 ~月光の下の幽遊白書~」だよね」
レイトン「ああ。因みに特に大した活躍は出来なかった」
翠星石「今度また出られるといいですね」
レイトン「ああ」
カンナ(男)「さて、今回のコーナーはこれで終わりだよ」
翠星石、レイトン「ありがとうございました」
続く
- Re: 逃走中 ~月光の下の幽遊白書~ ( No.110 )
- 日時: 2020/06/17 22:00
- 名前: ウィオ (ID: fYNkPhEq)
「ゲームマスター」
天沼「ドンキーコング64のモンキースマッシュをやってもらうよ」
マリー「何よ、それ」
天沼「それを今から説明するよ。ルールは以下の通りだ」
【モンキースマッシュ・サバイバル】
1.時間は無限。最後まで生き残った人の勝ち。
2.倒されると強制失格となり、牢獄行き。特殊能力の使用は禁止。
3.銃と爆弾が支給される。
4.弾数の上限は、通常弾が50発、ホーミング弾が10発。
5.爆弾は20発まで所持可能。
6.銃弾と爆弾はステージ内にも転がっている。取っても一定時間で再出現し、何度でも補給可能。
7.最後まで生き残った逃走者には冷凍銃3丁をプレゼントする。
(一部wikipedia引用)
天沼「原作(ドンキーコング64)を改造してルール変えてるけどご了承を♪」
夏風邪「なるほど、サバイバル戦か」
骨眼鏡「ちょっと待て、こんな狭い中でやらせるのか?」
天沼「そんなわけないじゃん。君たちにはサバイバル用のステージでサバイバルをやってもらうよ」
イモウト「ほう、サバイバル用のステージとは?」
天沼「オレの特殊能力は「遊戯者」。ゲームの内容を忠実に再現することができるんだ」
天沼「だからステージも忠実に再現できる」キュイイイン
(天沼は特殊能力を使って、ステージを作り出した――)
--------------------------------------------------------------------------------------
【ステージ】
明石「……! ここは……」
(高台と水路がある中央エリアと、スロープが延びる小部屋に分かれているステージだ)
明石「そうか、アイツの能力か!」
(その時、何処からともなく声が聴こえてきた)
天沼『さあ、サバイバルゲームの始まりだよ! 因みに銃弾食らっても血は出ないから安心しなよ。勿論痛みは普通に感じるけど。みんな思う存分戦ってねー。言いたいことはそれだけだ』
(天沼の放送が終わった)
明石「へっ、上等だぜ! 絶対に勝ち抜いてやる!」
(因みにスタート地点は全員バラバラである)
【モンキースマッシュ・サバイバル スタート】
マリー「このオレンジ……爆弾なのよね?」
(一方、マリー・デイヨンは支給されたオレンジをまじまじと見ていた)
マリー「どう見てもただのオレンジにしか見えないけど……本当に爆発でもするのかしら?」ポイッ
(マリーはとりあえず壁に向かって投げてみる)
オレンジ「」ドゴオオオオオオンッ!!
マリー(本当に爆弾だった; どうなってんのよこのオレンジ;)
ベレス「ここは戦場だ……気を引き締めていかないとな……」
(戦いの世界出身である彼女、気合を入れる)
ベレス(敵は何処からやってくるか分からないからね……)
(その頃、明石薫は――)
明石「出てこいや! 敵ども!」
(堂々と歩きながら注目を集めようと大声を出している彼女)
明石「オイオイ、全然来ねーじゃないか! あたしが怖いのか? ああ?」テクテク
マリー「出てきたわよ」テクテク
明石「おおっ! マリー、だったっけ?」
(マリー・デイヨンがやってきた)
マリー「ええ。私は吟遊詩人のマリー・デイヨン。吟遊詩人だけど、戦いの心得もそれなりにあるのよ」
明石「へえ、じゃあ見せてもらおうじゃねえか、その心得ってやつを!」
マリー「ええ」
{明石薫 VS マリー・デイヨン START}
明石「そらよっ、オレンジ攻撃だー!」ポイッ
マリー「!」タッ
(マリーはオレンジを避ける)
明石「」ニヤリ
ズドオオオンッ!!
マリー「ぐっ!!」ベシッ
(避けたところを明石に撃たれたマリー。明石はマリーの行動を先読みしたのだ)
マリー「……!!」グググ
(マリーは足を撃たれたため、歩くことも走ることも出来なくなった)
明石「お前綺麗だけどタイプじゃないから即排除な!」
マリー「え!?」
ビシビシビシッ!!
