二次創作小説(新・総合)

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スティングの恋
日時: 2021/07/22 20:33
名前: ツキナ (ID: jQF4W0MP)

剣咬の虎 初小説

Re: スティングの恋 ( No.18 )
日時: 2021/07/24 08:45
名前: ツキナ (ID: jQF4W0MP)

十八章

数日が過ぎてある情報が入る
それはフェアリーテイルの解散だ

「良かったよテナ不在で」

どうやら何かあった見たいで
その情報が先に剣咬の虎に入った

「確かに聞いたら暴走しかねないな」

まぁ暴走はしないだろうが落ち着かないだろうな
前まで所属してたギルドだ
そこへ遅れてテナが戻って来た

戻って来たテナは物凄い傷だらけだ
深い傷は自分で手当したのか止血されてる
そしてドサッと崩れた

「テナ!? 大丈夫か」

急いで手当をと言う
こんな傷は今までない
しかも怪我をして戻って来る事は無かった

「酷い傷だな てか誰にやられたんだよ」

何も答えたないテナ
話したくないのかそれともと言った
怪我が治るまでは居ろよと言うスティング

途端にテナが口を開く
大丈夫と言った
けどと言ったのだ

「流石にその傷では無茶ですよ」

その言葉に平気と言った
スティングがテナまさか解ったのか隠れ里と言ったのだ
その言葉にピクッとなる

まさかとは思うがと言った
途端に首にかけあったペンダントをスティングに渡す
テナ様とユキノが言ったのだ

「良かったこっちに害がなくて 気になったから戻って来ただけ」


「テナ ペンダントをスティング預けて良いのか」

また無言になる
テナはスティングにそのペンダントを預けると言ってまたでかけた
その光景がなんだか儚く消える光の様に感じたのだ

害がなくてと言ってたなとオルガが言った
大切なペンダントを預けるなんてよっぽど信頼されてるんだなと言ったのである

嫌、違うとローグが言った
どう言う事だとルーファスが言ったのだ
もしかしたらその隠れ里で何かあったのかも知れない
そしてあのペンダントがもう1つ存在したら
流石のテナだってキツイ筈

魔力と攻撃力がダブルで上がったら負担が大きすぎる
そして害がなくて良かったと言っていたのはと言う

「俺達に被害がと言う事だろうな」

「つまり テナは隠れ里で誰かとやりあってると言う事だ」

助けに行かなくて大丈夫ですかとレクターが言った
確かにあの傷を見たらなと言う
どうするんだスティングと言ったのだ

行くに決まってるだろと言う
それに今行かないと匂いが消えちまうからな
確かにそれは言えそうだなと言った

さっきの傷でそう遠くへはと言いたいが
変身魔法で飛んで行ってる可能性が高い
ローグは下から俺は上からだ

解ったと言うと全員でギルドを出た
あのテナの傷は尋常じゃない
誰かと交戦してないとつかないからだ
フェアリーテイル解散がテナの耳に入らなかったのは
多分隠れ里で誰かと戦闘中と言う事

不幸中の幸いとは言うけれどあの傷はヤバイ
何処からどう見ても死にに行く様な傷だ
間に合ってくれと願い急いだのです

Re: スティングの恋 ( No.19 )
日時: 2021/12/08 14:22
名前: ツキナ (ID: L0JcGsyJ)

十九章

ここは氷一族の隠れ里
交戦してる相手は水一族

「絶対に血を流すな」

そう叫び出す
それを仲間達に伝えた

「解った けどこいつら何処から沸いて来てんだ」

敵の数はかなり多い
こちらは21人だ
遠距離攻撃力が要だがそれもいつまで持つか

今は無理矢理身体を動かしてるに過ぎない
どうにかしなければならない
魔力はともかくとして体力が何処まで持つか

限界を超えてるのもいる
この数を相手にしながらSOS信号弾を上げるのはかなり難しい

「テナ このままじゃ持たない」

そう言ったのはルークだ

「仕方ない 前衛と後衛で交代交代で攻撃」

丁度その頃スティング達は近くに居た
仕事帰りのミネルバもいる
話をしながら進んでいくとこっちだとスティングが言う

そこに飛び込んで来たのは戦況が思わしくない場所だった
ここが隠れ里ですかって寒っ
中心にテナを見付けたのだ
僅か21人であの軍勢を相手にしてるとは
不利と解っていてもやらなければならない