マリー「あぐあっ!」ドサッ
《マリー・デイヨン 強制失格》
残り 15人
マリー「」シュウン
(敗北したら直ちに牢獄へ転送される)
明石「ハハ! 楽勝だったな! この調子で他の奴らもぶっ潰していくか!」
(その頃、イモウトは――)
イモウト「水路の中にも銃弾が落ちているのか……」
(高台を囲っている水路の様子を見ていた)
イモウト「まあ今は全部満タンだから補充する必要は無いか……」
(そこに――)
橙「あっ、イモウトー!」タッタッタ
(橙がやってきた)
イモウト「お前は……橙か」
橙「だいだい、じゃなくて「ちぇん」よ」
イモウト「おっと、ごめん」
橙「いいのいいの、初見で私の名前を読めなかった奴はこれで100人目よ」
イモウト「だろうな。それはそうと、私に一体何か用かね?」
橙「貴方と一緒に組みたいの。貴方って試練のターゲットを全部壊したのよね?」
橙「すべてのターゲットを迅速に壊せるのなら、瞬発力とかが凄そうだし……とにかく、頼もしそうなの!」
イモウト「別に構わんが、私がターゲットを全て壊したというのは誰から聞いた?}
橙「スマホでそこの部分読んだ」
(スマホで俺の逃走中読み返す奴多くないか)
イモウト「ああそうかそうか」←ツッコまない
橙「それに動物同士で気が合いそうだもん!」
イモウト「お前は動物というか妖怪じゃないのか。まあお前は「猫」の妖怪だから間違ってはいないか」
イモウト「とにかく動物同士なら確かに馬が合いそうだ。分かった、お前と行動しよう」
(イモウト、橙と行動することにした)
橙「わーい! ありがと――」
ズドンッ!!
橙「――えっ」ドサッ
(突如背中を銃で撃たれ、倒れた橙)
《橙 強制失格》
残り 14人
イモウト「橙!? ――はっ!」クルッ
(イモウトは自分たち以外の気配を感じ取り、上を向く――)
モンブラン博士「……」
(そう、モンブラン博士が高台から橙を狙い撃ちしたのだ)
- Re: 逃走中 ~月光の下の幽遊白書~ ( No.111 )
- 日時: 2020/06/17 22:01
- 名前: ウィオ (ID: fYNkPhEq)
イモウト「なっ――!!」
モンブラン博士「スナイプ成功だ」ニヤニヤ
イモウト「お前! コソコソと撃つなど卑劣な真似を!」
モンブラン博士「戦いは勝てば良いのだ! 次始末されるのは貴様だ!」ガシッ
ポイッポイッ ズドドドドドド!!
(モンブラン博士はオレンジを投下した後、銃でイモウトを狙い撃ちした――)
イモウト「!!」ダッ
(なんとイモウトはそれを全て回避した)
モンブラン博士「何っ!!」
イモウト「」ジャキッ
(イモウトは移動しながら素早く銃を構える――)
イモウト「卑劣な真似を働いた報いを受けさせてやる」ズドンッズドンッ!!
モンブラン博士「っ!!」ビシッビシッ
(銃弾がモンブラン博士の両肩に当たる)
モンブラン博士「ぐっ……やるな、貴様……」ドサッ
《モンブラン博士 強制失格》
残り 13人
イモウト「橙、やったぞ……!」
(その頃、ジークフリートは――)
ジークフリート「……」テクテク
(いつにも無く真面目な顔をしながら、敵を探していた)
ジークフリート「戦場で気を緩めば命取りじゃ。さあ、来るなら来い……!」テクテク
(彼女は戦場だと、いつものような呑気な性格から真面目な性格となる――)
明石「!」
(そこに明石薫がやってきた)
明石「おい、ジークフリート! 勝負だ!」
ジークフリート「いいじゃろう」キッ
明石「……へっ、目がマジだな! どうやらガチでこのサバイバルゲームを生き残りたいようだな!」
ジークフリート「勿論じゃ。言っておくが一切躊躇せんぞ。戦場で迷う=DEADじゃからな」ビュンッ
(ジークフリートはオレンジ爆弾を明石に向かって高速で投げつける)
明石「へっ!」ガシッ ポイッ
(それを素早くキャッチし、投げ返したジークフリート)
ジークフリート「!」スッ
ドゴオオオンッ!!
ジークフリート「チッ!」
(それを間一髪で回避したジークフリート)
明石「そこだ!!」
ジークフリート「!!」
(そこへすかさず明石は銃を連射する――)
ズドドドドドドドド!!
(銃弾10発をまともに食らったジークフリート)
明石「ハハハ! 勝負あった――えっ?」
ジークフリート「……」ズドドドドドド!!