ローグとスティングが言う

「おい、ここでアレを使うのか」

「距離的には問題ないが 大丈夫か」

ホーリーレイだとテナの仲間までやりそうだしなと言う
確かにそれはそうだがと言った

テナはある魔力を感じていた
それは本来ここに無い筈の魔力だ
そして全員後ろへさがれと言う

その途端だ

「聖影竜閃牙」と言う2人の声が聞こえた

白と黒の閃光弾がそこをぶったぎる様に駆けた
その魔力の元へ目をやる
そこに居たのは紛れもなくスティング達だ

テナの声が無ければ多分巻き添えになってた
テナーとスティングの声が響いたのだ

テナがルークに一時指揮を任せると言う
解ったと答えると駆け付けたスティングがいた
巻き込みたくなかったからなのにどうして来てくれたの

お前の匂いを辿ってなとローグが言う

「テナ 助けてほしいなら言えよ 俺達そんなに不甲斐ないか」

それはと言葉に詰まった

「仲間じゃないですかテナさん」

一瞬あの時の事がまたフラッシュバックしかけたんだからな俺
その言葉で涙がながれた
良く耐えたじゃねぇーかと言う

途端にテナと声がした
全く使いたくなかったのになと姿が変わった
その姿はまるで氷を纏った姿

「まさか2つ目の姿になるとは驚いた」

その言葉に固まるスティング
ちょっと待ってくれお嬢2つ目の姿ってと言う
ミネルバから氷の一族がもう1つ姿をすると聞かされた
しかしその変化への詳細は不明と言ったのだ

それじゃ俺達は半分片付けるするかとオルガが言った
スティングとローグはテナについてろ
いくら2つ目の姿とは言えいつまでもつか解らん

しかし誰一人として血を流していないがとルーファスが言った
テナから氷暗ヒョウアン竜の封印が解けるからと言ったのだ
その竜は全てを氷と暗黒の世界に変える危険竜
その封印を解くのが氷一族の血と言ったのである

半分以上封印が解けかけてるから急がないとならないと言う
だから血を流していないのか

「水一族のあんたがなんでこの隠れ里を知ってる 答えろジェマ」

目線の先にはテナと歳が変わらない少女がいる
少女は解らないか流石にと右肩を見せた
あれは氷の紋章じゃないかと言う

あんたまさかジエルかと言った
破門を受け追放されたあんたが何の用なのよと言う
破門と追放ってとユキノが言ったのだ

隠れ里の中には入ってはいけない場所があるのと言った
その場所は昔先祖がある魔物を封印した場所
そこへ入り禁忌に触れた為破門になったのだ
しかしそれだけではたりず封印された魔物にも手をだし追放と言う

「その魔物と禁忌って一体なんなんだ」

「低魔力のラクリマを持った魔物とそれを操る宝珠」

低魔力のラクリマを持った魔物とローグが言った
その名の通り通常の魔力を低魔力に落とすと言う
魔力欠乏症になりやすくいくら魔力を上げるペンダントを持ってても
魔力を使う事ができなくなると言った

なんつうもんが封印されてんだよそこはと言う
けどまさか水一族に弟子入りしてたのは驚いたと言った
ジエルはどうすんのさ他も持たないよと言ったのだ

大丈夫さっき全員に攻撃を辞める様に伝えたからねと言う
それってまさかと言った
ほぼ体力の限界だからだ
けどあんたを倒すまではと言った

「テナ フラフラじゃねぇーかよ 後は任せろ」

ユキノ レクター フロッシュはテナについててくれと言う
魔力があっても流石にその傷じゃ数分も持たない
傷の手当をしてますよと言ったのだ

Re: スティングの恋 ( No.20 )
日時: 2021/07/31 23:44
名前: ツキナ (ID: n/98eUHM)

二十章

何とか片付いたぞとオルガが来た
テナの傷は何とか手当できたのだ
その途端に地響きがしだす

物凄い揺れですけどと言う
その地響きも束の間何かが叫ぶ声が

「テナ 大丈夫か 顔が青ぞ」

さっきの声は一体

「封印が解けたんだ まさかジエルの奴、禁珠きんじゅを使ったのか」

まずい早く封印しに行かないとと言う
その身体では無理だ
無理に動けば血がと言う

ルークが全員集めてこちらに来た
封印は氷魔法じゃないと無理だからなこればっかりは
それとまだ潜んでる敵がいるかも知れないと言ったのだ

ミネルバが何あれだけではないのかと言う
感じるんだよ他の魔力をと言ったのだ

「スティング テナ達と行け 流石に状況が状況だ」

「あの狂った奴と敵は俺達に任せろよ」

解ったと言って氷暗竜の元へと急いだ
地下まで来るとその気配がより強くなる
そして叫び声がした

氷暗竜とはこいつなのかと驚く
外へ出ないうちに封印するよと言った
その言葉に反応して周りに氷の壁を造る

動きを止められたらとテナが言った
それならまかせろとスィングの声がしたのだ
実際に効くかは解らないが微粒でも効けば良い方である
スティングの光りの聖痕が氷暗竜にかかったである