(なんと10発食らったのに平気で立っているジークフリート。ジークフリートは明石が撃ち終わった後すぐに銃を撃った――)
明石「がああっ!!」ドサッ
(避ける暇が無かったため、銃弾10発全てをまともに食らってしまい倒れた明石)
《明石 薫 強制失格》
残り 12人
ジークフリート「人間風情が神話の英雄に勝とうなど千年早いのじゃ!」
(神の住む世界出身のため、人間の小道具など痛くも痒くも無いようだ。ジークフリート本人はなるべく当たらずに倒しかったようだが)
(一方、夏風邪と八千代は――)
八千代「夏風邪。私と勝負しましょう?」
夏風邪「……いいだろう……」
(戦いをおっぱじめようとしていた)
八千代(絶対に最後まで生き残って、冷凍銃3丁を獲得してやるわ!)ジャキンッ
(無敵サングラス(海藤のメガネ)の他に、冷凍銃も欲しがっている彼女。相当逃走中を有利に進めたいようだ)
夏風邪「……はっ!!」ズドンッ
(夏風邪、銃弾を撃つ――)
ビシッ
八千代「痛っ!」
(彼女の肩に命中した)
八千代「ふっ!」ズドンッズドンズドンッ!!
(そして彼女は銃を3発撃った。夏風邪の真横に)
夏風邪「……? どうした、何処を撃っている……」
(勿論3発とも当たらなかった)
八千代「」ニヤニヤ
夏風邪「……な、何故笑っている?」
(その時――)
ゴオオオオオオオオオオ!!
夏風邪「!?」クルッ
(八千代の撃った弾が夏風邪の背中に迫ってきていた――)
夏風邪「なっ!?」ビシビシビシッ
(その弾が全て背中に命中した)
夏風邪「があっ!!」ドサッ
夏風邪「……八千代! 一体、何が、どうなって……;」
八千代「さっき水路でホーミング弾を調達したのよ」
※ホーミング弾……相手を追尾する弾。
夏風邪「……マジか……! だが俺は負けるわけには!」スクッ
(夏風邪は立ち上がり、オレンジを投げつける)
八千代「それっ!」ズドン
ドガアアアアアアアアアアアアン!!
夏風邪「!!」
(八千代はそこから一歩も動かず、夏風邪の投げたオレンジ爆弾をホーミング弾で撃って爆発させた)
八千代「これでおしまいよ」ズダダダダダ
(そして彼女は夏風邪に向けて銃を連射した)
夏風邪「があっ!」ドサッ
《夏風邪 強制失格》
残り 11人
八千代「ホーミング弾、最高だわ!」ニコッ
(ファミレスのフロアチーフ、意外に強い――)
【現在このサバイバル戦で生き残っている逃走者は、骨眼鏡、イモウト、ジークフリート、八千代、ベレスの5人】
残り逃走者……フィネ、ベンベン、山田、そうた、モーザ、ジークフリート、イモウト、ぺんぐいん、八千代、ベレス、骨眼鏡の11人。
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【勇者パーティー&ゲスト・トーク】
御行「今回のコーナーは家があんま裕福じゃない、白銀御行と――」
アプール「ウィオ版逃走中でたまに食われそうになるリンゴのアプールがお送りいたしまっす」
御行「今回のゲストはこちらだ」
~139人目・ベロア~
ベロア「……どうも」
アプール「ベロアは確かゲーム「ファイアーエムブレムif」に登場するキャラだよね」
ベロア「はい。私はガルーです。ガルーとは狼と人間を混合した種族のことです」
御行「ほう、狼と人間のハーフみたいなものか。何だか強そうだな」
ベロア「まあ私こう見えて結構強いですよ。怪物に変身できますし」
アプール「ああ、そういえば第12回でそれに変身して僕を食ってくれたね」
ベロア「結構美味しかったですよ? アプールは。また食わせてくれませんか?」
アプール「誰が!」
ベロア「そうですか。じゃあ落ちてる肉でも食べましょうか」
御行「落ちてる肉なんか食ったら腹壊すぞ;」
ベロア「私そういうのが好きなので平気です。それだけでなく、部屋のホコリとか、鉄の破片とかも大好きです……」
御行(すげえ変わった奴だな……; まあ趣味嗜好は人それぞれだが)
御行「ベロアがウィオ版逃走中に初登場したのは、第1回逃走中「FEif子世代で逃走中」だったよな?」
ベロア「はい。私こう見えて今までウィオ版逃走中に参戦してきた人たちの中では最古参なんですよ」
ベロア「まあカンナ(男)、ミドリコ、ディーアなど、最古参はいっぱいいますけどね……」フフ
アプール「僕より登場が早かったのか……」←アプールは第4回が初
御行「俺の大先輩だな……」←第23回が初
アプール「さて、今回のコーナーはこれで終わりだよー」
ベロア、御行「ありがとうございました!」
続く
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