氷暗竜が何と言った
効いてるのかと思ったのだ
それもその筈ペンダントを付けてるから

流石にこれなかったら危なかったかも知れない
冷気が一気に上がる
そしてその勢いに合わせて封印していく
数分後封印を完了した

ドサッとテナは倒れた
やはり無理してたんだなと抱える
テナ以外は何とか気力で立ってるのだ

地上に出ると大丈夫だったかと言う
何とかなと言った
無事に封印がすんで安心したのかテナが倒れたと言ったのだ

「こちらも 捕まえたから問題ない」

離せと言ってるのはジエルだ
どうするこいつと言った
とりあえず牢にいれとくしかないだろ
判断はテナが目を覚ましてからだと言ったのです

Re: スティングの恋 ( No.21 )
日時: 2021/09/27 12:58
名前: ツキナ (ID: Ib5HX0ru)

二十一章

ギルドに戻って来たのは夕方だ
しかしこれでようやく終わったのかと言う
牢屋にジエルを放り込んでからテナの傷を見る

「しかし 良くこんな状態で」

傷は悲惨過ぎるものだ
暫くは起きないだろうな
あれだけの体力と魔力を使ったのだから

ペンダントはスティングが持っていれば良いだろ

「スティング君 帰りましょうよ」

確かにこれほど疲れた事はない
けどテナをどうするかだ

「スティングが面倒を見た良いだろ」

俺と言った
確かに適任だしなと言う
解ったよと言ったのだ

牢屋の奴も気になるし誰かいた方がと言う
それならドーベルガに任せていいだろうと言った
空のギルドを乗っ取られる心配もない

帰宅するとレクターがスティング君目が覚めますよきっとと言う
確かにそうだなと寝かせた
傷の手当もしなければならないので一旦離れる

クイッと何かに引っ張られた
それはテナだ
無意識なのかも知れない

その手をそっと布団に置く
手当箱が見付かり見える範囲で手当をしていく
レクターには氷水を持ってくるようにたのんだ
火傷の跡もある為である

「持って来ましたよスティング君」

「サンキューなレクター」

言えこれぐらいどうって事ありませんよと言う
テナの手当を終えて夕食作り
2つ目の姿を見た時驚いた

詳細は不明と言ってたがまさかな
早く目が覚めてくれないかと願った

あれから数週間が過ぎた
現在はギルドに居る

「まだ 起きないのですかテナ様」

あぁ全然ピクリともなと言う
今は医務室に寝かせてる
でっローグは牢屋の奴と話していた
目的が氷暗竜なのかと言うことかだ

スティング心配なのは解るが手を動かせと言った
動かしてると言う
俺は書類の山と格闘してる

これでも半分済んだ方だ
さて、仕事にでも行ってくると出掛けていく
そしてギルドは静かになり2人きりと言ってもレクターもいるし

賑やかなのが静かだとなんか落ち着かない
書類の手を止めてテナの様子を見に行く
まだ目を覚ましてない

「スティング君 僕が側に居ますから」

何気ないレクターの優しさが嬉しい
さて書類を片付けないと目が覚めたテナに顔向けできない
その意気込みで残りの書類を片付けに向かった

Re: スティングの恋 ( No.22 )
日時: 2021/07/25 14:07
名前: ツキナ (ID: jQF4W0MP)

二十二章

2ヶ月が過ぎた
テナは回復してきたのだ
まだ傷が痛そうだが何とかなってる

「テナー 俺無茶苦茶心配したんだからな」

そう言って泣くのはスティングだ
全くお前は少し落ち着け
これでも落ち着いてるんだからなと言う

「嫌、全く落ち着いてない」

レクターの事とテナの事になると落ち着きがなくなるからなと言う
何だとローグこの俺が落ち着いてないとでも言うのかよ

あぁその通りだと言う
あのお2人共喧嘩はと言った

「スティング達が来たお陰でもう1つの奥の手使えなかったじゃない」

もう1つの奥の手と首を傾げる
レクターがもしかしてあの時のと言う
ルーファスから確かにあったねと言った

ミネルバがついていけない
その説明をユキノがした
理解したのかなるほどなと言う

「あの時はビックリしたぜ 2人の間に割って入るもだからな」

そうテナにはもう1つの奥の手があったのだ
あれはミネルバが戻って来る数日前
2人は喧嘩をしていたのだ

ただの言い合いと取っ組み合いならオルガ達でも止められる
しかしその日の喧嘩は魔法を使ってたので止めるに止められずだったのだ
それを止めたのがテナなのだがその時に2人の魔力を身体に取り入れてしまっていたのである

「つまりそれって 心配不要だったのか」

「多分そうだと思いますよ ハイ」

フロ~もそう思うと言った
けどあの大人数をと言ったのだ
秘策でもあったのかもある

それはひ み つと言ったテナ
それよりスティング何で鼻血がでてるんだと言う
えっと固まる
確かに出てるなと言った

まさか2つ目の姿を想像してるとか言わないだろうなと言う
そんな事ないからなと言った
どうだかなと言ったのだ

「明日には動けそうだなこの回復なら」

確かに2ヶ月でここまでの回復なら動けるも時間の問題ない
後は無理しない事だ

牢屋のあいつは何も話さないとからなと言う
ジエルは無言を突き通すつもりなのかと呟く
その答えに解ったと答えたのです


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